1回寄付済み。その後3年以上髪を伸ばし、 そろそろ切り時。
ラストスパートの時期は「もう少しだぁ~」と自分をふるい立たせてお手入れしてます。けっこう大変。
ヘアドネーションとは
自分の髪の毛をがんの子どものかつらを作る材料として寄付できる。
- カットした髪の毛に使い道があるのなら捨ててしまってはもったいない
- もともと美容院はあまり好きではない。(何時間もじっと座っていると疲れる)美容院の回数を減らすことができて費用が浮く
の2つの理由で、髪を伸ばしてきた。
長さが31㎝以上必要です。
寄付用の髪を取ったあと、ある程度の長さを残しておかないと自由がきかない。
今は寄付分は終わって、自分のために髪を伸ばしている。
セルフのロングへアは手が届く範囲が限界では
髪をとかすのが不自由過ぎる
私の髪はくせっ毛。量は多めで拡がる髪質。
前回のカットでショートヘアにして、髪が肩につき胸を過ぎるあたりまでは不都合はなかった。バストを覆うあたりまで伸びてきたこ2・3ヶ月、急に不便を感じるようになってきた。
ブラシで髪をとかそうにも、長すぎて一気にブラシがとおらない。
量が多いため、ブラシで髪を上からあてると下まで貫通しない。
普通に髪をおろした状態でブラシをかけようとしても手が届かないので左の前側に髪をまとめて垂らしてブラッシング。その後後ろにまわす。もうもつれている…。右に髪を垂らしてブラッシングして後ろに流してももうもつれる…。の無限ループ。仕方がないので、
- 頭皮にブラシの先をあてながらひっつめに結び(表面だけしかブラシ通らない)
- ゴムでしばった髪の束をブラッシングし、触った髪の感覚がすべすべになり、ブラシがスルスル流れるようになるまでがんばった後
- ゴムは腕を精一杯伸ばして後方に毛先がいくようにはずす
ゴムで結ぶ→毛束をとかす→ゴムが盛大にゆるむのでいったん取る→もう1度きっちり結ぶ
と二度手間。いつもイライラしながら髪をとかしている。
夏場は暑くてアップにしていたけれど、寒い季節は苦労して髪を伸ばしているのだし、襟足や首回りを温めようと髪はおろす。
うつむいて髪が落ちてくるのがイヤなのでハーフアップが定番です。
この「髪の毛の半分を取ってゴムで結ぶ・またはバレッタ(ヘアピンなんて甘いものでは私の毛量は収まりきらない)でとめる」のもできないことおびただしい。
髪の上半分をすくって取る。髪の毛を上半分・下半分を分けようにも、腕が短すぎる! 髪がからまる! 分けられない。なので
- ひっつめでひとまとめにして髪の毛をとかしたあとで
- もう一度、今度は髪の上半分を取って同じ作業を繰りかえす
不便すぎる。
ヘアスタイリングに大幅制限
捧げる髪の毛の長さが常識の範囲を超えて長さが不均一では受け取る側も都合が悪かろう…。
(実際はカツラに使えない髪は長さにあった試し染め用•美容師さんの練習用などに振り分けられるので短い髪にも使い道はある)
一方、小顔に見せるコツとして
「出来るだけ顔まわりに髪の毛を置く」がある。
前髪をおろす、脇に垂らすまたは流す、頭頂部にハリツヤボリュームを出す、コレみんな「若見え」「小顔」の視覚マジックのためのメソッドなんですけど、
寄付用にできるだけ均一に長さを揃えたストレートロングだと髪の重さに負け、顔回りがどうしても貧弱になっちゃうんですよ…。
定番・ハーフアップにして頭頂部の髪を多少多めに引っ張り、サイドの髪はひとつまみずつほんのちょっと引っ張って緩ませて、まとめ髪がほつれ髪になっちゃって、名品プリュスオーポイントリペア(あほ毛・ピンピンはねて飛び出す毛を押さえ、腕はなくてもヘアスタイリングの格を上げてくれるありがたすぎるお品)で整える。
