ひとみにカルチャーショックを。

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同僚が在職5ヶ月で退職してしまった。突然退職あるある事例を暴露

4月に配属されて8月末日付けで退職してしまった。40代既婚子持女性。同じ課の隣の係にいた人で、早すぎる。アルバイトとかではなく、正職員扱い。(期間を区切っての雇用で、諸手当ボーナス支給)年度末まで補充は望めないそうで、いや~、想定外。

(注:多少フェイク入ってます)

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有給休暇と夏季休暇を全取得して8月31日付退職

8月の予定表をみていたら、その人の予定に「年休」「夏休」がずらーっと並んでいる。

人のこと言えない。私も営業日ベースで5-6連続で取る。

ただし不在の2週間・3週間続くと、さすがに長い。旅行だろうか、半月以上!? どこ行くんだろう。

若い人だとスクーリングとかも考えられるが、40代ではまずそのセンはない…。

隣の係の人に「〇〇さん、どこか行くの? 休み長いよね」と出張のついでに聞いてみると。

「ナイショみたいで、私もどうしてなのかは聞かされてないんだけど、辞めるみたいですよ。」との仰天発言が!

残った休みを退職年月日から逆算して充て、お盆前が最後の出勤日。

朝に箱菓子のうちの1つが机に置いてあり、「誰からですか」と聞くと「私です」と手をあげた。

それだけ。

終業時間になると、係長と所長室に入り、あいさつはしたらしい。

5分後、「お先に失礼します」とだけ残し、我々には何も言わずにいなくなってしまった。

課員には一切説明はなく、休みに入った次の日に、来月からの業務分担表が配られた。

ウチの係の男性陣は分担表を見て人が1人、脱落したのに初めて気が付いたらしい。

そそくさと隣の係長のところに行って事情を聞いたりしている。

 

 

4月1日に一緒にお昼ごはんを食べに行った

リクルートスーツに身をつつみ緊張した面持ちで赴任されてきた。

最年長女性職員の私としては旗を振らなければ、と

3月下旬に初めて挨拶に見えた時に、お昼あけといてください。ごちそうしますから、と頼んでおいた。

課の女性職員4人でランチに行く。

ゴハンを食べながら

  • 住んでいる場所とか
    (近い場合は問題ないが遠距離通勤だと特に女性には負担がかかる)
  • 前は何の仕事してたんだ、とか
    (時々「事務仕事って、生まれて初めてです」っていう人が配属されてくることもある。
    ただし全然畑違いの仕事であっても、また学歴の高低にかかわらず、地頭の良い人はある程度の割合で必ずいる。
    正直ヤバいんじゃないか、の第一印象の人が軽々と鮮やかに業務をこなす姿には何度も遭遇している)、
  • 家族構成

を聞き出したりして、この人とうまくやっていけそうかなあ、任せられそうな人かなあ、の情報取り。娘さんは大学生で、通勤時間は1時間弱。穏当な方とお見受けしました。

もちろん、こちらからも情報提供は怠りません。隣の係はPR業務も担当しており、お出かけの機会も多い。

「わりとオイシイ仕事です」なぁ~んで言ってる。

上司のパーソナリティーとか、お昼ごはんや消耗品の調達方法、最寄りの銀行と郵便局の場所とか。

ご本人から、「何着てくればいいんでしょう」との質問が出た。

オフィスカジュアルでいいんじゃないですかあ。
AOKIや青山で3枚5,000円くらいで買ったのを着回せばとりあえず何とかなりますから。

と回答。

前職は聞き出したのだが忘れてしまった。ポロシャツ系の服装の仕事だったのかもしれない。今から思えば。

 

 

4~5月ごろは声は少しは聞こえた

例年ですと、新採用の方の研修なんかもあるのですが、今年は新型コロナウィルスの年。

4月1日の大講堂に採用者をすし詰めにしてもトップ訓示の入社式もなければ、続く新任者研修も中止。

飲み会も自粛しろとのお触れが回ったので、歓迎会もなし。

さらに4月後半からは、新型コロナウィルス感染拡大防止の外圧により、絶対無理でも絶対進めなければならないリモートワークなる、我々にとってはありえないものであった働き方改革が断行された。

