ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

イギリス旅行を終えての感想とアドバイス。(天気・温度・費用・服装・ツアー・一人旅)

9泊11日、イギリス旅行に行きました。イギリス初上陸の一観光客目線の感想、気づいたことなど。

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服装を決めるのが難しい。(天候・気温)

9月中旬にロンドンのホテルに到着。

次の日の朝、市内巡りに出かける前、ホテルの窓から道行く人の服装を眺め、わからなくなってしまった。

「何着ていこう…。」

ガイドブックによれば9月のイギリスの気候は晩夏~初秋。

しかし道行く人は

  • ある人は半袖Tシャツ1枚にジーパン程度
  • ある人は薄手の羽織りもの
  • ある人は首周りにぐるぐるとスカーフを巻いて襟元の保温に努め
  • ある人は長袖の革ジャン
  • ある人はしっかり防寒のコート姿

…夜じゃない、朝です。あまりにもバリエーションがありすぎ、最大公約数がわからない。

…いちおう9月で、夏のうちなんだから、と薄手の長袖+薄手のカットソーのカーディガンで市内ツアーに参加したところ、

朝9時ごろ。ロンドン塔+タワーブリッジで自由時間で放牧!?され、写真を撮りに走っていくあたりで寒いこと寒いこと。

耐えられなかったらしく、お土産屋さんでは、中国人旅行客が「トレーナー」を購入し、その場で着ていた。

午後は大英博物館ツアーで、カーディは脱いで腰に巻き、

夕方、帰りの地下鉄は熱気がこもり、暑いのなんのって(地下鉄車両は冷房なし)

極寒~酷暑を1日でフルコース体験してしまい、「毎日続くの、コレ? マズくない!?」 一生一度きりかもしれないロンドン、風邪でもひいては一大事!!! と身構えてしまいましした。

基本、私は暑がり寄りの体質。

次の日からは持参したスプリングコート+大判のウールのショールをコーディに加え、

タケノコのように薄物を重ね着して朝出発し、気温と体感温度によってこまめに脱いだり着たりを繰り返し、乗り切りました!

 

 

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ロンドンは暑くなった。

20年前くらいまで、ロンドンでは真夏での最高気温が25度を超えることはなかった。しかし昨今、地球温暖化の影響か、気温はじりじりと上昇し、一方、冷房設備もごく限られたところしか入っていなかった。

つまり

  • 一般家庭ではいくら暑くても冷房設備がない。
  • 劇場では俳優もバレエダンサーも汗をポタポタ落としながら熱演し、観客も汗をポタポタ落としながら鑑賞するしかない。
  • 地下鉄は車内も駅構内も冷房設備がない。

今はこれらの灼熱の苦しみを経て、徐々に冷房設備が浸透しつつある途中。

地下鉄車両も新しい車両は冷房が入っている。

ホテルは、ロンドンで2ヶ所、コッツウォルズで1ヶ所、泊まりました。

ロンドンのホテルには冷房設備がありましたが、コッツウォルズのホテルの部屋には「扇風機」のみで冷房はなし。

真夏に旅行される場合は、念のためチェックされることをおすすめします。熱帯夜で眠れない事態は避けたい!

 

 

白色人種は暑がりで基礎体力が高い

アメリカで真夏にマンハッタンのホテルに泊まり、室温が「摂氏18度」に設定されており、震え上がった経験がある。

ツアーの添乗員さんのお話によれば白色人種は私たち黄色人種より平熱が1度ほど高い。ロンドンのオフィスでは冷房の温度を下げる下げないでバトルになり、私たち日本人は結局負けて、真夏、毛布をかぶり、震える寒さの中で仕事をしている。体力の底力もケタが違う気がしている。

オフィスにスポーツジムが併設されているところも数多くあり、早朝、自転車出勤して1時間も2時間も本気で運動したあと、普通に仕事も取りかかるのだとか。

 

 

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イケメンと美女だらけ。しかもゆりかごから墓場まで。プラス世界規模。