ただし、他のヘアアレンジ、ゆるめのまとめ髪だとこの手が使えず、頭頂部ぺったんこ…。老け見えしちゃうじゃないか。
根元にいくらハリを持たせようと悪戦苦闘しても、所詮は長さに負けてしまう。
ロングへアのメリット
白髪や傷みに気がつきやすい
美容院で全染めするほどの白髪はないので、ドラッグストアでヘアカラーを購入し、定期的にセルフで髪を染めている。
顔まわりなど、鏡に映り目視できる白髪ではなく、自分では見えない場所の白髪。1本2本じゃまず見つけにくい。固まっての単位・ある程度の長さに伸びた白髪の筋を見つけるのが関の山。
ロングだと、手間はかかるけど。明るい場所で毛束をほんの少しとって見ていくことで、ショート・ミディアムよりも自分の白髪が頭皮のどのあたりに群生!? しているのか(往々にして白髪はまんべんなく平均してではなく、群生して出てくる)がわかりやすい。
実はブローいらず
思えばヘアードネーションする前も大人になってから3/4以上の期間、髪の長さは肩より長い。美容院では「ゴムでまとめられる長さ」にしてください」とオーダーし、夏は涼しくしたいのでアップ用に髪を伸ばし、寒くなってくると1年分カット、を繰り返してきた。
ヘアアクセのグレードさえ上げれば、ブローなどしなくても冠婚葬祭・フォーマルでも通用してしまうのがとても助かる。
セルフのブローの腕を磨かないままに人生が終わりそうです。
フォームやジェル・ワックスですっぴんの髪にニュアンスをつける。またはヘアアイロンにじっくり丁寧に時間をかけると同じ髪かと見まごうばかりに手触りはサラサラ、見た目もツャッツヤ。量も減って松田聖子みたいなストレートのヘアスタイルになる。
髪を伸ばして3年 反省点
パーマも白髪染め以外のカラーもせずに髪を伸ばしている。市販のシャンプーは使わない。自作のローズマリー石けんで髪を洗ってきた。市販のシャンプーを使い続けながら髪を伸ばすと、毛先から赤茶けてきて枝毛・切れ毛になってくるのが悩みだった。シャンプーやめて石けんに変えて髪質激変。枝毛も切れ毛もなくなった。
いわゆる「ざっくりしたまとめ髪」に憧れ、私の髪はまとめてもまとめても後れ毛ほわほわ、毛先がこぼれ落ちるばかりでイケてないよなあ。解決するためには、と探り
「ワックスとヘアオイルをまぜてスタイリングする」との回答を見つけ、マネしてみたのですけど。
なんか切れ毛が目立ってきた。(洗面所に落ちる抜け毛でわかる)
毛先にワックスを使うと仕上がりはまとまっても、髪の摩擦は避けられず、特に上に書いたとおり、朝ですね。プラッシング前の修復ウォーターをもっときっちり使っておけばよかった。
(もっとも毛量が多いため消費量は半端なさそう)
次は滑りの良い、なめらかなヘアオイルにこだわってみたい。
使うアイテム次第だとアタマではわかるけど
旅先では備え付けのシャンプーとコンディショナーを使う。洗い上がりの髪の感触の激変にはいつも感嘆のため息が出てしまう。
ホテル仕様のそれは、とにかくサラッサラ! あほ毛・ほつれ毛いっぱい、スタイリングが決まらないのオマケはつくけれど、少なくても「髪が重くて最後までとかせない」の悩みはなくなる。
アメニティのジョボい(失礼)目の粗いブラシはスルスル通るし…。
普段づかいのものは、いちおう私なりに厳選したものばかり。
髪を傷めない・ツヤを出す・スタイリングのしやすさと仕上がりのバランス
を兼ねそなえているはずなんだけど…。
煩悶しつつ、毛先にハンドクリームなんか塗っている(毛先の乾燥が怖い・旅先のヘアケア品までは持ち歩かない)。
1月半くらいの間隔で前髪カットで美容院には通っている。
次に行ったとき、断髪!? の相談しよう。
マフラーを巻くときや外すとき、ヘタすると髪が首に巻き付いて苦しい!
長すぎる。もう少しの辛抱!