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【世界遺産】熊野古道トレッキング準備 ツアー予約と注意事項(服装持ち物天気)

今回の旅のハイライトともいえる熊野古道めぐり。ガイドさんお願いしました。

山道を歩く・人と一緒だと、事前に確認・するべきことが出てくるわけで。

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語り部さんに熊野トレッキングツアーのガイドをお願いした理由

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町場の旅ならいいんですよ。まるっきり知らないお初の土地の山道をおんなおひとりさまで歩くのは気が進まない。安全安心には代えられない。

また、熊野古道は、語り部さんと呼ばれるガイドさんが数多くいらっしゃり、案内をお願いできる。遠方の人間にも情報がわかりやすく、活動の様子を数々のメディアで確認。お値段もおひとりさまでも1日1万円台。

知らない山道を一人で歩くより、熊野古道の歴史や成り立ちみどころを教えていただけて、世界遺産登録までの地域の方々のご尽力のお話を聞かせていただける。

さらにお茶とお弁当つき。地域色豊かなゴハン、自分で探して買いに行く、時間と情報が限られた中では、けっこうハードル高いですもん。

 

紀伊半島を旅するにあたり、那智の滝と熊野古道はマスト。

できれば2つともガイド付きツアーにしたかった。

しかし

  • 移動時間を考えると2つは厳しく、
  • 那智の滝と熊野大社を一挙に極めるトレッキングツアーは距離も長いし初心者向けではない

滝だけなら一人で回れるかなあ、と熊野古道ツアー1本に絞った。

 

1か月半くらいに予約を完了。すぐに受諾の連絡と当日ご一緒してくださる語り部さんの名前を教えていただけた。さっそく検索。熊野の語り部に加え、熊野比丘尼の活動もされているバリバリの女性。お会いできるのが楽しみでした。

 

現地に行って現地のホテルに泊まったのですが、一口に熊野古道と行っても、エリアは広大で、初心者向けから泊付で山の尾根なりを踏破する長距離コースもある。

さらに、ガイドの体制がしっかりしていて、事前予約はもちろんのこと、現地でツアーを探すこともできて、しかも案内できるコースが多彩。すべてのルートは世界遺産登録時に整備されているから安心だし、歴史と人々と自然と地域色を兼ね備えている。と、旅人を満足させるポイントがハード面・ソフト面とも完璧なんですよね。

訪れる人もバスツアーで団体の人も地元の子どもたちや私のように時間を自由に使いたいおひとりさまや登山客、コロナ前なら外国人観光客。世界遺産登録後、訪れる人は確実に増えたとのこと。

ですよねえ。私だって、見知らぬ国に行くなら、まず行く行かないは別として。「世界遺産、何と何だ」って見るもの。

 

 

熊野古道トレッキングの服装

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去年、屋久島に縄文杉見に行ったんですよ。

 

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縄文杉ツアーは、お弁当に加え、トレッキングの道具を貸してもらえる。

(ウエア上下・トレッキングシューズ・リュックサック)

しかし熊野古道にはレンタルはないらしい…。

(かわりに荷物を宿泊先に運んでくれるサービスはある)

 

初心者向けに難易度低めのコースを選んだ。

装備的には

トレッキングに適した服装で。トレッキングシューズが望ましいが、スニーカーでもOK。とバウチャーにある。

日頃トレッキングなどしない私。手持ちのもので間に合わせなければならない。

日程は9月下旬で、去年の同時期の縄文杉ツアーでは事前の問い合わせでは「長袖ポロ」とあったのでわざわざ屋久島まで持って行ったのに「半袖、ないの? 」なんてガイドさんに言われてしまった。今回は半袖ポロで行こう。

ボトムスは手持ちのカジュアルパンツでいいだろう。

多少濡れても、車で行くので、ツアー終了後着替えればいい。

 

足元は

「コンバースなどといった、ファッションスニーカーはお控えいただくことをお勧めいたします。
山道となります為、滑りやすい箇所もございます。
またその様なスニーカーは、大きな疲労にもつながります。」

