アイライン、長年、苦手でした。それでも、加齢とともに目力の衰えは隠せず、簡単について引けて書けて滲まず1日落ちなくて発色が良いアイライナー、ありました。
キャンメイク クリーミータッチライナー
プチブラなのでコスパも抜群。全色買って試した、デメリットも含めてのレビューです。
アイライナー種類別の私のネガティブな思い込み
アイライン、何種類か使ってはみた。けど、朝の忙しい時間帯のメイクは限りなくスピーディにすませたい。でも、うまくいかない。派手すぎる、ケバすぎる目になってる。気に食わなくて落とすまたは四苦八苦の上仕上げて出勤。
そして必死で描いたアイライナーが、午前中のうちに落ちていたり、色移りが激しく、14~15時頃、洗面所の鏡の中の私はとんでもないパンダ目になったりしている。
手間と時間に結果が追い付いてこない。
メイク歴〇〇年、綺麗なアイメイクの女性を見かけるたび、「どうやったら、あんなメイクできるんだろう。」と忸怩たる思いで憧れのまなざしを向けてきた。
「まつ毛の生え際に限りなく沿う&一致する、まつ毛の生え際のすき間が見えない」ラインを描くのがいかに難しいか。
ペンシルタイプのアイライナー
色が薄い。手の甲で線を引けば、色は出るのに、目周りに色を置こうとすると、まつ毛の毛根が邪魔して全然色がつかない。
狙った場所に色がつかず、極端に太くガタガタのアイラインになってしまい、濃すぎて違和感ばかりが残る
筆ペンタイプのアイライナー
同じく色がつかない。強く押し付ければ書けることは書ける。でも、3回も4回も5回も6回も線を引いていくと、まともなメイクの仕上がりには程遠い。アイメイクだけに時間はかけられない。遅刻してしまう。
ほしい場所に色がつかず、ついてほしい場所に色が乗らない。
落ちやすい。メイク落としの時、確かに引いたはずのアイラインが残っておらず、朝の苦労が流れて溶けてしまっている。
ジェルを筆につけて描くタイプのアイライナー
線でいけば、一番確実に入れられた。
私の場合は細い細い筆を使わなければアイラインにならず、太い筆では写真に写せば写真映えするかもしれないが、じかに見ると「…メイク、濃すぎないですが」と突っ込みが入りそうな目元になってしまう。
ポットタイプのアイライナーを使うのだが、なかなか減らず、使っているうちにジェル状のアイライナーが乾いてパサパサになってしまい、書きにくい。
を経て
「アイラインを入れなくても、マスカラを二度塗り・三度塗りしていけば目まわりがハッキリするのだから、アイラインは諦めよう」と達観し、
アイシャドウパレットの一番濃いブラウンをチップの先で精いっぱいまつ毛より細めに入れるしかなかった。
デパートとかの実演販売だと、もちろんアイラインのしっかり入ったメイクは、していただけるのですが
「視線を上に向けてください」「視線を下に向けてください」と言われ、肝心のプロのメイクを観察して盗むことができず、たよりになるのは自分の目元にブラシやライナーの触る感触だけ。 全然参考にならない。
キャンメイクCANMAKEのクリーミータッチライナーを使ってテク限りなくゼロに近かった私にも満足のいくアイメイクができる理由(わけ)
片手でアイラインがはっきりくっきり描ける!発色する
アイラインとは。まつ毛の生え際に沿って線を書く。しかし雑誌を参考に自分の手を動かす。キレイ・キレイじゃないを言う前に、まず、「色がつかない」んですよ。私の場合。
ラインを入れるエリアは小さく、狙った位置にペンシルなり筆ペンタイプのアイライナーを使う
手鏡を片手に、もう片方の手でアイライナーを持ち、トライし続け、ダメだ。筆圧!? が弱すぎるんですね。
方針を変える。
手鏡を持つのではなく鏡に向かう。つまり両手をアイメイクに使えるようにする。
顔を鏡に近づけ、目元が見える至近距離に片方の手でまぶたをおさえてまつ毛の生え際をアップにして映す。
自分のまつ毛の生え際のまばらさをはっきりくっきり見えるようにして埋めていく。
ペンシルと筆ペンタイプさと5回・6回置いても乗らなかった色が、
キャンメイククリーミータッチライナーなら。
使用前・使用後、はっきり色が乗っているのが確認できた!
