ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

スペインの鉄道 Renfe(AVE) でマドリードからコルドバ、マラガからバルセロナへ移動

 スペイン9泊11日の旅。スペインの国鉄、Renfe(AVE) は2回利用。1回目はマドリードからコルドバ、2回目はマラガ-バルセロナ。
予約の仕方、乗り方、実際に乗って気づいたこと、アドバイスなど。

RENFE-AVE

 

 

なぜ飛行機ではなく列車移動を選んだのか

RENFE-AVE

コルドバ駅

 

マドリード-コルドバ間は
 アンダルシア周遊2泊3日ツアー に組み込まれていた。所要時間はせいぜい1時間台。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

 

マラガ-バルセロナ間 は個人手配。所要時間は5時間台。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

団体ツアーはマラガで解散。参加者の大部分はバルセロナまで飛行機で行ってしまった。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

私はRenfeにしました。

せっかく行ったのだもの、

マラガを見てみたかった。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

そして陸上移動なら、たとえ通り過ぎるだけでも車窓の景色を楽しめる

 

RENFE-AVE

マドリード駅

さらに、旅行中に主に座っているだけの日程を中ほどに入れることで、体力温存&チャージをはかれる。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

さらに時間の問題。

飛行機移動だと移動や手続きなどで1~2時間前に空港に到着しなければならない。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

飛行機おりても荷物取りやらホテルまでのタクシー移動などで1~2時間かかる。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

マラガ-バルセロナ間の飛行機のフライト時間が1時間たらずでもトータルで5~6時間くらいかかってしまうし、

 

RENFE-AVE

マドリード駅

駅までの移動が楽で移動中も自分の荷物は手元に置けて

セキュリティチェックの甘い列車のほうが気楽です。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

気になる価格も大差ない。

2万円前後。(厳密に言えば何十円、何百円の差は出るのかもしれませんが)

 

 

Renfe(AVE) の予約は予約開始が読めない

RENFE-AVE

マラガ駅

コンサートのチケットじゃあるまいし、そうそう満員にはならないから、焦る必要はない。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

ただし、はっきり言います。

スペイン、いいかげんです。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

公式には、62日前「ごろ」から予約が開始されることになっている。

 

RENFE-AVE

マドリード駅

ところが62日前に、オンライン予約の画面に行ったら、

列車が出ない!

 

RENFE-AVE

コルドバ駅

焦って検索かけると、「ただし遅れることもあります。」つまりいつから切符が取れるのかがわからない。

 

RENFE-AVE

コルドバ駅

出発の3か月くらい前、アンダルシア周遊ツアーのミカミトラベルさんに、

飛行機と列車の運賃の見積額を教えてください

と問い合わせてみたのですが、列車についてははなはだ要領を得ない回答しか返ってこなかった。

 

RENFE-AVE

コルドバ駅

理由がわかった。飛行機ならさっさと予約できて金額も固められる。

 

RENFE-AVE

車内の説明掲示

 

しかたがないので、毎日定時にチェックを続けたところ、

 

RENFE-AVE

バルセロナ駅

予約開始はまさかの34日前でした。

 

公式ホームページから予約できます。 →    Renfe

英語もスペイン語も話せない私は日本語で予約できるサイトから。
手数料はかかるけど、安心。 
   →    鉄道パスと鉄道チケットが買える【レイルヨーロッパ ジャパン】

 

もちろん、空きがあるなら、当日駅でも購入できる。
ただし、早く予約すればするほど、早割扱いで、運賃はお得。

 

なお、私は、乗り物酔い対策に、進行方向、かつ窓からの眺めの良い席が希望でした。

現実は難しい。出たトコ勝負の面は確かにある。

予約の時、出る座席レイアウト図を見て、テーブルを囲む対面の席があるなら、それ以外の席が右か左か、どちらを向いている席が多いかを見て、進行方向側の席のあたりをつける。

RENFE-AVE

バルセロナ駅

窓は飛行機みたいな感じで、角のとれた四角の窓がくりぬいてあるのが続くイメージなので、座席をはずすと。窓と窓の間の席にあたってしまうと、

景色が全然見えない!

もっとも、良い写真が撮りたいなら、さっさと食堂車に移動してしまう手もある。全面ガラスで、座席に座っているよりは、条件がいい。

 

 

Renfe(AVE)の乗り方

RENFE-AVE

マドリード駅中待合

駅ごとにスタイルは異なります。
基本は

  • 改札でチケットのQRコードを読み取ってもらう
  • 荷物X線検査&ボディーチェックのゲートをくぐる
  • 中待合で電光掲示板に自分が乗る列車のホームが表示されるのを待ち(10~15分前)
    ※外国の列車は、停車ホームは決められておらず、当日その場で発表されるスタイル
  • 自分の使うホームに近い改札口でもう1度チケットを見せて改札をすませ
  • 号数・座席番号数を確認して乗車

を押さえておけばいい。

RENFE-AVE

マラガ駅の改札チェック

マドリードではこの方式でOKだった。

ところが、マラガは違った。

RENFE-AVE

はじめの改札と荷物と人体のX線チェックが終わると、

 

RENFE-AVE

いきなりホームで、

 

RENFE-AVE

出発時間まで間があるのに早々と改札の前に人が並んでいる。

時間に余裕をみて行ったのに。ホームは何本かある。左見て右見て、おそるおそる列の後ろに加わる。

 

