ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

バルセロナのミシュラン3つ星レストラン ラサルテLasarteの予約から食事・精算まで

9泊11日の弾丸スペイン旅行中、1回くらいは有名レストランでお食事をし、優雅な時間を過ごし、日本では味わえないたぐいまれなるお料理をいただきたい。

予約するまでにやったこと、レストランでのお食事レポート、お店とのやりとりなど。

Barcelona-Lasarte

 

 

レストランラサルテLasarteに決めるまで

Barcelona-Lasarte

場所・日程・おおむねの希望ジャンルを固める

レストランに行けるのはマドリードとバルセロナ滞在中の、翌日の日程に響きにくい夜しかない。

「スペイン おすすめレストラン〇選」などと検索をかければ、いくらでも候補のお店は出てくるのですが、多すぎて訳がわからなくなってきます。

マドリードのレストランにするか、バルセロナのレストランにするか、

迷いましたがお楽しみは旅行の後半に持ってきた方が盛り上がるだろう

とバルセロナに照準を定める。

希望としては

  • アジア人の女一人が食べきれるほどほどの量
  • 郷土料理も悪くはないがこの場合はお料理の完成度優先

 

トラベロコの掲示板でロコさん募集(~4か月前)

世界規模で海外の在住日本人の方にサービスをお願いできる「 トラベロコ 」。

 

www.hitomi-shock.com

 

ご愛用させていただいてます。(年に1度ですが;;)

 

レストラン同行していただける方をさがそう、とバルセロナ板に

女性限定(心の声:男の人イヤだ)
 レストラン同行+空港送迎ロコさん募集
 おすすめで人気のレストランと料金見積を教えてください。

と書き込み、ファーストメッセージで聞きたいことに全部答えてくださったロコさんに同行をお願いすることにした。

 

(こちらからトラベロコに登録できます → トラベロコ

 

(この条件をクリアしてくるロコさんが少ないことに驚いた。まずメッセージを送って自分の存在をアピールし、人となりを見てもらってからコトを進めていくのがトラベロコでのスタンダードなのかもしれません。)

ロコさんたちのおすすめのレストランは

  • Tickets 予約が取りにくく、予約開始と同時に満席
  • Lasarte レストランの雰囲気も素晴らしい
  • Disfrutar 伝説のレストラン「エル・フジ」のシェフのカタルーニャ料理
  • Viana 少しカジュアルな感じのフュージョン料理
  • El Glop 美味しく地元の人にも人気

予約が取れないとなると行きたくなってしまう。Tickets行きたいです。と申し述べたところ。

予約するとき、チャージ料が必要なんです。

なので、同行はするしお手伝いはするが
「予約は自分でしてほしい」(無論オンライン予約)と言われてしまった。

巨岩が天から頭に降ってきた感じで、大ショック。

(ああ、このテの手間をすらすらこなす自信がないからこそロコさんに頼んでいるのに)

(ニューヨークでもロンドンでも、予約はロコさんに丸投げできたのに)

 

 ↓ (ロコさんと一緒に行きました)

 

しかしバルセロナにはバルセロナの常識がある。

ここで、年会費何万もするクレジットカードの会員でもあれば、

コンシェルジュサービスとか頼めるのですが持っていない。

チャージ料を預けるシステムはトラベロコにはない。

やるしかない…。

 

海外レストランサイトの予約は失敗・自力予約

グルヤク

という海外レストラン予約代行サイトがあったので、申し込んでみました。

予約成立すれば謝礼1人350円~をお支払いする。(お店によって単価は異なる)

しかし、結果からいけば惨敗。

3か月前、予約開始と同時に満席になるTicketsの予約をお願いしたら、

「3カ月」と自分で言ったくせに予約当日、音沙汰がなく、問い合わせたら2~3日後、「取れませんでした」とポプテピピックのポプ子ちゃんみたいなメールが届いた。

(ハワイとかグアムとかシンガポールあたりだと口コミもたくさんついているけど、ヨーロッパのそれは貧弱もいいとこ。イヤな予感はあたってしまいました。)

…人はアテにならない。

こうなったらラサルテだ。しかしここでもでもデポジットは必要。

脂汗を流し、生まれて初めての外国レストランの外国語予約に取り組み、

デポジット200ユーロをお支払いし、じぶん的には予約は成功。

確認メールを画像ごとロコさんにみてもらい、

なんとかまともに立ち回れていることを確認。

外国のレストランでコースを食べきる自信はないため、席だけ予約し、お店でロコさんと相談しながらアラカルトで料理を決めていくことにした。

 

ラサルテにはドレスコードあり

さらに。ラサルテには、ドレスコードがある。(とロコさんに教えてもらった)

Tシャツ・ジーパンじゃダメ、はわかるが。「フォーマル」とだけしかない

女性についてはあまり厳しくないものの、男性が、ハイクオリティなスウェット生地のズボンを履いて行ったらダメだったとか。

一方女性はスリッポンやラメ黒のスニーカーでもお店に入れたそうです。

ロコさんのアドバイスをいただきコーディネート案の画像を送り、

「コレで入れてもらえますか」とお店にあらかじめお伺いを立てていただき、OKをもらった上で、

服を実際に着て行って文句を言われたら証拠のスクショを見せてなんとか入れてもらう作戦にしました。

Barcelona-Lasarte

コーデは3つとも合格でした

デポジットといいい、服装確認といい、お店に入れていただくまでがけっこう大変です。

バルセロナの常識、バルセロナの常識、
人間経験だ…

とブツブツ唱えて粛々と進めていくのです。

予約の10日前に予約確認メールが届いたので、

メールはまるごとロコさんに送り、

なんと返信したらいいのか聞き、送ってもらった返信文をまるごとコピペしてお店に送り返す。

 

