この7月からお店でレジ袋がもらえなくなってしまった。もらったレジ袋はもれなく再利用してきました。家に在庫がない以上、新しい手段を講じなければいけない。
それもできるだけお金のかからない方法で…。
レジ袋有料化導入後、決して袋を買わない
レジ袋が無料配布されていた6月までは
「タダで(レジ袋が)もらえるなら必ずもらう。お金がかかるなら絶対もらわない」を貫いてきました。
有料化後はどこからも袋などもらえない。
普段はタダでもらった大きめのレジ袋を折りたたんで小さくしたものを2~3個バッグに常備。
ストックを切らすこともなく、手持ちの袋で間に合わない大きさになったこともない。
普段は車で移動なので、レジから車までの距離だけ持ち運べればよい。
ただし
- 「座布団4枚」なんか購入したり
- テイクアウトの特大桶寿司なんか持ち帰る時
は8円とか10円とか20~30円とかの袋代を払わざるを得まい。
スーパーに張り出してあるレジ袋の値段は3~10円前後。
ドラッグストアに行けば「100枚300円」とかで売っていたりするので妥当な値段です。
在庫のレジ袋はいつまで持つのか
タダでもらってきたレジ袋は
大きめのものは全て折りたたんで保管し、買い物に持参。
破けたり、スーパーで購入した肉のパックの水分が出て汚れたりすると捨てる。で、減る。
その他、毎週ごみ収集のあるプラスチックごみ、月に2回収集のある資源ごみ(缶・ペットボトル・ガラス・不燃)を入れるのにちょうどいい。
手さげがついていると、S字フックにかけられて便利。毎日出るプラスチックごみを入れる。
つまり月に10枚くらいは、ごみ収集のときにレジ袋を使い、減っていく。
畳んで収納しているので、かさばらない。100枚くらいはあると思う。しかし補充がないのだから、いつかはなくなる。
今まで邪険にしていた袋を突然大事にしだす
銀行とか新聞の集金の人とか郵便局からビニール袋がもらえたりする。
ウチでメインに使っているのは45リットルのごみ袋。30リットルとか20リットルのビニール袋は「ウチ、使わないんだけど~。」などと内心思い、引出しにしまいこんでいた。
タダで袋がもらえないとなると
過去の思い出がよみがえってくる。
腐るものじゃあるまいし、封も切らないもの、使わないからと言って捨てたりしない。絶対にあるはず、と目の色を変えて家の中の確か置いたと思われる場所を再点検の上発掘。
大事に使わなくては。
新聞とチラシの有効活用
前は台所の生ごみは中くらいのレジ袋に入れ、口をしばり、45リットルの袋に入れて捨てていた。
しかしもう中レジ袋の在庫はない。新しい袋を買うのはイヤだ。
…おもむろに古新聞を出してきて、多めの紙で生ごみを包む。古新聞に生ごみの水気を吸わせる。結局、ごみ焼き場で焼却炉に放り込まれるまでに袋の外に水が漏れなければ、それでいいのです。
今までビニール袋に入れて出していたごみはまんべんなく包んで捨てる方式に変更していかなければ。
そのうち不在の間に郵便受けに差し込まれているポスティングのチラシなども大事にしだすかも。
さらに、古着とか古タオルだの、家の中にある未来のごみ予備群も、同じ用途に使えそうだ。大事にしまっておこう。
レジ袋以外の包装資材の活用
中元・歳暮・到来ものの箱菓子などの包装資材
段ボールは固く、包んで捨てるには向きませんが、きれいな花模様の包装紙などは時短だとばかりにビリビリに破って捨てるのはやめ、ごみを包むために取っておくことができます。
薄めのボール紙などの化粧箱(商品券とか新茶とか)であれば、同じく使い道はあります。再利用せずに捨てたりしません。
通販の包装資材の活用
一番使い手がある。
食器洗い機の洗剤などをまとめ買いすると、大きめのビニール袋に入ってくる。使える! いままではプラごみにしていましたが、これからは無料レジ袋の代替品として使います。
