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パンゴン湖の絶景に感激 たどりつくまでと戻りの道すがらも漏れなく絶景づくし

パンゴン湖はインドと中国の国境地帯にあり、標高は4,000m以上。別名「天空の湖」。ピーコックブルーの湖水と森林限界超えた山々が回りを取り囲む奇跡のような世紀の絶景を拝めるのです。

行くぞ! と覚悟を固めて出て行かなけばなりません。

アドバイスとしては…「ファミリーカーでお父さんが家族を連れて行くにはすすめられない…。」ようなところ。

コロナで観光客がストップしている間にインド政府は新しい道を作った。2年前のTwitterあたりでは悪路の悲鳴などをよくみかけたものでしたが。

覚悟して行ったわりにはかなり楽だったものの!? いまだ全面完成とはとても言えない。あと1年・2年・3年…。後になればなるほど、きっと、よくなるはず…。

 

 

ヌブラ~パンゴン湖~レーはアドベンチャーロード

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プロの熟知した地元のドライバーさまをお願いしたので、安心していられましたけど(私、たかが旅行にリスクは絶対取りたくないタイプ)、なにしろラダック、景観は超絶世界第一級であっても、決して鼻歌混じりにのほほんと出ていく場所じゃない。

 

 

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道は国防のため、もれなく整備されている。はずなのですが。

 

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こじんまりまとまり、面白みはないがそつなくシメる日本の道路との格差は大きいですよ~。

 

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まず、道路を川が横切っていたりする。山の上流から水が流れてくる。1m2mであれば、いっそ100m単位であっても? 橋なんかかけるより、水しぶきをあげて車で通り過ぎれば済む話なのです。

 

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絶え間なく水が流れ込めば、当然舗装した道路だって基礎から土を持っていかれるから傷む。崩れる。大小とりまぜての石はむき出しになったりぬかるんだりする。

 

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で、都会からやってきた街乗り仕様の車のお父さんなりお兄さんなりは、たじろぐ。ハマる。で、大渋滞…。見渡す限りの待ちの車の列…。

 

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男気あふれる地元のドライバーさまたちはその都度救助に走ったり、あるいは「こりゃダメだ」と路肩に集まってよもやま話に花を咲かせたり。

 

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さらに、道路は観光のためではなく、軍事目的で整備されている。軍用車は最優先。10台・20台単位で対向車線のない道を通る。民間のチャチな車は精一杯車を寄せ、崇高な使命を背負った方々の通り過ぎるのを敬意を持ってひたすら待つのみです。

 

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そもそも大雨が降ったりすれば川べりの道は水没してしまうから通行止め。

 

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山を削っただけの道だから小規模の崩れはいくらでもある。

道すがらの修理工事は大小数知れず。

 

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地元の、かなり年かさの女性が、ほこりっぽい服を着て、両手で持てるくらいの大きさの石を素手で2つ3つ背中にしょって道路を渡り、工事現場に運ぶのを見た時は正直胸が痛んだ。

たまたま日本に生まれただけなのに、飛行機でやってきて車をチャーターしてる私。過酷な地で、普段着で道路工事に出ていくひとを横目で通り過ぎる自分…。

 

 

 

身の安全は確保されているので、アクシデントもかえって新鮮。

ハードな面ばかり先に書いてしまいましたが、車窓の景色は絶景・絶景・また絶景。ここに来るまでの時間や苦労なんて吹っ飛んでしまう。

 

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赤い山、黄色い山、緑の山、淡い黄土色の山。むき出しの山肌の色が行く先々で変わる。水の色も、ヌブラ近くでは泥色。パンゴンに近づくとみどり色に変わり、水が干上がり、乾燥しきる前の川はみどりいろの泥炭となり、自然の作る流紋のあとの美しさ。流紋の川べりでは地元の道路工事の人が寝転がって休憩している。絵になりすぎる。

 

左右みまわして、360度のスケールありすぎの大自然。

 

 

ザ・ギャロワン(THE GALWAN)でお昼ご飯

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ギャロワンはシャヨクに合流する川の名前。シルクロード気分が盛り上がる外観。

 

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内装もかわいい。

 

そして、ウエイトレスのお姉さんがステキでした。地元のアジア系の顔立ちで、西域の舞姫のような民族服を着て、豊かでつややかな髪をまとめた後ろ姿にまず心惹かれ、肌は多少の日焼けはあるもののキメ細かくでこれまたつややか! 目鼻立ちも涼やかで、注文取りのときの表情の動きや身のこなし・所作が生まれつきなのか、とっても優雅でついつい一挙手一投足に目がいってしまう。

 

