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クレカの海外旅行保険じゃ足りない!個人旅行・特典航空券でも入れる旅行キャンセル保険とは

陸マイラー活動による(特典航空券獲得による飛行機代無料の)スペイン旅行を控え、手持ちのクレカの海外旅行保険を再確認。そしてクレカの海外旅行保険には限界がある。キャンセル・緊急帰国をカバーできる保険に入りたいのです。

travelprotection

 

 

旅行キャンセル保険に入らなければならない理由

舅が94歳で、今、介護つき老人ホームにお世話になっているのですが、最近、人工骨頭手術をしたばかりなのです。幸い経過は順調。リハビリやる気満々。

そしてこの1年、楽しみに楽しみにしていたスペイン旅行は目前。絶対行く! 一方、不時の備えは絶対に必要ですよね。

 

 

手持ちクレカ海外保険補償額確認

自動付帯、そして陸マイラー活動で獲得した特典航空券の旅行なのでクレジットカードの利用付帯はありません。

使えるカードは5枚。

(単位:円)
  ソラチカカード dカードGOLD SPGアメックスカード エポスカード セゾンゴールド・
アメリカン・
エキスプレス・カード
傷害死亡 1000万 5000万 5000万 500万 5000万
傷害後遺傷害   5000万 5000万 500万 5000万
疾病治療費用   300万 200万 270万 300万
賠償責任   5000万 4000万 2000万 3000万
携行品損害   50万 50万 20万 30万
救援者費用   500万 300万 100万 200万
寄託手荷物遅延費用   1万     10万
寄託手荷物紛失費用   2万     10万
乗継遅延費用         3万

 

  dカードGOLD
出航遅延・欠航による食事費用 1万

 

旅行中、万一のことが起こった。場合、単純に持ってるカードのおのおのの補償内容の合算額が補償金額になるのではない。
傷害死亡と傷害後遺傷害の2つだけ、最高の補償額のクレジットカード会社のみに保険金を請求できる残りは合算できる。

 

死亡保障は5,000万円ついているし、
旅先で急病で倒れても1,000万くらいは補償してもらえそうだ。
(去年も一覧表作った。クレカの出入りの激しさがよくわかる)

 

www.hitomi-shock.com

 

飛行機遅延保険や宿泊料や食事代の補償は2万や3万だと
いったんコトが起こってからカード会社の人に指示を仰いだり書類を集めたり
手間がかかることおびただしいのですが、いただけるものはいただいておかなければ。

 

で、カード会社の海外旅行保険には、緊急帰国、旅行キャンセル保険は入っていないんですよ。
自分で補強するしかない。

 

去年、イギリスに行った時、お世話になった旅行会社の方に
「クレカの海外旅行保険には緊急帰国、旅行キャンセルの補償がない」

ことを指摘していただき、そんな保険あるんだ、と初めて知りました。

昨年は無保険で旅立ち、幸い、残した家族は私が遊びほうけている間、無事だった。

 

今回は、舅も手術したばかりだし、見過ごせません。

 

 

旅行キャンセル保険に加入するには

堅いところで

AIG損保・ソニー損保・損保ジャパン

あたりが検索するとすぐ出てくるし、加入しやすい。

そして右も左も分からぬお客のために、補償はパッケージされ、申し込めるようになっている。

目的:観光、滞在:10日、行き先:ヨーロッパと己のトシを送信すれば

マストな補償は
旅先で死んでしまったとき、病気になったとき、モノを壊してしまったとき の備え。

松竹梅・上中下、死亡保障は5,000万円コース、3,000万円のコース、1,000万円、病気や物損も死亡保障に見合う階段状の設定があらかじめできていて、
お任せコースの中から自分の入りたい保険に申し込めば良い。

 

