ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

アロマにハマってトライしたこと挫折したこと

いちおうアロマの資格は持っている。が人を集めたり人さまをマッサージする気はさらさない。趣味で取って毎年年会費を払って冊子が届くだけの縁。とっかかりでザセツしたこと。

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ハーブの栽培

トマトとモッツアレラチーズとパジルのカプレーゼはおいしい。レストランでは生バジル。家ではドライバジルをふりかけるけれど、風味が違いすぎる。

生バジルは私が行くようなスーパーに始終置いてあるはずもなく、あっても時期が限られ、大変に割高である。

ならバジルの家の庭で育てるべきでは、やってみた。うまくいかない。。。

 

寒さに弱く、真夏まで苗が持たない

最初は種をまいてみた。

私の住んでいる場所の気候には合わなかったようで、枯らしてばかり。

バジルは陽光さんさんと降り注ぐ君よ知るや南の国、イタリアではすくすくと育つのかもしれませんけど。

  • 桜の花が咲いても運が悪いと最後の春の雪に見舞われたりする
  • 梅雨時にガッツリ冷え込むことがありコタツやホットカーペットやファンヒーターをしまう時期に迷う
  • 梅雨時の寒さかつじっとり・べったりの高多湿の空気が否が応でも自分がまるでナメクジになってしまったかのようなどんよりした気分を増幅させる

の時期にだいたい枯れてしまう。

(室内で育てる・べランダ菜園であればもう少し強く育つのかもしれない)

 

葉が出てくるとあらかた虫に食べられてしまう

種がダメなら苗がある。ホームセンターから梅雨の終わりごろを見計らって苗を買ってきて庭の片隅に植え、朝なタなに眺め

猿蟹合戦のカニよろしく「早く出てこいバジルの芽」と愛でているまでは良かったんですが。

 

おいしい、柔らかい、生まれたての若芽は、「毛虫」にとっても大ごちそうらしく、日中は仕事で不在、朝、日の出とともにバジルの苗の傍に行くと、新芽だけを狙って虫に食われてしまっている。

下葉のカサカサ・ゴワゴワの葉は、憎たらしいことに無事です。

(除虫剤を使ったのではなんのための家庭菜園なのかがわからない)

(囲いを始めから苗と一緒に買っておくアタマがなく、あとから買いに行く気力とやる気がわいてこない)

憎らしいことに、育ち切ったチョウチョが目の前をひらひらひらひら、通り過ぎていく~。

 

ほかのハーブも育ちはいまひとつ

ラベンダーとローズマリーも知人から枝を分けてもらい、さし芽に挑戦しているのですが、結果はたいへん芳しくありません。

ガーデニング好きの知人によれば土がよくない、土地がやせすぎ、日当たりと水はけがハーブと合っていないのだそうです。

バジルなんかも、南側に植えればもう少しすくすく育ってくれたもかもしれないけど、動機が食用なので、私が植えたのはキッチンの勝手口のある東側。

ミントなんかも植えてみたい気もしますが、ミントは死ぬほど繁殖力が強く、いったんたとえこぼれ種であろうとも庭に落ちてしまえば庭中がミントで覆いつくされ収集がつかない。と聞かされ、勇気が出ない。

老後の楽しみにとっておくか…。

 

 

アロマポット

アロマに興味を持っと、アロマオイルはまず初心者は何本かは買う。

文字でいくら説明されたって香りは嗅いでみなくては。

買ったはいいんですが、使いみちに困る。5ml、10ml入りのボトルでスキンケアやボデイケアに使う単位は「1滴」「3~5滴」「0.5滴」。

 

ましてや直接肌につけてはだめだの、保管場所に気をつけろだの期限内に使い切ってくださいと制限が多い。

(天然素材、由来の正しいものを使いたいからこそのアロマテラビーなんです。コスメなら品質を保つため、きっちり防腐処理されているけど、アロマ材料は違う。変質させないため、製造元も販売店も小うるさい…。仕方がない…。)

買ったアロマオイルは、手っ取り早く洗面器なりマグカップなりのお湯に落として香り立ちを楽しめはいいのでしようが、もっとお手軽にしたくなりアロマストーンだのアロマディフューザーだののグッズもほしくなり、試してみた。

 

