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横浜・関内のナポリピザの予約困難店、シシリヤ。薪窯の絶品生地に目の色変わった!

 横浜・関内の超人気のナポリピザの老舗の名店、「シシリヤ」に行ってきました!噂にたがわぬ究極・絶品なお味!

横浜・関内・シシリヤ

 

 

 

 

シシリヤの予約

横浜・関内・シシリヤ

収容人数が少なく、大人気のお店だから予約が取れない。

前回は1ヶ月前に予約を取ろうとしたらあえなく惨敗。

(旅行者は行ける時期と時間が限られるのです)

絶対行きたい!とリベンジにメラメラ燃え、今回は2ヶ月前に予約を入れました。

時間は開店と同時の17時。

念願かなっての初訪問!

 

ふらっとお店に行っても入れない可能性大!
電話またはお店のHPから必ず予約!
ある程度遅い時間であれば、当日の予約は取りやすいかも。

 

店構えはシンプル・シック・地味。

 

ショーウィンドーにはメニューが貼りだしてありました。

横浜・関内・シシリヤ

 

横浜の飲食店にもカラーがあり、

関内のお店はビジネスマンやOLさんが仕事帰りに寄れる雰囲気。

同じ横浜でも野毛はワイルド・ディープ。

シシリヤも官庁街・ビジネス街の路地を入ったところにあり、

お店も小さく、看板も小さく、間口も狭い。

知らない人だったらうっかり通り過ぎてしまいそう。

 

シシリヤで修行してお店の開店は2001年。シェフはナポリピッツァ職人協会のマエストロの肩書きをお持ちというものものしさ。

宅配ピザとお手軽イタリアンのピザしかしらない私。

本格ナポリピザは日本のいわゆる普通のピザとどこが違うのだ。

 

 

シシリヤの店内

店内は天井が低く、真ん中が厨房スペースで、囲むカウンター席のお客さんは、ピザが焼けるのを間近に見ながら待っている。

壁ぎわにはテーブル席あり。

大人がぎゅうぎゅうに狭い場所に詰め込まれており、穴蔵・路地裏・穴場感が漂う。壁の色がアイボリーなので圧迫感は少しはやわらぎます。

 

 

シシリヤのピザ・メニュー

テーブル席につき、メニューはこちら。

横浜・関内・シシリヤ

 

横浜・関内・シシリヤ

老舗は違う。写真がない。

ただ、ピザの値段はせいぜい1枚1,000~2,000円だし、大人1人、1枚で間に合うし、一品料理を2~3品オーダーしてワインを空けたって、目の玉の飛び出るようなお値段にはならない。良心的です。

イタリア料理にはあまり詳しくなく、文字だけではパッと見イメージがつかみにくい。

何を頼んでいいのかがわからなったものの

メニューは

マルガリータ

 

トマトソース

 

ビアンカ

 

クアットロフォルマッジ

 

と4分割されているので、

とりあえず1つずつ。

 

 

じっくりメニューを見てみると

  • トマトソースマルガリータはトマトソース・モッツァレラ・バジルのピザの究極の完成形
  • マリナーラほかはモッツァレラ・バジル抜きトマトソースで他の具材の味と香りを楽しむ
  • ビアンカはトマトソースにあらず、白ピザで
  • クアットロフォルマッジは4種類のチーズ(モッツァレラ、 ゴルゴンゾーラ、カチョガバッロ、パルミジャーノ・レッジャーノ)

 

乗せる具は基本同じ食材なのでしょうから、

  • 肉魚系(サルシッチャ(生ソーセージ)、プロシュート(生ハム)、アンチョビなど)
  • 野菜系(ルッコラ、フンギ(キノコ)ディアボラ:辛いサラミ生ハム、生ソーセージ、サルシッチャ、プロシュートなど)
  • 香り・風味系(オリーブ、ケッパー、ニンニク、ジェノバペーストなど)

好みの具材を好みのピザ台で注文すればいいんですよね。

 

  • サラーメ(サラミ)
  • 水牛のモッツァレラ
    (ブーファラ・牛乳よりややテクスチャーが軽くなりより酸味がまろやか)
  • モッツァレラの薫製(プロボラ・いぶしたモッツァレラで香り豊か)
  • プロシュート コット(加熱したハム)
  • プロシュート コット(非加熱のハム・生ハム)
  • アンチョビ
    (カタクチイワシの塩漬けオリーブオイル漬け、塩味と風味が強い)
  • マリナーラ(ガーリックトマト)
  • オルトラーナ(野菜タップリ)
  • ディアボラ(辛いサラミで悪魔風)
  • ポモドーロ(トマトソース+ベーコン+玉子)
  • シチリアーナ(アンチョビ+ケッパー+オレガノで複雑な味わい)
  • ジェノベーゼ(バジルの香り豊か)

 

厨房・スタッフは全員、白いTシャツ姿のガタイの立派な男性で、

待たされすぎることもなく、

次々にピザが運ばれてくる。

 

