ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

マスクは苦しくて大っ嫌いだったのに ストレス貯まるがやらねばならぬ

今年はじめ、全世界がマスクを求めて右往左往していたころ、ウチは「東日本大震災の時に息子が学校からもらってきた(善意の寄付の模様)箱マスクの在庫」がまだゴッソリあった。おかげさまで家族全員、花粉症なし、インフルエンザなし。マスク、いらなかった。
今や時流はマスク非着用者=殺人者。
しかし私は実はマスク、嫌いです。

newcoronavirus-mask

 

 

マスクが嫌いな理由

単純にマスクをしていると息が苦しい。蒸れる。見えなくてもマスクの中で笑顔でいるべきだ、なんて無理無理。金魚みたいに空気を求めて口をパカパカあけてあえぐしかない。

運転するときはメガネをかけるとメガネがくもる。雨の日乾燥する日は前が見えない。

私は日中わりとこまめに水分を補給するたちなので、

「マスク片はずし」のだらしない恰好を人さまに見せたくない。

 

 

新型コロナウィルス流行前にマスクをするシーン

風邪なんか、いつひいたか覚えていない。

歯が取れてしまったときはさすがにマスクをせざるを得ませんでした。辛かった。

ただし寒い時期だったので、通勤中は顔が冷たくない、息が楽になることが初めてわかった。

乾燥する時期でもあり、保湿効果も兼ね備えている!

「顔に吹き出物出てるから」ってマスクしていた人、いたなあ。

「寝過ごしてメイクできなかった」もコロナ前はあるあるだったんですけどね。

 

 

不良品のマスクに苦しめられる

今年に入り、新型コロナウィルス戒厳令の歴史は切って落とされた。

家には100~200枚のマスクの在庫はあるにもかかわらず、オットは強迫観念にかられ、カネの力にモノを言わせ、今にして思えば法外な値段でマスクをゴッソリ買ってきた。(まだ使い切れていない)

当たりもありましたが、はずれもある。マスクのヒモがブツブツ切れる。

常に2~3枚携行しなければならない。

ポリエステルやポリウレタンの切りっぱなしのマスクも出始めのころで、初めて見たときは新鮮でした。

 

 

現在のマスクの使用状況

職場では「地域をまたぐ移動をした場合は2週間の行動記録をつけてください」と言われている。

「娘が看護師の研修で病院に行っている。絶対にコロナウィルスを持ち込むな」とも言われている。

好き勝手に遊び呆けている代償として「地域をまたぐ移動後2週間」マスク着用は苦行ですがやりました。やめた途端別の同僚から「マスクしろ」と怒られた。

仕方がない…。

オットの買いこんできたマスクには一重構造、五重構造、化学繊維のマスクと三種類あった。

五重構造なんて、真面目に空気を通さないんじゃないかと勘繰りたくなるくらい苦しい。

紙製のできるだけ薄いマスクを選ぶ。

プリーツ全開、さらに上の針金部分も限界まで・半円形になるまで曲げ、空気の通り道を作ることで呼気の吹き抜け口をMAX確保し、かつ遠目・近目には「マスクしてます」のビジュアルを確保することにした。

  • 飛沫感染を防ぐため、できるだけしゃべらない。
  • 電話で話すときは人のいない方に向きかえる。

別にポリエステル系のマスクをバッグに常備。

  • 道はできるだけ人気のないところを選び、マスクはしない
  • 人のいる場所(建物等)の入口でマスク着装
  • 用事を済ませ、出ると同時にマスクを外す

ポリエステルの1枚仕立てのマスクは何枚か買い足す。

使って、外して、バッグの中に入れたはずなのに、使おうとすると、けっこう、ない…。

(バッグの底や入れておくべきポケットに戻さなかったりして、マスク着用が必要な咄嗟の動作で手間取ることも多々あるので、2・3枚は入れておかないと安心できない。)

