ひとみにカルチャーショックを。

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能力主義成果主義はモチベ下がりっぱなし 若い人のための制度と心得て仕事しよう

我が職場は基本、春風駘蕩・年功序列・和を以て貴しとなす昭和の遺構を派手に引きずっている。しかし時代の流れと経費節減のため、制度は動く。能力主義でいきましょう。と重い腰を上げてスタートを切って…5年かな。メリットとデメリットがありますね。

seikasyugi

 

 

能力主義・成果主義のメリット・デメリット

メリット

いちおう採用試験を突破して入ってきているのですから、能力的には、まあ、どんぐりの背比べ。

普通に仕事・出勤していれば昇給していく。

ただし。

  • 優秀で頭ひとつ飛びぬけている人を早くポストにつける、いわば「飛び級」制度がない
  • あきらかにやる気のない・できない人だって、導入前は出勤さえしていれば良かった

 

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能力主義制度を整え

給与と待遇を仕事をしない人には手薄に(切れないのがウチの職場)、できる人・貢献の大きい人には多めに。

の仕組みができたことになる。

また、今までは仕事への評価は本人は知る術がなかった。今度は教えてもらえる。(当たり障りのないトコなんでしょうけど)

若手の職員は「偉い人と話すのは(業務評価の)面談の時だけです」と言っており、まんざらでもない様子です。

 

デメリット

余計な仕事が増えた

面談シートを書かなければいけない。今はだいぶ慣れたけど、はじめの頃は何を書いたらいいのかわからず欄を埋めるだけで汗をふきふき苦労して仕上げたものです。

忙しい時に「〇日までにシート書いてください。」「面談です」と言われると心底ムッとする。

 

出来レースぶりが日に日に露呈していく

1職場1制度。

業務の難易度と達成度を掛け合わせて自分の成績が決まる。

業務は広範囲・多岐にわたり

企画・開発部門、外部の方々と折衝を積み重ねていく部署、管理部門、etc…、全部に同じマニュアルが手渡される。

上の人が力を入れている・組織への貢献度を数字で出せる部門が難易度として上にあり、「良い部署」に配属されるだけでいわばゲタを履かせてもらえる。

また、そもそも能力主義って、年功序列の賃金体系の上の人の余計な部分を削ることが目的。

若手を厚遇すれば採用試験にも人を集めやすい。高評価を出すと基本給×〇%でお給料にイロがつく。若手なら安くつく。

逆に言えば、私みたいに地味に働き、定年退職のカウントダウンが始まった人間にとってはモチベーションアップにはなってないなあ。今のところ。

 

 

4年いても評価は不動

前の所属には4年いまして、成績評価が5年目だから、制度開始2年目から評価を受け続けたことになる。

1年目は仕事も覚えなければならないし、足手まといにはなりたくない。必死。「まあまあよくやってます」的な、5段階でいけば3の評価をいただきました。良かった~。ほっとした。

2年目になると業務も自分なりに効率化に取り組み、内部外部への目配りも視野に入る。

3年目ともなれば、評価が欲しくなってくる。1年目と2年目が「3」だったんだから「4」か「5」を狙いたい。

先に自分で成績をつけて上の人が査定するのですが、ここで「中高年」がネックであることをイヤというほど思い知らされることになります。

「5」とつけたのに「3」としか評価してもらえない。ま、アピールしないことには始まらない。目いっぱい背伸びして盛って書いたんだし、ダメモト、通ったらもうけもんくらいにしか思ってない。

釈然としないのは上の人から言い渡された「3」の理由が「全体のバランスをみてこの評価にさせていただきました。」一辺倒。

ウチの上司がパッとしないから(失礼)これしか言えないのか? じゃ、誰に「5」つけたのか教えてください。その方がどれだけ努力し、目に見える業績を出したのかを教えてください。と訴えても答えはない。

 

評価の結果は教えてもらえるけれど、評価の中身はブラックボックス。

「5」のもらえそうなな人。想像・見当はつく。

若手であること、昇格のタイミングにある人。であるに違いない。

私が評価つける人だったら絶対そうする。職場の士気を高め、業務を効率的に進めていくことが制度の究極の目的だもの。

 

4年目は、同僚が1人、おそらくは病気で急にいなくなった。

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引継ぎも何もなしに「やってください」の一言で業務がおそいかってくる。隣の席の嘱託の人、定年後の第二の職場の人と2人で黙って穴を埋め、言っちゃ悪いが休んだ人の「ココどうなのかなあ」の部分を変えてまがりなりにも終わらせた自負はあるんですけど。

私も、嘱託の人も、やっぱり評価は「3」なんですよねえ。

嘱託の人は退職の時は評価をつける側だった。本気になって「どこ見てるんだ」と怒っていた。

 

4年いて、自分なりにパワーアップし、目に見える成果は積み上げた。それでも評価は1年目から4年目まで変わらない。

やってもやらなくても同じじゃないか。

 

 

4年連続評価「3」を受けて

成果をおさめても評価には結びつかなかった。元から私は高評価をつける対象でない。高評価をつけるべき、優先すべき人材は他にいる。

わかってしまいましたよ。

 

この春から、部署が変わりました。肩書は変わらないけれど、多少の業務手当はつくはず。つまり手取額アップ。4年間真面目にやったご褒美と取れないこともない。定年前の女子職員にあるまじきお計らいをいただいた。と感謝していることにしておこう。

あてがわれた業務をこなすこと以外・以上に期待されることはないのだから、自分の範疇外のことにあえて出しゃばることはあるまい。

残業はキッチリこなして、お手当はしっかりいただこう。

 

「人生をおりることが大切」って言っていたの、誰だったかなあ。

いちおう、65歳まで働こうと思ってます。家でじーっとしているだけなら。今仕事を辞めてもかつかつ生きていくくらいは何とかなる気もするんですが、なにしろ、遊びたいもんですから。

 

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一方、同年代の人の病気や死もちょぼちょぼ出始まる年代。

遊び尽くす前に死ぬの、絶対ぃ~~~にイヤだ! 

死んでも死にきれない。

とはいえ80歳過ぎて海外おんな一人旅はいくらなんでも無謀だろう。引退年齢をマイナス1歳としようとも10歳としようとも、

残り時間、少ない~

メチャ焦ってます。

 

これからの私の人生は

「自分のしたいことをする」ことが最優先であり、職場の評価なんか知ったこっちゃないんです。

 

「3」でいいわ。私。背伸びしない。無理しない。「2」にだけ落ちないように気を付けます。(減給になっちゃうから)

やれと言われたことはやります。

若い人、明日のある人を立てて仕事します。

 

働き始めて40年近くなる。イヤなことはたくさんあった。これから先の年数に比べて、今まで過ごした日々の長いこと。

今までやり過ごしてきた・乗り越えてきたんだから、あと少し。できないはずはないんです。

 

辛いときには。悲しいときには。

  • 自分の退職金額を数え、貯金額を数え、年金額を数え、足りない部分の戦略を練る。
  • 若さと体力の下り坂をできるだけ長く、できるだけゆるくする戦略を練る。

 

手始めに、リーマンショック前に積立て始めた投資信託を東京オリンピック前に一部解約して利益を確定しよう。始めたころは株価は14,000円くらいだった。リーマンショックの時は6,500円くらいに落ちて、凹んだものでした。今や倍です。

 

コツコツ積み上げて、実ることと実らないことはある。わかってる。

を押さえつつ、やることやらないこと。決めて行動しなければ。

 

 

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