2月に北海道旅行に行きまして、自分用のご当地みやげに韃靼そば茶を購入。新千歳空港のお土産物屋さんで実演販売していたので旅の記念にと購入。
新千歳空港内ショッピングモールでで社長自らが実演販売
2月の北海道の目的は、スキーと流氷ツアー。
外国人観光客のいない冬の北海道は、業界の方には申し訳ないんですが、空いていてとても良かった。帰り際のお土産調達のために新千歳空港のショッピングモールで韃靼そば茶を購入。
社長さま自らがマネキンとしてエプロンをかけ、店頭で実演販売している。
「本州で売っている『そば茶』はね、中国産が多いんですよ。ウチのは100%国産、北海道産です。!」
ティーバックではなく、炒ったそばの実を袋づめしているだけなのでやかんなり急須なりでお茶を淹れなければならない。めんどうだな~と内心思ったものの、社長さんの営業トークの達者なこと。
買ってくださるならおまけつけますよ~、と客見せ用の山盛りそば茶を袋にいっぱい入れてくれたので、つい買ってしまった。
(購入後、「じゃ魚とかのお土産探します」と言ったら、「お手伝いしましょう」とお店の中を案内してくださり、自宅用・進物用のお土産選びはとてもスムーズ。地元の方からアドバイスをもらえただけでわたし的には買った甲斐あった!)
そば茶の効能
血管と生活習慣病(血圧・血糖値・コレステロール・肝臓)に優しい成分、ルチンが手軽に、自然の素材で摂れるのが最大のメリット。
蕎麦屋さんでそばを食べたり、家でそばをゆでる時には必ずそば湯をいただくことにしているけれど、
ルチンをコンスタントに摂取するために毎日そばをゆでる訳にもいかない。
サプリにすれば手軽なのはわかっているけれど、できるだけ自然に。食べ物から体にいいものを取り入れたい。
のであれば、そば茶は、おすすめ食材です!
ただし、そばアレルギーの方には禁忌になってしまう。ご注意を。
韃靼そば茶のいれ方
- 水を550cc、カップで測る。(職場に持っていく水筒のサイズが500ccなので気持ち多めに)
- 韃靼そば茶を大さじ山盛り2杯、入れて火にかける
- 沸騰しらた割りばし1本でかきまぜてそばの実を散らす
- 鍋のフタをして2~10分くらい置く(他の朝仕事をしているので蒸らしの時間は日によって変わる)
- そばの実が沈んだところでおたま大の取っ手付きのザルでそばの実をこし
- 水筒に注ぎ入れる
になります。
湯のみ1杯分であればティースプーン1杯あたりが適量、と袋の裏側の作り方にあったような気がする。
最初は500cc作るのであればざっと3倍、大さじ1くらいでいいのかな、とやってみたんですけど。
そば茶って、基本、味、薄いんですよね。色も薄い。
麦茶や紅茶みたいに一気に色が出ない。かなり長く置いたつもりでもかすかな黄~茶色にしかならない。
書いてあるとおりにいれたのだし、と飲んでみるのですが、…なんかお湯の味しかしないような気が…。
(私の主観なので、淡泊でさらっと白湯に近い味わいがお好きでしたら全然イケるはずです)
ならば濃くいれるしかない。とそばの実の量を増やした。
ご推奨の量のざっと倍くらいの量を使っている。
濃さ2倍のそば茶のはずなのに、色は量が半分の時と大差ない気がする。
香りはさすがに違い、
懸命にそばの香りを追い求めて飲む → そばの香りを楽しみながら飲む
にパワーアップした。
実演販売の時の社長さんの説明によれば
そば茶はそばをあんまり長く置きすぎると色が茶色みがかってきて見た目が良くない、とのことでした。
そば茶の専門家としては、淡い黄緑色のそば茶が本来の姿であるらしい。
そば茶はノンカフェインドリンクで、もともとあっさり・淡泊・優しい味わいが身上なので
紅茶や緑茶みたいに濃くいれすぎる心配もないし
