ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

【4つ星ホテル】THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島 夕朝食

ついにひらまつの料理をいただける日がやってまいりました! ひとしなずつ、お料理の味付けや材料をお伺いしながら…。お味も複雑で、一口食べて「おいしい。そして今まで食べたことない…」と引き込まれてしまう。の連続でした。

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Terre et Mer『伊勢志摩の海と大地』Surf and Turf(夕食)

食事の時間にロビーに降りていくと、階段の登り口ではもうホテルウーマンが直立不動で待っていてくださいまして、お部屋に案内してくださる。

 

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キャンドルつき。

おひとりさまでフルコースでいただくお食事です。

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食前の飲み物はオススメの洋梨のアランミリアカクテル(微炭酸)。

 

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食前のお楽しみは自家製のブリオッシュ伊勢豚サンド。アニス(八角)とシナモンの香り付き。

 

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メニューが渡される。しかしですね、このお品書きの他に、合い間合い間に「隠しメニュー」なる小さいお品が運ばれてきて、その都度驚かされることになります。

 

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「今日のお料理に使用します食材です」とわざわざ見せてくださるのですよ。

ミョウガもアスパラも、こんな立派なの見たことない!(魚介はもともと見る機会がない;;;)

 

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栗もいがつき。

 

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桐の箱を開けて、黒トリュフも見せてもらえた。

 

さてさて、コース料理の始まりです!

 

 

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≪Amuse≫ カッペリーニ 桃 生ハム

 

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カッペリーニは別名「天使の髪」と呼ばれる極細のパスタ。
の上に桃のコンポートと生ハムと、うま味凝縮のシャーベットがかけられ、海苔があしらってある。
桃の甘みと酸味とかすかな苦み、生ハムの香りと塩味のコラボ。
「何味」などとおいそれと表現できず、さらにこの上もなく、おいしい!
正直、最初のひと皿で「何かが今までとまるっきり違う! 」と衝撃を受けてしまった。

 

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≪Entrée≫ フォアグラ トマト 安納芋

フォアグラは胡麻をまぶして香ばしさを加えてシンプルに。
トマトを敷いて。
安納芋はピューレにしてソースとして濃厚さをプラス。
細切りのベーコンは自家製です。

 

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丸いパンは国産、フランスパンはブリドール。発酵の温度によって異なる小麦の風味を楽しめる。バターはフランスはポワトゥシャラ地方のボルディエバターです。
名のみきき、頂戴するのは初めてだった。

 

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≪Poisson≫ 鰆 海の幸 Vin jaune

バンジョーネ(白ワイン)を使った濃厚なソースを敷き

上に肉厚な鰆をあえてレアぎみに。さらにさざえ・みる貝・ばた貝。

貝のだしをつかった泡ソース。

ほうれん草とオクラがあしらってあり、

うこん色の粒はからすみです。

 

使われている食材の質はいわずもがななんですが、

ひと皿のお料理に二重・三重・四重…、それ以上のしかけがある。

多彩な味のコラボだから、一見、ケンカしそうになっちゃうのに、あわさって相乗効果となって「今まで食べたことない」「おいしいのに味の表現が思いつかない」「感動」「次は何が出てくるのか」と、今まで各地でいただいてきたお料理に持ってきた感想とまったく別の言葉が脳内に湧き上がってくるんですよ。マジ、人生初。

 

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≪Spécialité du pays≫ 志摩産・鮑 水茄子 アオリイカ

墨色の筆跡!? が見事。

イカスミのチュイル(クッキー)は早速自分で砕いてしまった。

 

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10月からは伊勢海老がメインなのですが、私のホテルステイは9月なので、あわび。

もちろん超肉厚・超柔らかく、ナイフとフォークで優雅に切り分け、優雅にいただくことができます。

水茄子とアオリイカはフリットで。

使われているソースは

  • 黒…イカスミとセロリ
  • 緑…あわびの磯の香りのソース
  • 白…豆腐のごまあえ

とここでも3種類。

 

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「隠しメニューです」とのお言葉とともに現れる
松坂牛ダシのコンソメスープ。
さきほどまで頂戴した魚の香りから一段落、呼吸を置くのです。

 

実言いますと、ここでもう、満腹。

メインの松坂牛がこれからだというのに。

「ウチのお御料理は、健啖家の大柄の男性にも、なかなかヘビーのようです」

の前振りで

 

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≪Viande≫ 松坂牛 トリュフ アスパラガス

が来てしまいました。

 

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松坂牛はおせち料理のかまぼこを1~2まわり大きくしたくらい。厚みは2㎝くらい。

1切れ、3口でしたね。網焼きグリルで、トリュフがけ。

泡ソースの上にもトリュフ。黄色は西洋ネギのポアレ。

添え野菜はアスパラのパートフィロ(地中海で使われるパイ生地)巻き。焦がしバターで風味付け。

 

満腹だけど。ひらまつのお料理! 人生もう多分二度とない最高級の松坂牛! 食べます! なんとしても食べて帰ります。食べずに帰れるもんですか! 

