ひとみにカルチャーショックを。

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ラダックの老舗3つ星ホテル Hotel Kang Lha Chen Leh

インドはラダック、レーの3つ星ホテル、Hotel Kang Lha Chen Leh(ホテルカンラチェーンレー)の宿泊レポ。いいお宿でした。建物はチベット様式で古式ゆかしい、レーの町中にあって立地は抜群なのにとっても静か。お庭がすてき。

ラダックの生活様式の展示のあるWARM ROOMにもうっとり見とれてました。

 

 

概要

ホテル名

Hotel Kang Lha Chen Leh

住所

Changspa Rd, opp. police station, Leh, Ladakh 194101

電話番号

 +91 99061 81518

 

建物は26室。ラダックの建築様式がふんだんに使われている。

部屋数のわりには敷地が大きく、ホテルまでのエントランス、前庭・中庭も柳、ポプラ、リンゴ、アプリコットの木々や花々であふれ、オアシスさながら。チベット仏教の5色旗、タルチョははためく。朝は遠くからお祈りの声が聞こえてきました。

シルクロードならぬヒマラヤンロードの隊商一族の方が経営している。レーでも最も歴史の古いホテルの1つです。

 

エントランス

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門扉までのエントランスが長い! 朝は迎えの車でけっこういっぱいになる。

 

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門の鍵はかかっていない。

 

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青ぉ~い、吸い込まれそうな・抜けるような空にタルチョが映えるんですよね~。

 

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強い日の光にさらされて、色あせも激しい。布地に書いてあるのは、ラダック語かしら、チベット語かしら。

 

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白い壁、木の窓枠・木のひさしの装飾がラダック様式。彫刻は簡素なものから豪華なものまで。

格の高い(寺院や超高級ホテルなど)建物だと極彩色に彩られる。

 

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インド風、じゃないでしょ? インドの人にとっても異国情緒。目に新しい。

 

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近づいてみると、ひさしの内側にも柱にも装飾が。明るすぎる光と庭の緑とタルチョカラーのコラボの「いらっしゃいませ。」

 

フロント

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小さいホテルなのでフロントはさほど大きくなく、アットホーム。

 

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大都会のホテルとはひと味違う。

 

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ロビーと呼ぶには小さい空間だけれど

 

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なんか、すがすがしい。

 

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キャビネットにはラダックの本がたくさん。さすが世界的な知名度を誇る秘境の地!?

 

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ラダック固有の動物や鳥の絵にも思わず目がとまってしまいます。

 

お部屋

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素朴なんだけど力強い。田舎の由緒正しき伝統あるエリアにふさわしい、堂々たるお部屋でした。ただしエアコンなし。

外は暑くても室内は日陰だし、湿気はないから窓を開け放てば不快感はない。朝夕は涼しいのでエアコンはいらない。

 

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ベッドの向かいには机イステレビがあり

 

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机がチベット風! 素敵~。

 

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電気ポットでお湯を沸かせる。

ただし、紅茶しかない。砂糖とミルクを入れて「チャイ」を飲むのがインド流。

そしてですね、ルームサービスでコーヒーを頼むと

「白湯とフリーズドライのコーヒー」がセットで来た!

ちなみにラダックで泊ったホテルとコテージで出てきたのは全てインスタントコーヒーでした。

 

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お部屋の鍵。

 

ちなみにWi-Fiのききはいまひとつ。

ホテルマンの方がスマホを操作してくださいまして、「ロビーでならWi-Fi、使えます。」と言われた。

部屋でスマホみたら、Wi-Fi、入ることは入る。

ただし不安定。つながる時間帯をみはからって日本に生存確認のラインを送る。

もともとラダックくんだりまでやってきて!? 快適ネット環境を望むのが間違っている(基地局自体の電波環境がそもそも平地・大都市とは雲泥の差)。

腹をくくってはるばるやってきたのです。まずまずつながるだけでも御の字。ロビーに出ていくまでのことはやりませんでした。

 

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入口ドア。最上部にラッチがついていて、二重鍵になる。(ラッチもラダックで泊ったホテルとコテージにはもれなくあり)

言いたくないけど、外国のホテルに泊まって人が勝手に入ってくる、なんて時々聞く。

ラッチはシンプルだけど確実。

 

向かって左のドアを開けると

 

シャワー・トイレ

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3つ星クラスだと、バスタブはないんだな~。いいわ。私、旅行中は郷に入っては郷に従う。水の出は合格。お湯は、辛抱強く待っていれば朝昼夜、出ました。