マドリードやバルセロナみたいに、大きな都市で、列車がひっきりなしに出る駅とは違っていた。
基本は「人の動きを伺う」ことでで乗り切る。電光掲示板にホームの番号が点灯すると、一気に人の流れが変わるはず。

 

 

ツーリスト席とスーペリア席の違い

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

私は2回とも、国内では普通席しか乗ったことないくせに、お金はあの世には持っていけない、とスーペリア席にしました。

 

2つの席の違いとしては

ツーリスト席は左2・右2の1列4席。スーペリア席は1・2の1列3席でスーペリア席のほうが余裕がある。

 

2回乗って同じスーペリアなのに、座席のタイプはちょっと違っていた。

 

マドリード-コルドバ 間

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

マラガ-バルセロナ間

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

 

そしてスペインの1等車はおしぼり・食べ物・飲み物が出る。

 マドリード-コルドバ間の食事

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

 マラガーバルセロナ間の食事

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

Renfe ブッフェサービスのパンフレット

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

マドリード-コルドバなんて、10時すぎ発11時半着くらいのものなのだから、食事なんか特にいらないのですが、出ました。

マラガ-バルセロナは8時過ぎ発14時半着くらいなので、お昼が出てくるのは正直ありがたい。

そしてお味も上々です。

(文句言いだしたらキリもありませんが、駅弁レベル、軽食レベルであれば十分です。少なくても日本人の口にも合うお味で、風味も良かった)

 

2等車の食事は列車内にカフェテリア式の食堂車があるので、買って持ち帰るか、立ったまま食べる。
もしくは乗車前に食べ物・飲み物を仕入れておく。
のどちらかになります。

(マラガ-バルセロナ間で、食堂車をのぞきに行ったところ、お昼時間を過ぎていたせいか、品ぞろえはとても寂しかったし、係の人も超愛想のないタイプだった)

 

さらに、アンダルシアツアーのガイドさまには「AVEでは、社内アナウンス用にイヤホンを配り、持って帰ってかまわない。これから観光のときには全員にイヤホンをつけてもらうのだが、ウチのイヤホンは耳かけ式なので、もって帰れる普通のイヤホンも挿せるから、気になる人は取ったらいいんじゃないですが」とアドバイスを受けたものの、

2回とも、1等車には「イヤホンいかがですか」と知らせに来る人は回ってこなかった気がする。(マラガ-バルセロナ間、通路のワゴンにイヤホンがザルに入っているのを見つけた)
1等車には回ってこないのだろうか。

それと、1等車は、おしぼりサービスの前に、「雑誌はいかがでしょうか」とマガジンラックがカートになっているようなものを引いてきてくれる。スペイン語じゃ読めない、と目もくれませんでしたが。今思えば、あのカートに、タダでもらえるイヤホンが入っていたのかもしれません。

惜しいことをしました。

 

 

乗り心地

RENFE-AVE

満点です。日本の新幹線と乗り心地、変わらない。快適そのもの。揺れないし、加速も減速も客席の衝撃もさして大きくない。音もなしとはいかないが、気にならない。

車窓の景色も、マドリード-コルドバまでは時間も短く、あんまり感じられなかったものの、マラガ-バルセロナだとダイナミックな荒野、見渡すかぎりの木(オリーブかオレンジかパッと見わからない)の畑、遠くにかすむ小さな集落と集落の中心に必ずある教会の塔…、と南から北に向かうと車窓の景色が変わっているのがわかって楽しい。

 

撮影した写真

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

スペインならではでしょ。

 

 

トイレの様子

RENFE-AVE

各車両に案内のマークあり。

 

RENFE-AVE

金属製のトイレで、個室のスペースも広く、清潔に使えました。

 

RENFE-AVE

 

RENFE-AVE

 

 

スーツケース置き場は早い者勝ち

RENFE-AVE

(紫のリモア(スーツケースはレンタル)は私のスーツケース)

 

車両にはスーツケースを置く専用のスペースがある。ただしスペースはご覧のとおり、限られている。早いもの勝ち。

上中下段になっていますが、通路スペースが狭く、上・中段の写真しか撮れなかった。

荷物の小さい人や、体がアジア人の倍くらい大きいスペイン人男性は、軽々と自分のスーツケースを座席上の荷物入れに持ち上げるのですが、私のスーツケース10泊用60リットルサイズでは、頭より上に上げるなんて、

無理です~。

下段はもう、先に荷物を置かれてしまっており、火事場の馬鹿力だとばかりに渾身の力を振り絞って自分のスーツケースを中段に上げました。
(行きのマドリード-コルドバ間は、スーツケースはポーターさんがまとめてAVEに乗せ、おろしてくださった)

アンダルシア周遊ツアーでご一緒させていただいた方の中に、ワイヤー式のダイヤル式の南京錠をスーツケースにつけてい人がいたので、
なるほど、自分のスーツケースと離れていなければならないときに、あると便利だ。
次の旅行の時は絶対買わなけば、と思ったことでした。

 

 

 

5時間あまりの列車の旅は終わり、14時すぎ、真昼のバルセロナ駅に到着。
早速タクシーを拾ってホテルへ向かいます。

RENFE-AVE

バルセロナ駅前

RENFE-AVE

タクシーの窓から見たバルセロナ・サンツ駅

 

 

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