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メニューの写真もきれいに撮れた。

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昨日と同じく、野菜のトゥクパにしてみました。

 

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昨日はモモ(餃子)。いまいち腹持ちがよろしくなかったのでフライドポテトにしてみた。

味付けはマサラ風で、揚げてあるから今日は「足りなかったかな…」の心配はしなくてすみそう。

 

私たちの食事が出たあたりでお客さんが大量に入ってきて店内は満員。席を空けるべきかと「お勘定お願いします」の声をかけると、西域舞姫お姉さまは御自ら書いたオーダーのメモをよこし「計算してください。」

…ガイドさまは神妙にロティ3枚、カレー、ツゥクパ、ポテト、水…の細かい計算。私は最後の積上暗算の手伝いのみ、させていただきました。

 

 

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お店のまわりは砂色の山。

 

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気分はシルクロードの旅人、または三蔵法師か孫悟空なのです。

 

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パンゴン湖(Pangong Tso)

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昼食後、1時間ほど(パンゴンロード入口のチェックポイントでの外国人許可証提示こみ)でついにパンゴン湖に到着!

 

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お天気もまずます。ピーコックブルーの湖水と絶対ありえないはずの山やまの造形の美しさ、真っ青な空と流れる雲と。

 

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実は上の写真の中州あたりで映画「きっとうまくいく」のコスプレのできるベンチとかオートバイがあると聞き、行ってみたかったのですけど

純ラダッキーのドライバーさまと純北インド人のガイドさまは歯牙にもかけず、珠玉の絶景と静けさを堪能していらっしゃる。

 

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…やめとくか。普通のインド人がやらないことをやることはあるまい。

 

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飽かず倦まず見つめ続けていたい湖の色。

 

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ずっとずっと「行くんだ! 行くんだ! 」と思い続けてかなった願い。

 

pangongtso

私は宗教も信仰心もいたって薄い人間なんですけど

 

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叶えてくれた何か、見えざるなにものかの気配は感じることができる。

 

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すべてのものに、すべてのことに、「ありがとう」って言える自分でいたいなあ。

 

 

翌朝、レーに戻る道も相変わらずのアドベンチャーロード。

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(道路の先は工事中)

 

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(再び体験する待ちの数珠つなぎの車)

(ヒマなので山に登って渋滞の先を見たいインド人)

(私は「危ないから遠くに行かないように」とガイドさまから止められてしまい断念)

 

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(世界で2番目に高いとのふれこみのチャングラ峠)

 

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最後まで

 

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絶景づくしです。

 

 

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お昼ごはんはティクセ近くの昭和の香り!? のロードサイドのレストラン(雰囲気はドライブ・イン)で3日連続の野菜のトゥクパ。

日本人の舌には最後のこのトゥクパが一番おいしかった。過去2回はですね、麺がのびてるんですよ。で、薄味なので正直間延びしたお味だった。

量は3日とも日本のかけそば・うどんと大差ない。男の人ならおやつがわりくらいにしかならないかも。

旅先では珍しい食べ物を目にすればついつい手を出したくなる私(つまり太る)には、少なめの量は大層ありがたかったです。

 

 

ティクセ・ゴンパ(Thikse Gompa)

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岩山に立つ城塞のよう。

 

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レーの町に戻る途中で寄った。ラダック旅行のフィナーレを飾る

 

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ラダック仏教、チベット仏教の名刹です。

 

 

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厳しさと威厳を感じさせる遠景とは一転して境内は黄金の輝きを思わせる壁の色と赤茶色と極彩色のハーモニー。

 

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今まで駆け抜けてきた自然とは一線を画す強烈な色彩の饗宴。

 

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お寺の屋上からは上ラダックの原野と町を見渡せます。

 

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いい旅だったなあ。

 

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平日の一番暑い時間帯。参拝客は多すぎず少なすぎず。

 

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ゴンパの御本尊は

 

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弥勒大仏。 巨大な仏像のお顔をすぐ近くで見ることができる。

 

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彩色も豪華で、アクセサリーも見やすい。

 

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シェイ王宮・レー王宮は外観のみ

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(シェイ王宮)

 

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中に入ってもよかったのですが、ドライバーさまの態度がいたく冷淡なんですよ。

毎日観光客のお相手しているでしょう。かつての王室の名残どころではなく(レー王朝は攻め滅ぼされた)シェイ王宮は「中に仏像があるだけ」レー王宮は「入ってみたらからっぽだった」の感想が大多数なんだそうで。

 

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(レー王宮)

レーの町歩きをしていたら、観光客が固まって写真撮っていたスポットがあった。

旅の記念写真ならわざわざ近くまで行かなくても全景を見渡せる場所で十分かも。

 

 

 

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