下にキャンドルを置く式のアロマポットは論外です。アロマオイルを上のお皿にたらして加熱し香りと立たせる。

火を使うのが大問題なんですよ。

危ない。使う場所を選ぶ。日中に机の上でつけて作業をしながら香りを立たせるくらいならいいんですけど、気軽に席を立てない。寝しなに枕もとになんか怖くておけない。ついでに言うのであれば焦げ付いたアロマオイルを洗わなければならない。

 

火ではなく電気でアロマオイルを温める式であればまだいい。けど、洗う・拭くの作業は付きまとう。お姫さまじゃないんだもの。道具出し・後片付けの手間がチリツモでやる気を削がれる。

 

アロマディフューザー。香りつきの水蒸気やミストを飛ばす式ですが、水を使う以上カビやフィルターの心配がある。

そもそもアロマオイルって油なわけで、水には溶けない。均一に香りを飛ばすためには乳化の手間がかかってくるので、厳密に言えば「天然・無添加」からは離れてしまう。

高機能であればあるほど高価になってきて、購入には二の足を踏んでしまう。業務用(病院だの介護施設に置くとか)ならいいんでしょうけど。

 

アロマストーンなどにアロマオイルをしみ込ませるなら、まあ、いいかも。でも小さすぎると香りが弱い~。

 

で、どれも持続時間があまり長くない。

1回使って次の日まで香りが残るものなんてない。

(気分転換にはちょうどいいと言い換えることもできる)

とにかく天然素材に限らず、香りとは。こまめに切らさず使わなければならない。

もともと香水もルームフレグランスにもあんまり興味のない私。

(もともと香水はかのココ・シャネルが「女は香水を使うべき」と大営業を繰り広げ、今の大産業になったと聞くと、モチベが下がる)

www.hitomi-shock.com

 

結局は自分の持っているささやかなアロマオイルの量に見合うちまちましたアロマグッズを買い、試してはみたのですが、使う都度のメンテが次第にめんどうになってくる。

気分で買ったアロマオイルがなくなると、補充してまでまたやりたいとも思えない。

 

アロマ歴も長くなると

  • 保存の効くとっときのアロマオイル
  • 用途を決めて必要量を買うアロマオイル

はいつも手元にある。

スプーンとかで軽量して使う。

洗い桶にぬるま湯など張って使った道具を放すとパーツといい香りがする~。

くらいしか、今はアロマオイルの香りでリフレッシュ。使わないなあ。

 

 

チンキやインフューズドオイル

ハーブの恵みをアルコールやキャリアオイルに漬け込み、 有効成分を長期保存。 フェイスケアにもボデイケアにも使えます。

煮沸消毒したガラス瓶にハーブとアルコール・オイルを詰め込み、 お日様のあたる場所に置いたほうが温度が上がって出来上がりが早い。

毎日瓶を振って愛でたりする。

まではいいのですが。

 

たとえば手作りコスメを100ml作るとして。チンキやオイルの使用量はせいぜい10~20%。ちょっとしか減らない。

残った分は冷蔵庫保存。

すると冷蔵庫の奥の奥には濃淡とりどりの薄茶色のガラス瓶が並び、顔も身体も1つしかないというのに、そうそう使いきれない。

そうこうするうちに半年がたち1年がたつ。

心なしか色も変わってきたような。ビンだの口のあたりの手触りもべタついてきた気もする。まだ使えるのか不安。

ましてや、おおざっぱな性格ゆえ、ラベルも張らずに冷蔵庫に入れてしまい、何のハーブを漬けたのかさえわからない。何年前に冷蔵庫に入れたのかも思い出せなくなる。結局捨ててしまう。

使う分だけ、少量をアロマの専門店から取り寄せた方がよっぽどお手軽だし、ムダにはならない。自分では手を出しようのないブツが手に入るではないか。

紫根なんか、前に流行った。紫根石けんを作ろうと、張り切って大瓶を買い込み、オリーブオイルにつけて、さあ、作るぞ! と計量したら、量が足りない! 多めに作ったつもりだったのに。ドライハーブの紫根がオイルのかなりの量を吸ってしまっている。結局油を足した。余ったら余ったで持て余すので、良いんだか悪いんだか。

 

こだわって、トライ&エラー。まあ、いろいろ、ありますよね。

 

 

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