私がAdSenseアカウント審査を通過したのは2015年11月。当時は「文字数500で10記事書けば通過する」のが通り相場だった。今は、厳しいんですってね。
2回目のポリシー違反レポートが届いたのでブログ記事にして共有します。
1回目のポリシー違反(2018年12月)
違反とされた記事は
イギリス旅行を控えていたので、予習を兼ね、ロンドンの国立絵画美術館の主要作品をピックアップし、みどころを並べていった。
アップしたあと半年以上たって、旅行から戻り、実体験を加筆修正更新してからほどなく違反レポートが届いたのです。
アップしたてのころはおとがめはなく、書き加えたとたんに注意レポートが届いた以上、加筆部分は削らなければなるまい。
仕方がない。
とわざわざロンドンまで行って撮影してきた写真をカットして再審査を申し出たところ、やたらと時間がかかるとの情報もあった回答は翌日あっさり届き、結果は合格。
違反項目の内容は
「アダルトコンテンツが含まれています。」
いまだにおんなおひとりさま日本人観光客の美術館鑑賞レポートのどこがよろしくなかったのかが全然・皆目わかりません。
しかしGoogle神には逆らえないのです。
前も記事にしています。
2回目のポリシー違反(2020年5月)
着信年月日は2020/5/5 Tue 01:48。
内容は
お客様
本日は Google サイト運営者様向けポリシー レポートをお送りいたします。お客様のウェブサイトの特定のページで見つかったポリシー違反に関連する最近のアクティビティをご確認ください。違反措置の適用状況は随時変更される可能性があります。現在適用されている違反については、AdSense ポリシーセンターの [ページ単位の違反措置] をご覧ください。
サイト全体またはアカウントのレベルで発生した違反については、このレポートに含まれませんのでご了承ください。サイトやアカウントのレベルで違反があった場合は、別途メールでお知らせすることがあります。ページ単位であれサイト単位であれ、ポリシー違反がなかった部分については広告掲載が続行されます。
過去 24 時間の情報:
新たな違反が検出されました。AdSense プログラム ポリシーへの違反が見つかったページでは、広告掲載が制限または停止されています。
この問題を解決するには、違反しているコンテンツを削除して、審査をリクエストしていただくか、違反しているページから広告コードを削除する必要があります。
ポリシー施行の詳細については、AdSense ヘルプセンターでご確認いただけます。
プログラム ポリシーについて詳しくは、AdSense プログラム ポリシーをご覧ください。何卒よろしくお願い申し上げます。
Google サイト運営者向けポリシー
即座に 書いてあったAdSense ポリシーセンターの [ページ単位の違反措置] に飛んでみると。
ご指摘いただいた記事は
違反内容(=問題) 衝撃的なコンテンツ
要修正 いいえ
広告配信ステータス 需要の制限
違反措置の前回の適用日 2020年5月3日
…相変わらずわかりにくい…。
Google神からのご神託の解読と対処対応
整理すると
- 20世紀を代表する大スター&ダンサー紹介記事のどこに「衝撃的なコンテンツ」が含まれているのか
- 記事をアップしたのは2018年の夏。アップした時におとがめはなかった。更新内容は誤字脱字の修正程度。昨日は白で今日は黒
- 需要の制限とは何か
- 要修正は「いいえ」となっている。何もしなくてもいいのか
自分で1つずつ読み解いていかなければいけない。
20世紀を代表する大スター&ダンサー紹介記事のどこに「衝撃的なコンテンツ」が含まれているのか
そもそも「衝撃的なコンテンツ」とは。
とのリンク先に説明があります。
説明によれば、まがまがしくサイトを見に来てくださった方に不快感を与える(リンク先と同じ言葉を書くとペナルティが怖い)文面または画像をさす。
エレガントで隙がなく、完璧な技巧と控えめで謙虚な人柄でほめ言葉しか聞いたことのないフレッド・アステアをおとしめるような内容が、私の記事に含まれている。とGoogle神はおっしゃっている。
だとすると、直さなくては天国のアステアに申し訳ない。
記事をもう1度、読み返す。のAdSenseヘルプセンターの説明も読み返す。わからない…。