 

www.hitomi-shock.com

 

 

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何もわからないのに在宅勤務させられて、業務内容を「マニュアル精読」なんて書いて自宅で待機しなければならない。

さらに出勤7割削減なんだから、出てきても、業務を教えるべき人が不在だったりする。

さぞ心細かったことでしょう。

端末の操作の仕方なんかで私に質問が来た。基本的なことまではともかく、当事者じゃないとわからない細かいものもある。

前任者に聞いてもいいんですよ。(配置換えになって別の部署にいる。呼べば来てくれそう。)と助け舟。

 

終業時間を過ぎても延々と書類の整理をしていたこともあった。

「超過勤務伺い、出しましたか。」と聞くと、答えない。

「出した方がいいですよ。

係長とかだったら、業務を束ねるんだし、先のある(偉くなる)人だけど。

できない、難しいことははっきり言って、解決策は上司に考えてもらった方が。

残業するなら、絶対、超過勤務手当をもらうべきです! 」

困った顔しながら聞いていたなあ。

 

 

6~7月は声が聞こえなくなり存在感はますます希薄に

ウチの男性陣は本能に大変に正直であり、

女性職員が若くなればなるほどちょっかいを出します。20~30代くらいの女の子や人妻には、喜々として今まで自分が仕事を続けてきて得た知見と後輩への教訓を惜しみなく分け与えている。

(全員普通のお父さんなので、不愉快かもしれませんが世間話以上のものはなく、危険な要素は皆無)

(私も職場では業務以外のことは特に聞きたいとも話したいとも思わないので、矛先が私以外に向くのは誠に結構)

5月くらいには、ちょっかい出してくる同僚のありさま!? を愚痴っている声も聞こえてきたのに、いつの間にやら止まってしまった。

顔も雰囲気ももともと地味なタイプで、男性陣はすぐに構いにいかなくなった。

よって係長の指示を仰ぎながら仕事をこなし、対外的な打ち合わせにも普通に対応。

一口に言えば「花はないが地道に積み上げタイプ」。

しかし「花がない」のはもともとの本人のパーソナリティーなのか、ウチの男性陣の興味を引かない女性としての生気のなさなのか、年度途中自己都合退職への序章だったのか。

…申し訳ないんですけど、見分けられなかった。

予定表見てみたら4月・5月はまともに出勤してきていた。

6月から、週に1回くらい、半日単位で休むようになってきた。

つまり、2か月しか気力が続かなかったらしい。

おそらくは6~7月には退職したい、との意思表示をしたのではないかと思う。

7月も頻繁に休んでいる。

 

 

もともと弱い人だったのではないかが結論ではあるのだが

新任の方で早めに辞めてしまう人は、職場全体でみれば一定数はいるのではないかと思う。

全員が自分の希望どおりの業務を担当できるはずもなく

  • 「自分のキャリアや希望に沿った仕事させてもらえると思ってた。」
  • 「なんか雰囲気違う。」

などと早々に我が職場は見限られてしまう。

今回のケースは

  • 「次第に配属された人が幽霊みたいに弱々しくなっていく」

でした。

 

「なんか前の職場も長続きしなかったみたいですよ。そういう人なんじゃないですか。」

とのうわさも流れてきて、1名減の穴を埋めるべく、新体制は始動した。

 

雇った人に見限られるのも我が職場ですが、

雇用期間が終了し、もうちょっと勤めてもいいかな、と再び採用試験を受ける、真面目に出勤し、業務をこなしてきた方を割と容赦なく落としてしまうのも我が職場です。

また、2度目の試験を突破した人は、必ず別の所属に配属される。最初が窓口みたいな業務で、2度目が倉庫番みたいな業務で、あまりの落差に本人も周りもあっけに取られてしまうケースもありました。

 

人が多いと、いろいろあります。