濃いめに入れたからといって最大のウリであるルチンが心持ち多めに摂れるだけ。
眠れなくて困るとか、クセが強すぎて後を引く、などがなく
オールマイティーにいつでも飲めて、老若男女問わずいただけるのも嬉しいポイントです。
デメリットとしては、
そばの実はもともとお蕎麦として食べるものだし、
飲み物としては緑茶紅茶コーヒーとくらべてメジャーじゃないし、
流通の絶対量が少ないがゆえに多少は割高になってしまうくらいですかね。
国産のそば茶にこだわるのであれば
中国産のそばを使っているのであれば、今日び、かならず「〇〇(←日本以外の地域名)産」との表示があるはず。
ただし、「国内製造」とパッケージに大書きしてあり、実際は中国産のそばの実を使っていることを小さく表示することだってできる。
コツとしては、パッと見で買わず、包装の表や裏の表示をしっかり読み込む。
通販であれば商品説明をよく読む。
さらに、大手ではなく地域に根差したメーカーが地元で作ったそばをそば茶にして道の駅や地域のお土産品コーナーに並べる…のであれば
外国産を混ぜ込む必要はないので、私たち消費者としては、安心材料になる。
そばがらの始末に手間がかかるものの鍋淹れの味わいは格別
北海道旅行から戻るころ、自作のどくだみ茶が丁度なくなったところでした。
自作のお茶をいちいちティーバックに詰めるなんてやってられないわい、
と鍋でどくだみ茶を毎朝作る。
(ヤカンより鍋の方がお茶がらの始末が楽)
ところから毎朝のそば茶作りは始まっているので、
最初から
「そば茶に注いでしばし待つ」式の入れ方をしてこなかった。
お茶を淹れるのは、茶葉(そば茶の場合はそばですが)が
ナベなりヤカンなり急須なりの中で大きく動き、広がる ことで濃く深く味と香りを引き出せる。
ティーバックの中で小さくちぢこまっているのと、お湯の中でのびのびたっぷり、泳ぐのとじゃ全然違う。
そば茶を食べる。そのままでもお茶がら・出がらしでも使い道いっぱい
そばはもともとは雑穀。お茶に使うことそのものがイレギュラーな使い方なので、
出がらしの使い道も豊富!
- おにぎりの具にする
- チャーハンの具にする
- 炒め物の具にする
- 卵焼きに入れる
- 冷ややっこの上にのせる
ただし、そばの香りは飛んでしまっているので、栄養をとる・風味を感じるというよりは食感を楽しむ。
味も薄いので、「けずり節感覚」で使う。
100%天然ものだし、庭の肥料にもできる。
そして以上の使い方は、なにもお茶がら・出がらしを待つまでもなく
そば茶そのものを最初から使える。
新千歳空港の社長さんの説明によれば 「サラダのトッピングなんかも、おすすめです」とのことでした。
500グラムを3カ月できっちり消費
100グラム入り・500グラム入り・1,000グラム入りとがあり、
100グラムでは飲み始めたらあっという間になくなってしまいそう、と私が買ったのは500グラム1本。7~80グラムくらいはおまけを 別のチャックつきポリ袋に入れてもらえた。
(1,000グラム入りを買えば100グラム1本をつけます、とも営業されたのですが、初めてだし、ほどほどの大きさにしといた)
週休2日で週5回、500ml大さじ山もり2杯使って、だいたい3か月くらいもった。
「なくなったらお取り寄せもできます。長く飲み続ければ健康にもいいから! リピ買いしてくれるお客さんもたくさんいらっしゃいます! 1万円以上で送料無料! 」と注文用紙も一緒に頂戴したのですが
「なくさないでくださいね。」の社長さんのお願いもむなしく!? 探しても出てこない…。
確か500グラム入りで3,000円台だったはずで
底値、とはいきませんでしたが。
北の大地の思い出にふけりながら、大袋をきっちり飲み切ったことになる。
機会があったら、またリピろうっと。