ともご教示いただいた。

町歩きに毛の生えた程度でいいのだろう。汚れてもいいよう、ノーブランドのスニーカーでいいや。

 

リュックサックは買わなければいけない。(持っていない)

せいぜい5~6時間しか使わないのだし、小さいのでいいのかな、と

メルカリとPayPayモールで探して、10Lのシンプルなリュックサックを買いました。

しかし小さすぎましたね。

お財布・折り畳み傘・水分補給用のペットボトルを入れたらだいたいパンパン。

さらに当日、「こちらになります」とお弁当を手渡されてしまい、は、入らない!

ぎゅうぎゅう詰めにして事なきを得ましたが。(ただしお弁当のおにぎりは一部つぶれてしまっていた)

15L・20L・25L・30Lとラインナップも多いんだし。

日帰りだと25~30Lが主流。念には念を入れ、雨具や食料を入れるのであれば大きめが望ましいに決まってる。ということは売る人も余裕見て勧めているはずなのでもう一回り小さくてもいいのかも。

 

なお、現地でガイドさんと合流し、路線バスに乗ってトレッキンング出発地に向かう途中、まるっきり街着の女性3人組が、私たちが降りる手前の停留所で降りていった。

「お勤め先がこのあたりにあるんですか。」と聞いてみたら、違う違う、

観光客の方々なんだそうです。

まる1日と言わず、ほんのちょっとだけ。

確かに、SNS映えする写真を撮る程度であれば、アリですよね。

ガイドさまはさすがに上は熊野古道のロゴ入りの半袖ポロシャツで、トレッキング仕様フル装備でした!

 

 

熊野古道の天気は読みにくい

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ツアーに申込み、お天気と服装の質問メールを送ったのですが、

ことお天気に関しては、回答がはなはだしく歯切れが悪かった。

もちろん、1月以上も先のピンポイントの日のエリアの天気など、わからないに決まっているのです。そして地元の人にとっても読みにくいのは同じこと。

ツアー前日、私は那智勝浦に宿泊。当日の和歌山県の天気予報は晴れは晴れ、なんですけど。

山と海では、まるっきり気候が違う。

海沿いでは太陽がサンサンと照り付け、晩夏のはずだがサマーリゾートバリバリ全開のエリア。日差しがまぶしい! まぶしすぎる! 海沿いだから風は駆け抜け、さわやかはさわやかなんだが太陽の焼けつく光をジリジリと全身に感じる。から1時間・2時間と山合いに車を走らせれば、

空気はじっとりと湿気を含み、幽玄の森や川を見ながら進み、車を降りれば。

同じ県内で、くどいですが距離は1・2時間のはずなのに、秋の気配はしのびよる。

紀伊半島の旅行中、ずっと同じ調子。体調を崩しては大変だと身構えてしまった。

天気予報は晴れでも、太陽のマークは海沿いの位置にある。つまりアテにならない。

那智勝浦のビジホから熊野古道ツアーの集合場所まで車で1時間あまり。うっそうとした山途中の山中では土砂降りの雨に見舞われ、ワイパーの効きもおぼつかない。天気予報と全然違うじゃないか。「ホントに今日トレッキングできるのか」と怯えてしまう。

幸いなことに、現地はベストコンディションでした。曇りなので日差しの不快感は皆無で、暑すぎず寒すぎず。半袖でちょうどの陽気。雨は降りそうで、でも最後まで傘は使わずに済んだ。道も、石畳の古道、木道、民家近くのアスファルト、土のまま、木の根の浮き出た細いものとフルバリエーションで、乾きすぎず湿りすぎず。

ガイドさまも「私も車で来る途中、どうなるかと思いました。」

山の天気は変わりやすい。出たとこ勝負で運を天に任せるしか…。

 

いちおう、ベストシーズンは、春と秋。

また、もともと熊野地方は降水量が多いエリアであることもお忘れなく。

 

 

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 【熊野古道の宿泊予約は】  

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