ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

2021年振り返り(新型コロナ・新旅スタイル・驚愕ディナー)

今年も新型コロナに明け新型コロナに終わりそう。第一次世界対戦や第二次世界大戦の時もこんなかんじだったのだろうか。開けない夜明けはない。わかる。

しかし夜明けはいったいいつ来るのだろう。

待ちかね、一筋の光明が差したかと思えば打って変わって暗転…の繰り返し。

間隙を縫って!? 遊びに行った。

来年の今頃は、今よりもっと良くなっていますように。

memory2021

 

 

ひとまずコロナに命を奪われることはなさそうだ

得体のしれない新型コロナウイルス。 あれもダメこれもしちゃいかんと事細かに日常生活に制限が入り拘束されるのが何より辛い。

新型コロナウイルスのせいで職を失うとか生活の根幹を揺るがすような減収もなく、表面、コロナ前と同じ生活をさせていただいてる。

「マスクきちんとかけてください」「感染拡大地域には行かないでください」等々のありとあらゆる干渉 (厳密にいけば拘束力はない) もことさらに鬱陶しく聞こえるのは自分が恵まれすぎているからだ。贅沢言っちゃバチがあたる。ガマンガマン忍耐忍耐…の日々が2年間続いている。こんなのストレスなんて言っちゃいけないんですよ。のストレスを、いったいどこで解消すればいいんだろう。

去年の今頃は「ワクチン、とにかく早く打ってくれ~」と思い詰めていた。

夏頃には両親、10月には自分のワクチンがやっと終わり、

 

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気をつけてさえいればそう簡単には新型コロナに罹患することはないし、万が一罹患しても風邪レベルで軽く済むのであろう…。

の安心感は何者にも代えがたく、去年から入りっぱなしだった肩の力がふっと抜け

12月は住んでるエリアの毎日のコロナ感染者も0とか1とか。病床使用率は0.8%です、なんて速報値が流れる。

この冬を乗り切れば新型コロナもそろそろ終わりか、と甘く見ていたら。

 

オミクロン株には一発ガツンとやられてしまった。

変異株が突然現れた途端に鎖国の扉!? は再び厳しく閉ざされる。

急転直下で情勢が変わりもろもろの生活環境がランダムで予測不可能ではお話にならない。

やつばり、気軽に行きたい場所に行けるのはまだまだ先なんだろうなあ…。お先真っ暗ですよ。もう…。

進めど進めど見えないトンネルの出口。

それでも、

「今は前とどう違うのか」「今は何をすべきなのか」

の情報は2年前の今頃よりは、伝える側も受け取る我々も手慣れてきた。

集中力を途切れさせず、感染予防。もう無理だ、やりたくない!!!

とブログを「王様の耳はロバの耳」に使わせていただき、

お金をもらうためだと自分に言い聞かせて出勤。感染対策頑張ります…。

 

 

楽しい話なら旅の新しいスタイルに目覚めた

海外に行けないならと昨年は屋久島に行った。

 

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今年は熊野古道。

 

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屋久島だと飛行機でしか行けないけれど、熊野は自分で全部運転していった。

黒部ダム経由(さすがにストレートに熊野に行くには距離がありすぎ、途中で1カ所観光)で紀伊半島に入り、 高野山に泊まって紀伊半島を一周し、熊野古道を志摩でオーベルシュに泊まって帰ってきました。

走行距離は10日間で2,500㎞を突破。走った走った!

 

泊まりが楽しかったなあ。

そこそこ大きい町だとネカフェに宿泊。旅館やホテルみたいによそものが溜まるエリアではなく、地域で暮らしている人のエリアにあり、出入りしているのも主に地域の若い層。

夕方早くにネカフェ入りし、雑誌読みながら洗濯機を回す。濡れた洗濯物は車の後部座席で乾かす。同じ系列・同じマットブースなのに場所ごとに広さが変わる。

ネカフェの朝は入場料金を払えば無料朝食がつき、プラス新聞雑誌読み放題を目当てにご近所のシニアの方がくつろいでいる。なんかほっこりしちゃいました。いいものです。

 