たとえば、同じ黄色人種(今は「モンゴロイド」というべきかも)であれば。日本人観光客と中国人観光客と韓国人観光客、勝率5~6割くらいで見分けられる。

まず目鼻立ち。次に男性なら、日本と中国・韓国だと髪型。刈り上げ方でが違うので見分けやすい。

女性だと着ている服のデザインや色彩感覚が、なんとなく日本のお店では見かけなさそうっぽい。

また、くたびれ果てたダウンジャケットに履き慣れたスニーカー、白髪染めなどせず、ノーメイク、無造作な髪型でありながらシャネルのマトラッセを持って観光名所やブランドショップに現れるなど、日本人にはたぶん思いつかない全身コーディをしていたりする。

同じく白色人種、黒色人種にも、細かい人種分けがあり、見る人が見れば一目瞭然に違いない。

 

白色人種(今は「コーカソイド」とするべきかも)なら北欧系・南欧系・ゲルマン系・アングロサクソン系、アラブ系やインド系の方々も遺伝的にはコーカサイドに分類される。肌の色こそ浅黒いけど、目鼻立ちがはっきりしていて彫りが深い。

黒色人種(今は「ネグロイド」とするべきかも)と一口にいっても、黒のバリエーションが広い!広すぎる。

どこまでも真っ黒で、白目・充血の「黒・赤・白」のコントラストも強烈な男性。

から、肌色薄ぅ~いセピア色で、頭蓋骨の後頭部がネフェルティティ妃みたいに張り出していて、 ドレットパーマ、つまり拡がる髪の毛を細かく分けて編み込みの三つ編みにしていった髪の毛が豊かで、まとめるとウエストよりも太い。色とりどりのカラーリボンも一緒に編み込まれ、凝ったネイル、完璧なメイクの女の子なども見かけ、すご~い、きれい~…、と見とれ。

黒は黒でも極薄~特濃まで、何十種類パターンがあるのかわからないほど、多い。

 

そしてモンゴロイドの私たちは小顔に憧れ、スーパーモデルのファッション写真などを眺め、「外人さんは小顔でうらやましい」なんて思うのですが、ロンドンの道行く人たちを見ていると、

コーカソイドでもネグロイドでも、大顔、せいぜい5~6頭身、の人、いくらでもいる!

 

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そして体感、世界じゅうの赤ちゃんや子どもの顔をいっぺんに見たような気がする。みんな、カワイイ。

男性も

  • 小さいときはベビーカーで眠っていたりはしゃいで動き回ったり
  • ティーンエイジャーは学校の行き帰りの中高校生
  • 20~30代はイケメン多出の王道
  • ミドル~シニアはぽこんとお腹こそ出ているが、スキンヘッズ&タトゥー&ピタピタTシャツが決まっていたり、美形は美形のまま徐々にシワが増え水分が抜け年を重ねるタイプまで

女性も正統派金髪碧眼美女をひとくくりにするにはあまりにも惜しい、スラブ・イタリアン・ロシア・ゲルマン等々…がゆりかごから墓場まで勢揃いです。

髪の色もブロンド、プラチナブロンド、ブルネット、亜麻色、ストロベリーブロンドと目の保養♪

あらゆる年代、あらゆる人種の美男美女が選り取り見取り。目の前を行き来していた。

得がたい経験をさせていただきました。

NYよりロンドンの方が、明らかにバリエーションが大きいと見た。

 

ただし。純粋イギリス人男女!?は埋もれてしまう。体感0%。全然見分けつかない。限りなくグローバル。

純粋イギリス人は田舎に行かないと割合は上がってこない。実感できない。

 

 

お金持っていそう・お金を使いに来ているっぽいのは アラブ系と中国系。

ピッカピカのスーパーカーを運転するムスリムのハタチくらいの女の子。

「ハロッズ」行ったら「エルメス」「ヴィトン」を筆頭として、買い物しているのは中国人ばっかり!

帰りの空港の免税手続きブースで七夕の吹き流しみたいに!?大量の免税申請用紙を披露!?するのもアラブ系と中国系ばっかり!

