デリー便ビジネスクラス、２回め。今回はＡＮＡ（前回はＪＡＬ）。
デリー便って、食事してエンタメ楽しんでると、あっという間に目的地に着いてしまう。忙しい！ アフターコロナの旅、コロナ前との違いも併せてレポ。
概要
| 行き | 全日空NH837便 | 羽田空港発 9:40 | インディラ・ガンディー 国際空港着17:55 |
9h45m |
| 帰り | 全日空NH837便 | インディラ・ガンディー 国際空港発20:20 |
羽田空港着 05:55（翌日） |
8h25m |
使った機体はボーイング７８７－９の２１５席で
シートタイプはANA BUSINESS STAGGERED。
実際に搭乗 座席とアメニティ、サービス
実をいいますと、ANAのビジネスクラス、初めて。
国際線の飛行機に乗ることがビックイベントの私にとって、座席は窓側一択です。
ただしスタッガードタイプ。同じ「窓側の席」といっても、
- サイドテーブルが窓側
- サイドテーブルが通路側
の２種類あることにご注意を。
行きは座席窓側、帰りは座席通路側の席。
通路側でも、窓から外の景色は、見える。座席窓側の方が見やすいに決まってるけど。
１８インチタッチパネル式の大型液晶ワイドスクリーン
ユニバーサルタイプのＰC電源、ＵＳＢポート、大型サイドテーブル、ＬＥＤパーソナルライト
サイドテーブルの脇で座席の位置を替えたりする。大型テーブルも出てくる。
掛け布団は丸八の羽毛布団。薄くて軽い。夏のフライト、行先はインドだし、肌寒さは感じない。
下はベッドパット。東京西川の「エアーサイクロン®」。
行きの便は日中なので使わなかったけど、帰りは食事が終わると同時にベットパットを敷いて強引に就寝。着陸時刻は日本時間５時５０分なら、時差で体感は夜中の２時２０分！
シートを倒すとオットマンに届き、足を伸ばしてのびのび寛げるのがビジネスクラスの最大の醍醐味。身長１６０㎝弱の私、奥のスペースには余裕があるあるありすぎるくらい。下のバゲージ収納スペースには靴や持ち込みサブバックやらを余裕で収納。頭上の荷物入れのお世話にはならずにすんだ。
ヘッドフォンと
スリッパ
感想
率直に申し上げ、わりと経年感ありました。ビジネスクラスに初搭乗する人がクラス感を期待して期待に胸膨らませて搭乗したりすると、ちょっと肩透かしくらってしまうかも。
それでも機能としては空間を広々使えて寝転がって目的地まで飛んでいける。
隣の席の見知らぬ人に気を使わずのびのび過ごせる、の基本はきっちり押さえてある。
マスクごしなのは残念ながら笑顔のＣＡさんとの触れあい、楽しさ・ワクワクは同じ。
楽しかったです。満足してます。
一番参ってしまったのは、コロナ対策なのでしょう。紙ベースでの機内エンタメ・機内誌・免税品カタログが、全然ない。
紙ベースでの各座席への提供は２種類だけ。
- 安全のしおり
- 機内食メニュー
もちろんアプリをダウンロードすれば。目の前のモニターを操作すれば。コンテンツを楽しむことはできる。
それでも私、寄る年波なもんですから、紙の冊子の方が目にやさしい、見やすいのですよ。スマホの画面は小さすぎるのです。操作も、しょっちゅうビジネスクラスに乗り慣れている人なら慣れで操作できても、難易度高い～。
早々に「時間が惜しい」と諦め、映画に集中しました。
行きの映画は
地上におりた天使のように美しく清らかな永遠のイケメン、ジェラール・フィリップさまを堪能できる
帰りは
行きも帰りも、昼の便夜の便にかかわらず、食事が終わってほどなくすると、機内照明はおやすみトーン。
明るい時はじろじろ見るのも失礼かと遠慮してしまうのですが、暗いのなら写真、撮ってもいいかな…。
ビジネスクラスの入りは５～７割くらいでした。
ANA羽田－デリー便ビジネスクラス食事
大きすぎるお楽しみ、機内食。
行き（洋食・魚）
アミューズ
胡麻とクルミのスティック
砂肝とセロリのマリネ
飲み物はレモンスライス入りのペリエ
アペタイザー
鴨のスモークとエビのサラダ 青パパイヤ、いちじくのコンポート添え生姜風味のソース
