ポイ活で獲得したJALのビジネスクラス席。JL408便、19時40分フランクフルト発(ターミナル2)翌日13時55分成田着(ターミナル2)、機体はボーイング787-9(789)座席のタイプはE71。座席タイプはJAL SKY SUITE。11時間15分のフライトの搭乗記です。
ビジネスクラスを使うメリット
- 搭乗手続きは座席クラス別。数の少ないビジネスクラス乗客は早く手続きしてもらえる。
- ファストトラックが使える。出入国手続・保安検査もあっという間に終わってしまい、免税ショッピングエリアに早く行ける。
- ラウンジが使える。完全無料で、ショッピングエリア内の飲食店や待合スペースの上を行く空間を 使える。もちろん、食べ物飲み物、すべて無料。
- 座席に圧倒的な余裕がある。エコノミークラスが横8席のところ、ビジネスクラスは4席。 エコノミークラスが縦10列のところ、ビジネスクラスは4列。横になって目的地に飛んで行けるし、プライバシーも配慮されている 。
- 電源も各自座席に備え付け アメニティを期待できる。 ポーチに空の旅の必需品の歯磨グッズ・安眠グッズ・美容グッズなどが 一揃い入っていて、持ち帰っていい。ポーチはブランドとのコラボで定期的に変わるし、中のアイ テムも旅のプロが選んだえりすぐりの品ばかり。
- 食事が違う。メニューから好きな料理を選べる。もちろん、スターシェフ監修。(注:エコノミー クラスも有名シェフ監修には変わりありません) 使い捨てのプラスチックのトレイではなく、お皿にCAさんがきれいに盛りつけた食事を1皿1皿 、持ってきてくれる。もちろん温かいものは温かく、冷たいものは冷たい、ベストのタイミングで 。 2食目は自分の好きなタイミングで好きな料理を注文できる。
- CAさんとの距離が近いので、気にかけてもらいやすい。CAさんから絶妙のタイミングでのお声 かけを期待できる。何かにつけ、頼みやすい。お近づきになれる機会が多いのは期待して いい。
ビジネスクラスを使うデメリット
値段が高い。 運賃が簡単に2~30万円増しになってしまう。
昔、「ビジネスクラスに乗ってから死にたい」と一念発起し、陸マイラーデビューしてポイ活に励み、おかげさまでまた、ビジネスクラスに乗ることができました。自己負担額は税金・空港使用料24,060円のみ。
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搭乗まで
フランクフルト空港での搭乗手続時間は搭乗日の16時から。 場所はターミナル2。 ターミナル1から乗り継ぎで移動してきた私は、一番のりとはいきませんが、ずっと前から並んで いたエコノミークラスび乗客の方を差し置いて!? の搭乗手続き。
ポイ活は2年前から、搭乗券の 予約は1年前です。ご容赦ください<(_ _)>
2019年現在、フランクフルト空港にはターミナル1とターミナル2があり、ショップの数と規 模は正直ターミナル2はターミナル1にかなわない。 かわりに空港の建物は新しいし、私が乗り継ぎで通りすぎた時、体感、ターミナル2の人はターミ ナル1より2~3割少ない。 手持ちのユーロの小銭が残っていたので、使い切るためと記念に何か買いたい…。ZIPIT(ジップイット)のペンケースを購入。
8ユーロちょっと。もともとたいして値の張るものでもないし、日本で購入するより、すこぉ~しは安いかな。ドイツ産でもないけど。いいや。 これで。
ユーロのお札は、次のヨーロッパ旅行のために取っておきます。
ラウンジでゆっくりさせていただきます。
ラウンジでは
「出国検査をしてから搭乗口におこしいただくことになりますので、時間の余裕を見 て、18時半過ぎには出られたほうが」とアドバイスがあった。
利用するお客さんの数も多すぎず少なすぎず。落ち着いた 時間を過ごせる。 ビジネスクラスでの優雅な食事を控え、控えめにしなければいけないとわかってはいるけど、ドイ ツの地場料理っぽい説明がつけられると、ついつい食べたくなってしまう。
出国検査に向かう。
