寄る年波と新陳代謝の衰えにより、食べ過ぎないように気を付けているつもりでもじりじりと体重は増える。毎年1キロくらい。
しかし今年の健康診断の体重測定で、久しぶりに、ほぼ去年と同じ、横ばいで落ち着いた。
この1年で何か私、生活で変えたことあったっけ。
思い当たる節といえば竹炭パウダーくらいしかない。
炭パウダーの使い方と特徴
朝、スムージーに混ぜて飲んでます。
炭のパウダーは、わりと簡単に購入できる。
パンやクッキーを黒く色付けするための食材の色付け素材として一般に流通している。
備長炭・竹炭・麻炭・樫炭など、炭にする材料も何種類かある。
色付けに必要な量はほんの少しなので、販売されているロットは100グラム未満の少量がメイン。
イカスミなんかも黒ですが、色はついても、生ものの素材だし、イカスミは油が含まれていてややねっとりしているし、味にも微妙な甘みと渋み・エグみがあるのに対し、 炭パウダーには味がない。香りもない。保存がきき、変質しにくい。ごく少量使えば、無味無臭。
材料に混ぜ込むときも、サラサラしているので水性・油性を問わず混ざりやすく、ダマになりにくい。
つまり扱いやすい。
強いて言えば、
- 多めに使うと多少シャリシャリ感が口中に残る。
- 粒子が細かいため、スプーンやキッチンツールなどに色が残りやすい。
流水ですすぐくらいではうっすらとグレイの膜がかかったみたいになる。スポンジなどでこすれば簡単に取れる。
フキンとかにつくと、洗濯機にかけてもかすかに色は残る。
私が炭サプリを購入しない理由
まず生きるか死ぬかの瀬戸際の薬でもないため、いい加減な私は1日2回とかだと、効き目が速やかでないとだんだん緊張感が薄れてきて次第に飲むのを忘れてしまう。
続いてコスパ。サプリというものは、手間と便利を購入していると私は信じて疑わない。
100グラム1,000円のものは30日分にしてカプセルにしたり顆粒にして個別包装にして1回分2グラム、30日分でトータル50~60グラム。お値段は3,000円とか4,000円に跳ね上がってしまう。
さらに内服する美容成分であるならば、最低3ヶ月くらいは様子を見なければならない。10,000円以上かかる。
100グラム入りのを少しずつスプーン取って毎日飲めば5分の1で済んでしまうではありませんか。
北欧にしか自生していない幻の、しかも絶対効く成分でカプセルでしか購入できない、なんていうなら購入もやむなしなんですが、炭ですから。安心の国産の原料、国内産でじゅうぶんまかなえる。 有効成分を最大の効果が出るようブレンドの、配合の妙こそが企業秘密、なんてサプリなり、美容飲料はもともと量的にはたいしたこない。
本体の値段なんかより、
品物をつくる前の知恵と、包装と広告費にお金を払っているようなものだ。
炭パウダーの美容効果・健康効果
もともとはテレビ番組の『ポツンと一軒家』で、養鶏家の方が地鶏の飼料に炭パウダーを混ぜていて
「デトックスです」と言っていたことからピンと来て、自分で試すことにした。
「食用」であることはさすがに外せないだろう。値段もお手頃で口コミがほどほどにあり、「自己責任で続けています」がいくつかあれば良しとする。
「オーガニック」と冠がついたり、名のある機関が品質を保証していたりすると一気に値段があがる。
炭は、体内・腸内のものを吸着して体外に排出してくれる。
つまり食事前に炭パウダーを入れておけば、食べたものを「なかったことにしてくれる」ことを期待したい。
炭パウダー自体にもミネラルが含まれている。
成人病検診の数値や値、肝臓関係の値が改善した、アトピーのかゆみ改善を期待しているという口コミは見つけた。
さらに、加齢臭対策になり、便通が良くなり、さらに便の消臭作用も期待できる。
週4~5日、1日スムージ1杯にティースプーン1杯くらいの竹炭を飲んでいた。