 

アメニティは

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ソープ・シャワージェル・シャンプー・乳液。

ただしシャワージェルとシャンプーは硬くでボトルから出てこない!ボトルを壊れんばかりに押して出しても半分くらいしか出ない。手持ちのものを使いました。

 

部屋を出ると

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外廊下もキレイで

 

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裸の山肌(森林限界を超えているのでラダックの山には原則緑はない。土や岩の色。がまた千差万別で感嘆しかない。日本じゃ絶対ムリ)と稜線がクッキリ見えて。立ちなずむ木々。

「はるばる来たぞラダック! ついに来たぞラダック! 」 感無量です。

 

 

ダイニングルーム

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別棟です。

 

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入り口からラダックカラー全開で

 

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金の紋様入りのついたてもチベット風。

 

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正直高級感はあまりない。薄暗くて、がらんとしている。体育館の中みたい。

でも装飾は真近に迫り

 

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満足です~。

 

到着当日のお昼ご飯はホテルの中庭で頂戴しました。

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ラダックの名産は、杏。収穫シーズンにはちょっと早かったみたい。

 

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大きなパラソルの日陰で

 

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のんびりお料理を待つのです。

 

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頼んだ時間がイレギュラーなので、出せる料理が限られ、時間がかかるとのことでした。純粋北インド料理ですね。

おいしかったのは、チャパティ。全粒粉の香りと風味が素朴ながら本物。

辛抱強く待ったかいがあり、焼きたてて温かい。温かいチャパティはややパリっとしていて、今まで食べてきた作り置きのチャパティと一線を画していました。

 

3泊して、朝食も夕食もホテルで食べた。

 

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朝食の風景。

言っちゃ悪いのですが「学校の給食」状態。

宿泊客が食べる分だけ作って出す。目で楽しみ、多種類から選ぶ楽しみは、まあ、ない。これもラダックのホテルとコテージには共通していた。

 

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ラダックの郷土料理はなく、北インド料理でした。

 

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初日の朝食で名産・杏のアプリコットジャムをみつけ、ブリティッシュスタイルの薄いトーストにたっぷり乗せていただく。

アプリコットジュースが売切御礼でして。

 

 

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(夕食2回め・生野菜がついている。知らずに青唐辛子をかじってしまい大後悔した)

 

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3回め朝食の朝食はオープンと同時に行ってアプリコットジュースをゲット。

パンを3枚とジャムを山盛りとったところ、ホテルの方はにっこり笑ってパンをもう1枚足してくださいました。

甘酸っぱくておいしい! (インドの甘いものはただひたすら甘いだけなのが通り相場なので貴重なのです。 実際最初で最後になった)

 

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最後の日のホテルおすすめメニューは「薄切りブレッドのオムレツ包み」でした。

(インドの卵は卵黄の色が極薄なので白いオムレツになる)

 

レーは小さい町で、ホテルは繁華街のすぐ近く。歩いて5分もかからない。

3泊めの夕食は外に食べに行きました。

 

 

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外廊下から見たダイニングルームの外観。

 

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WARM ROOM

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地元の人の暮らしがわかる展示ルームがあります。

なぜ「ワーム・ルーム」なのだろう。ラダックの冬は超厳しいので暖房を入れられる造りのしっかりした家、なのかしら。

 

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ガラスばり。「サンルーム」の意味での「ワームルーム」なのかもしれない。

 

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今は夏なので花が咲き乱れています。

 

中に入ると

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「ラダック風」と聞かされてきたホテルの部屋とは全然別の空間があるのです。

 

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壁や柱にも年季が入っていて

 

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家具などの

 

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生活道具が一堂に会している。

 

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机の装飾、ホームファブリックの布の質感(質実剛健そのもの)

壁の塗りあともあらあらしい。ラダックの昔の写真なども飾ってあり

 

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キッチン道具などもみんな触ってしまう。(部屋には誰もいなかった)

 

貴重な体験をさせていただきました。

 

 

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ホテルの看板。

 

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ホテル前の道路。ごみ、落ちてない。(←前回のインド旅行(デリー・アグラ・バラナシ)では路上のごみについつい目がいってしまったので…)

 

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玄関には「クラブツーリズム」のステッカー、貼ってあった。

良いホテルでした。

 

 

ラダックの風息 空の果てで暮らした日々

 

 

地球の歩き方 インド 2020~2021

 

 

 

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