車中泊も楽しかった。

緊急事態宣言下の旅行で、高速道路の週末・祝日割引が使えない。

ならば深夜割引だ、と車に毛布3枚を積み込んで深夜のSAで仮眠しつつ夜が明けるのを待つのです。

私の車はN-BOX。

おんなひとり、身長160cm・中肉中背なら、リクライニングなどなくても運転席を最大限後ろに下げ、助手席を最大限前に出す。

背もたれはやや後ろに倒す。

運転席にやわらかめの毛布を枕と敷き毛布となるよう詰め込んで斜めに横になり、上からさらに毛布をかぶり、外から貴重品などが目につかないよう毛布の下に収め、足をのばすと、ちょっとだけ膝が曲がるくらい。サイズピッタリ。旅の疲れがプラスされればすぐ眠れる。

気になる治安としては、出発日の自宅最寄りのパーキングエリアは人気が少なく、うら寂しい。とまっているのは長距離トラックが20台、普通車が3・4台で、正直怖い。(けど眠れた)

 

帰りは東名の駿河湾沼津の上りSAに泊まった。

23時ごろふらふらしながらたどりついたのですが、静岡だから気候は温暖。サービスエリアの建物は広大で繰り返しますが23時だというのに照明は全開。店員さんの数こそ多少寂しくはあったものの、ウチの地元の道の駅やSAより店内明るい。品揃えも豊富!

お客さんも週末夜SAで夜明かしするような人たちなので、また静岡とか東海道とかの土地柄もあるのか若くて明るくで元気なタイプの人ばかり。

23時半くらいまでSAを流し、車に戻れば同好の士の車がそこら中にとまっている。外灯はこうこうと明るく、ここなら怖くない! 戸締り(ドアロック)にだけ気を付けて、誰も子育ての終わった女の寝顔など見たくないに決まっているので顔を毛布で覆い、おやすみなさい…。

翌朝は4~5時、空が明るくなりはじめるころに自然に目が覚める。多目的トイレを独占!? し、身だしなみを整えてから一気に目的地を目指せる。

朝5時起きして高速乗るより、

夜22時に高速に乗って1晩過ごし、早朝出発。おすすめします!

 

とても楽しかったので、絶対に来年もおひとりさまの車旅、行きたい。

車中泊するだけの距離があり、

遠路はるばる旅するだけのモチベーションが持てるところ。

飛行機で行ってレンタカーを借りるのでは盛り上がらない。自分の車でないと。

目指すなら北よりは南。

 

今のところ、

奈良国立博物館の

正倉院宝物展を狙おうかと。

同じ行先、展示物は毎年変わる、毎年お宝を見に行ける。

前売り券の発売情報、絶対忘れず、チェックしなければ!!!

 

 

ひらまつのディナーはわが人生最高の食事になるかも

志摩では、ひらまつのホテルに泊まりました。(ネカフェとの落差がものすごすぎるのもまた一興)

 

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おひとりさま宿泊プランがあるのがありがたい!

 

ひらまつのディナー、空前絶後という言葉がぴったり。

  • 食事前に生鮮食料品(肉魚野菜果物珍味)の食材が目の前に運ばれてくる。野菜なんか、日頃スーパーで見かけるそれよりふたまわり・三まわりいやそれ以上大きく、新鮮そのもの。食べる前から目を剥いた。
  • 基本はコースの西洋料理。食材の組み合わせが、今までのお店でみたこともきいたこともないものが続く。「え、それ、アリですか? 」と説明聞いて目を丸くし、食べてみて納得。
  • 一皿に二重・三重・四重・五重の手間をかけるのがあたりまえ。
    多種類のテクスチャーの異なるソースを使い、量としてはほんのちょっとのあしらいにも材料・調理に稀少性と手間の贅が凝らされてる。多重奏の口中でのコラボは当然、至福の時間。
  • 本場のフランスから取り寄せた食材も、珍しくも最高級のものばかり。

 

一皿一皿に今までの私の常識ではありえない手間がかかっている。

 

人生ベスト1の食事になるかもしれない~。

 

今のところ、私の人生ベスト3ディナーはまずひらまつ。スペインのアルハンブラ宮殿で頂戴したディナー。もう1つはこれから、出会えるかしら。

 

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来年もきっと新しい発見、絶対忘れられない出来事があることでしょう。

皆さまもどうぞ、良いお年を。

 

 

60年前と現在の世界地図 くらべて楽しむ地図帳

 

 

今週のお題「買ってよかった2021」