ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

育児の捧腹絶倒のエピソードを並べてみた。保育園・小学校・高校・現在。

 

 

レポート黙って公開編(高校時代)

息子の学校では、小論文対策として、時事問題を考えさせているらしい、とおぼしき紙がリビングの真ん中に放り出してありました。

ちなみにワイシャツ・ズボン・靴下・カバン・弁当つきです。これでは暮らしていけないため、私が片づけざるを得ません。悔しいので、息子のレポートを公開してしまいます!(片づけないのが悪いんだ!)

お題は「少子化」。「少子化非常事態宣言」の新聞記事を配り、このことの問題点を考えてみましょう。とあります。
息子の論説!?はこうです。

 

 

私は、少子化がこのまま進むと日本の存続が危ぶまれると考える。
それをさける(注:ママ)ためには、経済の適度な好調が必要だと思う。
不景気だと「この先大丈夫か。」「ちゃんと育てていけるか」という気持ちになってしまうし、逆に超好景気だとキャバクラでのみあかしたり(注:ママ)、今の内の大金をつかもうとして仕事にうちこんだりして、愛を育む時間もなくなってしまう。
「ジョジョの奇妙な冒険」のポルナレフは「富や名声より、愛だぜ(力説)」と言ったが、富がなければ愛を保つことも難しいかもしれない。
愛を保っていくためにも経済を活性化していくべきだと考える。

 

VERY GOOD のハンコが押してあります。
5分くらいで書きあげたかんじですね。なんかよくわかんないトコもありますが、若い人らしいところもあり、論旨の飛躍とか、言葉の選び方がなかなかオモシロイ。
ま、練習でしょうから、修練を積み重ねていただきたいものです。

 

 

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親の干渉と読書感想文編(小学校時代)

息子が、たぶん小学校4~6年くらいの時。夏休みの宿題に読書感想文が出て、何の本にしたらいいのかわからん、と悩んでいたため、おかーさん、本好きよ、こういうことなら任せて♪芥川龍之介なんてどう?とすすめ、本屋さん行っても、Amazon覗いてもない。ブックオフには同じ悩みの親御さんも多いらしく、「読書感想文コーナー」があり、何人の手にわたったのかわからないような「芥川龍之介短編集」をゲット。

2・3日後、「で、何のお話の読書感想文にするの?」と聞いたところ「『鼻』にする。」

 

 

…小学生が、『鼻』。難しすぎるのでは。ましてやこの本能だけで生きているような奴に(早朝、施錠中の校門の前で早く開けろと大騒ぎし、「あまり早く登校させないでください」と学校だよりの紙がきた。好物の給食の前の日には「5人休みますように」と呪いをかける。 等々…)はたして、書けるのだろうか。

悪いことは言わない、『杜子春』にしたら、

 

 

と父が母が口を揃え、申し述べたところ
そうか、と「この本を読んで僕がまず思ったのは杜子春の学習能力のなさです。」から始まる読書感想文を書き上げました。

次の年、貰って来た文集を見たら

「去年は親の干渉がうるさかったので、今年は相談しませんでした」

ばーちゃんにもぶつぶつこぼしていたらしい…。

何が言いたいのかというと、事が起こったときには必ず両方の話を聞くべきだ、ということです。

 

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超ウマいラーメン編(保育園時代 連絡ノートより)

昨日はおいしいと評判のラーメン店「支那そば○○○」に行きました。
お店に着くと、行列は10人くらい。行列に加わり、「超おいしいラーメン屋さんなんだって」と言い聞かせ、食べたい一心でお利口に待っていることができました。
ほどなく、順番が来てお店の中に案内され、座ったとたんに間髪入れず、お店の人に「超ウマいラーメンくださ~い!」と申します。初めてのお店だったのでシンプルに支那そばを頼み、小鉢とフォークを(注:取り分けるためというより冷ますため、小さい子は猫舌)ガチャガチャさせながら待っています。
待ちに待ったラーメンが来て、取り分けてあげると、「ふー!ふー!」とつゆが吹き飛ぶほどにさまし、食し、「うまい!」と一言。黙々と食べ終わり、「うめ~!、もっと食いて~」と要求されました。「次は大盛りにするから今日は我慢しなさい」と答えると納得した様子で「ヨンキュー」(…サンキューのつもりなのでしょうが…;;)と言い捨てて、お店を出ていき、外で雪遊びをしていました(注:季節は冬)。ラーメンそのものはマジおいしく、また行きたいことは行きたいのですが、お店の人も苦笑いしており、リピーターとなるには覚悟がいりそうです。

 

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卒園式の余興編(保育園時代)

もうすぐ小学1年生、を控えた父母会で呼び出され、年長組の保護者のみ残され卒園式のお話になりました。
こまごまとした打ち合わせが終わりますと、先生からおもむろに
「毎年卒園児のお父さんとお母さんは余興をすることになっています」
とのお告げを頂戴しました。
「よ、余興!?」とどよめく年長組保護者。
「…今までの保護者の方々はいったい何を、、。参考までに教えていただけませんでしょうか」
とお伺いしたところ。

  • ○○くんのお父さんは一杯ひっかけてウルトラマンの主題歌に乗り、おののくウルトラマンをパントマイムで熱演した。
  • セレブの雰囲気を漂わせる××ちゃんの美人ママは生徒から没収したルーズソックス(←時代^^;)を履き、歌い踊った。

「それでは、今年も楽しみにしていますから」と微笑みをたたえ、「相談なさってください」と先生は立ち去っていきました。。。当惑した我々6名。(小さい保育園でした。)お、お世話になったんだし…。で、どうする?

