Twitterは昔、閲覧用にアカウントを作り、ブログに自動投稿機能があるので定期的に見るようになった。
昨今のコロナ、先日の台風19号の時など、マジすごい。便利。
「どの地域に今、何がおこっているのか」の、マスコミが行けない・まだ届かないエリアの状況が刻々とアップされて、台風の時などは実際に人名救助につながったケースがいくつもあった。
フォローしている方のツイートに交じって、広告ツイートや、「コレってあなたもしかして興味あるんじゃないですか」的なツイートも流れてくる。
つい見てしまうのは、
バリバリ活躍されている女性たちの、活動報告や近況や告知に交じる、義実家のツイート。
- 義実家のツイートは正直読むのがツライ
- 嫁いびりのツイートはついぞ見かけない。Twitter界隈では嫁一人勝ち
- 「義実家憎し」はリアル社会でも同じなのか
- 「義実家ツイートされ世代」の生の意見が聞こえてこないので、実際の事情がよくわからない
- #義実家ツイートは世界を変えるか
- 嫌われない姑になるためには
義実家のツイートは正直読むのがツライ
年末年始やお盆シーズンに明らかに増えるツイートは
- 行きたくもない義実家に行くのがいかに嫌か。
- 義実家の舅や姑に干渉されるのがいかにウザいか。
- 義父や義母がいかに無神経か。
- 私の気持ちをいかに夫が理解してくれないか。
- 行った先で神経をすり減らす。
- 勝手に来ないでほしい。
- 姑のココが嫌だ。
- 行かなかったら行かなかったで理不尽な目に合う…。
- とにかく干渉しないで…。
次から次へと出てくる。
見知らぬ人(私)のタイムラインにあがるくらいだから
私の読むツイッタラーさんはフォロワーも1,000人単位、万人単位。
手慣れているから文章も巧く、頭が良いから口も理屈も立っている。
義実家での気苦労や嫁の立場での意見が何千人・何万人の目に触れている。
公の場に出ても!? 言い負かされてしまいそう。
Twitter全盛の今、未来の姑候補の1人としては(息子は20代独身)
自分も将来、書かれてしまう身になるのでは。
と怯えてしまう。
嫁いびりのツイートはついぞ見かけない。Twitter界隈では嫁一人勝ち
#義実家のハッシュタグが次々私のタイムラインにあがってくる。
しかし、物事というものは、必ず双方の話を聞かなければいけない。
お嫁さんのTwitterがあるなら、お姑さんのTwitterだってあるはずです。
姑Twitterを見てみたいものだと検索。
#嫁 #息子嫁 #息子夫婦 くらいしか語彙がわいてこない。
そして検索結果はまことにさびしい…。
息子にお嫁さんが来る年代の人は、Twitterをやっている人も少ないのでしょうし、発信力も弱そう。
また、そもそも発信力のあるツイッタラーさんは息子の嫁のことなんかつぶやかないのかもしれない。
つまり(私のまわりの)Twitter界隈では
嫁の立場の義実家の「私はここが理不尽だと思う」ツイートが圧倒的勢力を持っている。
「義実家憎し」はリアル社会でも同じなのか
しかし、Twitterでの発言というものは、そもそもリアル社会では言えない、
「王様の耳はロバの耳」的なことを言って、言ってスッキリ、書いて流して忘れてスッキリ、の性格をも持っており
リアルな生活では口に出せない・めぐりあえない、コアな、レアな意見に共感してもらえるだけでうれしいし、切り替えて実生活での活力になったりもするものなんですよね。
お嫁さんだって、事を荒立てたくないからTwitterでつぶやいてる。
ことはよくわかる。
見るとツライ投稿なら、見なければいいのだ、と
#義実家 ツイートを受け取らないミュート設定をさせていただきました。
また一つ、Twitterの使い方、覚えたぞ。
これからはお盆もお正月も、心安らかに過ごせますように。
「義実家ツイートされ世代」の生の意見が聞こえてこないので、実際の事情がよくわからない
SNSがダメなら雑誌がある。
「毎日が発見」とか「ハルメク」とかですかね。