厳しいので有名な堅物ドイツの出国検査。
ビジネスクラス乗客はファストトラックを使えます。
- 荷物とバッグと上着はX線
- スマホとカメラはトレイにのせて
- 人体はバンザイしてゲートをくぐる
でもJFKでは、クツも脱がせられたっけ。 すんなり通していただけました。
搭乗口付近は総ガラス張りで開放感タップリ。ヨーロッパの夏は日の入りの時間が遅く、19時半くらいから暗くなりはじめる。 いよいよ搭乗です。
JALビジネスクラスの座席
座席タイプはJAL SKY SUITE。
去年、羽田ーロンドン便に特典航空券で乗ったのです。
(詳しい仕様は ↓ こちら から)
同じシートだ。
味をしめて、また窓際の席にしました。
通路側のほうが、小物入れのスペースは多いので、旅なれた人は車窓ならぬ機窓の席より通路側を選ぶのでしょうが、私は断然、窓側派。
モニターは大型、23インチ
オットマン。下に靴を置ける。JALの公式HPによれば機内持ち込みのスーツケースもおける。つまりスペースが広く、深い。
備え付けのスリッパ。持ち帰り可能です。
ヘッドホンはSONY製の密閉型ヘッドホン。ノイズキャンセリング機能つき。
(置いて帰りました)
充電用のUSBポートとコンセントと映像入力端子。
JALビジネスクラスアメニティ
今年のJALのビジネスクラスのアメニティのポーチは、BEAMSとのコラボデザイン。上と下の柄が違い、デニム調と
アランニット調のプリントです。
中身は
歯磨きセット、耳栓、アイマスク、ポケットティッシュ、保湿マスク、リップクリーム。
そろそろ離陸。
遠ざかっていく。また来たいな、ヨーロッパ。
JALビジネスクラスの食事①
夜の便なので、搭乗後、わりと間をおかずに食事が始まります。
ざっと11時間のフライトで、日本への到着時刻は14時ころですが、体内時計は朝の7時ごろ。早めに食事を済ませ、機内でしっかり眠っておかないと日本に着いてから時差ぼけで苦しむことになる。
和食と洋食から選べます。
私が選んだのは洋食。
東京西麻布「レフェルヴェソンス」生江史伸シェフ監修による献立です。
揚茄子のとろろ掛け(黒木純シェフ監修)松茸と蕪のフラン
トリュフ入りドフィノア、ラディッシュのピクルス、ロブスターのラルド巻き
菊芋のピューレ、ズワイガニの根セロリ和え、蓮根とうずらのきんぴら
メゾンカイザー特製ブレッド かぼちゃのエクメック プチカンパーニュ
和牛サーロイン ゴボウ風味のマデラソース
アンディーブ添え
なお、お魚のメニューを選ぶこともできる。
(サーモン、ハマグリの白ワインクリームソースクレソンピューレ)
飲み物はいかがですか、とCAさんは聞いてくださり
レモンウォーターをお願いし
抹茶とマンダリンのオペラとコーヒー(紅茶も選べます)
旅の空、異国の食べ物、異国の味付けは目新しく、美味しかった。
でも日本の味、いいですねえ。
ましてやこのクラスの食材やシェフのお味、地上に降りたって、そうそう口にする機会はないんだし。
ありがたく、おいしくいただきました。
参考までに和食のメニューは
東京芝大門「くろぎ」黒木純シェフ監修による献立
先付 揚茄子のとろろ掛け 松茸と蕪のフラン(生江史伸シェフ監修)
茜空
帆立の南蛮漬け 鶏照焼 炒り卵 いんげん 海老艶煮 こんにゃくピリ辛煮 焼栗
きのこ白和え 本鮪のお造り ベシャメルソースキャビア
台の物 牛すき温度玉子 鮭の幽庵焼き
ご飯「雪蔵今摺り米(ゆきぐらいまずりまい)」(新潟奥阿賀産コシヒカリを使用し、機内炊きたて)
味噌汁
香の物
甘味 抹茶の浮島 緑茶
JALビジネスクラスの寝具
実を言いますと、私、後悔しておりました。
がんばったポイ活、陸マイラー活動。自分で自分にごほうびを…とのウェルカムドリンクのシャンパン。
日頃、お酒は飲まず、空の上はアルコールの回りが早い。食事の後半では、とにかく眠くて眠くてたまらない。
デザートまでしっかり食べ終わった途端、寝よ寝よ、眠い~。
エアウィーヴのマットレスを(自分で)敷き(ファーストクラスだとCAさんが敷いてくれる)羽ぶとんと枕をセットし