そして当日。看護師さんのお母さんが病院から黙って借りてきた特大のナース服を着て、お父さんたちはラジオ体操をしました。

お母さんは「大きなかぶ」の劇をしました。
赤ちゃんの○○ちゃん、小学生の○○ちゃん、中学生の○○ちゃん、高校生の○○ちゃん、大学生の○○ちゃん、社会人になった○○ちゃん(以上卒園生)各々我が子に扮するのです。

私は高校生の息子を演じましたの♪
(オットから無地のネクタイを借り、白シャツ、地味ブレザー、地味パンツ髪ひっつめ)
舞台袖で待っているといや~みんなさすがに子どもの事をわかっていますね~。
さて、出番です。

「高校生の○○(←息子の名前)くーん」との呼びかけに、だーっと駆け込んで
「ウチの高校をシメているのは、この、オレだぜ!!!言う事きかない奴はマタニティーボディーアターック!!!」
(注:これでやたらと全身で覆いかぶさってくるのが6歳児の息子のマイブームだった)
で、かぶを引いてよ、との呼びかけに二つ返事で答え(こういうところは素直だった)せっせとかぶを引くのです。

トリを取った社会人になった○○くんのお母さんは別の保育園の先生。(「おおきなかぶにしましょうよ♪」と知恵を出してくれた☆彡)
さすがに巧い。延々と後ろ姿でのモノローグが続き、振り向くとヒーローのお面かぶって、会場を沸かせました~。

小学生に扮したお母さんは娘が使うのを楽しみにしているまっさらのランドセルのベルトを最大に伸ばし秘密で保育園に持ち込んだり100均で黄色い帽子を買ったりと準備が大変だったようです。

先生方は大層喜んでくださいました。

 

ヘアー&ファッション編(高校生時代)

お母さんがやってるブログになどちょくちょくお邪魔させていただいてますと、よそのご家庭とウチが違いすぎる。を痛感するのは、子どものオシャレ度です。

うちの子、男の子です。なので女の子のケースはひとまず置いておきます。
もちろんどのお宅でも掌中の球。大事な大事な息子さん。
どの方もどの方も肝心の顔はボカシとか♡とか☆とかで隠すものの。
全体のフォルム。
髪型。決めてると本人は意識していないのでしょうが。ポーズ。ファッション。今っぽい。。。

…ウチの息子は
○髪型。
授業参観に行ったら、クラスメートと髪型が違う。トップを長めに、あるいはワックスで立ち上げ、襟足を短めに刈り上げるのが時代の主流だったのか。といたくショックを受けて帰ってきました。当人は御幼少のみぎりから通う床屋さんに校則チェックの噂を聞きつけるとしぶしぶ行く。一切注文つけないらしい。で、不滅のスタンダード、坊ちゃん刈りだ。。。ちなみに、シャンプーはしないらしい。毎日鯨みたいに全身、つまり当然頭まで湯船に潜り、済ませているらしい。。。。
ああ、お風呂場から今夜もザッパーン、、、、、それとおぼしき音響が。。。

○服装
ジーンズが嫌いなのだそうです。肌触りがゴワゴワだから。そしてベルトの締め付け感が気に食わないそうで、ウエストゴムのズボンがいいのだそうで。とにかく見た目より着心地を最優先するらしく爽やかなシャツスタイルはシャットアウト。常にTシャツとかポロシャツとか。それも鯉が滝登りしているのとか桜吹雪が舞っているとか烏賊が全面にプリントしているのとか、なかなか町で見かけない斬新な柄がお好みです。
で、この手の天然素材って、着れば着るほど着心地アップ。そして見た目がクタクタ、ヨレヨレ、Tシャツのゴムなんか伸びきってくるのに比例し、ヘビロテ度は果てしなくアップしていきます。

いくら聞いても新しい服はイラナイ。といいます。靴なんか破けてきますから~。
お年頃で、親と一緒のお出かけはウザいのでしょう。たまにご一緒させていただく時には必死にご機嫌を取り。ユニクロとかイオンとかABCマートに連れ込み。買って買って買いまくります!!!(勝手に見つくろって買ってもまず着ない。自分で納得して、選んでもらわないと!)

ちなみに性格はオタクです。アニメの登場人物ではなく生身のAKBを好きになってほしい。この願いは、贅沢なのでしょうか☆彡

 

最後に

息子は大学全落ちして、一浪(河○塾の寮暮らし)後、県外の大学に進学。子育ては無我夢中。そしてあっという間。楽しい思い出をたくさん残してくれたことに感謝して、子どもは社会にお返しせねばなりません。と、いつもいつも、自分で自分に言い聞かせています。

 

 

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