 

バルセロナの3つ星レストラン ラサルテLasarteについて

Barcelona-Lasarte

スペイン国内で自身が経営するレストランが獲得している星は7つでもちろんスペイン最多。人気シェフ、マルティン・ベラサテギ氏(Martín Berasategui 1960- )のバルセロナのお店。

2006年の開店の翌年に1つ星、2010年には最短記録で2つ星、2017年にバルセロナで初の3つ星を獲得した。

 

さて、いよいよ予約当日。

Barcelona-Lasarte

 

 

ラサルテLasarte 店内

 

Barcelona-Lasarte

入り口を入ってすぐ。

 

Barcelona-Lasarte

店内。

 

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隣のテーブル。

(私たちの後に男性2人組が座った。ロコさんが「きっとゲイのカップルですよ。」とおっしゃったので、つい、気づかれないように見てしまう。日本人の私から見ても、色気のある、若い男性で、2人一緒だと艶めかしい雰囲気だったのが印象的)

 

Barcelona-Lasarte

向かいのテーブル(後で男女のカップルで埋まりました)

 

 

お料理

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生えび、ゆずマヨネーズ、柑橘類のゼリーのせチーズクラッカー

アーティーチョーク(カールしている)、ビーツのクラッカー

(頼まなくても出てきた)

 

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アネモナ(クラゲ)のクラッカー

(頼まなくても出てきた)

 

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ウナギのミルフィーユ仕立て(フォアグラ、タマネギ、青リンゴ入り)

(頼まなくても出てきた)

 

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ハラペーニョとマテ貝のムース(スプーンつけたのは私です、すみません;;)

(頼まなくても出てきた)

 

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パンとオリーブオイル

(頼まなくても出てきた)

 

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5色のスティックバター。ビーツ、ほうれん草、トマト、プレーン、無塩。

(頼まなくても出てきた)

 

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赤エビのフェンネルソース

(ロコさんとシェア)

 

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女王ホタテとマッシュルームとウズラ卵 メレンゲ・キャビア

(ロコさんとシェア)

 

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イカスミのリゾット シーフードのせ

(ロコさんとシェア)

 

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ウサギのラ・ロワイヤル(詰めもの)Lasarte2019

(ロコさんとシェア)

 

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デザート ラズベリーアイスクリーム アーモンドと塩のプラリネ ココア 黒ニンニク

(頼まなくても出てきた)

 

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シメはコーヒーと一緒に出てくるプチフール。

(頼まなくても出てきた)

 

(頼まなくても出てきた)というのは
別に文句言ってるんじゃありませんよ。
ラサルテの看板メニューばかりです。
珠玉の一皿揃い!

 

 

会計

お勘定は、私はミネラルウォーター、ロコさんがカヴァの飲み物代をいれて占めて税込み297ユーロ

予約金を取り、店に足を踏み入れるまでの関門!? がいくつもあった割には、良心的な価格だなあ、と正直びっくり。

チップ分を上乗せした方がいいのでしょうか。とロコさんにお伺いを立て上のせ20ユーロを支払った。

 

感想

お店の中は白が基調でモダンで広い。

そして、NY・ロンドンとも、人気レストランはいいけど、お店は正直騒々しかった。

ラサルテは大人の雰囲気。お客はみな静かに談笑していて、ゆったりエレガント。

ギャルソンもギャルソンヌも美男美女だらけでサービスは洗練され、見ているだけで目の保養。最後にはシェフがあいさつしてくださいました。感激。

お料理も、日本人の私の口に合い、珍しい材料が次々出てくるし、料理法も手が込んでいる。王道の最高峰のお料理を味わえて、幸せ。

 

ただし。

 

 

ウサギの料理が、

ものすごくしょっぱかった!

尋常じゃないほどしょっぱかったです。塩がとにかく強い。

おいしい・おいしくないを超えて、とにかくしょっぱかった。

…いちおうバルセロナが世界に誇る星3つのお店ですよね。

なのに、料理番の人が入れる量をまるっきり間違えたとしか思えないしょっぱさだった。

私の舌がおかしいのでしょうか…。でもロコさんもしょっぱかったと言っていた。

世界中からグルメな方々がお集りになられるレストランなのに。

…私の舌が世界のグローバルスタンダードにあっていないのかしら。と今も悩んでいます。

 

前にロコさんがバルセロナとあるコース料理のレストランに日本人観光客をお連れしたところ

「異常に酸っぱい」と2人の日本人には感じられるお料理で、難儀されていたそうです。

スペインの料理の中には日本人にしてみればすっぱいかな…の味付けのものは、アンダルシア周遊ツアーでは2・3度お目にかかった。

目新しくいただけたけど。

自分で作るガスパッチョに酸味を効かせたら家族が食べてくれるかどうかまではわからないものの、どうにも喉を通らないものはなかった。

名の通ったレストランでも「おかしいんじゃないか」と思わせる料理を出すこともあるのかなあ、

とひたすら低姿勢にお店に行かせていただき、入らせていただき、お料理を食べさせていただいた私は、カタツムリが殻に入ったみたいに、日本に戻り、考え続けている。

 

 

食事を終えてからもメールが届く

さらに翌日、お預かりしていたデポジットをお返ししますとのメールも届きました。

とても丁寧です。

当方、メールをもらうたびメール本文をgoogle翻訳にかけ、

「何かそそうでもあったのだろうか」とおびえる日々。

正直、私、生涯初の3つ星レストランなものですから。

来店までも、来店したあとも、きめ細やかなサービス精神に、

慣れない私は慌てふためきっぱなしでした!

 

 

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