過去の海外旅行は全て公共&ホテルの無料Wi-Fiを使い、街中では紙ベースでガイドブックや地図を広げる。で押し通してきたけど。今回のインド旅行では初めて海外Wi-Fiをレンタルしてみました。
いままで海外Wi-Fiを使ってこなかった理由
- 1人旅であり、割高
3人なり4人なりで旅行行くなら、1日〇〇〇円のレンタル料はワリカンできるし、お得感満載なんですけど、おひとりさまでは。昔、ネットのない時代にも海外旅行は出来ていたのだし、なしで済ませられるなら無理に使わなくても。無駄な出費は抑えよう。と旅の準備リストからははずしてきた。 - 紙のガイドブックと地図を使えば事足りる
泊まり歩いたホテルは99%Wi-Fiが通じる。夜に家族に安否確認の連絡をしたり、明日の下調べするくらいなら不自由しない。 - 本当に切羽詰まったらdocomoの海外ローミングサービスを使えばよく、出発前にカウンターで説明のパンフレットをもらい、アプリインストールを見てもらってから出発する。そして実際に使ったことはない。
- 借りる手間・返す手間がおっくう。
今回初めて海外Wi-Fiを使ってみた理由
- 旅行期間が短め(観光してまわる日は4日間)なのでレンタル料金もほどほど。リーズナブル。
- 緊急時にネットにつながる安心感
(今まで、海外旅行でそこそこピンチな事態には遭遇しているが、あわてふためくばかりで、使ったことのないアプリを起動させる余裕は正直ない。常にネット接続があれば、すぐに次の段階に行ける) - Uberを使ってみたかった。町中でネットにつなぐなら海外Wi-Fi接続は絶対に必要。
- 正直、自分の使うデータ量がよくわからない。短めの旅行の時に使用することで、おおよその使用量をつかみ、今後、使うか使わないかの判断材料を集めたい。
海外SIMを使わない理由
私のスマホはSIMロック解除済みのiPhoneX。(ヤフオクで落札。出品タイトルに「SIMフリー」と明記してあった)
コスパでつきつめるのであれば、海外対応のSIMを差し替えるのが最善の策。わかっています。
しかし、私は情弱。自力でつつがなく作業を完了できる自信がない…。
小さいSIMカード、異郷の地で落としでもしたら一巻の終わりです。
今のiPhoneのSIM差し替えだって、四苦八苦、泣きながら自分1人でやったのです。
旅行期間も短く、海外Wi-Fiレンタル料金と海外対応SIMカードなら価格差も千円台レベルだし、
海外Wi-Fiつなぐだけの作業ですむのだから、心のハードルも低い。
もともと海外Wi-Fiそのものが、私にとっては贅沢品。今回はお金が余計にかかっても簡単なやり方で…。
一方、試してみたい気持ちはある。
SIMフリーのスマホを手に入れる機会があるなら、差してみる。設定してみる。うまくいくのであれば、本命のiPhoneXのSIM差し替えに向けて1歩前進できる。
階段は1段ずつ登ることにしよう。
(海外に出かける機会が多い方なら、ルーターを購入してしまえば借りる・返すの手間いらず。バッテリーとしても使えるので国内でも使い道アリ)
海外Wi-Fiのレンタルの仕方
私が借りたのはグローバルWiFi。
閑散期だったらしく、50%オフのキャンペーンをやっていた。
ネットで簡単申し込み。
自分の行く国・地域と旅行期間、つながるスピードを選ぶ。
注意すべきなのは、レンタル期間の「1日」は日本の時刻。
つまり、夜の20時30分~次の日の20時30分まで、自分の決めた接続スピード、データ量の範囲内でWi-Fiが使える。
すると、たとえばインドの場合だと、そして容量少なめプランだと、
夜の9時ごろにホテルのWi-Fiへの切り替えを忘れ、調べものをしていてあっという間に容量オーバー。
肝心の日中の町中でWi-Fiが使えない。あり得る。
(容量を使い切っても、スピードは落ちるがネットはできる。また、追加でデータを購入することもできる。反映まで20分、との説明書きがあったが、私が日本時間11~12時頃追加データ購入をしたら、即座に手続完了のメールが届いた)
受取場所と返却場所を指定し、
QRコードの入ったメールが届いて手続きは完了。
レンタル料金を節約するには
海外Wi-Fiレンタルにあたり、便利なオプションを次々追加していくと、特に長期間の旅行だと料金はあっという間に膨れ上がる。
今回は最低限の補償・変換プラグ・予備バッテリーと充電・通信コードの割安なセットがあったので、申し込んだけど。
個人的には、補償はいらない気がする。
もちろん、壊したりなくしたりしたら弁償しなければいけない。リスクはあるけど。
例えば、海外で怪我したり倒れたりすれば、すぐに何百万の費用が発生し、到底一市民レベルでは払いきれない。旅行保険は絶対必要である。
一方Wi-Fiルーターは、弁償しても2~3万円程度。
2・3回海外旅行に行ったら、下手すると保険料がルーター弁償費用を越えてしまう。
旅行中、Wi-Fiルーターは生命線・命綱。旅行中はパスポート・財布・スマホの次に毎日確認。
常に手元に置き、大事に扱えば、そうそうトラブルはおこりそうにない。
同じく、変換プラグが1日50円とか、バッテリーも1日50円とかレンタル料がかかる。
自分の持っている機器があるならカット! カット!
