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これってあるある? 息子がコンビニバイトをやめると決心した理由。

勤めたのは、2年くらいでしょうか。税金や手当にひっかからない範囲で、すき間時間にバイトをしていた。バイトは初体験で、仲間もいてけっこう楽しそうでした。が「やめた」という。

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source:Dick Thomas Johnson

 

 

 

発端はお店のリニューアル

勤めていたお店が改装・リニューアルするということで、改装中、1ヶ月間、お店はお休み。が1~2ヶ月前に告知?された。

では休みの間はゆっくりするか、と思っていた矢先、同じチェーンのお店のヘルプに入ってくれとのことで、収入がまるっきりゼロになるのも痛いし、と軽い気持ちで引き受けた。

 

 

バイト時間指定が店長からオーナーに変わったとたんにマジすか!?連発

1ヶ月の閉店期間中はフリーだと思い込み、次々予定を入れてしまっており最初の一週間くらいははシフトがなかった。

翌週からの勤務は、シフトを組み、時間を決めるのが慣れ親しんだ改装店の店長から、何店も店舗を経営しているオーナーさんに変わった。

今までは新人扱いだから(ついでに言えば本人も武者修行に出て場数を踏んで仕事に慣れたり、○○円以上稼がないとヤバい、的な切羽詰まった事情がない)店内に囲い込まれており、店長の庇護のもと仕事をやらせていただいていた。

しかし改装で一時お店がなくなったことにより、店長以下店員全員、勤務管理はオーナーさんの傘下に入った。

今までは一週間のサイクルで、お盆も年末年始も全然関係ないかわりに規則正しく、「月曜日○時~○時、火曜日○時~○時、○曜日と○曜日はシフトはなし」と完全に固定していた。ごくたまに交換や追加の日程はあったけど、前もって打診はあったし、入れる時は入るし、入りたくない時はやりたくないと断れば良い。

しかし、同じ系列のお店でも上司が替わったとたん、シフトの決め方が根こそぎかわる。何十時間もぶっ続けとか徹夜に次ぐ徹夜みたいなブラックバイトとはレベルは違うものの、あまりの劇変ぶりに振り回される運命が待ち受けていた。

ヘルプだから勤務シフトは細切れで店舗も方々に散らばっている。 月曜日は○○店で何時から何時、火曜日は○○店で何時から何時、との勤務シフトをメモ用紙に書いて渡される。場所は3店舗くらいにわたっており、遠くの店舗は自力(徒歩・電車・自転車)ではたどり着けない場所だと○○時にどこそこ集合、と指定され、オーナーの車で拾ってもらえる。

で、指定された時間にお店に行ったり迎えの車に乗り込んだりするとやおらその場で勤務時間の変更を告げられる

または昨日は16時からと聞かされていたのに、直前にスマホにメールが入り、「15時に来てくれ」と一方的に勤務時間の変更が告げられる

つまりアルバイト本人の都合や意向ははなっからアタマにない。

…しかもそれがごくたまにではなく、常態化している。

アルバイトにしてみれば、大げさにいえばいつ招集がかかるかも知れず、いつ帰れるともわからない。 今時、こんな働き方をさせる雇い主がこの世にいるとは、はじめ話聞いたとき、信じられなかった。

オーナーさんについては、店長や、同じお店の人から「あの人はちょっとね」的なことは聞いていたらしい。

いくつもお店を持っているやり手のオーナーさん。閉店の噂も伝わってこないし、こんな言語道断の働かせ方をしていては、いくら始終「バイト募集」とネット広告載せたって店頭にポスター貼ったって、来てくれた人が定着しないじゃないか。お店の評判にかかわってこないのか。…なぜ今までお店を続け・広げてこられたのだろう。不思議です。

それとも、もしかして、こういうのって、コンビニバイト業界のあるある?

