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縄文杉ツアーは14時間30分!? ツアー参加が必要な理由と準備(服装・持ち物・注意)

今年の夏は縄文杉を見に行こう。当方、おんな一人旅。ツアーに申し込んでびっくり。出発は朝の4時半、解散19時! ごくごく普通の生活している、登山初心者の私ははたして無事に行って無事帰ってこれるのか!? 旅の日程、準備物、ツアー会社に問い合わせてわかったことなどのまとめ。

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縄文杉とは

説明無用かも。でもいちおう。日本の南、鹿児島県は屋久島にある。推定樹齢2500~3000年以上。

幹周:16.1m

樹高:30m

樹齢:推定3,000年以上(2,500年説もあり)

発見されたのは1966年。

ネーミングの由来は縄文時代から生きている古木だからとも、幹が太く、枝葉が茂る様子が縄文土器のようだからともいわれている。

国内では抜群の知名度がある。屋久島自体が世界遺産なので、縄文杉ももちろん世界遺産。

 

 

縄文杉ツアーに参加する理由

縄文杉って、駐車場に車をとめて、気軽に見にいける〇〇の滝なんかとは訳が違う。深い森の中にある。

慣れている人が朝早く登山口から入り、のぼりはじめ、縄文杉に到着してとって返すともう夕方、くらいの距離感がある。

もちろん、ツアーなどに参加しなくても、縄文杉を見に行くことはできる。

自力で登山口までバスを乗り継いで、森を目指せばいい。

登山の好きな人であれば、日ごろから近郊の山登りに慣れていて技術のある方ならば楽勝っぽいし。

旅行記、登山記録はいくらでもある。

ただしおひとりさまで山中に分け入り、ふもとまで〇時間のディープなエリアに足を踏み入れ、下山が遅れ

何日かたって遺体で発見された例も、現にある。

私はお金を払って、知識の確かな人に同行していただき
安全安心に縄文杉の足元まで行き、思い出を胸に帰りたいと思います。

 

 

縄文杉ツアーの日程

4:30 宿泊ホテル迎え
5:00 荒川登山バス乗車
6:00 荒川登山口到着(男女別水洗トイレ有) 
トロッコ道からトレッキング開始
7:30 小杉谷橋、小杉谷集落跡地
8:30 楠川分かれ(バイオトイレ)
三代杉
10:00 仁王杉
大株歩道入口(トイレ有)から登山開始
10:25 翁杉跡
10;30 ウィルソン株
11:40 大王杉
11:50 夫婦杉
12:50 縄文杉
14:00 下山開始
17:40 荒川登山口到着
荒川登山バス乗車
19:00 宿泊ホテルお送り

 

ツアー料金以外に発生する費用

バス代(屋久杉自然館から荒川登山口までの登山バス)1,400円

屋久島山岳部保全利用協議会への協力金       1,000円

 

総行程14時間半でビビッてしまいましたが、

ざっと

  • お客さんをホテルから拾い、ツアー終了後送り届けるのに1時間
  • お昼休憩は   1時間
  • バスに乗車   2時間
  • トレッキングが 7時間
  • 登山が     3時間

 

しかし、日ごろ、10時間も1日ぶっ通しで歩くことなんて、まずないもんなあ。

さらに「登山」のレベルがわからない。

毎年大勢の人が行っているのだから何とかなるのではないか。くらいは見当はつくものの…。

私、ついていけるかしら。

 

レンタル料金こみの縄文杉ツアーでのレンタル可能なもの

  • 登山靴(スニーカーでは耐久性に難ありらしい)(普段の靴のサイズに+0.5cmのサイズにしておくのが無難)
  • レインウエア(コートタイプではなく、上下別れたもの、屋久島は雨が多い)
    身長によってサイズが決まる。(標準体型)
    Sサイズ・・・身長160cm未満
    Mサイズ・・・身長160~175cm
    LLサイズ・・・身長175cm以上
  • リュックサック(登山用)

レンタル料こみのプランにしました。

レインコートはツアー予約後、送られてくる確認メールで回答。

登山靴もサイズ変更可能。

宿まで届けてくださるのでとっても便利。

 

縄文杉ツアーで手配可能とあったので別料金で申し込んだもの

  • 朝食
  • 昼食

オプションで申し込めるプランにしました。

 