いやあ、感動でしたね。
誰も気が付かなくても、自分ではわかる! アイラインアリの目となしの目元、全然違う!
1.5ミリの極細芯の繰り出し式。一度繰り出した芯は戻らない柔らかさ
初めて上まぶたぎりぎりにアイラインを入れられた!まつ毛の生え際のアイラインと
まつ毛の生え際を埋めるアイラインでは、瞳のうるみ具合、メイク後の目の大きさが、全然違う!
そして私の生活圏では、濃いメイクはNGなんですよ。
あくまでナチュラルさを残さないと、周りから浮いてしまう。
女優さんやモデルさんの「隈取り」や、極端にアイラインを跳ね上げるみたいなアイメイクは、濃すぎるんです。
アイラインは、細くないとダメ。
そして、ブラックなりブラウンなり、濃い色を下まぶたに入れるのもなけなしの仕事人としての倫理が頭の中をよぎる。きつすぎる。
正直、コスメカウンターのBAさんのしてくださるメイクでは強すぎて浮いてしまう。
「見る人が見ればわかる」アイラインのインラインを、自分史上最強、簡単に描けた!
目が縦1.5ミリくらい、大きく見えるのも嬉しい。
持ちがいい
無論、ウォータープルーフ。
朝、苦労して入れたアイラインがお昼休みに鏡を見ると跡形もない。
がない。
全く落ちない、は無理かな。
インラインの位置がまばたきの時に触らない完璧な位置に決まっていれば違うかもしれないけど
どうしても粘膜に入っちゃったり、まぶたの内側寄りになっちゃうこと、ありますからね。
それでも、夜、メイクを落とすときまで、ちゃんと目元にインラインが残っているのがわかります。
マジ感動してしまう。
美容保湿成分入り
スクワラン・ホホバ種子油・マカデミア種子油・ヒアルロン酸Na配合。
キャンメイク クリーミータッチライナー01 ディープブラック
キャンメイク クリーミータッチライナー02 ミディアムブラウン
キャンメイク クリーミータッチライナー 03 ダークブラウン
キャンメイク クリーミータッチライナー04 ガーネットバーガンディ
キャンメイク クリーミータッチライナー 05 ビターキャラメル
かろうじてデメリットを並べてみると
絶対に強い色が描けるのではない。
肌寄りのラインであれば、ほぼ一発で色が決まる。
粘膜寄りだと、目回りの水分のせいか、ややつきが弱くなる。
付きがものすごく良いのは諸刃の剣
極柔のクレヨンみたいな感触なので、「入れやすい」と「濃く付きすぎる」はワンセット。そして繊細な、ハネラインや、際のはっきりわかる太いアイラインなどには、中を塗りつぶす分は別として、向きません。
芯をいったん繰り出すと元に戻らないため、長く出しすぎるとアイラインを描いている途中、ポキっと折れる
「1ミリくらいずつ出して使いましょう」と説明書きはある。
そして両目のアイラインを描くのには、3~4回は容器を回し、芯を出していかなければならない。
容器を1回「カチっ」と回したのでは、芯はほんのちょっとしか出てこず、せめて「カチ・カチ」と2回回す。
広め、長めに線を入れたい時にもう1回カチカチ出し、前に出した芯が残っていると、出ている芯が長すぎ、
無理な力が入ると折れてしまう。
突然使い終わる。つまり芯を出し切ったのに気づきにくい
パッケージには「繰り出しが終わり近くなると、「カチ・カチ」と容器を回す感触が固くなってくる」との説明書きがありますが。
昨日の回す感触と今日の感触のほんのわずかな違いなど、少なくても私には、わからない。
アイラインを片目、入れ終わって、芯がなくなる。あり得ます。リスクマネジメントをしっかりと。
1本で1か月持たない
プチプラコスメだから、すぐになくなっても、お財布にダメージは少ないものの、
今まで買ったコスメはファンデだったら4~5か月、マスカラは乾いてゴワゴワの付け心地になるのを気にしなければ半年、口紅だってお粉だって1つ買えば年単位でつかえていたというのに。
毎日使っていると、あっという間になくなってしまう。だからこそ5色全色、試せたんですけどね!
