ダイアナ妃ファッション展に展示中のドレス、全部撮影してきました。何着・何枚覚えてますか?

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 ロンドンのケンジントン宮殿にて、「ダイアナ:ハーファッションストーリー」が開催中。

 

私がチケットとった時には、開催、この9月までって言ってたんですよ。11月との告知も見かけた。しかし今見てみたら

www.hrp.org.uk

 来年、2019年の2月まで会期が延長されている。

展示が始まった時(ダイアナ妃の死去から20年の節目の2017年2月)には大変な盛況ぶりだったみたいですが、私が行ったときにはすんなり入れたし、人も多すぎず少なすぎず。

テレビで雑誌で新聞で。見ていたドレスの本物を目の当たりにすることができる!

ドレスの写真、全部撮影してきました。

展示替えはあるようです。

展示がスタートした当時、大々的に紹介されていたドレスがみあたらなかったり、別の衣装が追加されていたり。

 

衣装の流れとしては

  • 婚約から新婚当時の初々しい、ブリティッシュトラッドやラブリーな路線
  • プリンセスの気品と愛らしい華やかさ全開の時代
  • 年を重ね新たなシルエットやライン

 へと変化していく。

そして没後20年を過ぎ、どのドレスも、少しずつ、古びて見える。

おそらくは1回か2回、袖を通しただけなのであろう、その時その時の時代を象徴したドレス。写真のダイアナ妃の笑顔は変わらない。

でも目の当たりにするドレスは、少しずつ、少しずつ、年をとっていくんですね。

 

何枚、覚えてますか?

 

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 新婚旅行の時、着ていたドレスですよね。これ。

 

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ジョン・トラボルタとダンスした時に着ていたドレス!!!

 

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アンゴラで地雷撤去の現場見に行った時の衣装だ!

 

 

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 ポスターに映っている衣装ですね。

 

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皇太子妃としての資質

チャールズ皇太子と初めて出会ったのは1979年、二人が結婚したのは1981年。(プロポーズと婚約発表は2月、結婚式は7月)1980年頃から皇太子妃候補として名前が浮上する。

16才で出会い、17才で再会、18才で恋に落ちて、19才で結婚した。

二人の恋は表ざたとなり夜も昼もなくマスコミに追いかけられ続ける日々が始まる。マイクを向けられる。「皇太子にお会いになられましたか」「ご結婚されるんですか」無遠慮な質問が飛ぶ。

脅威的なことに、婚約が発表されるまで皇太子のことについてはひと言も発していない。インタビュアーの質問を黙って聞き、「…これから仕事で忙しいの」とかたったひと言答えて立ち去っていった。

はじめのころは「シャイ・ダイ」(内気なダイアナ)と呼ばれていた。そしていかに報道陣が押し寄せようとも、失礼な態度に出ようとも、辛抱強く何ヶ月も耐えぬき、しかも感情をあらわにすることもなく、終始はにかんだような微笑みを絶やさない。

たった18才の女の子が。誰に教えられたわけでもないのに。

チャールズ皇太子には、花嫁候補は、いくらでもいた。「(チャールズ皇太子に)求婚されても、私は断るわ。」なんてインタビューに答えた花嫁候補だっている。

花嫁候補はみな、良家の子女ばかり。自分の意見を持ち、はっきり行動に移す。後に後妻となるカミラ夫人なんかはダイアナ妃が急浮上する前に恋人同士だったけど、チャールズ皇太子がはっきりしないものだから、らちがあかない、と他の男性とさっさと結婚してしまった。

皇太子妃に選ばれるには、いくつも条件があったはず。世慣れた大人たち、すなわちチャールズ皇太子の回りの取り巻きは注意深く、未来の皇太子妃にふさわしいかを観察していたに違いない。花嫁候補は次から次へと現れては消え、現れては消えていった。

選ばれる人には選ばれるだけの理由がある。

 

 

心優しいボランティア好きの少女から熱心な慈善活動家へ

ダイアナ妃は、学校の成績はさほどでもなかった(らしい)。実際に、イギリスでは日本でいう小中学校を卒業したあと、進路を決めるための一斉試験がある。落ちている。なので学歴としては中卒になる。スイスの花嫁学校に入ったけどすぐにイギリスに帰ってきてしまった。学校や勉強は、苦手だったのでしょう。

でも、とてもやさしい女の子だった。学生時代はボランティア活動に熱心で、老夫婦の家を訪ね、話相手になったり、お手伝いをする。なんて活動に熱心。

チャールズ皇太子妃との婚約発表時も、職業は「保母さん。」子ども好きで、子どもの世話をするのが好きだった。

助けの必要な人の元に向かい、心を開かせる。とても自然で、心あたたまるふるまいができる女の子だった。と学生時代のダイアナ妃を知る人は、語っている。

 

 

自己顕示欲・承認欲求の人だった。

の部分がなければ皇太子妃になどならない。何不自由なく育った伯爵令嬢です。余計な気苦労、厳格なしきたり。なにもわざわざ王室に入らなくても、自分の好きな生き方ができた環境の人だもの。「お妃さまになれるんだ~」の部分は必ずあったはず。

ちょっとでも太ると医師団にダイエットを申し出る。ジム通いは欠かさない。自分の写っている新聞や雑誌をよく見て、カメラ映えする衣装やポーズを研究することにも大層熱心だった。

