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ヘアオイルを高級ブランドものからキャリアオイル(スイートアーモンド)に変えてみた

割引率が高かったので、口コミ大絶賛のブランドもののヘアオイルを初めて使ってみた。ざっと半年使ってボトルも空いたし、プチプラに戻って純粋スイートアーモンドオイルに変えました。

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憧れのモロッカンオイル トリートメントを半年使った

MOROCCANOILモロッカンオイル トリートメント 100ml

 

モロッコのアルガンオイルは奇跡のオイル。ビタミンEが豊富に含まれ、髪にも肌にも使える。

コスパを優先してきた私は「同じビタミンE豊富であれば、何もモロッコと言わず、国産の米油でいいのではないか」と手を出してこなかったのですが。

インフルエンサーさんたちが「いいですよ~」なんてすすめてるのを見てると、やっぱり、記憶に残りますよね。

春のPay Pay還元祭りで還元率も良かったし、たまにいいかなあ、と、高級感タップリの遮光瓶、エメラルドグリーンのロゴの大人気のオイルを手に入れました。

スタイリング前の髪に、ワックスと一緒に髪にもみこむ。

インパクト強いのは、まず香り。強いバニラの香り、甘いかおりがします。

それにしても、今まで使ってきたヘアケアの香りは、もう少しすがすがしさや自然系だったような気はするものの、強い香りは実はグローバルスタンダードなのかもしれない。

ここまで香りの強いヘアケグッズは初めてなのですが。ヘアオイルなんだし、1回に使う量はしれたもの。

回りに香りをふりまくレベルではあるまい。

つけているときはバニラの香りに陶酔し、前髪カットに美容院に行ったときは、「良い香りですね」とほめていただきました。

そばに近づいた人は気が付くレベルの、そして記憶に残りやすい香り。ですね。

 

使用感ですが、私はロングヘア。使ったのが春夏でもあり、髪は基本はうなじを見せたまとめ髪。

きっちりカッチリまとめるのではなく、すこしくずす。手グシでざっくり髪をまとめてとめてゆるめを心がける。

このざっくり・手ぐし感が

オイルやワックスをつける・つけないで、大げさにいえば成否を分ける。生死を分けるのです。

すっぴんの髪は、まとめてもまとめてもサラサラこぼれておちてきて、乱れる。重心が下に下に下がり、「頭頂部をふんわりスタイリング」はほぼほぼ不可能になってしまう。

今までは、髪型を整え、最後にフォームなりワックスなりジェルなりで表面を整える。すると、作り上げた「ふんわり感」が一気にペシャってしまうのが切なかった。

ワックス+オイル遣いにより、髪の毛全体にハリが出てしっかりする。そしてモロッカンオイル トリートメントは、正確には単体ではなく、シリコンなどの整髪材料も入っている。だから髪専用。

同じシリコンとはいえ、ひと昔前の「…髪によくないのでは…」的な偏見を払拭する新世代の成分なのだそうで、値段の高さと人気ぶりも相まって、期待値上がる。ツヤもでるし、スタイリングしやすいです。

あえて難くせをつけるのであれば、「髪がしっかりしてスタイリングしやすい」は裏をかえせば「ゴワゴワ」。ましてや私はバストが隠れるロングヘア。ゆるく三つ編みなどしようものなら、毛束を引っ張るのにいちいち気合をいれなければならなかった!

 

 

次なるヘアオイルにスイートアーモンドオイルを選んだ理由

キャリアオイルは、オイルごとにサラサラ・ねっとりと特徴がある。髪にいいとされるキャリアオイルにもいくつか種類はある。

ホホバオイル

 

アロマ初心者さんがまず1本選ぶならコレ、と太鼓判のつく万能オイル。顔・髪・体どこにでも使えてクセがなく、保湿効果抜群。

選ばなかった理由としては、これから寒くなる。真冬だと、私の住んでいる地域では、ホホバオイルは瓶の中で固まってしまう。

湯煎にかければ、1回使う分くらいはすぐに溶けるので、実害はないっちゃないんですけどね…。

手持ちのモロッカンオイル トリートメントの高級遮光瓶に詰め替えて使えば、ポンプつきだし手間いらず。あえて冬に向かう今のシーズンに選ぶことはないのでは、と見送った。

