マスカラに徹底的にこだわるなら海外ブランドのランコムかヘレナルビンスタインかクリニークで決まり! 今回はランコムのマスカラを購入しました。
ランコム グランディオーズ スマッジプルーフ マスカラ を選んだ理由
海外旅行に行った時、JALの機内販売で。3本組でした。ランコムかヘレナがほしかった。ヘレナのマスカラでも良かったのですが、今回の旅行では免税ブースにヘレナはなく、丁寧に見ていれば見つかったのかもしれないけど、時間がなかった。
3本組で9,700円。正直、コスパはさほど良くない。 正規価格は1本4,000円(税抜き)だからお得といえはお得だけど。JALカードで支払えば10%引きだし、JALマイルも支払いの1%の他に優待マイルはつくんですけど。通販だと2,000円台で購入できるトコはいくらでもあるし。
店頭に出向いたりポチって送料払って届くの待つより、飛行機の座席に座ったままで天下のランコムのマスカラが手に入り、なおかつ憧れのJALのCAさんから笑顔で手渡していただける利便性と付加価値、ですね。
私のまつ毛について
(入っていた説明書。図解のほかに各国語(日本語含む)の説明もついてます)
エクステなし。
まばらであり、あまり長くない。
ただし、まつ毛がカールしている。まつ毛天然パーマなのが密かな自慢。生まれてこのかたビューラーは使ったことがありません。
下まつ毛はとても貧弱なので、マスカラ塗ってた時期もありましたが、手間がかかるのと付けてもマスカラが顔に移ってしまう事態が多発し、諦めて目の下はハイライト系の色でアイラインを引くメイクに落ち着いている。
普段マスカラを選ぶ時には、ボリュームタイプにするか、ロングタイプにするか迷いながら購入している。海外有名ブランドのマスカラも一通り試したものの、普段はプチプラ国産優秀マスカラを使用。カラーは黒一択。
使った感想
(開封直後の先端ブラシ部分)
グランディオーズ マスカラで目を引くのは、まずボトルの形。筒型ではなく、中程やや下が膨らんでいる花瓶型になっている。
ブラシの形が特殊だから、ボトルの形も他のマスカラとの違いが際立つ。ついでに言えば、柄の中に黒いランコムのトレードマークのバラが一輪。テンション上がっちゃいます。
さらに一番の特徴はブラシの柄の部分。「く」の字に曲がっている。
メーカー説明によれば
ランコム初の25度カーブブラシにより、どんな目の形にもフィットするマスカラです。
とあります。ブラシが「く」の字だし、ブラシをボトルから出す時回して出す(この時にブラシの先端にマスカラ液をしっかりなじませる)ために、中に余裕を持たせているのですね。
ただし、私レベルでは、この25度カーブブラシ、良いんだか悪いんだか、正直わかりにくい。手元に真っ直ぐのブラシがあって、比べられれば使い勝手の善し悪しはわかりやすかったのかもしれませんが。
つまり
ブラシを横に使って上まつ毛と下まつ毛にマスカラを塗る時には、カーブのラインがあれば腕の位置・手の位置が柄がままっすぐの時よりカーブ分、下がる。のはわかるのですが、下がったからといって塗りやすくなったかと聞かれれば、はっきり答えられない。
どんなマスカラだって、先端のブラシが真っ直ぐであろうが、目の形に沿ってカーブしていようが
- まずまぶたの中心部のまつ毛にマスカラを塗り
- 次に目尻の端の端の部分にまでマスカラがつくように塗り
- 目頭部分の1本1本を、マスカラブラシを立てて塗っていく
- 以上を繰り返し、2度塗り・3度塗りでまつ毛をパワーアップする
の4工程が必要であり、一発でマスカラを塗り終えることなどできるはずがない。
どちらかと言えば、柄が真っ直ぐであるよりカーブしていた方が、ネジをあけてマスカラを使い、ネジを締めてマスカラを使い終わる、この時のマスカラ液の動きが大きくなる。より攪拌できる。のメリットの方がわかりやすい。
驚愕のまつ毛3倍盛り!
(2カ月使ったマスカラの先端部分)
ランコムさまからすれば考え抜き、世に出した「25度カーブブラシ」が、私ごときの胸にはあんまり響いてこないのは申し訳ない。
でも肝心の、まつ毛の使用前、使用後は、目回り変身の度合い、超絶です。1本、普段マスカラを使わない知人にプレゼントしたところ「(あまりのまつ毛の増量に)自分の目じゃないみたいでびっくりしてしまい、馴染めない」とのご感想をいただいてしまいました。
ウォータープルーフタイプのマスカラ、普通にフィルム状のマスカラ、いくつか使ってきたのですが、グランディオーズ スマッジプルーフマスカラで特筆すべきポイントとしては
マスカラ液がゆるく、みずみずしい。そして漆黒。
つまりまつ毛にひとはけマスカラを付けると、真っ黒でかつカラスの濡羽色のみずみずしい・ツヤツヤまつ毛になれる!
