ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

コロナ下お出かけ・厳重注意しながら3年前予約の京都の老舗旅館御三家の炭屋旅館に2度目のお泊り。

一週間くらい前に宿泊確認の電話がかかってきました。

「絶対に行きます! 」「Go Toが使えようが使えまいが関係ありません。3年前に予約して、ずっと貯金してきたんですから! 」と電話口で絶叫!? してしまった。

…さすがに公共交通機関が止まったら中止せざるを得ない、と内心覚悟していたのですが、止まりませんでしたねえ。

当たり前ですがマスク着用・手洗いうがい励行・手指消毒の徹底。絶対に新型コロナに感染して帰ることは許されない。

さらに旅行期間中、食事はすべて個室確約。

みそぎの二週間も明けた。無事行って無事帰ってこれた。家族全員、新型コロナの症状なし。良かった。

sumiya

 

 

コロナ下の旅行でマスクは選べば苦しさ軽減あるあるの気づき

sumiya

お部屋の檜風呂

普段は50枚入りの薬局の一番手前に置いてある不織布の箱マスクを使っている。
マスクは苦しいので好きじゃない。

マスクは安ければ安いほど薄地のはずだから安物・お手頃のマスクにしとこ、と思っていた。

職場の福利厚生事業で、いつもは緊急用の置き薬なんか買ってるんですが、今年は「みなさん新型コロナ感染しないよう気をつけましょう」と配られたのはマスクと除菌シートだった。

廉価版箱マスクした使ったことのない身の上だったのに、薬局の奥の方にある10枚組で、しかも個包装という高級品。自分じゃ絶対に買わない。

旅行で使おう、と大事にとっておいた。

単価も10円未満から7~80円程度へと爆上がり。

良いマスクだと、苦しさも違うんだなあ、を実感した。

マスクは

耳にひっかけて止めて口の周りを覆う。
鼻の上・両頬、口の下 の4点・4線!? でフタをして飛沫感染を防ぐ。

抑えが強ければ強いほど・フィットしていれフィットしているほど優秀・あるべき姿なんでしょうが

押さえつけることによって呼吸する口と鼻にはどうしたって圧迫がかかる。

良いマスクだと、プリーツの数が増える。

マスクを着装しプリーツの蛇腹を広げて顔の中高部分に添わせるのですが

良いマスクだと、不織布に張りと厚みがあるから、プリーツがしっかり広がってマスク内の空気の量が、廉価マスクのそれよりはっきり多い。増える。苦しさが違う。冬なのでマスク内の空気のこもりの温かさ・湿気もほどよく気持ちよい。

安いマスクだと不織布が濡れてしまい、濡れを意識しながらマスクしていたのに。

肌ざわりも安いマスクよりお高いマスクはあたりが柔らかい。

鼻の針金も、 マスクのゴムの質も、値段の差をはっきり実感。

お金に糸目をつけずマスクを購入する気には正直なれないものの、

まとめ買いすれば単価が落ちる品物であることも間違いないのだから、

品質重視で次からは通販で箱マスクを買うのもアリかもしれない。

買い置きしているマスクが少なくなってきたら、ちょっと検討しよう。

 

 

京都旅館御三家の一つ、炭屋旅館にリピ宿泊

京都の老舗旅館御三家は俵屋・柊屋・炭屋。

炭屋の初宿泊は3年前。予約は2年前。

人気のお宿かつ純和風旅館。

予約サイトでははじめから年末年始の予約は受け付けていないのです。

またおひとり様宿泊はハードルが高い。

直接アタックをかけるしかないと

俵屋には電話した。一見さんはお断り。

柊屋と炭屋にはメールを送ってみたら、炭屋からは空きありの返事があり、宿泊を決めた。

しかし諸事情(息子の浪人)で予約は1年先送りさせていただき、ようやく宿泊できたのが3年前。

いやあ、感激しましたねえ。

地方の片隅でちまちま地味にやっている人間どもが京の都にかけ上り!?

伝統・格式のあるお宿ですごす至高・至福のひととき。

 

また来たいなあ、と家族に漏らすと、全員あまねく乗り気。

 

前回は京都・奈良めぐりをしたのですが、

2017年、貸切観光タクシーのドライバーさんから頻繁に出たフレーズが

「東京オリンピック」。

つまりきたるべき2020年の東京オリンピックの外国人観光客の大量訪問に備え照準をさだめ

お寺や仏像の修理やリニューアルが進められている。

具体例をあげれば清水寺の舞台、薬師寺の塔、興福寺の阿修羅像と大物が軒並み修理修復中で、「また来た時に~」と言い聞かせられ、わが身の不運を恨むしかなかった。

なら、2020年の年末にまた京都に来ればいい。

3年かけて、決してお安くはない宿泊料を貯金して積み上げればいい。

 

お勘定のとき、「3年後、またお願いします。」と中居さんにお願いしたら、びっくりされてしまった。

当たり前なのはわかってますが、2年後にメール入れるより今、ここで!

