伊勢志摩はリゾートエリア。おひとりさま宿泊プランのある、ちょっといいとこ泊まってみたい。レストランひらまつのお料理をいただけるコースがあったので、初体験!
概要
住所
〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方3618−52
電話番号
0599-65-7001
公式ウェブサイト
エントランス・外観
ナビに連れられて行ったエリアは、同じようなリゾートホテルが立ち並ぶ界隈で、いわゆる「観光地の喧噪」「リゾートエリアのにぎやかさ」とは無縁の静けさ。
エントランスの長さもかなりあり
「豪華ホテル」「ファッションホテル」とは一線を画す外観。
入口。全8室のホテルですから、こじんまり。
玄関前の重量感あるピカピカの高級車がホテルの格を物語り
私の車は別の場所に持って行ってくださいました;;;
玄関・ロビー・フロント・パブリックスペース
海沿いのホテルですから入ってまず目に飛び込むのは海と船のオブジェ。
フロントも宿泊客に威圧感を与えることなく、アットホーム。
宿泊客が案内されるのはあくまでもプライベート優先のロビーです。
素敵なイスがありましたよ。
日本じゃないみたい。
見下ろす英虞湾には真珠養殖のいかだ。
テラスに出てながめられる。
宿泊客が座るエリアは
手の届く場所に雑誌があったり
絵など見せていただけたり。
ウェルカムドリンクは
フランスの高級ジュース・ネクターのアラン・ミリアで
ワイルドブルーベリーネクターをお願いしました。
ホテル内にショップはない。お土産としてはフロントにディスプレイされているグッズのほかに、室内のタオル・パジャマ・バスローブなどもホテルの方にオーダーする方式。一番人気は、8色並ぶキーホルダー。
チェックインを終えてお部屋に連れて行っていただく。
ホテルというより、個人のお宅を訪問したかんじで、こじんまりしていて
細部に凝ったアートやオブジェや
お花の活けかたなどに
見とれつつ、自分の部屋へと。
カーペット、ギャッペだ! 部屋ごとに全部、模様が違う! かわいいですよね。
お部屋
ツインのお部屋をおひとりさまで使わせていただきます。
ベッドサイドのペンライトとコンセント
チェックインの時のベッドメイキング。夕食を終え、部屋に戻ると
おやすみ仕様にベッドメイキングは変わっていました。
革張りのソファ、空気清浄器械/加湿器、スピーカー。
iPhoneの音楽、聴けます。
センターのガラステーブルの上にはウェルカムティーとスイーツ(チョコとジュレ)
じゅうたんは毛足が長くてふっかふか。
机といす、奥にはドリンクバー。
ドリンクバーの全景
ウェルカムスイーツとは別に、お菓子(えび天煎餅)。
ミニバーのアルコール類。
緑茶。
ネスプレッソマシンとミネラルウォーター2本
ティーカップが4客あって、シンプル・モダン・みんな好み!
無駄なく、それでいてハイセンス。目に新しいデザインの白磁と藍。
コーヒーのポーションは3種類各2コ、うち1種類はカフェインレス
冷蔵庫の中。
クローゼットは広く、奥行きがあって、小さいお子さんなんかかくれんぼできそうです。
館内持ち歩き用のバスケット
3段の引き出しの最上段は金庫
中段はパジャマが2セット。えんじのリボンのついたパジャマを使わせていただいたんですが、肌ざわり、柔らかくて気持ちがいい! 見た目もさすが。購入もできます。迷ったんですけど、家で洗濯繰り返せばこの風合いは味わえないかも、と思いとどまった。1万円代でした。
下段にはローブ、足袋タイプのソックス、ランドリー袋。
洗面所・バス・トイレ
洗面所も広大。 HIRAMATSUのロゴと各人の水栓位置が丸くライトアップ。
洗面台
ソープも自然派
アメニティ(ボディローション・バスソルト・ボディタオル・リボンはヒノキでできていて、バスタブに浮かべて檜風呂気分を味わえる)
シャンプー・コンディショナー・ボディウオッシュジェル・コットン・シェービングセット・シャワーキャップ・歯みがきセット
ミキモトコスメティックのメイク落とし・洗顔料・化粧水・乳液
バスローブ。ドアの先が
トイレ。
洗面所のカーペットもギャッペで レッドと
ブルーでした~! 眼福!
洗面所の先に
バスタブと
シャワーつき。
ヒノキの洗面器とイス。
露天風呂
チェックインの時に、露天風呂の予約をする。1人45分。
時間になったらフロントに降りて行き、ホテルの方に先導され、たそがれはじめ、ところどころライトアップされた吹きさらし(9月末なので暖かい)を廊下を抜けて露天風呂へ。
温泉です。朝も予約できます。露天風呂つきのお部屋もあるんですって。
洗面所のつくりはお部屋と同じ
脱衣かごとタオル置きがあり
湯上りミネラルウォーターも冷やされてセット済み。
外に出てみれば片隅にシャワースペースがあって
ライトアップもしてあって
英虞湾の自然を見ながら貸し切り・完全プライベートの露天風呂!
(写真撮り・シャンプー・ドライヤーつきで45分はかなり忙しかった)
サービス
室数が少ないこともあり、スタッフの方々はできるだけ宿泊客と顔を合わせないように気配りされていた。
私がお会いしたスタッフは、みなお若い! キビキビ・はつらつ・テキパキやってくださり、格式ばった高級ホテルの丁重なおもてなしとはちょっとタイプ、違っていて、アットホーム。もちろん、良くしていただきました。
肝心の・お目当てのお料理は、次、ご紹介させていただきます。
ホテル到着前に立ち寄った観光スポットは
伊勢志摩サミット会場
志摩に行ったのは緊急事態宣言の最終日。お天気は小雨、狙ったスポットはことごとくクローズしている。
さる2016年に開催された伊勢志摩サミットの会場は、志摩観光ホテル ザ クラシック。
ホテルの中だし、入れてもらえるかな、と行った。
人気はほとんどなく、ホテルの方にも丁寧すぎるご対応をいただき、ただの通りがかりの観光客なのに、と恐縮してしまう。
世界の要人を迎えるために日本のおもてなしがいかにえり抜かれ、磨き上げられたか
料理の一品一品の説明、使われた器や記念品の展示
和の空間の、真ん中に文字通り光輝くのがサミット会場。
各国首脳のサインや
記念撮影の写真も。
作家の山崎豊子先生の定宿でもあられたそうで、執筆机の展示も同じ場所にありました。
心霊スポット!? 天の岩戸
名前も名前なので、天照大御神さまがお隠れになった場所だと思って行った。
しかし行って見たら「名水の湧き出る場所」「渋沢栄一ともゆかりがある」としか案内板にない。
さらに谷の底も底、道路も舗装こそされているものの狭く自然にさらされ強烈で
コロナ下なので閉鎖します。と駐車場に人影なし。
じめっとした空気が朝からたれこめるエリアで
名水を拝みます。
脱衣所とかもあったので修行される方もいるらしい。
山道を登ればさらに「風穴」と呼ばれる神話の世界に浸れる場所がある。
が、まるっきりの山道で、その山道すら見え難い。山の心得のない人間が下手に一人で踏み込む場所ではあるまい。と途中で引き返してきた。
昨日は花の窟神社で華やかなオーラを体いっぱいに浴びてきたはずなんですが、天の岩戸は真逆。心霊スポットとしても名前があがっている。
私は霊感などまるっきりない人間ですが、ただならぬからみつくような土地の妖気を感じました。言葉を替えれば「神話の世界」。