製造ロットによって描き心地に差があったかもしれない。
全5色制覇したうち、1本だけ、描き心地が明らかに固いのがあった。
店に置いてある期間が長すぎたのか、別に理由があるのだろうか…。よくわかりません。
キャンメイク ジェルアイライナー5色 色別購入レビュー
ディープブラック(01)
キャンメイク クリーミータッチライナー01 ディープブラック
マスカラも黒なんだから、アイラインも当然黒でしょ。と最初に購入。
キャンメイク ジェルアイライナーの黒は、漆黒です。グレーよりの黒を探している人は注意。
まつ毛とアイラインが一体化するので、目元の引き締め度・際立ち度は当然No.1。
クールでドラマティック、洗練された、知的でエレガントな目元に仕上がります。
黒目がちの瞳にはアイラインは黒。まつ毛の密度の濃い人にも、アイラインは黒。
使う人の個性にもよりますね。きっぱりマニッシュや存在感とオーラを発散させるタイプの女性には漆黒のアイラインがふさわしい。
大人なメイク、おしゃれにアンテナ高い女性に見せたい時にもモノトーンカラーは最強。
そしてブルベ・イエベを選ばないところもポイントが高い。
また、スモーキーメイクには細めのブラックのアイラインがふさわしく、インラインの入れやすいキャンメイクジェルアイライナーは使える。
目力、瞳の輝きのある人、若い人にも、黒は似合う。目力倍増。
(年を取ると好むと好まざるを得ず、目の印象が薄ぼんやりしてきて、ややもすればアイラインばかりが目立ち、痛い結果におわってしまう。)
黒のアイラインと一口に言っても、自分の狙うラインによってリキッド・ペンシル・ジェル・クリームとチョイスは変わる。
キャンメイクジェルアイライナーはくっきり描ける。ナチュラル系のメイク向け。
ミディアムブラウン(02)
キャンメイク クリーミータッチライナー02 ミディアムブラウン
アイラインをキッチリ入れることで、老若男女まんべんなく、の目から見る「メイクの濃い・薄い」の印象は大きく変わる。
リピるとしたらミディアムブラウンかな。
私の目はほどほどに大きい方。バッチリメイクはやややりすぎ感と見られかねない職場環境。
漆黒のアイラインの囲み目メイクはやりすぎだし、ダークブラウンも、ちょっと強いんですよね。
でも、キャンメイクのジェルアイライナーでアイライン開眼した私。
そんなに太く、はっきりしていなくてもいい。まつ毛の生え際の隙間が埋まるだけでいいんです。
強すぎず弱すぎず、ダークブラウンではなくミディアムブラウンなら、ふんわり明るくソフトに仕上がるし、
明るめの茶目の私には色も合い、ナチュラルメイク・抜け感メイクの範囲内でフルアイラインになってるし、
近づいてみたときの「アイメイク、きっつ~」「ケバい~」的な違和感が少なくてすむのがお気に入り。
アイシャドウパレットの締め色感覚でライトに使える。
旅行の時などは濃いメイクはしたくないし、海外旅行ともなると扁平な日本人顔のままでは自信が持てず、あとあと残る写真のためには目くらい協調しないと…。
アイラインとマスカラだけで済ませてしまった。
ダークブラウン(03)
キャンメイク クリーミータッチライナー 03 ダークブラウン
店頭では、人気No.1色! とのPOPが立っていた。
黒より肌の色に近いので、肌へのなじみがよくよりナチュラルに仕上がり、今のメイクの流れにあってる。
強すぎず弱すぎず、オールマイティに使いまわせる、新しいアイラインのスタンダード・王道・万能色。
5色のうちから1色選ぶなら、ダークブラウンを選んでおけば無難。間違いない。使うアイシャドウの色を選ばない。
アイメイク初心者だったら、無理してアイラインを描こうとせず、少し描いてぼかしていく。陰影ができる。
瞳の真上に少し線を入れるだけでも、立派なアイラインです。ダークブラウンのアイラインなら、黒みたいに高度なメイクテクニックがいらないのがうれしいところ。
黒のアイラインややもすると目の横長が強調されてしまう。ダークブラウンなら目のフレームを際立たせつつ、「きついメイク」「派手なメイク」に見せない目元になれる。
ブラウンならオフィスにタウンにパーティーに、違和感なくやさしくフェミニン・ドーリーなデカ目でいられる。