便は黒くなる。余分なものと一緒に排泄されているのだと思いたい。
この2月に4泊5日でインド旅行に行ったのですが、帰り着いたころには便の色はすっかり置き換わっていた。
飲んだ分が完全に体から抜けていくにはある程度の時間がかかる。
一緒に食べてはいけないもの
なにごとにも裏表、メリットとデメリットがある。
デトックス効果があるということは、
外に排出してしまいたい余計な糖質や脂肪を体内から追い出してもらえるのはいいんですが
持っていかれては困る成分まで取られてしまうという一面がある。
私も、
「…もっともな話だ。ダイエットできるのはいいんだが体調不良を起こしては元も子もない」と
一応自制して、炭を飲むのは1日1回に抑え、ビタミン不足やミネラル不足の兆候(疲れやすい、とか)については気にかけていたけど、 私が壮健すぎるせいか、波風一つ立たない。何も起こらない。
職場で毎年受けさせられる健康診断の結果は良好。要精密検査にひっかかった項目はないんだから、喜ばなければいけないと頭ではわかってるんですが…。
ダイエット効果としては、今までずっと増加傾向にあったのが止まっただけで万々歳ととらえるべき。
(本心は「減ってない(涙)」だけど)
…ということは、量なり回数なりを増やしてみる選択肢はあるのかもしれない。
炭パウダーは歯磨きと洗顔にも併用中
炭を内服することでいらないものを排出する効果があるのであれば、
外用に使い、クレンジング力を高める使い方があってもいい。
代表的な使い方としては
歯磨きに使う
炭入り歯磨きを買うか、歯ブラシなり今使っている歯磨きを乗せたうえで炭パウダーをのせたりつけたりして、歯磨きする。口臭予防効果・歯垢除去効果が期待できる。
洗顔に使う
クレンジングと洗顔料に炭パウダーを足せば、もともと粒子が細かいので、
毛穴汚れの頼もしい味方。
どちらも使っています。
注意点としては、
- もともとの色が黒なのですすぎをしっかりやらないと、
歯磨きなら口のまわりや舌、
洗顔なら髪の生え際などに炭色の黒が残るリスクがある。 - 必要分だけをきっちり取り分けるのが難しい。
往々にして量が多すぎ、 口の中は漆黒、炭のシャリシャリが口をゆすいでもまだ残る…。
クレンジングや洗顔フォームも、ポットタイプならあらかじめ混ぜておける。
また、私は夏場の石けんとして竹炭石けんをご愛用しています。
さっぱりする。はっきり体感できた。
『ポツンと一軒家』を見ていて、石けん用に常備してある竹炭、ダイエットにも使えるなら試してみよう、が飲用を始めたきっかけです。
活性炭と普通の炭の違い
昔お世話になったエステサロンのオーナーさまからはときどきメルマガが送られてきて、
美容商材の案内などもある(が大概高価すぎて買う気になれない)
「活性炭パウダー入りのデトックス飲料」がおすすめ商品なのだとか。
プロの美容家の推しは、炭は炭でも、活性炭パウダー
普通の食用の炭とどこが違うのかというと
- 燃やす材料が全世界の中から選ばれたオーガニック素材
- 普通の炭を,さらに600~900℃で加熱して活性化
- 世界が認める権威ある機関が有効性を証明している
との3つの条件をクリアした素材で、吸着力の強力性について専門機関がきちんと検証した数値がついている。
私が買っているの送料無料で200グラム1,500円の竹炭で(2~3か月くらい持つ) 美容家が進めるのは ビン入りドリンクで1本10,000円前後(1か月分)。
1か月分として、単価が20倍になってしまうのがすごい。
飲むなら絶対、活性炭パウダーが良いに決まっている。
しかし月に10,000円はかけられない。
解説のない・少ない安い普通の炭パウダーをこれからも様子を見ながらコツコツと使っていくつもりです。
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