5人で行ったんですよ。

どのピザも5分割に切り目を入れて、

テーブルに運ばれてきます。

 

 

シシリヤのピザのお味

お店のポリシーとして、ピザ生地は手ごね、1日寝かせたものを使うとのこと。

 

ピザ台・ピザ生地がユニークなんですよ。

まず色が違う。

今まで私が見てきたピザ台は、分厚い生地にしろパイみたいな薄生地にしろ、

たまご色、薄い黄色がかっている。

シシリヤのピザ生地には、黄色味がまったくない。くすんだ白で、不透明がかっている。混ぜるオイルの色ですね。

窯に入れてピザを焼き上げますが、石窯ではなく、本場イタリア直輸入の薪窯を使います。

焼き上がったピザのフチは、素焼き!?状態でしっかり濃い目の焦げ目がついている。

口にいれるとほのかな小麦のお焦げの香りと風味。

そしてピザ生地にしみ込んだオリーブオイルの風味が、窯で焼いてもしっかり残っていて、香ばしくも薫り高い。そしてオイルは口の中でかすかな甘みにかわるので、甘みもきちんと感じられる。も若干入っていて、トマトに塩を振りかけるとトマトの甘味がよりかんじられますよね。同じ理屈で、甘くて油の風味しっかり。

厚い・薄いでわけるなら薄生地のピザ。

薄生地で、かみしめると弾力があり、

真ん中の具のかかっている部分はモチモチで、油がここちよくしみている。フチは小麦の香りがしてカリっと焼き上がっている。

 

今までに体験したことのないピザ生地でした。

 

小麦が違うから?

オリーブオイルが違うから?

こね方が違うから?

寝かせが違うから?

薪窯が違うから?

きっと全部ですね。

 

はじめの1きれをいただき、真面目に目の色変わっちゃいましたよ!

いままで食べてきたピザの味、私が今まで「あ、ピザだ」と食べてきた味と、テクスチャーからあまりにかけ離れている。

それでいて絶品・美味しい。

そしてイタリアのことまではわかりませんが、うまれて初めて食べたぞ! こんなピザ!  横浜のこのお店でしか食べられない。

次にいつありつけるかがわからない!

 

フンギ・ベーコン

横浜・関内・シシリヤ

 

マルゲリータ

横浜・関内・シシリヤ

 

クアットロフォルマッジ+ルッコラ

横浜・関内・シシリヤ

 

サルシッチャ

横浜・関内・シシリヤ

 

アンチョビ・ビアンカ

横浜・関内・シシリヤ

 

フォカッチャ ローズマリー、パルミジャーノレッジャーノ

横浜・関内・シシリヤ

をあっという間に食べ終わり

 

そしてシシリヤは、イタリアンレストランではなく、ピザの専門店なのです。

「ピザではちょっと足りないからパスタでシメましょう。」

の食べ方ができない。

 

ピザの他に何を頼んでいいのかわからないと考えあぐねていると、

注文をとりにきた店員さんが口頭で
本日のおすすめの一皿料理を次々と教えてくださるので
片っ端から頼んでしまう。
(息子を連れて行ったのでボリュームが必要なのです)

 

 

トマトとルッコラのサラダ

横浜・関内・シシリヤ

 

レバー(写真撮るの抜けました)

 

そら豆のあえもの

横浜・関内・シシリヤ

 

ジャガイモとエビのグリーンソース

横浜・関内・シシリヤ

 

キノコの炒め物

横浜・関内・シシリヤ

 

どれも5人で分けて食べるので一口、二口分くらいずつ。

もちろん、おいしかった~。

 

テイクアウトもできるので、お土産に持って帰ることもできます。

近くにお勤めの方は、シシリヤのピザを持ち帰って職場でピザパーティーを開くのだそうで。

 

営業が17時からでラストオーダーが24時。

私たちは17時からお店に入り、ピザを夕食にしてしまいましたが、

 

後半のお客さんは、ピザを食べるというよりも、

ピザをおつまみにワインなどをいただき、横浜の夜を楽しめます。

 

 

まとめ

お料理のお味は言わずもがなの素晴らしさ。

そして厨房の方々が、飲食店ずれしていないというか、黙々とストイック。

お客さんも、店員さんの気迫に呑まれているのか、大騒ぎする人もいないし、ひそやか。それでいて不思議な熱気に包まれた、さすがの老舗の名店でした。

 

また行きたい!

横浜・関内・シシリヤ

 

 

シシリヤの概要

 

住所

神奈川県横浜市中区相生町1丁目-7

アクセス

みなとみらい線/日本大通り駅 徒歩5分 (332m)

電話番号

045-671-0465

営業時間

月~土 17:00~24:30(24:00ラストオーダー)

定休日

毎週日曜日

 

www.sisiliya.com

 

 

www.hitomi-shock.com