 

 

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ロンドン市内はひたすら混んでいる

西暦1666年にロンドン大火が起こり、以後ロンドンでは木造建築が禁止され、石造の建物が主流になった。人口は増え続け、特にこの5~6年、人口の増加の伸びは著しい…。

道路拡張しようにも、両脇は築○百年の由緒ある建物ばかり。ままならない。駐車場のスペースなどハナから、いや、300年以上前は眼中にないため、住民は許可をもらって路肩に駐める。

当然、お江戸日本橋の真上に首都高速を作るような感覚は、イギリスの方は持ち合わせていない。

そして人口はまだまだ増えていく(特に移民が多い)…。

つまり市内の、特に車の混雑はひどくなる一方。とベテラン添乗員さんはため息交じりに語ってくださいました。

世界に冠たる大都市。ロンドン。のはずなのに。道幅は案外狭い。有名で大混雑する通りが日本の2ケタ国道、3ケタ国道なみの車線と幅しかなかったりする。

道も、建物も、地中に埋まった地下鉄も水道管も、何百年も前にできたものを大事に、こまめに修理しながら使い続けている。

工事で通行止め、事故で通りは封鎖。イベントのある日は大通りは封鎖され横道に誘導されて…と365日、混雑、渋滞からは逃れられない。(早朝・深夜であればまあまあ空いている)

地下鉄は上限に達してしまえば運賃は頭打ち・乗り放題だし、安全・清潔・便利だから申し分ないのですが、潜っては出、潜っては出…を繰り返しているとロンドンの町の風景が断片的になってしまうのがもったいないと言えないこともない。

初日にロンドン塔・国会議事堂・ウエストミンスター寺院(の外観)をめぐるバスツアーに参加したのですが、有名な名所をひととおり、車窓で眺めて、教えてもらえて、良かったです!

 

 

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名所旧跡は世界中からやってきた田舎者だらけ

どこに行っても観光客がいます。行ったスポット、99%、日本人がいました。

ロンドン塔もロンドンブリッジも衛兵交替式も国会議事堂もウエストミンスターも大英博物館もトラファルガー広場もナショナルギャラリーも激混みです。

コッツウォルスの美しい村々の狭い駐車場では運転手さんが入れ替わり立ち替わりひっきりなしに超絶技巧で大型バスを取り回す。

世界中から観光客がやってきて、記念撮影に必死、自撮りに必死!

つまり全員、花の都ロンドンにやってきた田舎者ばかり!バラエティに富みすぎ、背景がイギリス・ロンドンの観光名所でなければ、自分がどこの国にいるのか、全然わからない。さっぱり実感がわいてこない。マジ。

人種だの、国境だの、関係ない。を肌で感じますねぇ。

湖水地方はさすがに空いていました。良かったです。

 

 

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買い物・費用

ロンドンで使った費用

  • 地下鉄移動の経費が 6~10£前後。
  • 朝食付きのホテルなので朝食代はかからない。
  • 食費はテイクアウトであれば1食1人前10£前後。
  • レストランに行けば1食1人前20~30£前後から。
  • 水分補給のコーヒー・ミネラルウォーターは2£前後。
    (ただしどこのホテルでも1本はサービスで部屋に置いてあったので旅行後半は次第に買わなくなった)

上に入場料や観覧料を足し、

(無料の場所もあれば、日本円で言えば2~3,000円以上する高額な場所もある)

お買い物で使う金額を足せば、1日での必要な費用が見えてくる。

地下鉄で1,000円。食事は1食1,000~3,000円から。がロンドン滞在の最低基本料金!?です。

 

ほぼクレジットカードが使える

9泊11日分として日本円で7万円、ポンド紙幣を交換して旅行に臨みましたが多かった。

どこに行ってもクレジットカードが使える。10,000円でも多かった。5,000円でも多かった。

でもやっぱり、外国なんだし、現地の紙幣も少しはないと、不安ですよね。難しいところですが。

 

お店で買い物しても、原則、レジ袋はついてこない

普通の買い物であれば困らないけど、スーパーで夕食用のパン1個、とかパイ1切れ、とかを買うと、紙袋に入れただけで渡されたのは参ってしまった。手持ちのショッピングバッグに油がついてしまうじゃないか。

幸い、日本のレジ袋がバッグの中にあったので、使ってはたたみ、使ってはたたみで、乗り切りました!

 

 

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なんかおっとりしている

観光名所回ることしかしてないせいもあるのでしょうが、世界中からやってきた観光客がロンドンを満喫している。

町の印象はNYよりは、おっとり。

 

 

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