取り紛れて万が一抜けてしまうより、今、ここで!

毎年来るには資金が足りない。さらに別の場所にも行きたい。

(ちなみに間3年の実績はイギリススペインインド屋久島湘南博多宗像静岡他首都圏)

加えて、年末年始の休みの前半、本来は、家の大掃除をしなければいけません。

毎年毎年大掃除をサボるわけにもいかないし…。

 

2年半が過ぎたころ、予約確認のメールを入れ、(お部屋はお取りしておりますとの返事がすぐ帰ってきた)

結局使えなかったけどGotoクーポンの出し方の問い合わせをして発券を完了。

宿泊一週間前には直接宿から確認の電話があり、

コロナ吹きすさぶいくつもの難関を乗り越えて、旅館の前に立ち、

気配を読み、すかさず出てきた玄関番の人に自分の名前を伝えたときは、

万感胸に迫るものがありましたよ…。

 

 

コロナなのかコロナじゃないかまではわからないけど前回の宿泊との違い

sumiya

泊まったお部屋は”克己庵”

 

www.hitomi-shock.com

 外観・お部屋・アメニティなどは前回宿泊のときにレポしている。

 

 

コロナ関係情報収集

お茶を出しに来てくださった中居さんに、早速コロナ関係の情報収集。

自分の身内の話は隠すかもしれないけれど、「京都の旅館でクラスタ発生」なんてニュースは、少なくても全国版ではみかけないし、細かい情報は現地の人に聞くに限る。

市内の中心部ではクラスタ発生はない。中心から多少離れたところ、京都の人たちが実際に暮らしている生活圏内での人が密になりやすいところ(病院・介護・学校)がぽつぽつ発生している。地名が次々と京ことばで出てくるのですが、正直聞いてもわからない…。

旅館や飲食店、乗り物内は現場のプライドにかけて、感染対策を徹底していると信じている。

つまり町歩きをしてそこらへんをウィルスが浮遊していたり、不用意にウィルスのついた何ものかにさわり、マスクをはずした口・鼻に手洗・手指消毒なしに手を持っていくことだけは気をつけなければいけない。

 

中居さんの平均年齢が一気にアップ

前回とお相手してくれた中居さんが違う。前回は、年末年始に女子大生がアルバイトしているんじゃないかと勘繰りたくなる若手の中居さん(当然京美人・和服姿)が水引きのかかったお屠蘇セットを両手に捧げ持ち、しずしずと元旦の朝食の席に現れた。まちがいなくオットの人生のクライマックスシーンの一つになったんじゃないでしょうか。

今回は若い人は、多分若女将ともう1人くらいしかいない(でも30~40代)。

我ながら上客にはほど遠く、ひいき筋・得意客の境地には箸にも棒にも掛からない私ども家族に、最年長のベテランの年代の中居さんがお相手してくださったのには正直恐縮してしまった。

3~4人の京美人が入れ替わり立ち代わり、夜と朝ではお召し物の着物も変わる。生で着物姿、しかも成人式でも結婚式でもない和服の女性など、ココでなければ接点はない。ウットリ見つめておりました。

宿の方で、若い方は私ども宿泊客が目にしたのは3人。

1人は若女将。

前回泊まった時、宿の中で道に迷い、プライベートスペースに入り込んでしまったらしき時、赤ちゃんをあやしていた。今回、ほんの一瞬、女の子の姿を見かけた。3才には見えなかったから、お姉ちゃんかな。2人め。

玄関番さん。3人め。前回は年配の男性だった。一気に年齢が1/2~1/3に。

 

食事の場所が変わった

案内されたお部屋は2階の続きのベッドルームつきのお部屋で、前回と同じだったのですが、

朝食と夕食は、1階の中庭の見える和室に入れてもらえた。

前回は2階でお食事だった。変わった。

別のお部屋の方がいいに決まっているし、風情も満点、厨房との距離も近いのでしょうからより作りたてのお料理はいただけるし、うれしかったなあ。

ただ、老舗旅館なので、寒いんですよ~。お部屋は頑張って暖房入ってるんですが、純日本家屋の廊下は、京都のこたえる冷気がまともに入る!

食事を終え、部屋に戻ると、隣のお部屋にはお食事が運びこまれている気配。

…でも~、旅支度やらガイドブックやら散らかった和室のお部屋よりも、

イスに座って別部屋でいただく方が、私は、いいな。

 

あ、お部屋の掛軸の絵も、前と違ってました!

sumiya

2017年の掛軸”

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2020年の掛軸

 

 

頂いたお食事は、次、アップします。

 

 

 

 

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