ビニール袋に入ってメール便で届く洋服なんかも
外側の厚手のビニール袋、内側の洋服を包む薄手のビニール袋(触るとガサガサする)と2種類もある。
乾きものを入れているのだから接着部分の防水性には多少疑問符はつくものの、そのままプラごみ袋に直行させす、濡れごみは袋として使わず、厳重に包んでとめ、再利用した上で捨てます。
緩衝材に紙が使われている時もある。当然捨てない。
プチプチは昔から捨てない。荷物を送ったりするために取っておく。
エコバッグはお気に入りであればあるほど使いにくい
レジ袋全面有料化を第二波とすれば、一部有料化、ウチのお店では袋のいらない方にはスタンプやクーポンをさしあげます。なんて態勢に変わったころ、もしかしてエコバッグって必要なのかも、といちおう買った。
しかし、意識高いスーパーがエコポイント・エコスタンプを導入しても、ドラッグストアやコンビニでは無条件にレジ袋は配布され続け、
あっという間に危機感はゼロ。
おしゃれなエコバッグはいくらでもお店に並んでいるし、自分では買わなくても人からもらえたりする。そしてステキなエコバッグであればあるほど、私の場合、汚したくない、の気持ちが先に立ってしまい、勿体なくて使えない。
冷たいものを買った帰りにつく露や、野菜を入れてこすれてついた跡や泥、肉や野菜の匂いとシミのついた特大のエコバッグなんか、変なシミとかつけちゃったら洗うのも乾かすのも大仕事になってしまう。たたんでもかさばるし、たたみ方にも気をつかう。
お気に入りであればあるほど出番は少ない。
タダでもらったレジ袋ならば、汚れたり汚したら後始末を考えることなく、さっと捨てられる。
さらにたたんでおけばバッグに10個くらいいれてもかさばらず、たたむ作業もレジ袋の仕様はほぼ同じ、入手した時期・場所にかかわらず安定していて扱いやすい。
最後には手提げレジ袋をドラッグストアとかで買うと思う
いままで気にもとめていなかったのに、なくなって初めてわかる無料レジ袋のありがたさ。
持ち手を縛れば口は閉まる。持ち歩きしやすい。
何もしなくても、日ごろ必要なものをちょこちょこ購入するだけで、よりどりみどりの袋が集まっていたのに。
今まで自前で購入していたのは
- 45リットルのごみ袋
- キッチン用の大・小のビニール袋
- ジップロック大中小
- 小物入れ用にカード大のチャックつきポリ袋
- シンクにじか置きできる穴の開いたごみ袋
にもう1種類、さらに購入する袋の種類が増えるだけの話。
一度手に入れた便利と贅沢!? はやめられないもので…
レジ袋有料化の昔と今とこれから
今までのお店のロゴ入りビニール製バッグを紙バッグに変えてくれれば、レジ袋代を取らずに袋を配れると思うのですが。
レジ袋が普及する前は、お店ではタダで手さげなしの紙袋を配っていた。持ち帰る途中で袋に穴があいたりするととても困ったのを覚えている。
銀行にお金をおろしにいくと、紙封筒がおいてある。あのイメージ。
こないだ行ったヤマダ電機は、レジ横に小さめの紙袋が置いてあった。
メモリとか電池とか、小さいものを買った時のためのお店側の用心ですね。
地球環境を守るため、の大義名分はあまりにも大きい。
環境に負荷のかからないレジ袋なら無料配布OK、とは聞かされているものの、ウチのまわりで配っているお店は聞かないし、どこも「どうぞ袋はお客様がご持参願います。」で横並び。
ウチは無料配布してます、は企業PRとしては有効かもしれないけど、レジ袋のために、それを理由にお買い物にはいかないだろう。きっと。
紙包&ヒモ結びなんかじゃ、アイディアとしては良くてもお店の手間ばかりかかってしまうし。
環境のため、そこそこ真面目に行動しているつもりですが、しょせん個人でできることはあまりにも小さい。
ただし、買い物させていただく私たちの側も、なんだかんだ言いつつ、みんな意識は持つように、
変わってきてますよね。