近くのスポーツジムで週2~3回、走っています。もうすぐ丸2年。メリットとしては、血圧が下がりました。健康診断のたび、130~140の間を行ったり来たりし、テレビCMの「(血圧が)130超えたら~」のフレーズが流れるたび、怯えていたものです。ところが110~120台にすっかり落ち着いたのには正直びっくりした。
一方、さっぱり痩せません(涙)。どころか健康診断では入会前と比べ、0.5kg、増えていた。
「贅肉ではなく筋肉が増えたのかもしれないのだからいいではないか」と自分で自分に言い聞かせ、
お医者さんには「(健康面からいけば)理想体重です」と太鼓判を押されたものの、無理くり時間作ってジム行くんだもの、どうせなら、痩せたい!と息子に弱音を吐いたところ、
「走るだけじゃ痩せない。かえって太る。」
との鉄槌のごときアドバイスを浴びてしまいました。(息子は筋トレ+高たんぱく低糖質食+プロテイン信者)分析と行動について。
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一生懸命走っているのになぜ太ってしまうのか。
目安としては、ランニングマシーンで消費カロリーが400カロリーになるまで走ることにしています。早く走れば早く終わる。ゆっくり走れば楽だが時間がかかる。そしてジム入場-着替え-トレーニング-シャワー-着替え-ジム退場まで1時間~1時間半、週2~3回程度。週4~5回通える時もあれば全然通えなかった時もある。
- こんな運動量ではそもそも痩せるはずはない。
(しかし400カロリー×2.5回×4週間=月4,000カロリー。1年頑張れは48,000カロリーなんだから全然減らないのはおかしい、ちょっとくらい減ったっていいじゃないかと神様に文句を言いたい。)
- ジムに行ってるんだから、とついつい食べる量が増える。
あるあるです。 食事制限のダイエットは成果が出たためしがない。年齢とともに、じりじりじりじり、体重は増える。
ダイナミックにスイーツを諦める。ストレスでついつい家にあるものを食べる。 の生活習慣をスッパリ変えてしまう鉄の意志があるのなら。こんな苦労はしていない。
勝間和代さんみたいに、砂糖やカフェインをやめてみよう、と決め、バッサリサッパリキッパリ やり遂げる鋼鉄の意志を持つ人がつくづくウラヤマシイ。目先の欲望に負けてしまう自分が情けない。
加齢で基礎代謝が落ちているんだから、起死回生の策でジムに入会したのです。
ジムでまた太ったのではもう打つ手がないではありませんか。
と天を仰いでも神さまを恨んでも、何も解決しない。
せいぜい腹八分目を心がけるとして、 挫折しにくい方法を見つけなければ。
息子のいう「走って太る」の根拠とは何なのでしょう。
- ジムで走る=有酸素運動を長期間繰り返すと有酸素運動でカロリーを使わない体になる
- 走ってエネルギーを消費されるのはいいが、度を超すと筋肉中のタンパク質までエネルギーとして使われてしまい、これを繰り返すことで結果的に基礎代謝量が落ちる。
- 体重が減っても筋肉が減っているので食事の量が増えたりジムに通わなくなるとリバウンドしやすい。
- 運動を続けることでますます太りやすく痩せにくい体になっていく…。
つつつまり、私の増えた0.5kgって、結局贅肉だったのかしら。
解決策としては
- 筋トレをして筋肉を増やすことで基礎代謝量を上げる
- タンパク質を積極的に摂って筋肉量を増やす
そして筋肉量を増やすのには
「限界まで筋肉を動かし・もうだめだ」になるまで繰り返し、休む。
「再びもうダメだ」になるまで繰り返し、休む。
3たび「もうダメだ」になるまで繰り返す。
「もうダメだ」で筋肉にストレスを与え、傷を付けないことには筋肉は大きくならない。 そして傷ついた筋肉が回復し、前より大きくなる、を繰り返し、筋力が増強されていく。 つまりユルく体を動かしていたのではダメなのです。