 

椿オイル

大島椿 60mL (髪・頭皮・肌 ヘアオイル) 60ミリリットル (x 1)

 

言わずとしれた、日本では髪にといえば椿オイル。2・3本使った。シャンプーやトリートメントも使ったこともある。

椿油は、まず匂い、もとい香りが独特なんですよね。

アロマショップで売っている名を変え「カメリアオイル」は買ったことないんですが、古来からある黄色の箱、赤い椿の花と濃い緑の葉…のパッケージの由緒正しい「大島椿油」は、少なくても私が初めて買った時にはかなり強烈な香りがしたのを覚えている。

強い強いハーブが凝縮された香りで、青臭い。

悪い香りではないのでしょうが、日頃まとうには、なんか引っかかる香りだったんですよね。当時の私にとっては。

さらに、もともとは丸髷だの桃割れだの束髪だの、風が吹いてもひらひら〜っとなびかない、ガッチリ•カチンカチンに固めた髪に使われてきたオイルなので、使用感がとにかく固い。硬すぎる。油分で、コーティングされているんでしょうが、髪の触り心地が、きしむんですよね〜。

良いオイルなんでしょうが、…気が進まない。

 

スイートアーモンドオイル

スイートアーモンド110ml

 

レアな、稀少価値のあるオイルよりは、認知度が高く、用途が広くて使い心地の良さで定評のあるオイルがいいな、と選びました。メジャーなオイルで、リーズナブル。スイートアーモンドオイルは、もともとサラっと使えて、でもオイルだから潤うのがウリ。そして扱いやすいオイルでも、酸化しにくい。買ったら使用期限に気を使っちゃうことがままあるのですが、スイートアーモンドオイルなら、豊富に含まれるビタミンEが防腐剤がわりになってくれるので少量ずつ買って使っている分にはダメにしちゃう可能性は少ない。

 

 

キャリアオイル単体をヘアケアに使う場合の問題点

モロッカンオイルはオイル+整髪成分。当たり前ですがスイートアーモンドオイルはキャリアオイル100%なんだから、一切混ぜ物なし。

ボトル詰め替えを完了し、シャンプー後、前と同じ量をプシュプシュやって毛先にもみこんだら、髪の毛のボリュームが前のモロッカンオイルの1/3くらいに減ってしまった…。2日め、3日めも、良く言えば髪の毛の落ち着き具合、悪く言えば髪のヘタリが取れない。

あわてて次から量を減らす。キャリアオイルをヘアオイルにするのであれば、量は1/2~3くらいから始めておくのが無難。

オイルの重みで髪の毛が引っ張られる、ハリを出す整髪料がないから、ふっくらさせたい・ふんわりさせておきたい部分のスタイリングが前より難しくなってしまった。

ツヤと手触りは、いいですね。

髪の毛、すべすべですよ~。

香りは、オイルの香りがかすかにする程度。ないといったらウソになっちゃう。

もともとキャリアオイルは、アロマオイルとあわせて使うことを想定しているので、自分で好きな香りをプラスすれば一発解決ですね。

ラベンダーならラベンダー、単体でもいいけど、複数の香りを組み合わせると香りに奥行きと深みが出るので、おすすめです。

とっておきのローズオットーを1滴、お気に入りのプチグレンを2滴、たらしてしまった。

でもやっぱりつけすぎの気配、ありますねえ。「毛先の下半分につける」のが正しいやり方なんだそうで、特に前髪。せいぜい10㎝くらいしかないというのに、下半分だけなんて至難のワザです。

まえは額全体にパラりとすだれ状に落ちていた前髪を流していたのですが、今は、もともとおろしている前髪の量が少なめのこともあり、毛束になってしまう。

前髪カットに美容院に行って、最後に美容師さんがスタイリングしてくださるときに、ほんのちょっとオイルをとってもみこむ。と同じだ。と自分に言い聞かせて、さあ、出勤です。

 

 

スイートアーモンド110ml