座席・食事・フライトをレポート。12時45分バルセロナ(ターミナル1)発、14:55フランクフルト(ターミナル1)着。2時間10分のフライト。 EU圏内の飛行機移動って、ヨーロッパでは国内線扱いなんだそうです(シェンゲン圏)。日系以外の飛行機に乗るの生まれて2度目。外国発外国着の飛行機乗るのは初めて。
バルセロナ空港までは市内から30分
9時にバルセロナ市内のホテルからタクシーに乗って、9時半には空港に着いてしまいました。町なかから車で30分で付いてしまう空港だなんて、とっても近い。土曜日の朝。渋滞なし。 1人でチェックインは不安なので、 トラベロコで依頼したバルセロナ在住の日本人女性 にご同行いただきました。
チェックインの時に不安だったこと
フランクフルト-成田間は特典航空券のJAL
で日本に帰ります。 そして
ルフトハンザ航空はスターアライアンス
JALはワンワールド
系列が違う。
例えば バルセロナ-フランクフルト-東京 と通しで航空券を購入した場合、 万が一フランクフルト行きの飛行機が遅延した場合、フランクフルト-東京間で融通をきかせるor便宜を図るなどが期待出来そうな気配がありますが
別だて、1路線ずつ航空券を購入・確保する場合は、望み薄の気配は濃厚。自分で何とかしなければならない。
そして、たとえ系列が同じであろうと違っていようと フランクフルト行きのチケットと東京行きのチケットがある以上、カウンターで東京行きで荷物を預けられるのか。
全行程預けっぱなしであれば、ルフトハンザ航空とフランクフルト空港の荷物の引き継ぎにはどの程度信用がおけるのか。
トラブルが頻発していたりしないか。
ネットで検索を繰り返したものの、歯切れのいい、納得できる答えが見つからず、こうなったら現地で聞くしかない。
予約確認メールやオンラインチェックイン案内メールは搭乗一週間くらい前からしょっちゅう届き始め、対応の仕方が分からなかったのですが、トラベロコのロコさんに
「空港のカウンターでもチェックインできます」と教えてもらう。
頼もしい。
カウンターでの手続きと聞き足りなかったこと
荷物は、「1便ごとに預入と受取が必要」でした。
前までは荷物を預けっぱなしで日本に乗継便で帰れた口調ながら、最近、JALの取扱いが変わったのだとか。
預け・受取
と2度手間にはなってしまうものの、乗り換えの都度自分の荷物が手元に戻ってくる安心感は代えがたく、 さらに乗継時間を多めに5時間確保しており、余裕はある。
やるべきことが当日ようやく固まったことになります。
「フランクフルト空港に着いたら、フロアマップをもらうといいですよ」と人生初の空港乗継ぎ、しかもドイツの巨大空港…でテンパっている私にありがたいアドバイスを頂けました。
痛恨のミスは、せっかくビジネスクラスにしたのに、カウンターの方に使えるラウンジの確認とラウンジの場所の案内を頼むのが漏れてしまった。
出国手続と保安検査はファストトラック使用であっという間にすんだのに、ラウンジにたどり着くまでに30分くらいかかってしまった。
↓ 行けました! ラウンジ。
ラウンジっていいもんですね。ショッピングセンター内のレストランやカフェを探し回って座るよりだんぜんいい! ラウンジに一直線! は結局、ラクチン。
搭乗券の案内に従い、決められた時間には搭乗口に向かう。 車いすの方、小さい子ども連れの方が先に搭乗となり、 次に私たちビジネスクラス席が搭乗となりました。
ルフトハンザ空港ビジネスクラスの座席
ビジネスクラスのための特別な座席はなく、エコノミー席と同じです。 ただしビジネスクラスの乗客は、3席の真ん中の席を空にして窓際と通路側に1名ずつ座るのです。 モニターはなし。 座っても別に窮屈じゃないし足元の余裕もあるし、脇を気にせず一つ置いた通路側の席の人と共有できるのは、大きい。
2時間10分のフライトなんだし、ぼーっとしていればすぐに着いてしまうんだし、 私は窓際の席で、ひたすらお空や眼下に拡がる景色を見せていただけるのなら満足です。
席をひとつ置いたお隣はモデルさんみたいに背の高い金髪女性で、 通路を隔てて座った男性はものすごい筋肉で、私の足より腕が太く、でも風体は明らかにビジネマンです。
あの身体ではエコノミー席は窮屈そう。機内持込のカートを風船のように軽々と持ち上げ、 頭上のタナに納める姿をながめていました。
モニターがないため、非常時脱出のための酸素マスクの使い方と黄色いベストを身につけ、空気を入れて膨らませるアクションは、CAさんがビジネスクラス通路の最前列付近で実演してくださいます。
何を言っているのかが全然わからない
今まで、まがりなりにも飛行機に乗った時には必ず日本人がいました。 今回乗り込んだ飛行機は、もし私が急病で「日本人のお客さま」と機内アナウンスされれば日本人、いるのかもしれないけど。 離陸・着陸時、機内アナウンスが何を言っているのかわかりません。
飛行機落ちたらどうしよう、の怯えが脳裏をよぎります。
機内食はCAさんの発せられる単語と自分のゼスチャーが頼りです。
いつもは機内アナウンスでスマホを機内モードに切り替えるのですが、 説明がわからないため、フライトが終わってから気がついたのですが、通常モードのままで搭乗してしまった。 何も言われないものなんですね。
ルフトハンザ航空ビジネスクラスの食事
たった2時間のフライトですが食事が出ます。
空で食べたご飯のうち、
一番レタスがシャキシャキしていて、かみ応えがあったのがルフトハンザの機内食。
パンが一番香ばしくて熱かったのもルフトハンザ。
デザートのビジュアルが並みはずれてキュートで、誘惑に負け、あっという間に食べてしまったのもルフトハンザ。
近距離路線の方が、機内食って、美味しいのかしら。 それとも、ルフトハンザのお料理って、もともと高品質!? なのかしら。
窓からの景色も、
ダイナミックです。
スマホの空港カウンター通過はわりと時間がかかる
私は普段の生活で国内線・国際線を問わず飛行機を利用する機会はない。 今回初めて、バルセロナ空港で、保安検査前のチェックイン手続きと、搭乗直前のチェックインでスマホをかざして通過する人を見かけました。 必ずひっかかる。空港の係員さんがスマホをかざし直す。 1~3人。
しばらくぶりに都心に出たら、紙のキップを使う人など誰もいなくて、ビックリしたことを思い出した。 紙のフライトチケットが絶滅!? するまではまだしばらくかかる様子です。
時間通りにフランクフルト空港に着陸です。
あっという間でした。
(生まれて初めて降り立つドイツの地)