ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

50代ファッション コーディネート 何を着ても似合わない問題 に立ち向かう日々 

前に買った服が今着ると似合わない。入ることは入る。のだがもっさり見える。鏡で全身を移すと限りなく「別にアナタそこにいなくていい」感満載。これではテンションがあがらない!

 

 

なぜ服が似合わないのか 体型の変化を見つめなおす

健康診断でお医者さんの問診の時

ぜんぜんやせません

と泣き言を申し述べると「やせちゃダメです。タンパク質をしっかりとってください。」とのお言葉をいただきました。

そうは言われてもねぇ~(涙)

まず、肩のラインにシャープさが皆無腕の付け根の上部分にもしっかり肉が乗る。こんもりしている。上に肉が乗ってるくらいだから、二の腕もタップタプ

デコルテ部分は、若い女の子は肉が乗らず、ペタンとしていてツヤがない。30~40代はここに脂がのってきて膨らみ、テリが出るのですが、50過ぎるとテリが貧弱になってくるんですよね。

バストはまあまあかな。お風呂以外は絶対ブラジャーはずさないし。肉があまっている分、脇から寄せていくことでBカップ→Dカップに変身!? できた。

 

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ただし横からみた身体の厚みが2割増しされ、上腹・下腹は言わずもがな。ふくよかさを増しており、つまり橋の欄干のようでです。

昔のスカート、いちおう入る。しかしスカートのゴム部分の上と下のふくらみは日に日に量を増していくばかり。

さらに、背中に肉がつくんですよね。

つまり上半身に四方八方肉が付く。筒状になり、90年代あたりに流行ったピタピタ系のストレッチなど着ると、入るんですがパッツンパッツン。

脚は若干、細くなりました。肌ツヤ落ちたけど。

 

ダイエットなんてやったって手間ばっかりかかり、成果は出ず、劣等感にさいなまれる。

とはいえ、極端に走り、中性脂肪や血糖値、脂質異常や代謝異常を引き起こしたのでは、

文字通り棺桶まっしぐらだぁ~。

(昔、輸入もののダイエットサプリを飲みつつ健康診断に臨んだら、ものすごい数値がでて要精密検査になってしまった。サプリを飲み切り、お医者さんに行ったら正常値に戻っており、自分の行いを懺悔したところ、「変なの飲まないでください。全然太ってないじゃないですか」と言われたことがある。)

 

 

入る服を買えばいいのだろうがことごとく好みに合わない

似合う服がないなら買えばいいだけだ。若さはないが服を買うくらいの金はある。

しかし50代向け、とうたうファッション特集を見てみても、ことごとく好みに合わない。

まず、首元にスカーフとかストールとか巻いている。

私は暑がりなのです。首まわりがうっとおしいじゃないか。

決めたつもりでも結び目がほどけてきてしまう。一歩間違って首が締まって死んだらどうしてくれる。

それに、女優さんとかも若いときは8等身でも、年を取ると5等身くらいに縮むんですよね。頭が大きくなる。大顔の周りに巻きものを巻き付ける。余計アンバランスになってしまうのでは、の私の感性は時代に合わないのだろうか。

スタイリストさんは「コレが正解」とおっしゃられますが、すいません、私、ダメです。

 

ボディラインを目立たせないため、ダークカラーのビッグシルエットのセットアップなんかも、モデルさんが着てポーズ取る分にはいいんですが、あんな奴タコみたいなダブダブの服、ウチの地元で着て歩いたら異様に目立つこと請け合いです。

ウエストまわりとヒップ周りをカバーできるチュニックやカーディガンが定番なのですが。

しかしこうみんな着ているとエッジが感じられない。

また、Dカップの私が着ると、バストからウエスト・ヒップに向けてすそ広がりされると

体型はカバーできても、見ていて情けなさしか感じられない。

 

 

解決策

古着を見直してみる

Stay Homeの期間中、納戸を片付けていたら、30年前くらいの服が出てきた。お洒落に頑張っていたころの服で、どれも思い入れがあり、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入し、勿体なくて捨てられずにいた服です。