しかもまつ毛の1本1本に密着してつき、2・3本がまとまって1本のまつ毛になっている形状のものがない!
「マスカラつけました」感のボソボソ感やダマ、ツヤのなさが一切ない!
ヘレナのマスカラを使った時には、私の目の目尻の一番端の短いまつ毛、いつも苦心惨憺してマスカラを塗っている、または諦めて塗らないまつ毛にいともたやすくマスカラが塗れた(ブラシが微細なまつ毛をキャッチできる構造になっているのでしょう)ことに感動したのですが。
グランディオーズ スマッジプルーフマスカラの場合、まつ毛の色そのものに感動してしまいましたよ!
私のマスカラ史上、色は初体験!最高!パーフェクト!100点満点!
当然2度塗り、3度塗りしていきます。繰り返して行くと、自前のまつ毛を増量していくことで、真面目に2倍盛り・2倍盛りが可能です。
(もちろん、つけたあとすぐにまばたきすれば、マスカラは目の下にはついてしまう。ガマンガマンです。)
ただし。毎日使い続けるうちに、たとえ毎日、キチンをマスカラのキャップをキッチリ閉めて保管したとしても、徐々にマスカラ液は、乾燥してきます。私の場合、9月半ばから使い始め、1ヶ月くらいでカラスの濡れ羽色から並みのマスカラのパサパサ感とダマが少しずつ感じられるようになりました。
ランコムに限らず、コスメメーカーに言わせれば、マスカラは目まわりに使うのだし、使い続けることでボトル内部に雑菌が繁殖するから、衛生上1ヶ月くらいで取り替えるべき、との説明をみかける。
に従うのであれば、1ヶ月間、カラスの濡れ羽色が続くのですから、OKなのです。
しかし、まだ使えるものを、捨てる気にはなれない。自己責任で使い続けています。
- 湯煎にかけると復活するとの口コミもある。
- 「100均のダイソーで『マスカラよみガエル』というマスカラ薄め液を売っているらしい」
- ベビーオイルまたはオリーブオイルを足す
- 目薬を入れる
入れる分量もわからないし、うまく緩められたとしても、塗っていいのだろうか、仕上がりは変わらないだろうか。を見定めながら自己責任でトライしてみるしかない。(結局神ランコムマスカラが乾燥並マスカラになったのを勿体ない、まだ使えるんだからと使い続けている)
マスカラの落ち方・落とし方
(ティッシュに3度塗りしてみました)
メーカー説明によれば「お湯で落ちます」と書いてある。つまり、ウォータープルーフタイプではない。
そして使う人が一度塗りなのか二度塗りなのか三度塗りなのかで変わってくるので、一口には言えないのですが。
週末一度塗り、ウィークデイ2度塗りまたは三度塗りの私の場合だと
- 目がかゆく、こするとマスカラは落ちてしまう。ただし顔にひじき状のマスカラが残って困ることはない。
- 気のせいかもしれないが、頑張って何重塗りした日に、目のあたり痛いことがある(ひょっとしてまつ毛の重量オーバー? 過負荷? )
- 確かに水・お湯でマスカラは落ちる。「ぬるま湯で簡単に落ちるのでまつ毛を傷めません」のメーカー説明はウソではない。
しかし何重塗りとかしてしまうと軽く洗顔したくらいでは落ちないのもまた事実。 - 一度塗りくらいなら洗顔のみで落ちますが、何重塗りだと洗顔し終わってタオルで顔を拭くとタオルにひじき状の落としたマスカラが大量についていたりします。
以上を防ぐためには、
- 洗顔前にぬるま湯またはアイメイクアップリムーバーをコットンに含ませ、まぶたを閉じ、そっと・ゆっくりアイメイクを落とす。
- 洗顔する時は落としきれないマスカラが顔にまつ毛に残らないよう、目まわりを意識して丁寧にすすぐ。
との注意が必要になってきます。
まとめ
美の大国フランスの由緒正しきコスメブランドのランコム。特にマスカラはベストセラー・ロングセラーの王道をひた走る。おかげさまで○○年、切れ切れながら、リピートさせていただいてます。やっぱり、良いですね。ランコム。