ポイ活・陸マイラー活動でJALマイルを貯めてインドに行きました。帰国便搭乗前に使ったラウンジレビュー・レポートです。
華美さ・派手さはないものの、人が少なくゆっくりくつろげてとても良かった。
JALのビジネスクラスで案内のあるラウンジ
ITC Hotels Green LoungeとPlaza Premium Lounge、2つ案内がありまして、ITC Hotels Green Loungeを選びました。理由は特になし。搭乗手続きは16時前に済ませ、飛行機は20時20分発。搭乗口には19時50分前までに行けばよい。
ITC Hotels Green Loungeの場所
フロアマップを見れば行くのは簡単に見える。
3階です。
しかし。当日私は、「空港内でフロアマップをもらい、案内板を頼りにすれば行けるだろう。」と甘く見ていた。
しかし、ラウンジ入場券の裏にある空港内アクセス図に気が付かず(搭乗受付の人も「裏にあります」と教えてくれなかった)
フロアマップが空港内で見つけられない。
さらに空港内のラウンジの案内板は「ラウンジA」「ラウンジB」としかなく、そもそも目指す ITC Hotels Green LoungeがAなのかBなのかがわからず、インフォメーションセンターで聞こうにも、英語とヒンディー語が話せないときている。
ラウンジBのあたりで、空港の職員の方に不審・不慣れな観光客を思われたらしく、入場カードを見せたら「ユア ラウンジ A」と大変親切に教えてもらい、近くのエレベーターは工事中で昇降禁止、と四苦八苦し
たどり着いてみれば
とてもわかりやすい場所でした。
出国検査・保安検査を終え、吹き抜けのショッピングブースに出る。
ブースからエレベーターなりエスカレーターで上に行けばよい。
ラウンジ前からショッピングブースを見下ろす
(階下に見えるCRAFT HOUSEでレトルトカレーとペイズリーのショールを購入)
ITC Hotels Green Lounge 潜入!
ITC Hotelsとはインドのホテルチェーン。インド国内に100以上のホテルを持っている。入口でカードを見せるだけで入れてもらえる。
係員の方は、目に見える場所には責任者と見える男性が1人のほか、せいぜい2~3人。時々回って来て、空のお皿を下げてくれる。
バーカウンターもあるので、お願いすればカクテルなども作っていただけそう。
自動ドア開閉とかはなくて、極論してしまえば出入りはかなり自由。
満員になるまで人が入れば、100人くらいは入れそうだけど。
私がラウンジを利用したのは、日曜日の17時~19時半くらい。
17時頃は、利用している人は私も含めて5~6人くらいしかいなかった。
出ぎわの19時過ぎには、少しは人数も増えてきました。それでも20人くらいしか人はいなかった。
休憩スペースは
- パソコンが使えるオフィス仕様のブースが4~5席
- バーカウンター形式の背もたれ・ひじかけなしの椅子が10席くらい
- 残りの席はすべて写真のソファブース
- ソファとソファの間には照明があり、照明の下には漏れなくコンセントがあるので、変換プラグを機内持ち込み荷物にしておけば、電子機器の充電は準備万端。
- 私がいた時の20人は、ほとんどがソファの向かい合わせの6~8席のスペースを1組は1つ、使えていた。(ご夫婦連れやご家族連れ)
- ラウンジ内にはテレビモニターがあり、ニュース画面が流れ
- マガジンラックには雑誌や新聞も置いてあった。
- 天井はあまり高くない。
- 子ども連れの旅行客専用のスペースもない。(日本人の、3~5才くらいの女の子連れのご家族連れがいて、おかあさんが「静かにしなさい」と静かにたしなめる声も聞こえてきました。おりこうさんでしたよ。)
- 外に出たい時には係の人に一言断ってから。笑顔でOKをいただき、再入室の時には受付に人影はなく、さっさと入り込んでしまいました。
豪華に見せる工夫はあまり感じられないものの、人気・激混みのラウンジで真向かいの人の気配を感じながら過ごす気疲れをしなくて済む分、のんびりフライトまでの時間を過ごせます。
ITC Hotels Green Lounge の食べ物・飲み物
収容人数が少ないので、量や種類は少なめ。
インド出国前に最後の本場のカレーを味わえる。
生野菜とデザート。
デザートはカステラっぽい材料を生っぽく・プディンク状の柔らかさにしてインド特有のちょっとスパイシーな香りをつけたものと、
チョコレートプディング。
2つともホットデザートです。
ホットブッフェコーナーにはカレーやインディカ米。
スープ。ナプキンがかかっているのはチャパティ。
パンはほしいものを取り出して、脇のベルトコンベア式のトースターで温める。奥にあるのはコーヒーマシン。
コーヒーマシンの奥にはコーヒーカップや紅茶のティーパック、砂糖・低カロリーシュガーなど。
冷たい飲み物は、自分で冷蔵庫を開けて取る。
清涼飲料水やジュースばかりで、ミネラルウォーターがない。
コーヒーマシンから白湯をもらってくる。
またはアルコール類は別にバーカウンターがあるので、職員さんに頼んで水をコップでもらうかすれば、しのげる。
夕食は機内でいただくとは言え(20時20分離陸予定)、かなり時間があるため、少しはいただいていいだろう、とチャパティ、スープ、カレー2種、デザートをいただきました。
しばらくあとに飲み物を取りに行ったら料理が追加されていた。
追加されていたお料理は、インド料理ではなく、無国籍~中華~東南アジア系ですね。オレンジ色のパプリカのはいったのは、「酢豚」系統なのでしょうが、日本の酢豚にくらべ、甘味と酸味が強く、「ケチャップ味の野菜炒めあんかけ」。
肉団子も香辛料の香りがあまりせず、オイスターソースとも黒酢風味とも、口にしただけでは区別がつきませんでした。
緑や赤の、色鮮やかな野菜は、インド本土では食あたりがこわく、口にできなかっただけにうれしい。薄い塩味で、うま味のはいったゆるいあんかけで、ブロッコリーやキュウリの歯ごたえを久しぶりにたのしめた。フクロタケが入っているので、タイ料理なのかしら。
やきそばは、日本の焼きそばより麺がひとまわり細く、ソース味が薄くて上品。味にクセがないので、インド料理に抵抗ある人でもクリアできそうな万人向けのお味でした。
ITC Hotels Green Loungeのシャワーとトイレ
人が少ないので、自然洗面所も貸切状態です。
大理石がふんだんに使われた手洗いスペース。
向かいには荷物置きにも、赤ちゃんのおむつ替えにも使えそうなスペースがある。
シャワーも完備されていました。
タオルは見渡したところなかった。
ラウンジの職員の方に申し出れば、貸していただけそうですね。
トイレも完全に外国人観光客仕様です。
脇にあるのはインド版ウォシュレット。インドでは一般にトイレのあと、紙を使わず洗い流すため、高級なトイレにはシャワー式のビデ、普通のトイレには小さめの手桶が備え付けてある。
トイレットペーパーは、インド旅行中は持参した方が無難。備えあれば憂いなし。
トイレは2つ、シャワー室は1つでした。
ターミナル3の4ラウンジ(ワンワールド・JAL)
【フランクフルト空港】
JALサクララウンジ
【バルセロナ空港】
ラウンジ パウ・カザルス
【成田空港】
ターミナル2全ラウンジ(JAL・ワンワールド)
【羽田空港】
サクララウンジスカイビュー・キャセイパシフィックラウンジ