 

 

バイトやめさせていただきますとオーナーさんに伝えるまで

最初は文句も言わず(言えない雰囲気のオーナーさんだったのでしょう)その場その場での勤務時間変更を黙って受け、真面目に働いた息子ですが、堪忍袋の緒が切れ、とにかくもらったメールはすべてスクショを取り、最初の約束と有無を言わさず変更させられた勤務時間をメモしておくことにした。

たった1ヶ月のことなら、我慢できたかもしれないのですが、新装開店リニューアル後は、やっぱりオーナーさんがお店の運営の音頭を取るということで、もうダメだ。オーナーさんやバイト歴がずーっと長い先輩にせっせと電話やメールをして、自分の気持ちを話したらわかってもらえて、でも改装店舗オープン直後は忙しいのはわかるので、1ヶ月は働きます。その後やめさせてください。とオーナーさんに告げ、特に引き留めとかはなかったそうです。

ついでに言えば、「やめたい」と告げたあとからはむちゃ振りの勤務時間変更はなくなった。

 

※コンビニのバイトをやめたい時は

やっぱり「なぜやめたいのか」をきちんと自分の頭の中で整理して、誠意ある言葉にすることが一番大切だと思いますよ。

息子も「こんなことがあった。」「こんなことがあった。」「どうすればいいのか。」「わかってもらえるのか。」「悩んでいる」「あの人の下では働けない」と丁寧にはっきり伝えていた。

状況がはっきりしていて、本人も実際「もうバイトに行きたくない」と、心底から思ったからこそ、信頼できる人に時間をかけて伝えることができたし、本人が真剣である、本気であることが伝わった。

大げさにいえば「伝えたい」気持ちの勝利。

オーナーさんと面接させてもらって、当人の口からきちんと辞意を伝えたというし、気持ちをわかってくれた周りの人の助けも、きっとあったのではないかと思います。

 

 

とどめはバイト料が足りない

で、もうすぐこのコンビニともお別れだ、と最後の1月、ご奉公(いや労働)させていただいている時に、ヘルプに入った月のバイト料の支給日がやってきたのですが

  • 今までは口座振込だったのに現金手渡し
  • 給与明細は渡されたがそもそも名前が間違っている
  • 皮算用していたバイト料より、不審を抱かずにいられないほど、支給額が少ない

 

呆れ果てて開いた口がふさがらない…。現代の日本に、こんないいかげんな働かせ方がまかり通ろうとは。

とりあえず

  • 「タイムカードとか、毎日の勤務開始時間と勤務終了時間のわかるものは手元にないのか」 と聞くと「オーナーが管理している」と言う。
  • 「店長さんのフルネームの名前はわかるか。オーナーさんのフルネームの名前はわかるか」とも聞くと 「店長さんは名字はわかる。オーナーさんの名前は知らない。」
  • 「バイトを始める時に、労働条件を書いた紙を渡されたはずだ。あるのか」とも聞くと即は出てこず、しかし捨てはしなかったらしく、やっと出てきた。 店長さんの名前しか書いていない。オーナーさんの名前はない。
  • 「バイト料がいくら足りないのかがわかるか」と聞くと「タイムカードは確かに押しているので、前3分とか後10分の管理(時給の計算に入れているのかいないのか)まではわからない。それでも、最初の一週間は休んだけど、残りの3週間は働いているし、深夜勤の分は割り増しになるはずで、今までのバイト料のおよそ4分の3くらいのバイト料のはずなのに明らかに足りない。 そもそもバイト料の明細も名前は合っているが姓が違う。」

精一杯に好意的に取って、複数店舗をわたり歩いたのだから、どれかの店の分が抜けたのかもしれません。 チェックする人はいないのでしょうか。

バイト一人くらい、オーナーさんの眼中にはないのかもしれませんが、 バイト料をもらう側になってみれば、たとえ少額のお金であろうと死活問題です。

悪意があるはずはなし(と思いたい)、事情がわかれば不足分はいただけるはず。 と、親戚の専門知識持った人に相談することにしました。

 

 

まとめ

面接の時は雇う側も雇われる側も双方納得・合意の上で働き始めたはずだけど。

ともあれ、ズルズル情に流されて無理しすぎたりしては本人のためにならない。 オーナーさまも納得して下さった様子だし、筋を通して迷惑のかからないやめ方ができて良かった。

しかしお金は欲しいそうなので、庭の草むしりを頼んでみようかと。

我が家の庭は雑草に埋もれてしまいそうです。

シルバー人材センターに頼もうか、と検索かけると 「ただ今1~2ヶ月待ちです。時給850円くらいです。」 時給はともかく待ちが長すぎる。

息子にしてみれば通勤時間ナシの案件。ついでに言えば、ナイショだけど税金逃れ♪

10,000円で単発バイトを依頼してみます^^

 

 

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