食べる美容液と言われているアボガド. ビタミンミネラル豊富で水溶性食物繊維が豊富。
シワに効くと聞き込み、 つまり天然素材100%、つまり無添加・防腐剤フリー。デパコスもプチブラコスメ、どちらもお話にならないコスパの良さ。アボガドバックなんかにも真面目に取リ組んでいます。
美活食材としてのアボガドのデメリット
理想的なアボガドのありかたとしては
- 皮に触れる部分は濃い緑色
- 果肉部分は薄緑黄色
- ねっとり・濃厚なクリームのようなテクスチャー
- かすかな香リ
あたりでしようか。
外で食べる・中食で買って帰るアボガドサラダなんかは お金を取る以上、パーフェクトなんですけど、
自分でアボガドをスーバーで買って帰るとなると、難易度上がるんですよねえ。
思い描くイメージどおりのアポガドはなかなか買えない。
まず私の住んでいる地域では近場のスーパーのどこにでもアボガドがあるわけではない。
在庫なしの店もあれば、半分に切って断面を見せ、トレイにパック詰め(しかもあまり状態が良くない)されたアボガドがたった1個、の店すらあった。
(熟成加減がわかるのはいいんだがカット済みだと日もちが落ちる)
常備しているお店を探し出す。
またゲリラ的にいつもは売られていないお店でアボガドが急遽安売りされていたりする。気が抜けない。
食べごろアボガドの見わけ方
普段は常時在庫が豊富なスーパーでアボガドを買うことが多い。
アボガドは山積みされ、特売の札と一緒に
- 「(アボガドの)皮が暗緑色から黒に変わったあたりが食べごろです」
- 「(アボカドを)触ってみて程よい弾力のあるものが食べごろです」
とPOP展示はあるものの
- 「(アボガドに)触ると傷むのでお控えください」
の注意書きも一緒に出ている。
そうは言われても、皮の色だけではアボガドは選べないので、
「指で押して跡の残るような押し方」は避け、
アボガド売り場の周りに人気がないのを確かめてから
アボガドを手に取り、アボガドのお尻を手のくぼにおさめ、
抹茶茶碗を愛でるかのようにアボガドを回しながら
あくまでさりげなくアボガド全体を傷にならないよう気をつけながらそおっと押し回し、本日選ぶべきアボガドを品定め。
程よく熟したアボガドは、皮の色が濃くなって黒光りしているのは当然として皮が若干しなび始めていて、一見くたびれて見える。
さわった感じも皮の固さやみずみずしさはあまり感じられず、軽くオイルを塗ったかのようなぬめっとした感触がある。
のアボガドを選ぶとアタリの確率は高い気はする…。
注意書きがあろうとなかろうと、触ると確実に傷むのがわかっている以上、何十個も触り続けて品定めもできない。
このあたりで手を打つか~、と選んだ今日のアボガド、包丁を入れる時には毎回軽くドキドキする。
熟しすぎのアボガドの問題点と私の解決策
あたれば万々歳。でも、普通は、部分的に茶色に、ところどころ変色が始まっている。
(超高級店でアボガド買うような人はこんな苦労しないのかなあ。普通のスーパーで買ってます)
変色した部分を取り除くと可食部がどんどん減っていく。
柔らかすぎのアボガドだと、加え皮をむくにも種を取り出すにも、ぐずぐずになってしまう。手や皮に種にべっとりからみつくアボガドの果肉に心折れそうになる。
果肉本体がうまく取リ出せずぐずくずなのですがら、当然カットしにくいし、盛り付けに手こずる。
できあがった料理の見た目からして質乏くさい…。
茶色に変色は、お客が無神経にさわっていなければヘタのあたりから始まるのが常道。
アボガドにもセンイがあって、茶変したのあたりは水分が抜け始めているから、特にヘタのあたりは筋っぽい。
食卓には茶変したアポガドの切リ身(ワサビ添え)だのキューブにカットしてinサラダなどを出す訳にもいかない。
傷んだアボガドをあらかじめ取リ分けて自分用にして食べるか、
