ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

メンタル弱い職場の同僚の不調のケース・対応・組織の接し方を並べてみる。

長い社畜生活、メンタル病み、精神障害・精神疾患の方とのご縁とそれぞれのケースを並べてみます。

mental-health

 

 

自殺してしまう

お悔やみ掲示板に掲載されます。

 

実父母、義父母ではなく本人の死亡(つまり20代~50代)であり、文面に「薬石効なく」とか「療養中のところ」とか「不慮の事故により」のフレーズがなく、死亡月日と掲示板掲載月日が離れていたりすると、ああ、自殺だったんだなあ、と察しはつく。
ほとんどは知らない人だけど、2・3人は、何年か前に同僚だったり、ちょっとはご縁があり、顔はわかる人もいた。

 

採用されたときには特に問題なしとされ、社畜歴10年・20年・30年が過ぎ、病んでしまい、自分の人生に自らケリをつけたことになる。

 

共通点としては、

仕事が合わない・できない・こなせない。

何年かごとに配置転換は必ずある。行った先々の業務を1人前にこなせなくなってしまう。採用したての時もあるし、何カ所目かの時もある。

 

仕事が合わない・出来ない・こなせないことについて、組織からプレッシャーをかけられ、気を病む。

 

業務が遂行できないのであれば、上司としては注意せざるを得ない。同じ事を何回注意しても直らないなら、語調も強くなるし、雰囲気は険悪になっていく。

 

ここで逆恨みして上司や組織に攻撃的になるような方なら、自殺はしない。(少なくても私の職場には今までいなかった)

 

自分が悪いんだ、自分はダメなんだ、自分さえいなければいいんだの方向にメンタルが向かっていく。

 

自分を追い込んでしまうタイプの方の印象は、一言で言えば日陰の花のよう。気が弱くて優しく、働き盛りの年代のはずなのにひそやかでおとなしい。

 

上司との相性もある。叱り方・褒め方・指導は時の運。なまじ仕事が出来る上司だと、叱責は時に逃げ場がなくなってしまうし、上司の保身と業務都合第一で取り残されてしまう。

 

ダメージを受けた部署で自殺してしまうこともある。

 

ダメージの結果他の部署に配置転換になり、病休・休職を繰り返して何年後かに自殺してしまうこともある。

 

この間、組織としてのフォローは、担当業務の配慮、病休・休職を認める。個人的な相談は、されれば応じるのでしょうが、積極的に関わることなない。

 

もちろん、仕事以外(家庭不和とか)で自殺してしまう人もいる。

 

 

退職してしまう

どうしようもなく哀しく、私なんてみんなの迷惑になるだけ、と落ち込んでしまっても
「死んじゃダメだ。」のタガが残っている人は、退職してしまう。

やっぱり、女性が多い。

 

男性は家族しょってる分、感嘆には足抜けできない。奥さまも「仕事をやめて下さい。あとは私が何とかしますから。」の言葉はそうそう口に出来ず、そして心を病む人は、基本、真面目で律儀。責任を果たせないことを気に病んでしまい、居直ることができないタイプの人が多かった。

 

仕事が原因で心を病んだのだから、仕事を辞めて、ストレスの元凶がなくなり、自分のやりたいことを見つけて、元気になってもらえればいいのですけど。

 

でも、私の見立てでは上司の激しい叱責でおかしくなり、退職に追い込まれた人が似たような業種にもう一度非正規扱いで就職したらしい。お子さんはまだ小さかったはず。

 

空恐ろしいことに、追い込んだ人には自覚が全然ないんですね。

 

無能な部下は怒って当然、自業自得と言わんばかりのものの言い方をしていた。

影に回ってあからさまに部下への軽蔑の言葉を並べる。自分のしたことはきれいサッパリ忘れて栄転していく姿を見て、前世とか守護霊とかやっぱりいるのかも、とか私も考えてしまった。

 

 

犯罪に手を染めてしまう

メンタル弱いのとは関係がないのかもしれませんが、でも、してはいけないとわかっているはずのことに手を染めてしまうのですから、この際、メンタルが弱いことにしておいてください。

 

最初の犯罪が確定したトコで潔く自主退職してほしいのですが。なまじたいしたことない容疑で警察ザタになり、まだ若いんだからとかで情状酌量の余地ありと減給とか停職とか降格の処分を受けて、職場復帰していることがある。

 

反省し、心を入れ替え、更正し真面目に暮らしていただけるのなら実害はないのですが、覗きとか盗撮とかは結局、クセなんですよねえ。

 