ブレッドはバゲットとトマトフォカッチャ。
塩・ペッパー・バター・オリーブオイルを添えて。
メインディッシュ
シーフード（帆立、海老、いさき）と野菜のタイカレー風玄米添え
（コクのあるまろやかさの中にぴりりとスパイシーな味わい）
デザート
ラクテシトロン・チーズ（ブルードーヴェェルニュＡ．Ｏ．Ｃ．、ブリヤサヴァラン、グラナ パダーノ）・フルーツ
３種類の中から１つ選べます。「全部食べたいです！ 」とのお願いをかなえていただきました♪
最後のコーヒーはチョコレートつき。
行きの便には着陸前に軽いお食事をいただきました。
（帰りの便は仮眠して目覚めたらもうオーダーストップがかかってしまった）
”ヘルシー”かつ丼。豚肉のかわりにおからとこんにゃくを使った代替ミートを使っている。淡泊でいいですね。ご飯とふわふわ卵と甘辛の味付けもやさしく、量も私にはちょうどよかった。
帰り（洋食・肉）
飲み物は行きと同じくペリエ。
アミューズ
チキンハムで巻いたパニスとアスパラガス マンゴーソース
枝豆
アペタイザー
スモークサーモンとクリームチーズグリーンアップルサラダ添え
ブレッド
バゲット コーンローフ
メインディッシュ
鶏もも肉のロースト ハニーマスタードソース
一週間インドのベジタリアン料理づけだったので、思わず「に、肉…」と声が出てしまいました。
デザート
アイスクリーム・チーズ（スモークブラックペッパー、ゴーダ、ダニッシュ・ブルー）・フルーツ
当然帰りも全種類お願いしましたとも！
感想
風味や素材に工夫が凝らされていて、おいしく全部完食してきました。
熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、はちょっと感じなかったな。
猫舌の人なら喜ぶ温かさ、というかんじ。
味付けは全体的に抑えめで、何これ！？ 的な奇抜なものはなく、濃すぎないから安心して食べられます。
ラウンジについて
羽田空港第３ターミナル ＡＮＡ ＳＵＩＴＥ ＬＯＵＮＧＥ
ＡＮＡのラウンジも初めてです。広い！
ラウンジの端が遠くて見えない！
朝７時前にはラウンジに入ったというのに、この混みよう。
食事・ドリンク提供は１カ所しかない。
ゆえに食べ物飲み物に近い席は混雑しているのです。
食べるもの食べて席移動、がよろしいかと。
しかも朝食の時間帯だからなのかアフターコロナゆえなのか、スペースが狭く、種類も少ない。小さめのビジネスホテルのブッフェコーナーレベルでした。
温かい食事をお願いすることもできます。
機内食のメニューにない とんこつラーメン をいただきました。
量も少ないので、朝からでもイケます。
インディラ・ガンジー国際空港 ラウンジＢ
空港に入ったのがすれすれで、たどりついた時には搭乗時間は間近に迫っており、Wi-Fiつないで（ラウンジのフロントの方に設定してもらった）日本の家族に「これから帰る」と送るのが精いっぱいで、写真を撮る余裕もなかった。残念！
前にＪＡＬに乗った時はラウンジＡだった。
ラウンジＡはショッピングモールの一角で雰囲気華やか、ラウンジＢは空港直結のホテルの一角なので静謐。高級感ならラウンジＢ。
ラウンジＡでは食べられなかったケーキをしこたま食べ（時間はないが食べたかった）コーヒーを流し込みました。そういえばラウンジＡでは料理はおおむねマサラ仕様だった記憶が…。
免税ショッピングモールには新型コロナの爪痕深い！
（行きのチケット）
デリー行きの飛行機の搭乗時刻は９時１０分。
日本語で免税品のショッピングをするなら朝しかない。
ラウンジ近くにお店はいくつかあるものの、コロナ前なら早朝でも深夜でも難なく買い物できたはずなのに「７：１０分から」「８時４５分から」「当面休業」のお店が多い。数少ない早朝営業のお店は帰国のお土産購入の先客（レジかごは「白い恋人」「東京ばな奈」系統の箱菓子で満杯）の長い列が…。
…いいんです。海外旅行、行けるだけで…。
（帰りのチケット）
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