ついでに受取・返却の送料無料にこだわってオーダーをかければレンタル費用は抑えられる。
大事に使うことが大前提ですよ!
受取手続き・返却手続き
私の予約完了は、旅行の1~2月前。
レンタル元からは「もうすぐご旅行ですね」「オプションのご案内です」とこまめにメールで連絡が入ります。
出発前日、「コートお預かり」の案内が来た。
わ、助かる!
旅行は2月。行先はインド。分厚い冬コートなどいりません。
コート預かりは予約不要、ただし受取カウンターの変更が必要、とので言われたとおりにする。
出発当日は時間に余裕を持って空港に着き、早めに受取をすませるべき。
成田空港第2ターミナルの受取カウンターのオープンは7時。7時過ぎに行ったら、卒業旅行とおぼしき若者たちで長蛇の列。受付の方の手際は良く、列の進み方は思ったより早かったけど、一瞬焦りました。
受取手続きは、届いたQRコードを見せ、受付の人がコードを読み取るだけて終了。
カウンターで受けた口頭注意事項は
- 知らぬ間にデータを消費しないよう、「iCloudバックアップオフ・iTune StoreとApp Storeのオフ・モバイルデータ通信のオフは確実に行うことをおすすめします。」操作の仕方については説明書がある。
- 「ルーターと予備バッテリーは機内持ち込み荷物で。」
(と注意を受けていたにも関わらず、インド国内線の飛行機に乗る時、バッテリーをスーツケースに入れていたら、保安検査で見事にバッテリーが反応し、スーツケースのカギを開けねばならず、余計な時間がかかってしまった)
インドのホテルで、ルーターに電源を入れ、スマホにパスワードを入れる。
無事開通!
申し込みは4G回線・1日300MB。ニュースや天気予報の閲覧、LINEやメールチェックしているかぎりは、不自由はない。
で、次は1日、自分がデータをいくら使うのか。
- ルーターには「あなたの本日のデータ使用料は〇〇MBです。」と表示が出る。
- さらに、「あなたの昨日使ったデータ量は〇〇.〇MBです」と前日分の使用量を知らせるメールが毎日届く。
どうせ旅行はガイドさんとドライバーさんに車で連れて行ってもらうんだし、世紀のタージマハールを前にスマホなんかいじっているヒマはない。
初日の使用量は、ホテルではホテルのWi-Fiを使ったこともあり、100MBもいかないという。
いくらなんでも少なすぎやしないか。
と方針を変更し、持参のiPadもWi-Fiにつなぐことにした。
それでも、全然減らない。
iCloudの画像の転送に使ってみよう、と画像転送をONにしてみたけど、
300MB・4Gでは、全然追い付かず、その日の枠を使ってしまって終わり。
撮った写真をiPadの大画像で確認することはかなわなかった。
枠を使い切ると接続スピードは遅くなると脅かされていたが、ホテルのWi-Fiを使い、日中はガイドさんにくっついて観光なので全然困らない。
で、ガイドさんつきのツアーが終わり。
明日は1日、自力でデリー市内を回らなければならない。
Uberでタクシーを呼ぶのに、300MBで足りるのか足りないのか。見当もつかない。
安心料だと割り切り、追加でデータを購入。1Gで1,250円。(税別)
Uberで2回、タクシーに来てもらい、無事にデリー国際空港に到着。帰国の途につき、
使ったデータ量は100MBたらず。
…近距離(タクシーで市内20分くらい)でUberを使っても、案外、データ、使わないものなんですね。
成田に到着し、コートのお預かり伝票をたよりに(一緒に返せる)到着ロビーのはじっこのカウンターを探し当て、係の方はポーチの中身(ルーター・バッテリー・変換プラグ・コード2本)を一瞥して、あっという間に返却手続きは、終了。
結局利用実績は
旅行1日め | 26.01MB |
2日め | 65.74MB |
3日め | 372.67MB |
4日め | 24.44MB |
5日め | 92.06MB |
6日め | 1.52MB |
渡航期間中合計 | 582.44MB |
でした。
なお、追加で購入しながら全然使わなかったデータ量については半年後の月末までであれば、繰り越して使える。
海外Wi-Fiを使ってみての感想
ギリギリまで費用を抑えた上で、また使う。
やっぱり便利。なにかと安心。旅の安心材料は多いに越したことはない。1日1,000円とか2,000円とかだと、10日間の利用で万単位になってしまう。私にとってはちょっと躊躇してしまう額です。
キャンペーンをチェックし、細かいオプションを精査し、最低線の命綱だけは確保。データが足りなくなったのを確認したあとで、必要な分だけ追加購入しよう。
それにしてもUber使うデータ量がこんなに少ないとは思わなかった。
日ごろ、余計なパケを使わないため、Wi-Fiのつながらない場所ではスマホの使用を極力控える生活習慣が骨の髄までしみついている。
国内でのスマホの使い方を見直す、いい機会になりました。
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