答えは、Twitter検索で見つけた。
「#アドセンス違反」で検索をかけ、「〇〇の記述が良くなかったらしい」との豊富な事例、書き込まれた嘆きとぼやきつぶやきをしつっこく読み込むうちに、ひらめいたのです。
「ギ〇ン〇ル(ペナルティが怖いので伏字)じゃないか? 」
出演映画のあらすじの紹介の中で、男性がお好きなトランプゲーム(いまどきこの言い方だとフェミの方に怒られてしまうのかしら)で舞台衣装を持っていかれたり取り返したり、ライバルと丁々発止・抜きつ抜かれつ…のシーンがある。1930年代の映画ですから~。
キーワードとして拾われてしまった。あり得る。
にしても厳しい…。
違反があった場合、対処としては
- 放置はNG
- 該当記事を削除する
- 設定で該当記事のみ広告を消す
- コンテンツを修正する
アステア紹介記事を削除だなんて。血相変えて必死で書いたんです! 私にとっては絶対にはずせない渾身の記事の1つなのです。
ひっかかったのであろう単語を消し、意味が通るよう修正しました。
記事をアップしたのは2018年の夏。アップした時におとがめはなかった。更新内容は誤字脱字の修正程度。昨日は白で今日は黒
Google神のAdSenseポリシーは日々更新されており、拙ブログの初出時、2018年8月以降も何回も変更が加えられている。
AdSense ポリシー変更履歴 - AdSense ヘルプ
初出の時になく、2020年5月までに加わった新たな審査基準が違反通知につながったのだろう。理解できます。
需要の制限とは何か
広告配信に影響する可能性がある問題をポリシー センターで解消する - AdSense ヘルプ
ポリシー センターには、サイトに現在適用されているすべての違反措置が表示されます。
違反措置が適用されると、
すべての広告掲載がブロックされるか(「広告配信の停止」など)、
広告枠に入札できる広告主が制限される(「需要の制限」など)可能性があります。
つまり今までは無作為に配信されていた広告が「需要の制限」によりGoogle神のフィルタのかかった広告しか表示されなくなってしまう。
ただし死活問題・命綱の「広告停止」「アカウント削除」への抵触ではない。
「良くないんですけど、仕方ないですかね~。」との仏頂面の黙認。と解釈できる。
要修正は「いいえ」となっている。何もしなくてもいいのか。
違反措置に対処する必要があるかどうか。
ポリシー違反が原因で違反措置が適用されている場合は、修正が必要の列に「はい」と表示されます。
さっき見た「需要の制限」の説明には
サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツはポリシー違反ではないため、コンテンツや広告リクエストを修正する必要はありませんが、
サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツが含まれているコンテンツには「需要の制限」が適用されます。
とも書いてあるので、特に修正しなくてもよさそうです。
画面に修正・再審査申請のボタンもなかったし。
それにしたって「修正する必要のない違反コンテンツ」…。別の言い方、ないのかしら。
修正しちゃったけど。
私は「衝撃的なコンテンツ」を伝えるつもりは毛頭なく
大好きなフレッド・アステアとアステアのダンスに、少しでもいいから、私のサイトに来てくださったありがたい方々に興味をもっていただきたいだけ。
これからも、
Google神からの御指示に従うことを誓います!
【追記】
別のページにも同じ警告、きました。
ただし、今度は説明つき。
広告主による広告配信の制限を許容できる場合、特にご対応は不要です。ただし、広告配信をフルに再開したい場合は、このコンテンツが Google のポリシーと制限事項に準拠していることをご確認ください。準拠していないコンテンツがあった場合は削除または修正してから、審査をリクエストしてください。コンテンツが Google のポリシーとサービスの制限事項に準拠しているとお考えの場合も、審査をリクエストしていただけます。
許容することにします。
元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense