ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

座骨神経痛(痛いだけ、動かせる)は年ごとに転移する 部位別にその場しのぎで春を待つ

木枯らしが吹く季節になると「重ねれど重ねてもなお楽にならざる我が痛み」の気分になっててくる。冷えて重ね着しようとしまいと下半身が冷たいを通りこして痛い。小手先の小技でひたすらしのぐ。

sciatica

 

 

最初は神経痛を受け入れることができない

初めて下半身の痛みを自覚したのは、 コロナの前だから、5~6年前になる。

ホットカーペットや電気毛布が手放せない季節になると

下半身・左太ももの外側、 脇のお尻のやや下か、膝の脇まで、 時々痛い。

温めれば痛みは和らぐことは初期から自覚しており

ユニクロの暖パンを週7ヘビロテで着込み、

思い出したように痛くなるとその都度患部を温めながら痛みが和らぐのを待つ。

冬が近づくたびに「脚、 また痛くなるのかなあ」 と不安。

2・3年たっと、 温めても温めてもさらに膝の脇まで痛かったのが足首脇まで痛くなってくる。

立っていれば。歩いていれば、働いていれば。 痛くないんですよ。

仕事を家事を終え、やれやれ今日も1日終わった、とホットカーペットの上に座り込んだ途端に痛くなってくる。

さらに症状は進み、夕食時、ダイニングのイスに座り、脚痛い…。顔をしかめて痛みに耐えつつゴハンをちょうだいする。

このあたりで「日常生活に支障が出るレベル」との赤信号が脳裏に点灯。

せっせとググって原因を探す。ここで「神経痛ではないか」と初めて気づき、打ちのめされることになります。

永遠の若さを目指し! ? 日々精進しているつもりでも、 やってもやっても所詮ムダ。諸行無常の嵐になぎ倒された気分。

 

お医者さんに行くべきかなあ、 病名確定させるべきか、と迷った時もあるんですけど。

整形外科に行ったって、 患者さんは杖にすがって歩くのもやっとのお年寄りや、部活でケガしたらしい学生さんで満員で

「動けるけどただ痛い、痛くない時もある。生活にも運動にも不自由していない」だけの患者を相手にしてくれるとは思えない。

「様子を見ましよう」と追い返されるか、きくかきかないのかわからないリハビリに通わせられ、時間と診療費は自分の持ち出しになるのが関の山。

 

マッサージや鍼灸に通ってもいいのでしようがその場はよくても一週間で元通り。

観念して通い続けるにはどうにも気が進まない。

 

症状を叩くのではなく、原因からアプローチしてくれるところなら、通わなくても済むんじゃないか。

でも一発で治るなんて治療してくれるところ、私の周りでは、見つけられない。

 

 

結局地道にセルフケアするのが一番お手軽

探しまくり、痛みを取るのに一番効いたのは、梨状筋のツボ押しでした。

梨状筋とは

sciatica


クリスマスに鳥の骨付きもも肉なんて食べると、骨にくっついた肉が取りにくい。

スジがジャマ。食べにくい。をイメージしていただきたい。

梨状筋もお尻上部の骨の近い部分あり、仙骨から太ももの骨に向かう筋肉。同じく仙骨あたりから出て下半身全体を網羅する座骨神経の付け根に距離が近い。梨状筋が硬くなると座骨神経を圧迫して痛みとなる。大もとの原因はお尻の後ろ側。だがしかし。下半身全体のどこに痛みが出てもおかしくない。

梨状筋を柔らかくするには。ストレッチなんかも有効なんでしようが、

「お尻の梨状筋のツボを探し、テニスボールをゴロゴロ転がすのがおすすめ。」とのくだりを見つけた。

梨状筋の外せない特徴として、インナーマッスルである。表面をマッサージ師の先生に多少なでさすってもらったくらいでは梨状筋に届かない。えぐるように、刺すように深く、力を加えないと痛みは引かない。

テニスボールは家にないけど、かわりに官足棒がありました。

赤棒 (健康マッサージスティック)

 

(官足法:大陸生まれの足裏刺澈の健康法。官足棒は官足法の純正のつば押し棒。)