可食部を減らした、買い出しの時に見積もったカサを下回るアポガドが食卓に並ぶことになる。はずすとへタすると半分くらいに減ってしまう。丸ごと使えない時もある。
ゴハンを頂戴しながら「失敗してしまった」の喪失感にさいなまれることになる。
食べられない部分は
つべこべ言わずにアボガドディップにしてしまう
料理レシピに載っている難しい材料など使わなくても、マヨネーズやしようゆなど、常備してあるデイリーな調味料を足せば事足りる。
アボガドディップの絶対量が足りないならば白和えならぬ野菜のアボガド和えにしてしまえば手軽に1品増やせる。
美活に転用する
アボガドにはビタミン・ミネラル・オレイン酸が豊富。パックに使って経皮吸収させてしまう。スプーンやフォークでつぶしてもいい。茶こしを使えば一発でクリーム状のパックが出来上がり。 アボガドまるまる1個+ハチミツ大さじ2が私のレシピ(アンチエイジング効果を狙う)なのですが、
アボガドは空気が触れたところから色が変わり、作りだめしても3日めくらいから表面が茶変してしまう。(ラップでピッタリ覆って冷蔵庫入れるけどやっぱりダメ)
夏場だったりすると同じく3・4日めあたりから明らかににおいも変わったりする
食事の支度で使い残したアボカドはパック用にちょうどいい量です。
柔らかすぎのアボガドも、ネバネバをゴムべらで丁寧にこそげれば美活にちょうどピッタリのテクスチャー。
ハチミツのほかに、食材で使えるのは
- 砂糖・塩(スクラブ用。しっとり感を残しながらでゴマージュできる)
- ヨーグルト・酒かす(美白)
- キュウリのすりおろし(水分補給)
- バナナをつぶしたもの(保湿・ビタミンミネラル補給) などがある。
など。
天然食材を使ったハンドメイドバックの欠点としては「扱いにくさ」があります。
キュウリのすりおろしとアボガドをまぜて顔に塗っても、ボタボタ落ちてくるだけ。横になって動かないでいるしかない。
ハチミツ・酒かすあたりなら、粘度があるので、まあまあ、起きたままでいられるし、動ける。
小麦粉も立派な美活転用可能のパック素材。プラスすれば調節できる。
もうーつ。
「汚れ」もあります。
固さの調節が入ると失敗も増える。
服や髪の生えぎわにパックが残りやすい。
きれいにその都度完璧に落とせれば苦労はない。コパコパになって残る顔まわりのパックを外出先で見つけたりして焦ってしまう。
服にもつくんですよね~。パジャマやTシャツの首まわりに染みこんだ汚れは、 けっこう難治性です。
パック前には汚れてもいい服を着て、 汚れてもいいタオルをトップスのかぶり部分にはさみこんでからお手製パックをする。
パックはお風呂前と決め、 お風呂で徹底的に洗顔・すすぎをして完全に痕跡を根絶やしにする。 などの工夫で乗り切ります。
使えない部分は美活、残りが食卓。
ムダなく使い切れます。
固すぎのアボガドの問題点と私の解決策
2・3日~家にアボガドを置いておかなければならない時には固めのアボガドを買う。
熟成させて柔らかくして食べたいのであれば冷蔵庫に入れておくのはNG。
理屈でいけば
室温で放置させ、程よい食べ頃になったあたりで食べるか冷蔵庫に入れればいいはずですが、
購入するときは複数のアポガドを触り、 弾力の違いを確かめてから選べるのですが、自宅に持ち帰るアボガドはたった1つ。
触りの儀式は経て選んだはずなのに1コだけになると感覚がにぶるのか、私のせっかちな性分なのか、「もういいだろうか」でカットすると、…固すぎる時、結構ある。
いっそのことズッキーニ扱いで野菜切りで薄めにスライスしたりさらに千切りにしてしまえば生食できて
キューブでやわらか→薄くて若干しなって歯ごたえあって脂分濃厚
とちょっと!? 食感が変わる程度。
レンチンすれば柔らかくなる。
カットしてめんつゆにつければ、茶色に色が変わっていても食卓に出せるかな。