通勤は執務室までは布マスク、「おはようございます」のあいさつを終えると紙マスクに交換。

帰りはマスクを外すのを忘れる時もあり、車の中で思い出して外す。使用済みのマスクが1枚、また1枚とたまっていく。

車を降りてコンビニ・ドラッグストア・スーパーに行くときにバッグの中を探るより便利なので、捨てないでとっておく。

 

マスクが品薄で入手しにくかったころ、SNSには手作りマスクのレシピが大量にアップされた。

息が苦しくないのはいいんですが、コスパがよろしくない。

デパートだと単価2~3,000円、ドラッグストアだと700円とか800円。 農協とか授産所の売店だと3~400円。

たかが布一枚!? 単価はしれたもの。

ほとんどが包装と流通の手間なのではないかと思うともったいない…。

さらに、どうしたってファンデや口紅がついて手ごわい汚れがつく。 使い捨てだと割り切れればいいんでしょうが。

かわいい柄であればあるほど、買った・もらったはいいが、もったいなくて使えない…。

のはわかっているんですが、マスクの山を見かけると、とりあえずチェックだけは必ずする。

 

 

制限はあるがまずまず日常は戻ってきた

道行く人がマスクする人だらけになり、お店の入り口にはもれなく消毒液がおかれ、レジはビニールシート、店員さんは手袋、お会計はトレイを使う…。

物資は満ち足りているので、その点不安は解消された。

小さい制限はあるけど、夜のお店に行ってワイワイさわぐようなライフスタイルはもともと持っていないから、まずまず普通の日常を送れていることには感謝しなければならない。

 

ウチの自治体の新型コロナウィルス感染者は、今、累計で60人台。近くにもうすぐ3ケタの大台に乗る市がある。

 

www.hitomi-shock.com

 

出始めのころはナーバスになり血相変えて毎日チェックしていましたが。

最近はさすがにコロナ慣れしてしまった。

ただし、無症状・感染経路不明でもコロナにつかまってしまうお年寄りとかもいるので油断はできない。

感染がわかったらその場で2週間、休まなければならない。職場も即閉鎖。全員マスクして消毒作業。迷惑はかけられない。

田舎だと、最初の感染者は真面目に「バッシングを受けて地域にいられなくなる。名前を変えて石持て追われ、故郷をあとに去らなければならない」状態でしたが、今なら少しはマシかな。

 

 

これ以上マスク着用の縛りがきつくなりませんように。

命を落としかねない病気だと聞かされ

移動に制限がかかり、 密閉された空間で 人の集まることはよろしくない。

世界を見渡せば マスクは義務化されているところもぼつぼつ出ているんだし、罰金を取るところもある。高ければ高いほど抑止力が働くことは間違いない。

問答無用・外出禁止否応なしに外に出かけられない人もいる。

日本あたりはまだまだ制限もゆるいのだからと自分で自分に言い聞かせる。今日の我慢!? が世のため人のため、いつになるかはわからないけどボケたり足腰がきかなくなる前に、行きたいところや見たいもの、やりたいことをやるため、すなわち自分のためなんだ。

 

パーソナルカーの中でもマスク着用令、なんか出たらどうしよう。

家族間での感染を防ぐためです、なんて重々しく言われたら、従わざるを得ない…。

 

…ぐだぐだ言っている場合ではないのです。

誰かにとって大切な誰かのために。

身を挺して立ち向かっていらっしゃる医療従事者の方々のことを思い出せ!

真面目にやらせていただきます。

 

それにしても、いったいいつまでこんな生活続くんだろう…。

戦争体験のない日本人に突如襲いかかる戦時下みたいな今の日々。

刻刻と伝えられる命にかかわる情報のかずかず…。

 

東日本大震災が我が人生の最大のエポックメイキングな、世界の歴史に残る出来事だと思っていたのに。新型コロナウィルスは、とっくにその上を行ってしまっている。

とてつもない大波が、まさか自分の人生にかかわってこようとは。

人生わからないものです。