ターミナル1(ルフトハンザ航空便)からターミナル2(JAL便)までの乗り継ぎ。1時間かかりました。英語もドイツ語も話せない。つまり人に聞けない。自他ともに認める地図の読めない方向音痴。の私が生まれて初めて外国の巨大空港の
面積約1900ヘクタール。長さ4000メートルの滑走路合計3本をもつ。年間発着回数48万7200回、利用客数5643万6000人(2011)はヨーロッパ第3位
(1位はロンドンのヒースロー空港、2位はパリのシャルル・ドゴール空港) フランクフルト・アム・マイン国際空港とは - コトバンク
帰国便への乗り継ぎに挑戦。
旅行前の下調べ
フランクフルト空港乗り継ぎ第1ターミナル第2ターミナル間移動の情報まとめ
バルセロナからフランクフルトに到着し、いったんスーツケースを受け取らなければならない。つまり越えなければならないヤマは2つ。
- 荷物引き取りエリアに行って荷物を受け取り
- ターミナル1でモノレールまたはシャトルバスに乗り、ターミナル2まで行く
旅慣れている人なら、軽々なんでしょうけど、私の場合。
逆方向に進む・逆方向のバスorモノレール停留所にたどりつき、そのまま乗ってしまう危険性が異常に高いのです。
現に、
- アメリカ・ボストンではボストン美術館で解き放たれ、ホテルと真逆の方向に歩きだした
ボストン市内観光。必見の観光名所とかおすすめの美味しいお店とか
- 京都では繁華街をさまよい歩き、ゲーセン帰りの息子に拾ってもらい、ようやく宿に戻ることができた
- マドリードでは午後のツアー集合所に向かったものの、見知らぬ公園!? にたどりつき、今自分がどこにいるのか皆目わからない
全て、時間の余裕を人の3倍くらい取ることで乗り切ってきました。今回も、帰国便の出発時間まで、5時間あります。なんとかなるはずです。
フランクフルト空港でもらったフロアマップ
日本語版のフロアマップはありませんでした
荷物を受け取るには。飛行機を降りたら、ひたすらカバンのマーク
のある方向に歩いて行けば、預けた荷物を受け取れるはずです。
ドキュメント・フランクフルト空港乗り継ぎ
15時過ぎ、降り立ったフランクフルト空港。左上に「A28」が見えます。到着口。ターミナルAレベル2階。日本でいう3階。(1階がレベル0)
ターミナルAには1から69まで到着口がある。
まずは左右を見回して
オレンジ色のカバン印、英語でBaggage Claim 、ドイツ語でGepäckausgabeマークがある。カバン印のある通路さえ通っていればスーツケースを受け取れるはず。
「A1-26 50-69」
「B、C、D、E、Z」
との表示もあるので、空港中央に向かっていることも間違いない。
信じて進みます。
「A1-26 50-69」の「1-26」が「1-23」に減る。
「1-21」に減る。
動く歩道を使う心の余裕などありません。
「1-17」に減る。も1つ動く歩道。
「1-15」。人も増えてきました。
「1-13」を過ぎて
初めてカバンマークの矢印が直進以外に出た!
再び直進の矢印に従って進めば
周りはショッピング街。
他の空港は、荷物を受け取ってからショッピング街に出るつくりになっていることが多い。
フランクフルト空港はショッピング街を抜けて荷物受け取りエリアに向かうのが、利用客を混乱させ、あれ、変だな、なんだか勝手違う…感を抱かせてしまう。
なおもショッピング街を進み
カバンの矢印が右側に出ました!
なお、時計は15時20分過ぎです。飛行機の着陸時刻が14時55分。飛行機を降りたのは15時過ぎだったはずなので、大人の足で
10~20分
は、空港ターミナル中央部まで、歩かなければならない。
矢印の方向で曲がると、目の前は一転。
エレベーターです!(うれし涙)
空港フロアマップによれば、荷物受け取り所はレベル1。
いままで歩いてきたのはレベル2のはずなので、旅に出る何か月も前から頭の中でシュミレーションを繰り返してきたのとピッタリ、合っています。
荷物受取所のゲートをくぐる。
そして自分が乗ってきた飛行機の荷物が出てくるレーンを探すのですが、空港のコンコースだって、突っ切るのに10~15分もかかる巨大空港。
内部はねずみ色の壁とグオオオォーン…と低い音を立てて回る黒のレーン。幕張か有明かとみまごうばかりの巨大空間で、しかも天井は低い。おびただしい数の利用客は黙々と粛々と自分の荷物の出てくるエリアを探し、待ち、見つけ、去って行く。
がいくつもいくつもある。
行っても行っても、自分が乗ってきた飛行機のレーンにぶつからない。とにかく果ての果てまで行ってみて、見つからなかったら、聞くしかない。とハラをくくり、進んでいくと
ありました!!! 乗ってきた飛行機の表示!! 「H1127 Barcelona」!!!
飛行機が空港について30分くらいたったはずなのに、荷物はまだ出てこない。
いちおうビジネスクラスに乗ったんだし、搭乗3時間前に空港窓口で搭乗手続きしたんだし、大ルフトハンザ、始めの方で私の荷物、出してくれるんでしょうね~。
とじりじり待つ。
ようやく荷物が出始まりましたが…あんまり出てくるの、早くなかった。
荷物を受け取り。
- 今いるのはレベル1から出るはずのシャトルバス
- レベル4から出るはずのモノレール
どう見たって私が乗るべきなのはシャトルバス。空港の外に出て、バス停留所を探す。
もらった地図によれば。正面玄関横づけ・目の前にバス停があるはずですが、世の中、甘くない。
まわりを見回す。車線の先は乗降客用の歩道、屋根付き。の先の車線の、ターミナル2のあると思われる方向にとまっている、バスがある。
近づいてみると
ターミナル1・ターミナル2って書いてあるじゃあありませんか~~!
狂喜乱舞~!
バス停留所で待ち
ピントが合わせられませんでしたが、バスに乗り込み、車内モニターの「Tarminai2」の表示を見つけた時のうれしさ♪
途中のバス停留所でバスが止まるたびに、無事にたどりつけるのだろうか、と不安で胸は打ち震え、
「ターミナル2」の表示のある場所にたどりつけた! ミッション、成功!
16時からJALのカウンターで搭乗手続がはじまります。JALのカウンターの前には行列が。つまり普通に、人並に、1時間程度で、ターミナル2に、到着できました。
やればできる!
初めての乗り継ぎ、旅に出る前から、また旅先で出会う人出会う人に不安をぶつけまくり、時と場所は違えど、いただけたアドバイスは同じ。
「何とかなる」「何とかなる」「だいじょうぶ。」
…なんとかなりました。皆さまのおっしゃるとおりでした!