しかし
「不幸があり、旅行そのものを泣く泣くキャンセルせざるをえない」
「旅先で家族の危篤の連絡が入り、取るものも取りあえず帰国しなければいけない」

に備えた保険は、単体での販売はなく

死亡病気ケガ物損保険に入るという条件付きで、特約・オプション扱いの商品を申し込むしかない。

 

ソニー損保だとネット上で手続きは完結。オプションで旅行キャンセル保険に加入できる。
AIG損保は、ネット上で申し込めない。資料を請求し、書類記入の上店頭まで出向かなければならない場合もあるらしい。
損保ジャパンには旅行キャンセル保険の特約はなし。

 

 

ソニー損保の旅行キャンセル保険に申し込む

既に死亡5,000万円、病気1,000万円の補償はあるのだし、
旅行キャンセル保険部分のみ購入したいのですが、
抱き合わせ販売しかやっていない以上、死亡病気ケガ物損保険にも入らなければ、
と手続きを進めました。

旅行開始前のキャンセルの補償は5万・10万・20万・30万円の4段階。
旅行開始後のキャンセルの補償も5万・10万・20万・30万円の4段階。

 

もっと補償が欲しいなら、保険を2口・3口申し込み、補償を60万・90万と上積みすればいいのです。

肝心の抱き合わせ販売の最低購入必要額ですが1口、5~30万円の補償金額で

  • 病気にかかった時の備え 1,000万円。
  • 歯の治療 10万円。

歯の治療はよくわかりませんがあってもいいでしょう。
医療補償は、悪い方悪い方に考えれば、今のクレカでの補償では足りないことはあり得る。
(ただし平成28年度、海外旅行保険に入って保険金を請求したのは27人に1人)
上乗せ補償があってもいいだろう。と1口、30万円申し込みました。


料金は2千円台。
旅行開始3ヶ月前から申し込めるのだそうです。
もっと早く申し込めばよかった。

 

なお、JTBグループの「海外旅行保険たびほ」のサイトは
ソニー損保とレイアウトや内容はほぼ同じです。

 

 

海外旅行ツアー参加者のみ申し込める旅行キャンセル保険もある

LINEトラベルとか、H.I.Sとか、エアトリとかの海外旅行ツアーに申し込んだ場合、当然申込画面の前後左右にはもれなく

・海外Wi-Fiの申し込み・お土産事前購入の申し込み・オプショナルツアーの申し込み

などががついて回ります。
最近は旅行申込みを済ませたあと、「キャンセル保険はいかがですか?」との告知が出てくるようになった。
今年、新しく誕生した保険で、旅行会社のツアーに参加した場合にのみ加入できる保険です。

 

 

クレジットカードによっては旅行キャンセル費用がカバーできる場合もある(キャンセルプロテクション)

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

  • 年会費が税別29,000円もかかる
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードで支払った分のみ補償の対象

と制限つきながら
最高10万円までの補償あり。

 

三井住友カード

「ポケホ保険」という任意保険を追加することができる。
同じく条件つきながら補償は最高10万円。

 

 

おおむねのカバー範囲

本人・配偶者・家族の死亡・危篤・入院です。
条件は保険ごとに異なるため、補償の対象となる「費用の範囲」「親族」「危篤」「入院」の定義はきっちり確認が必要。

 

 

まとめ

陸マイラーであればクレジットカードの2枚・3枚・4枚・5枚・それ以上…所有は珍しくない。
自動付帯の海外旅行保険で当座は間に合ってしまいそうだけど

  • 入院治療費の補償は比較的手薄
  • 自動付帯でカバーできない保険商品が誕生しており(キャンセル保険やペット預入延長費用など)
  • 保険事故に巻き込まれた場合、クレジットカード会社だと資格要件確認に時間がかかったり、またカード会社から保険会社に事故報告を行う流れであるため、専門の保険会社ではレスポンスの早さや対応に差が出てしまうかもしれない

は頭の隅に置いておき、
必要と判断されたならば、保険加入の上、お出かけになられることをおすすめします。

 

 

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