時々LINEのトーク画面の広告スペースに出て(ターゲットを決めて情報を出すのがウマい)
- 目に入れても痛くない可愛い孫を息子夫婦に頼まれて学校帰りに預かっていたら学校の作文で「おばあちゃんが一番好き」と書かれてしまい、嫁との仲がきまずい
- 離婚して戻ってきた娘と孫3人。娘はフルタイムで働き、疲れ切っており、老骨にムチ打って!? 娘と孫の世話をしている。娘は一切家事を手伝わない
- 息子夫婦が年に何回か遊びに来る。「ココの掃除がなってない」「料理の味が濃すぎる」などと息子が戻ってから意見をよこす。どうやら嫁がこぼすor言えと言われたことをそのままトンネルで母に伝言している模様…。
など、真面目に読んでしまう。
雑誌の編集している人が若いのか・読者を意識してなのか。
ターゲットであるツイートされ世代の嫁姑問題は、お嫁さん世代に比べ、論調が穏やか。
「嫁のココが気にくわない」絶対あるはずだと思うんだけど。
今ここにある耐えられないシチュエーションにイラ立つ切迫感・緊張感があまり伝わってこない。
お嫁さんの憔悴は全く伝わらないほど面の皮が厚いのだろうか
それとも不満をはっきり口にしているのだろうか。
言いたいことを全部お嫁さんに吐き出しているなら。SNSなど使う必要はない。
でも、にんげんだもの。面と向かっては言えないモヤモヤ、あるんじゃないかなあ…。
#義実家ツイートは世界を変えるか
誰だって言いたいことを、誰の干渉も受けずに言う権利がある。
世のお嫁さんははっきり意見を見える化できる。
ありがたい世の中なんだ、と感謝するとともに
「嫁いびり」って言葉はあるけど、「姑いびり」って言葉は「嫁いびり」に比べて使われることが少ない。
(goodleの検索結果で確認)
つまり昔からお嫁さんというのは、いじめられる存在であった。
家に君臨する、当主(舅)と当主の妻(姑)に逆らえない、力を持たない、マイノリティーであり、新参者…。
ということは。
義実家気にくわない、系統のツイートは
昨今の#Me Too や #Ku Tooなどのフェミニズムやトランスジェンダー、働き方改革や問題と根っこは同じ。
延長線上にあって
「今までは当たり前とされてきた価値観に気づき、共有し、あわよくばうねりとなって時代と世の中を変えていく流れになる可能性を秘めている。」となる。
昔はお姑さんへの不満を声に出していた人が今は非難されている世代に育った。
つまり自分の受けた理不尽は解消されておらず、次の世代に持ち越されている。
この状態は少なくても、もう7~80年は、変わっていないはず…。
今、声をあげているお嫁さんたちは、
時代を変えていくのか。
それとも時代を引き継いでいくのか。
には興味。あります。
嫌われない姑になるためには
「幼にしては父兄に従い,嫁しては夫に従い,夫死しては子に従う」。
っていうか、体力とエネルギーが上の若い人相手に、コトを荒立てたくない。
そして最後には若さには敵わないのです。 肉体が弱る・衰えれば、最後に連絡がいくのは子どもだ。 できるだけ波風を立てないように。
ケンカするヒマと時間があるなら、やりたいことは他にたくさんある。ありすぎる。
自分の価値観をおしつけず 若夫婦の生活に入り込まず、距離感を持つ。 金離れを良くする。
間違っても老後の面倒を見てほしいなどと思ってはいけない。 遠ければ遠いほど、淡ければ淡いほどありがたいらしい。
…とかくお嫁さんとは、気を使う存在のようだ。 息子夫婦側がコンタクト取ってきた時だけ、出しゃばらないように
財布だけ出す! 意見は出さない! 共感するだけ! と復唱してから会おう。
…息子夫婦にはできるだけかかわらないのが無難なのかもしれない。 大学入学(正確には予備校入学)で家を出た時に、親子の関係はいったん終わり。
頼りにしてはいけない。自分の面倒は自分で。嫌がられるくらいなら孤独死もやむなしかなあ…。
あ、ちなみに私の姑は故人です。見目麗しく才たけた、料理上手でやりくり上手な女性でした。 (事を荒立てたくないからほめておく)