縄文杉ツアー参加の注意

  • 無料送迎がつくエリアは宮之浦~安房間(連絡船やフェリーが停泊する港のあるエリア、またこの間に屋久島空港がある)のホテルに限る、とのただし書きのついたツアーが多い。
    エリア外のホテルだと朝4時とか5時とかまでに指定されたエリアまで出向かなければならない。
  • ツアー前日、迎えのホテルに紙ベースでお知らせ、スマホに確認電話の予定
  • ゴミは各自持ち帰り
  • 動植物の持帰禁止、野生生物へのエサやり禁止
  • 私は屋久島滞在中、途中でホテルを変わる日程を組んだ。 ツアー参加にあたり迎えのホテルと送りのホテルが違う。 ツアー会社さまに 「迎えの時に車に荷物を積んでもらうか 送りの時、迎えのホテルに立ち寄り、改めて当日宿泊するホテルまで送ってほしい。 お願いできますか」 とお願いしたところ、快諾。

 

ツアーに申し込むとほどなくバウチャーが届き内容を確認。

 

縄文杉ツアーに必要な服装・持ち物

登山靴 レンタル手配済
レインウエア レンタル手配済
レインウエアとダブるがあった方がよい
リュックサック レンタル手配済
飲み物  
お弁当 朝食・昼食とも申込済
おやつ (軍手でOK)
ストック (自分は体力はない、実は足腰も不安、でもどうしても縄文杉を見に行きたい! の人向け。必須ではない。1本 500円)
健康保険証 コピーも可
タオル  
多少のお金 バス代等
帽子 必須ではない。ハットタイプがおすすめ
小型懐中電灯 必須ではない
【服装】
(9月)
長袖長ズボンで、ズボンはジーパン生地以外の伸縮性があるもの。その上から、上下のレインウェアを着る。
寒がりの人は、長袖のシャツの上に薄手のパーカーや上着を羽織る。
※厚手の靴下が望ましい。
着替え 山で雨が降ったり、汗をかきすぎて体温が下がってしまう場合があるので、用意してほしいとのこと

 

 

私はいったい連れの足手まといにならず、縄文杉を見に行けるのか

徒歩10時間ともなれば

心ならずも途中離脱しては回りに迷惑がかかってしまうのでは、とのおそれが先に立つ。

 

私は

  • レンタル品をホテルに届けてくれる
  • ホテルまでの送迎無料
  • 朝昼食をオプションで追加可能

の3つの揃ったツアーに決めましたが

 

催行会社はたくさんあり

  • 貸し切り可能でゆったりの日程、同行者に気兼ね不要
  • 地産地消の屋久島産の食材で昼食を提供
  • 山中にキャンプ泊してじっくり屋久島の自然を満喫
  • お洒落なリゾートホテルの宿泊付き
  • 映画『もののけ姫』の舞台ともなった苔むす森を合わせて極める登山上級者のツアー

などとパッケージの内容は催行元ごとにバラエティに富む。

 

催行会社によっては

  • 「〇才から〇才までの方が参加可能」
    (小さすぎる子どもやヨボヨボのお年寄りは×)
  • 「〇〇才以上の方はご相談ください」
    (シニア世代は体力の個人差も大きく、下手すると健脚ぶりは現役世代のはるか上を行く人もいるので、一概にシャットアウトもできない)

などの注意書きがつく。

 

身の程知らずに難易度の高いツアーに参加し、

人さまに迷惑をかけてはいけない…。

レインウエアのサイズを回答するときに

縄文杉見に行くんだから鍛えなくては、と
週1~2回、軽く30分くらい走ってます。
もうちょっとハードにした方がいいのでしょうか。
年齢はいってますが、体力はある方だと思ってます。
皆さまの足手まといにならないよう、頑張ります!

と決意表明のメッセージを送ったところ

 

普段通勤とかで結構歩いている人や、お客様のようにこれからそのペースで体力づくりをされている人であれば、大丈夫だと思います。
途中途中に、休憩を挟みながら登るので、ずっと縄文杉まで通して歩くわけではないので、ご安心ください。

 

とのお墨付きをいただいきました。

人並の体力があればついていけるらしい…。

が、ここで慢心せず、体力づくりを続けます!

 

 Check!!   

 

 

 

ネイチャーガイドと歩く屋久島 

 

 

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