とはいえ、20代・30代の若い女性、女の子なんですから。

きれいになりたい。スタイル良くなりたい。メイクも髪型も工夫をこらし、より良く自分を演出たい。私を見て、私を愛してほしい。当然といえば当然かも。ただしTPOは一般市民とはケタはずれ。ドレスや宝石、美容に投下!できる予算もケタはずれ。

注目度もケタはずれで、ブロンドに青い瞳、180cm近い長身、モデル並みのプロポーションで次から次へと取り替えられるドレスと世界のセレブとの交流や慈善活動・社会活動に励む姿・スタイルは、間違いなくイギリス王室のPRに一役買ったはずだし、自国イギリスのデザイナーの服を着れば、すなわち宣伝になる。

おそらくは普通の女の子だった。が最強の環境に恵まれ、恵まれた素材・資質を持つ容姿は一気に花開き、ダイアナ・ファッションは1980年代からその死に終わる1997年まで、大げさに言えば世界を席巻した。

 

 

ロイヤルカップルは仲が悪くて当たり前

 

チャールズ皇太子とダイアナ妃との結婚は、15年しか続かなかった。

譲り合う・歩み寄ることはできなかった。

そもそも、チャールズ皇太子と出会った時、ダイアナ妃はハイティーン。ゆくゆくは王妃となり、皇太子妃の産んだ子どもは国王となる。そんな女性にまつわる、王室に入るまでの恋愛沙汰やスキャンダルはないに越したことはない。若いから子どもを産むには不足なく、学業を終えたばかりで恋愛経験もほぼない。ダイアナ妃がそんな少女であることは皇太子妃に選ばれる大きなプラスポイントであったことは想像に難くない。

そして純粋・純潔・清純であることは、幼い・世慣れないの裏返しでもある。

 

一方、チャールズ皇太子は栄光の大英帝国の次期国王をして生を受けた正真正銘の王子様で、独身時代は間違いなく、世界じゅうで一番モテた男性。プライバシーなど欲しいと思うことすら頭に浮かばない人生とひきかえに、莫大な富と権力を栄誉を持っている若い独身男性。

世界中どこに行っても、たとえ一夜のお相手でもいい、などと熱望する、容姿機知才知セックスアピール手練手管を兼ね備えた美女たちが手ぐすね引いて待ち構えている。

秋波を送ってくる女性の中から、良さげな女性を選べば良かった。おそらくは繊細で気むずかしい男性が

王子様と結婚できるんだ、と有頂天、夫に愛されて幸せに暮らすことを夢見る19才の純粋な少女と結婚する…。

 

そもそも相性として難しい。

 

ヨーロッパの王室のエピソードには、正妻(王妃)・愛妾(愛人)の確執はつきものですが、

深窓で育ち、大人しく純粋なよその国の王女様を遠い国から正妻に迎える。

実家も王侯貴族貴族だから誇り高い、気位が高い。愛嬌がない。教養深いが裏を返せばつんつんしていてご機嫌をいちいち取り結ばなければならず。機嫌を損ねれば一つ間違えば戦争沙汰…。

の歴史に名を残す王族のお妃さまがたより

「陛下」「殿下」と忠誠を誓いひざまづく、生まれはたとえいやしかったとしても、常に自分を下にも置かない取り扱い!?のできる愛妾・愛人と一緒にいた方が気楽だったに違いない。

 

夫たる王様・王子様も

妻たる王女様・お妃様も

相手に遠慮する必要はない。バックボーンのある2人の結婚。

結婚生活がうまく行くかは当人たちの性格・人となりに大いに左右される。

 

よって歴史の本などひもとくと、ロイヤルカップルは、古今東西を問わず、夫婦仲が悪いのは伝統のようなもの。(現在のこととなるとまた事情は違うのでしょうが)

かくして歴代の王様王子様は愛人を抱えるのが当たり前。が脈々と続く伝統!? 慣習!? の中でチャールズ皇太子は育っている。 

 

さらに妾を持つのはけしからん、一夫多妻なんてもっての外。

ももちろん正しい意見ではあるけれど、何百年前だと事情は異なる。

まず子どもを産むことは命がけだった。

自然出産だと、今だって1割くらいは死んでしまうのです。今は医学の力で処置して母体を守っている。

妊娠できる体で順調な経過でお産は安産。のハードルは現在のそれより格段に高い。栄養・衛生状態があまり良くないし、夏は暑く冬は寒い。昔の人の寿命は短く、体が小さく体力は気力で補い、病気やけがであっけなく人は死ぬ。

 

日本だと、「おしとねすべり」なんて言葉がありますね。年を取るとお殿様の夜伽から引退する。若い女がいい、年増は要らん、もあったのかもしれないけど「危険なお産を防ぐ、命がけのお産をさせない」配慮でもあった。

さらに生まれた子どもが一人前になるかならないかは文字通り神のみぞ知る。3才を迎えるか迎えないかのうちに赤ん坊はバタバタ死んでしまう。10人産んで大人になれる、生き残るのは何人か、誰にもわからない。

の中で一夫一妻制なんかやっていては、家系が、子孫が途絶えてしまう。夫にしろ妻にしろ、愛し愛され添い遂げて…より優先しなければならない大義があったはず。名のもとに生き、人の上に立つ者の宿命として。

 

生きることは過酷である。

 

連綿と続く人々の営みと必死さを、あどけない、17才の深窓の令嬢が伺い知るのは、…難しいですよね。

 

 

無垢であるかゆえに玉座に引き上げられた。

チャーミングだった。

世界中を魅了した。

世界中から愛された。

なのにわずか36才で、無残な交通事故により 私たちの目の前から いなくなってしまった。

 

 

 

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