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ヴァージン・トレインズでロンドンから湖水地方へ移動(オクセンホルム駅・ペンリス駅)

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ピーターラビットのふるさと、湖水地方へロンドンから日帰り旅行してきました。

ロンドンとグラスゴーを結ぶ西海岸線。乗車は朝、ユーストン駅からオクセンホルム駅まで。夜、ペンリス駅からユーストン駅まで。

 

 

英語に自信がなく、参加したのは日本語ツアー。

ユーストン駅で予め買っていただいているヴァージン・トレインズのチケットを受け取り、座席まで連れて行ってもらう。

オクセンホルム駅では日本語ガイドさんが待っている。

ペンリス駅で日本語ガイドさんと別れ、自力で列車に乗ってユーストン駅に到着するツアー。

ヴァージン・トレインズの主な日本人の行きそうな駅としては湖水地方のほかにマンチェスター、リバプール、エジンバラ、ランカシャーなど。

 

 

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ユーストン駅でヴァージン・トレインズ乗車について説明をうける

バウチャーには「8時10分集合、8時15分列車出発」と書いてあったので絶対に遅刻できないと緊張してユーストン駅に着く。

8時には待合場所でツアー参加者は全員集合。

日本人の現地ガイドさんに

  • 実際にヴァージン・トレインズの出発時間は8時半であること。
  • イギリスの列車は発着ホームは決まっておらず、概ね出発15分くらい前に駅の電光掲示板で発表になること
  • 食堂車や車内販売はあることはあるが値段が高い(車内販売は実際は回ってこなかった)

を聞かされ、コーヒーを買って出発ホーム発表時間に再び集合。

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駅のホームに連れて行ってもらう途中、けっこうな人なので

「列車、混んでますか?通勤電車ですか?途中でお客さん降りますか?」

と聞いてみると、

「通勤列車でもあります。途中で降りるお客さんはいるはずですし、乗ってくるお客さんはいますがそう多くない。だんだん空いてきます。」とのお答え。

ヴァージン・トレインズは1号車・2号車…、ではなく、A号車・B号車…と車両はアルファベット。

チケットに書かれている座席を教えてもらい、座る。

現地ガイドさんからの説明。

  •  「グラスゴー行きの列車です。9つめの「オクセンホルム駅」で降りて下さい。湖水地方での日本語ガイドがカードを持って駅のホームに立っています。
  • 座席の上のところに座席番号と「予約済み」「空席」の説明があります。
    「空席」は「available(アヴェイラブル)」
    「予約済」は「reserved」です。
  • 予約済みの席であっても
    「reserved to ○○(地名)」「reserved from ○○(地名)」
    と座る人がいる場合は、乗車区間が表示される。
  • つまり、席が「アベイラブル」であれば自由に座ってよろしいです。

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月曜日、午前8時30発、早速乗り込んだB号車に、都合良く「アベイラブル」の席がないか探して回りますが、乗客は5分の入りでありながら、先をこされてしまったらしく。「アベイラブル」の窓際の席、空きなし。

 

列車が出発し、気がついたのですが、ヴァージン・トレインズって、座席の向きが進行方向側・進行方向逆側が混在しているんですね。

私の席は進行方向逆側で通路側。窓側はツアーでご一緒させていただく見ず知らずの初対面の男性。

通路を隔てて向かいには、中央にテーブルのテーブルをはさんで進行方向側・進行方向逆側が各2席、といった具合です。

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ヒースロー空港に着いて、ロンドンを出るのは初めて。帰りは夜行列車だし、車窓の景色を見るなら行きしかない!

と張り切って通りすぎる窓の外を見続けていたら…。

1時間で「乗り物酔い」してしまった。

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つまり列車はけっこう揺れる。乗り心地は日本の新幹線には及ばず、特急列車なみ。と見てください。(ちなみに乗車は二等)

 

あらかじめ、列車が出発するときに、乗客の種類!?をチェックしていた。

後ろの後ろは日本人カップルでした。

進行方向逆側の私の視界のななめ前、通路はさんで進行方向側・窓側には

「アベイラブル」だけど女性が座っており、パリっとしたスーツ姿でヘアもネイルもフル装備、車窓の景色など全く興味はないらしく、スマホをいじったりイヤホンで音楽を聴いたり。

 

きっとあの人は仕事の用事で早めの駅で降りるに違いない。と目星をつけ、

今朝はじめて出会った隣の席のツアーの連れの方には

「あの女性、降りたら私、席、移動しますから」とささやき、

読みはあたり、列車の旅が半分過ぎたあたりで、颯爽と列車を降りていった。

ささっと席を移動。

やっと車窓の景色を写真に撮れる!