と渾身!? で食し終わり

 

 

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またもや「隠しメニュー」なのです。 スプーンに乗るくらいの量だけど。

「もずくご飯」。大葉・しらす・みょうがの混ぜご飯の上に酸味のないもずく・いくら・わさび。

お漬物は自家製ぬか漬け。セロリ・ナス・人参。

お茶はかりがねほうじ茶。

 

 

 

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さらに! 加えて! 「隠しメニュー」!!

ラムネとジャムを乗せたハーブ香るシャーベット。

 

満腹です。苦しい!

 

「デザートは部屋に運んでいただけませんか」と懇願!? するハメに。

願いかなわず!? 運ばれてきたのは

 

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≪Dessert≫ 無花果 ミルフィーユ 

 

無花果のコンポートとカスタードクリームをはさんだミルフィーユにフルーツソースをかけて。

アイスクリームにはオリーブオイルが添えてあり、ミニクッキースティックつき。

 

フランス料理の、コース料理の〆でしか食べられないスイーツですよね。

ミルフィーユ、サクサク! 甘すぎず、アイスクリームの甘みと一緒に。「ここでしかいただけないお料理」! フィナーレです!!

 

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飲み物はカモミールティーにしました。

 

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飲み物のオーダー表。

 

お礼申し上げ、ダイニングを後にする。

 

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お部屋に運ばれていた小菓子は

  • ブール・ド・ネージュ(白)
  • アーモンドチョコレート
  • パート・ド・フリュイ(フランボワーズ)(赤)

でした。

 

 

今まで食べた最高ランクの料理であることは間違いない。

私なんか、1泊がやっとですけど。連泊してゆったりとリゾートライフを満喫される方はお年を召した方も多いのだろうし、…こんなに量が多くては、いったい、どうするんだろう…。食べきれないじゃないか。残すなんて、勿体なさすぎる!!!

(注:素泊まりもできるそうです;;;)

 

 

朝食

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昨晩あんなに食べたのに。でも、朝食も、全部いただきますから!

夜とは別のテーブルです。

 

朝・夜とも、完全個室で、他の宿泊客と顔を合わせることはない。

(もっとも夜、壁越しに話声くらいは聞こえましたが)

 

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英虞湾の海を見ながらいただきます。

 

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ジャムはマーマレード・ミックス・アプリコットの3種類。

 

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焼きたてパン。

(なおチェックアウトのとき、残ったのであろうパンを、お土産にと頂戴しました。)

 

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バターはエシレ。

 

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サラダ

 

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ポーチドエッグ(パンケーキ・ベーコン・トマト・卵・ソースとトップのあしらい2色で計7重奏)

 

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フルーツヨーグルトと

 

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コーヒー。

 

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良かった。完食できず、悔し涙を飲まずにすんだ!

 

 

伊勢湾フェリーで渥美半島は伊良湖へ

isewanferry

チェックアウト後、鳥羽ー伊良湖のフェリー乗車のため、移動。

伊勢湾フェリー、運航か運航中止かがはっきりしない。

私が滞在した日は、台風が通り過ぎたあたりで、前日に電話してみると「(明日の運航は)当日にならないとわかりません。」

当日朝イチで電話しても「午前中は運航決定ですが、午後は波の高さを見ないと何とも…。」とはなはだしく歯切れが悪い。

台風は遠ざかるばかりだ、イケるはず、と鳥羽に向かって

乗り場に行けば、「運航中止」の掲示もないし、時間もあったので

 

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鳥羽水族館に行きました。目玉の展示は

 

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日本で唯一、ここだけ飼育! のジュゴンです。

 

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ジュゴンは大きいけど、おとなしい。運よく水槽のぐーっと手前にいてくれて、つぶらな瞳のパチパチまばたきをじっくり見つめ

 

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水族館なのに、イグアナなんかもいたりした。

 

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フェリー乗り場に戻り、チケットも首尾よく購入できて

 

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(予約なしでも乗船可。ただし繁忙期は予約するに越したことはないらしい)

 

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波しぶきを浴びながら(船内にいてもいいんですけど)1時間足らずの船旅です。

 

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伊良湖到着直前は船底の車にいたので港を見ることはかなわなかった。

 

伊良湖ターミナルから東名目指して帰途に着く。

運転中で、写真は撮れなかったのですが、海沿いの太平洋ロングビーチのスケールはものすごかった! 台風明けゆえ、果てなく続く砂浜とエメラルドの海、ドッパーン!!!! と立つ波のダイナミックなこと! 日本離れしたスケール。気分はすっかりアメリカ西海岸!

 

 

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