(上半分)
(下半分)
私は身長160センチ。寝返りらくらく、とまでは幅はいきませんが、窮屈さはぜんぜんナシ。フルフラットに倒したベッドの最大長さは約188cm。30センチもあまっている。
肌触りも良く、掛布団は軽く、ふわっふわ。気持ちいいなあ~。
スペインで10日間、遊びに遊んだ。楽しかったけれど、ハードだった。
ぐっずり眠ってしまった。
JALビジネスクラスの食事②とその他のメニュー
目が覚めると朝ご飯の時間。
11時間のビジネスクラスの空の旅、半分以上眠って過ごすのは、勿体ないと言えば勿体ないのですが。
もう1食食べておかないと。到着時刻は昼下がりなのです。
フランクフルト-成田のビジネスクラスの食事は、
1食目の時間は決まっていて、2食目は自分の好きな時間にメニューからオーダーできる。
「ANYTIME YOU WISH」
と呼ばれている。
そしてオーダーは着陸の1時間半前までなので、
急いで食べないと食いっぱぐれてしまう。
あわててメニューを開き、
ラーメンとチーズとコーヒーをいただきました。
デザートもいただいてしまった。
ユーハイムのマドレーヌとバームクーヘン。
ちなみに他のメニューはこちらです。
ANY T IME YOU WISH
1回目のお食事終了後、ご希望の時間にお申し付けください。
到着の1時間30分前まで承ります。
軽いお食事
彩り野菜、五穀と豆のサラダビーツドレッシング
JAL The Curry(「ミシュランガイド熊本・大分2018特別版」一つ星店、
熊本の「洋食の店 橋本」監修のJALオリジナルチキンカレー)
麺類
JAL特製『Japanese Soba Noodles蔦』 醤油ラーメン(トリュフオイルの香り)
山菜うどん
サンドイッチ
わさび風味のスモークサーモンサンド
三元豚のカツサンド
各種チーズの盛り合わせ
フレッシュフルーツ
ヨーグルトフルーツソース添え
ハーゲンダッツアイスクリーム(バニラ 抹茶 カスタードプディング)
JALビジネスクラスの機内販売
第2食目と同じく、着陸の1時間半前までに買い物を済ませなければならず、
乗客が全員目覚めたタイミングを見計らい、サービス終了時間近く、CAさんがカタログを片手に通路を歩き、オーダーを取って下さっていたので
ジル・スチュアートの口紅の3本組を買いました。
JALビジネスクラスの機内Wi-Fi
座席に置いてある機内誌、パンフレットには案内はあり、
有料だけど、利用できます。
しかし夕食を食べて爆睡・起きて食事をしたらほどなく離陸の今回の旅では、利用しませんでした。
JALビジネスクラスのエンターテイメント
行きはイベリア航空だったので、
映画は基本スペイン語。
モニターも小さかった。
しかしJALですから。お好みの映画から音楽からコンサートから落語に至るまで、日本語も吹き替え・字幕とかゆいところに手が届くような充実ぶりで、離陸後、OKサインが出てから着陸準備に入る前まで、飽きるヒマなどありません。
ビジネスクラスご搭乗の、旅慣れているのであろう私の斜め前の席の方は、座ったとたん
「アベンジャーズ/エンドゲーム」
をつけていた。きっと楽しみにしていたんでしょうね。
眠るのに忙しく、せっかくの、なんと23インチの大型モニターを見ているヒマがない。
仕方がないので、
行きの飛行機の中でもみた「ボヘミアン・ラプソディ」の、せめて「ライブ・エイド」の場面だけでももう1回見て帰りたいなあ、とモニターをカチャカチャいじるのですが、
飛行機での空の旅も、ましてもビジネスクラスなんかてんで慣れていない私は、うまく操作できない…。
もうすぐ離陸1時間半前だ、と気ばかり焦り、CAさんを呼び止めて教えてもらうのですが、イマイチ私のアタマでは理解が足りなかったらしく、早送りして止めるとなぜかはじめに戻ってしまう、の繰りかえし。
そうこうするうちに、着陸案内のアナウンスが流れてきました。
無事着陸です。
また行きたい! 空の旅。 また乗りたい! ビジネスクラス!