私はその昔、トラッドスタイル路線だった。プレーンな綿100%のシャツが多い。

着れますね。コレ。

まず、当時はストレッチ素材などなかった。9号でもゆったりしたつくりになっていて胴体も袖ぐりも全然苦しくない。程よく体型カバー、長すぎない丈。

同じ服を9号と11号で着比べてみると、肩と袖付けのラインと身幅のボディのフィットの仕方が違い、見た目は変わってくる。

30年前の綿シャツは型は古くても、質は良く、9号のボディ向けの服なので、不自然でない。

最近はまた、ゆったりめのシルエットに、流行も戻ってきているので、一石二鳥。

 

布地選びは超重要

厚ぼったかったり、固めの生地だと、布地のラインがトップバストから斜め前方に広がっていく。ウエストラインが消滅していく以上、絞ることもままならない。欄干よりひどい。

多少柔らかい布であるならば、服はボディに沿い、広がり過ぎない。

ただし、薄すぎる、弱すぎる、ストレッチがきいた服だと見せたくないボディラインが露出してしまう。

固すぎず。強すぎず。を兼ね備えた服でなければならない。譲れない。

実店舗で実物の布の質感を確認するのが一番なんですが、通販の膨大な選択肢は捨てるのはあまりにも惜しい。

まずは、若いコ向けのあまりにも価格の安いものは避ける(布地がチャチい)

目星をつけた服の品質表示は必ずチェックし、モデルさんが服を着ている写真はバストトップからの布の落ち具合を厳重にチェック。布地のアップも必ずチェックして風合いや質感を確かめる。

 

派手な柄や装飾は避けるが無難

私の職場はオフィスカジュアルが基本で、出張や会議のある日はスーツを着る。

職場の若い女の子のファッションは毎日チェックしている。

50代向けファッション特集に出ている服との違いがわかりやすい。

とにかく、シンプルである。色はモノトーン~ネイビー、ベージュどまり。

柄ものなど、滅多に見ない。服にばかりお金はかけられないのでしょう。

AOKIや青山で売ってそうな服です。

つまり。AOKIや青山に行き、自分に合うものが見つけられれば儲けもの。

 

アウターなんかも、シニア世代向けになると、

シニア体型・シニア向けのラインなのはいいんですが

  • じゅうたんみたいな地模様が入った布地だったり
  • タックやシャーリングやフリルがついているデザインだったり
  • フューシャンピンクの入った大柄な花模様だったりする
  • 小物類もデコラティブ

絶対買うもんか。

若者はスポーツブランドのシンプルなリュックをしょい、

シニアは間仕切りがいっぱいある七色展開の柔らかい革のショルダーバックだったりする。

 

本来、ファッションは自分の感性に合い、ビビビッと来たものを選べばよい。

人の目など、自分が選んだものがどう映ろうと、気にしなければよい。

 

…私はやっぱり、フリルとシャーリングの入った丈長め・幅広めのラメ入りブルゾンは着たくない。

若者のファッションを見習い、

世間一般の流行を知って押さえた上で、

クオリティ重視でまわりに溶け込める服がいいなあ。

黒・白・紺・淡グレー、ベージュ、パステルカラーまで。

柄はストライプ・ドット・小花模様まで。

見せたくないものは隠し、それでいてフェミニンかつスッキリ見せたい。

 

 

姿勢と歩き方と表情がマトモでなければ元も子もない

若い女の子を観察すると同時に、

道を歩くときには50代・60代・70代・80代の女性も

「なぜ老けて見えるのか」

「痛く見える原因は何か」

「反面教師として自分が改善点を取り入れるべきポイントはあるか」

とついチェックしてしまう。

視線が寝ぼけてる人はたいがいよろしくない。

背筋が曲がり、O脚気味だったり、歩き方が不自然だったりすると、何を着てもダメだ。

(もっともそういう人はすでに身なりになどかまう気力はなさそう)

 

人は見かけではなく、中身だ。はほんとうだけど

人は見た目9割、も本当だと思う。

「もういいじゃない」って開き直ったって、誰も何も言わないのになあ、って思う時、正直、ある。

そして「変えたい・変わりたい」の私の執着と意欲は、いったいいつまで続くのだろう。

 

…とりあえずストレッチ、しよう。

美はまずはじめに、体力と気力ありきです。