大サイズ・小サイズと2種類あって、携帯用にあってもいいかなと両方持っている。ラクダのコブのように突起が2つあり、ツボに押し当てて使う。

大小、徹妙にコブのフォルムが違い、大の方がコブが細く、とがっている。

大を床に置き、仰向けに寝てツボ押し棒をお尻の下に差し込み、ぐーっとお尻を沈めて体重をかけ、梨状筋のツボを探る。ツボ押しの刺激が痛気持ちいいくらいの強さになるよう、腰を浮かせたり沈めたりして調節し、じわじわと梨状筋のコリをほくしていくのです。

結果、キーンとしみいるような、脚の外側のスジに沿った痛みが一発で治ったのに感動してしまう。(小はイマイチ、大は一発で痛みがとれた)

ただ、強弱の加減が難しい。

始めのうちはそーっとそーっと、ツボ押し棒を使っていた。

ウソのように痛みが消えるのがうれしくて、そして梨状筋の位置はヒップの山の途中にあるので、単純にツボ押し棒の上に乗るのではなく、ヒップの山、ほっぺの斜めになっている部分の、押して「効いている」実感のあるポイントを探さねばならず、膝を立てたり腰を浮かせたりと微妙な動きを必要とする。

時間をかけてポイントをまんべんなく押し終わるころにはけっこう疲れる。

工イヤっと力を抜き、全体重を乗せてツボ押しをしたところ、翌日は痛みが去るどころか、筋肉痛ならぬ刺激しすぎの神経痛になってしまい、立つのも歩くのもやっとのありさまになってしまった。

 

との紆余曲折を経て、多少の痛み(ズーンとくる。押しの痛みは自分で加減できるか伝わり加減・感じ方もある程度予測できるものの、痛さの度合いは本来の座骨神経痛に負けずと劣らない)に耐え、だましだまし春が来るのを首を長くして待つのです。

 

 

ここ1・2年 痛みの種類と場所が変わってきた

冬、つま先と足の甲と足首から膝までの下半分、が異常に冷える。

お風呂に入ればまあ、温まるのですが、ホットカーペットに座り、毛布をガッチリ巻いてもぜんぜん冷たさが去らない。

(うつぶせになって冷たい部位をホットカーペットにあてるとさすがに冷たくないんだけど、ほぼそのまま眠ってしまうのが難点)

モコモコの靴下を重ね履きし、ホットカーペットは常にダニ退治の最高温度。足指のしもやけ罹患に怯え、とにかく冷やさないように冷やさないように…。

春になり、夏になる。相変わらず足先が寒いんですよ。おかしい…。

冬ほど耐えがたくはなく、外気はあたたかく「辛い~」との心の声は湧き上がってこないものの、患部の違和感。冬なら温めれば楽になると信じてきたのに。真夏に同じ感触がわが体を襲う。あえて言えば、弱い弱いしびれ感のようなものですね。

 

コレ、冷えじゃなくね? もしかして、神経痛の一種!? 

と解釈するべきではないのか。

 

相変わらず、立つ歩くは平気なんで、違和感と一緒に別に生きていけばいい話なんですけど。

 

今年の冬は始まったばかりで、

患部の冷えもしくはしびれは、 温源にあてると、 かじかんだ手をお湯につけた同じ感覚でびりびりしびれ、 あったまっていく瞬間、気持ちいい~。

つま先が寒いのは、 末端にしびれが来ていたのた。

春・夏・秋・冬、年柄年中しびれが来ていたのだ。

そして、 そういえばこのところ、 太もも脇、 痛くない。

痛みの部位が転移した。

 

座っている時に症状が強いのは前と変わらないけど。

足の冷えない不思議な靴下でも足の甲用のカイロでもレッグウォーマーでも

後ろ側 (足の裏、 ふくらはぎ) は特に冷たくなく、 かえって地厚で時にジャマ。

前側 (患部) を満足するまで温めるレベルにはほど遠い。

 

ギャップが大きすぎるのでツール選びも頭が痛い。

 

できる範囲での温活はやっているつもりなんですけど。

(冷やさない・毎日湯船につかる・足指ストレッチ・体を温める食べ物を努めて摂る・定期的な運動)、良くなっている実感はないですね~。

 

 

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