ごくたまに、だと思いたいのですが、ごていねいに2回めも公になり、またもや当然、前科つきで新聞に載ってしまう人もいた。

 

情けが仇となり組織にまたもやドロを塗る結果になってまい、穏当に穏当にコトを進める我が職場も堪忍袋の尾が切れた。馘首・免職。


横領・使込、放火なんかは、家庭の事情や警察ザタになるまでの仕事の内容も関係してきそう。で、このテの犯罪は、即刻クビ。

 

飲酒運転も問答無用でクビ。

 

お酒の上の過ちは決してなくなりません。酔っ払って道路に横になり、ひかれて亡くなった方もいる。泥酔して暴れてブタ箱に入れられ、翌朝、酔いもさめ、自分のしたことを全然覚えていなかった人もいる。

 

 

病気なら完治してから職場復帰していただきたいのだけれど現実は厳しい

病気であるならばしっかり療養し、完治していただいた上で職場復帰していただきたい。現場の切なる願いです。

 

しかし、現実は理想とはかけ離れている。


治らない・治しにくい・治りにくい病気の人は確かにいる。

 

お医者さんはいったいどこを見て復帰可能の診断書を出したのでしょう。

 

まず、休みが読めない。

ある方は毎日「今日は1時間遅れる」と1時間毎に電話をよこし、

またある方は昨日までは何事もなく出勤していたはずなのに、当日朝「休みます」の電話が何日も続いたりする。

1ヶ月の診断書を毎月出してきて、いつ終わるのか果てるのかが五里霧中の人もいました。

 

そして、復帰された場合、
担当業務を普通にこなして下さるなら、いい。

 

でも病休・休職あけの、慣らしの出勤でつまずいてしまう人も実際に、いる。

 

(現実、また休みがちになるリスクは大きいと言わざるを得ない)

 

そして「自分はこんな病気にかかってしまい、ホントに申し訳ない」の気持ちがあれば。
私たちだって、できるサポートはさせていただくのはやぶさかでない。

 

ところが、
上記のような殊勝な心構えの方はこの段階に至っては既に職場を去ってしまっており、

 

往々にして、復帰されている方は

 

業務をこなせないのは自分でも承知しているが諸般の事情(=生活)のため出てこざるを得ない または


業務をこなせていない自覚がまるでない または


見過ごせない困った事態を引き起こしてしまう かつ

 

抜けた穴を埋める同僚(=私たち)になど遠慮や感謝の意志がまるっきり伝わってこないへ気持ちを向ける余裕のない

方々がかなりの割合になってしまう。

 

延々休んで出てきても一言のあいさつもなく

仕事を手伝っても威張り散らされたのでは、二度と手を出す気にはなれないし、

奇矯な振る舞いを上司が注意して逆ギレまたはガン無視されたりする。

悪い人事評価をつけられ、結果お給料が減らされても改善がない…。

 

さらに、復帰してくるタイプの方は体の健康は年齢なりにほどほどに良好。

「心身ともに疲弊」した方は職場復帰しない。

 

「心は??? だが 体力はある」職場復帰されるタイプの方の言動は往々にして攻撃的。

 

傷つきやすい心を持ち、こじらせると予想外に感情を爆発させるエネルギーを秘めている。

 

そして、心の奥底にたまっていた鬱屈のはけ口の矛先が
何かの拍子にこちらに向くのが困るのです。

日中に職場で暴れられたり、または身に覚えがないのに闇夜の晩に物陰に隠れて突然襲われるのだけは避けたい。

 

職場では業務のことだけと考えていたいというのに。
専念どころか、まことに気をつかい、雑念・邪念・怨念にまみれて仕事をしなければならない。
言ってはいけないのでしょうけど、毒吐かせてください。けっこう、メンタル消耗します。大変です。

 

さらに病気って、自分で病院に行かないと、病名がつかない。
病気の自覚のない方、病気か病気じゃないか公にされていないが(つまり休まない)

 

激務で体を壊し、廃人同様になった人とか
お風呂に決して入らないのではないかと疑いたくなる風体の方が

 

外部との接触のない部署に配属されていたりする。

 

まわりは全員、腫れ物にさわるように扱い、
上司に訴えても
「俺も頼んでるんだけど引き取ってもらえない」と苦しい胸の内を明かされてしまい、万事休すです。

 

病を憎んで人を憎まず。
職場は組織の目的を達成するためにある。個人の感情など些末なことです。
と唱え続け、やり過ごしてきました。
でもやっぱり、生まれ変わったら、このテの苦労は勘弁して、と神様にはお願いしたい。

 

 

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