そして筋肉が増えることで、基礎代謝が増える。運動などせずとも、 寝ているだけで、生きているだけでカロリーを消費してくれる。
さらに、必死になって筋トレしたら、1日なり2日なり間を空ける。サボれる。
傷ついた筋肉には修復期間が必要なのです。
タンパク質を大量に摂るにはプロテインを飲む。
運動が終わるやいなや、できるだけ早く飲むのが効果的。
筋トレ1本に路線変更するべきだろうか。
筋トレ+プロテインが現代の王道たるダイエットトレーニングメニューであることはわかりました。時代は変わった。ただ疲れるまで体動かせばいいってわけじゃないんだ。
しかし2年近いジム通いで、血圧は間違いなく下がった。見ようによってはダイエットなどよりよほど素晴らしい効果が出ているのです。トレーニング方法を変えて、思いがけなく手に入った宝物を手放すのも勿体ない。
そして限界まで自分を追い込むまでトレーニングを繰り返し、特濃プロテインを飲み干さなければ筋肉は増えない、のくだりも、多少引っかかります。筋トレなどしなくても、プロテインなど飲まなくても、今だっていちおう、筋肉はある。
無理しすぎ、またはトレーニング方法を変え、高血圧だの糖尿病だの脂質異常だの脳梗塞だの動脈硬化だの認知症の引き金となってしまうのは困る。との更なる事情が若い人との大きな違い。
痩せたいことは痩せたい。しかし更なる大きすぎる落とし穴の存在がジワジワ迫るのが大人世代。血圧には絶対筋トレ、良くなさそう。
- スポーツジムの滞在時間は1回正味1時間程度、週4~5回通いたいが所用が重なり、実際通うのは週2~3回が限界
- 私が通うジムは私が通う時間、筋トレマシーンは割と塞がっており、自分の好きな順番で必要な時間、筋トレマシー ンを使える環境にない。(マシーンの順番待ってると帰るの遅くなっちゃう)
- さらにもともと運動音痴なので(学生時代は10段階で2。授業には皆勤だか運動神経が鈍い)体育は嫌いだった。健康サプリ2種類定期購入するより、ジムに通うべきだわ。と入会したのです。
できる範囲でないと続かないし…
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とりあえずトレーニングメニューを見直しは必須であろう
ダイエット系・ムキムキ筋肉を目指す系だと筋トレ命。しかし元気で長生き系だと今の週2~3回のジム通いでも十分に自分で自分をほめてあげたいレベルである。
そして今やダイエットには逆効果みたいに言われている有酸素運動だって、血行は確実に良くなるし筋肉だって骨だって強化になってる。
加え、いくら有名トレーナーさんが「簡単です」「初心者さんでも痩せられます」「ダイエットに効果あります」「筋肉つきます」と書いてたとしても、鵜呑みにはできない。看板かけて人を集めてる面は絶対にあるはずだ。「絶対痩せます」と言い切れば人は見る。見てみたくなりますものね。一方、当方、今まで成功したダイエットなどほぼ皆無なのだから。
そして、基本は食事に決まってる。運動で落とせるお肉には限りがある。
ああ、辛すぎるダイエット道…。 を踏まえた上で手を打たなければ。
- スクワット・腕立て伏せ・背筋の自重トレーニングくらいは始めなければいけない。
- 10回×3回(各限界まで)を3種類つづけてとり行うのが理想なのだろうが無理しない
- 自重トレーニングのあとに有酸素運動するのが理想なのだろうが無理しない。 (第一限界まで筋トレしたらその後走ったりできないではないか)
- おやつ替わりにプロテインを買ってみよう
- ジムでマシーンの使い方を教えてもらおう(空いてる時にさっと使えるように)
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それは、痩せたいけど、せめて年0.5kgでいい。体重が減ってくれれば。そして健康診断やがん検診でひっかからなければいいんだけど。結局、欲張りだなあ、私;;;