私が最初に買ったキャンメイク ジェルアイライナーは黒。濃い順に試そう。と2番目に購入したのがダークブラウンブラウンでした。
昨日と今日、同じメイクしているはずなのに、目元の印象がガラッとかわって、びっくりしました~。
ガーネットバーガンディ(04)
キャンメイク クリーミータッチライナー04 ガーネットバーガンディ
いわゆる、「えんじ色」です。
私は、基本メイクというものは、自分の顔や肌と同じトーン、同じ色目でそろえるのが無難で汎用性がある。と信じてきたので
(だから青やグリーンのアイシャドウは買っても持て余すことが多い)
正直、パケを見たとき、手の甲で試し塗りをした時、実際にアイラインを引いて鏡に映る自分の目を見たとき、
「…赤いなあ…。」と目が慣れなかった。
ただし、アイラインのバックには、アイシャドウの締め色の濃い色が入り、マスカラは黒と決めているので、
アイラインは強い色・濃い色の間に埋め込まれてしまい、
フルメイクを終えたあと、もう1度鏡を見ると、パッと見、「赤いアイラインを引いている」と見破る・見分ける目を持つ人はほぼいない。
それでいて目まわりに赤みがプラスされるから、ブラック~ブラウン系のアイラインよりドラマティックな目元になれる。
ブラウンとえんじ色は馴染みもいいし、ローズ系やベージュ系、オレンジ系シャドウとも相性よさそう。
下まぶたに使うとガーリーに仕上がりますね。
デパコスやブランドコスメだったら、私は多分えんじ色のアイライナーは買わないな。プチブラゆえに試すことができました。
使えますよ! コレ!!
※発売店舗限定です
ビターキャラメル(05)
キャンメイク クリーミータッチライナー 05 ビターキャラメル
5色のラインナップの中では一番色目が明るい。メーカー説明としては「オレンジブラウン」。
ガーネットバーガンディが「えんじ色」なら、ビターキャラメルは「明るいれんが色」。つまり昨今のメイクのトレンドである「テラコッタ系」のアイカラーに合わせれば、統一感のあるアイメイクになる。
良くも悪くも「すぐ付く、よく付く」がキャンメイクジェルアイライナー。
ジェルアイライナーの最大の特徴。色の強すぎるアイラインはちょっと抵抗があるのなら、今のラインナップの中から選ぶならビターキャラメルなら、トライしやすそう。
また、目の下に濃いアイラインを入れてしまうと、「私のメイクテクニックではアイラインではなく『隈取り』っぽくなってしまいそう…。」の方に、「淡くビターキャラメル色のアイラインを目の下に置き、ぼかして色を薄くしてなじませる」の使い方が可能。
明るい色だからカジュアルメイクにも使いやすいし、逆にラメなんかきかせたアイメイクにも合わせやすそう。
テラコッタとかボルドー系のアイカラーって、前は秋が定番だった気がする。特にテラコッタは、最近はオールシーズンの定番色に格上げ。遠くから見たりすると特に、目まわりがポーっと上気してるみたいで、かわいい。
注意・店舗によっては全色揃わないときもある。
1本目はマツモトキヨシで購入。dポイントが使えるので、タダでGet。
ディープブラック・ミディアムブラウン・ダークブラウンは定番色で、入手しやすい。
ガーネットバーガンディとビターキャラメルは新色。
置いてあるお店と置いていないお店がある。
マツモトキヨシにはガーネットバーガンディはあるがビターキャラメルがない。
待ってれば入るかな、と1か月・2か月待ってお店に行くのですが、やっぱり入荷していない。
イトーヨーカ堂だと、ガーネットバーガンディもビターキャラメルも、プチブラコスメコーナーに特設ブースを作って販売中。
アイシャドウも、マツモトキヨシにはない新色が並んでいた。
一番近いウェルシアでは、キャンメイク、取り扱っていない。
キャンメイク クリーミータッチライナー01 ディープブラック
キャンメイク クリーミータッチライナー02 ミディアムブラウン
キャンメイク クリーミータッチライナー 03 ダークブラウン
キャンメイク クリーミータッチライナー04 ガーネットバーガンディ
キャンメイク クリーミータッチライナー 05 ビターキャラメル