 

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イギリスは日本と同じく島国ですが、高い山がほぼないので、お天気が良ければ地平線まで続く雲の波を見ることができる。

 

そして区画整理!?された牧場にはあるときは羊が、あるときは馬が、あるときは牛が放牧されており、

 

連なる丘の向こうには教会の尖塔を中心とした小さな村(か町)が見えてきて、「イギリスに行けば絵本の世界の風景を直に見ることができる」との事前情報をやっと体験できるのです。

 

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切符には出発時刻と到着時刻が書いてある。駅に到着する前には車内アナウンスが流れる。

7つめくらいの駅から緊張し、

わからない英語を必死で聞き耳を立て、無事オクセンホルム駅に降りることができました。

 

オクセンホルム駅に到着する頃には乗り物酔いも少しは収まりました。

 

 

降車・乗車した駅

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オクセンホルム駅

ホームは上りと下りの2つしかない。田舎の駅。

テレビで「ぶらり鉄道旅」などで見かける

地方の各駅停車のかなりさびしい小さな駅をイメージしてもらって良い。

(駅のホームは長いけど)

駅の中にも駅を出てすぐ前にも売店がない。駐車場があるだけ。

駅を出る時の改札、なし。(ユーストン駅では改札あり)

もちろん客待ちのタクシーが待機しているなどの空気はまったくないので

ふらっとオクセンホルム駅に降り立つのではなく、

オクセンホルムに降り立ったらあとの交通手段をきっちり固めておく必要がある。

 

 

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ペンリス駅

ホームは上りと下りの2つしかない。田舎の駅。

テレビで「ぶらり鉄道旅」などで見かける

地方の各駅停車のかなりさびしい小さな駅をイメージしてもらって良い。

列車に乗る時の改札、なしです。ちなみにユーストン駅でも改札、なかった。

(19時すぎペンリス駅発、22時30分あたりユーストン着予定の列車)

…入口でも出口でも改札なしで、いいのかしら。

オクセンホルム駅との違いは

  • 無人駅である
  • 駅の脇にマクドナルドがある。ハンバーガー・コーヒー程度であれば購入可
  • 目の前に廃墟になったお城の跡がある。(ペンリス城)
    10~15分であれば城跡見学で時間をつぶせる。

 

 

イギリスでは線路は国有、鉄道会社は民間

イギリスには国鉄ではなく、線路は国営、列車を走らせるのは民間。

そのため、同じ行き先でも列車の名称が違うこともある。

 

 

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乗車券を購入するには

  • オンライン購入可。
    https://www.virgintrains.co.uk/
    ただし、実際の切符・乗車券はカード式であり、紙のバウチャーなどは使えず、乗車駅などであらかじめ予約しておいた内容(予約番号)を端末に入力するなど、 乗車券の現物を発券する必要がある。
  • 1等・2等がある
  • 座席の向きと窓側・通路側は座席指定できる
    英語に明るい人なら予約の時に選べる。
    私はミキトラベルさんのツアーに参加しましたが予約時「窓側希望」「通路側希望」は聞かれなかった。「窓際お願いできますか」「進行方向側お願いできますが」と伝えておけばよかった。

 

(↓ 参加したツアー)

湖水地方 日帰り観光ツアー ランチボックス&ヒルトップ入場料込み<7~9月/日本語アシスタント/列車利用>by[みゅう]

 

ただし夏限定なので、通年催行ツアーであれば英語ツアーですが

湖水地方 日帰り観光ツアー クリームティー&ヒルトップ入場料込み<英語ガイド/ヴァージントレイン利用/ロンドン発>by Evan Evans

 こちらになります。

 

9月半ば、

  • ユーストン駅-オクセンホルム駅間
  • ペンリス駅-ユーストン駅間

二等車でしたが行き帰りとも空席はあり、進行方向側・窓側の席に座れました。

 

 

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イギリスの列車の時間はあてにならない

帰りの列車を待つ間、湖水地方の現地ガイドさんとのよもやま話になり

  • イギリスの列車は時刻表どおりに運行しない
  • 早く到着することはあまりなく、概ね遅れてくる。
  • 駅には英語で「時間に正確なヴァージン・トレインズ」とのポスターが貼ってあるが、よく見ると小さな文字でただし書きがあり「○○分以内の時間の前後は時刻表どおりに運転しているとみなす」となっており、しかも「○○分」は5分じゃない。10分じゃない。確か50分くらいだった気が…。

50分も遅れて着いて、「時刻表どおりです」と胸を張っている場合じゃないと思うのですが。

ちなみに帰りの列車は、22時半過ぎに到着予定が30分遅れでユーストン駅に到着。

ま、終点だし、ホテル帰るだけだし、地下鉄も動いてるしタクシーにも乗れるし、

ロンドン宿泊の観光客なら、実害はさほどないのですが。

 

ヴァージン・トレインズに限らず、イギリスの鉄道を使う時には余裕を持った日程を組んだほうがよさそうです。

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