前記事でアロマでザセツしたことを書き連ねてしまいましたけど、 やってよかったこと、勉強して知識を増やしたことで役立っていることはいくつもある。
私がかちえた!? メリットを。
飲むハーブティーの幅が広がった
ドクダミ茶とミントティーは自分で作る。 年間数千円の節約になっているはず。
ドクダミは庭に大量にはびこっている。ゴールデンウィークごろには新芽が出そろい丈も2~30㎝に成長し、若草色のドクダミの花のつぼみがつくかつかないかのころに一網打尽。 繁殖力が強いので収穫してもすぐにまた伸びてくる。梅雨に入るか入らないかのあたりに再び収穫。冬になる前まで永久に繰り返せるのですが、3回目以降はドクダミの葉に初々しさ!? がなくなりゴワゴワしてくる。
葉を取り(茎ごとでもいいけど収納場所がない)洗って乾かし、パリパリに乾いたら手で砕く。到来ものの大きめのお菓子の紙袋2/3くらいが2つになり、1年持ちます。
ミントは知り合いに群生地(川の堤)を教えてもらい、同じ頃に2回、朝5時頃に収穫に行く。ごみ袋2杯で、同じく茎から外し、洗って乾燥させればミントティー。
ナベにお湯と一緒にハーブを入れて煮だし、漉して水筒に詰めて出勤。
コーヒー好きで温かい飲み物が好きな私。
同じ水分を摂るならノンカフェインの飲み物にすべきと知り合いのエステの先生に教えてもらった。
アロマやっていなければ、麦茶・ほうじ茶どまりだったと思う。
そして、ドラッグストアで売ってる、いわゆる「健康茶」のカテゴリーのノンカフェインのお茶って、はっきり言って、美味しくない。
(そもそもの味もある。また中小メーカーだと紙パックの味が先に立ってお茶本来の風味どころでなかった経験あり)
「こんな不味いのやってられるか」で定着しなかったと思う。
ところが、日ごろからアロマ業界情報に触れていたので
- 「生活の木」のハーブティーにしておけば絶対間違いないであろうことはわかる。
- カモミールは気分を穏やかにする優しい味わい
- ローズヒップは真っ赤な色が出る別名"ビタミンの爆弾"、味は酸味が強烈なのでブレンド遣いが主流
- 紅茶にフレーバーをつける、例えば「アップルティー」「オレンジティー」などはそもそーもノンカフェインではない
との基礎知識があったので選びやすい。
現在の定番ハーブティーのラインナップは
ルイボスティー(繰り返しになりますがメーカーによっては紙パックの味がする)
生活の木のブレンドティープリンセスタイム
(ハーブティーの王道を行く定番の味美味しい! 万人受けする)
リプトンのレモンハーブティー
(酸味のバランスが絶妙でノンシュガーであることが信じられないほど美味しい)
は切らせないな~。
コスパの良いコスメを探しやすい
デパコスなどに絶大な支持が集まるのは当たり前。最先端の技術と研究の成果が集結しているんだもの。
そしてデパコスの半分またはそれ以下の値段でドラッグストアなどではプチブラが買える。
デパコス1万、ドラッグストア2,000円なら、仕上がりが使用感が5分の1なんてことはないから、こちらも隆盛をきわめている。
同じ値段で、自分の狙える範囲でのランクアップを狙うのであれば、ことコスメ、ことスキンケアに関しては、アロマは力強い味方です。
出来合いの!? コスメの材料費なんてしれたものだし、ラッピング・流通・各々ルートの人件費・マーケティングや広告宣伝費用・製品が世に出るまでの膨大な研究・開発データが1万円なら1万円の何%を占めるのか、実際にお肌に入っていく成分以外のボリュームは、ケチな私は検証するのすら恐ろしい。
レチノールでもプラセンタでもセラミドでも幹細胞でも、材料店で買えるんですよ。
自分で手持ちのスキンケア用品にポトポト落として混ぜて使える。
説明見ながらおそるおそる足して、シワ、伸びてるかなあ、と鏡をのぞき込む。
一方、大メーカーは情報源には事欠かない。効能の説明、使い方の説明、有名人はCMでニッコリ笑いかけるし、インフルエンサーさんたちからは起承転結整った情報が微に入り細に発信され続ける。〇〇円、上乗せすればパッケージあけて使うだけ。使うまでの過程はすべて外部委託されているのだから心労からは解放される。
手作りコスメも、沼にハマっちゃうと終わりがなくなっちゃうし、材料店のレシピどおりに一から材料を揃えて行けば使い残しの始末に困ることは事実ではあるものの、
・圧倒的コスパ、有効成分高配合のコスメも惜しみなく使える
・大手が使わない・使えない、が効果が実感できる素材がリーズナブルに使える。
を使っていると、アロマ知ってよかったなあ、をしみじみ感じてしまいます。
ローズヒップオイルなんて、お気に入りです。シワに効きます(キッパリ)。
ただし新鮮でなければいけない。材料店の使用期限は3カ月。大手は使えない。
半年に1度のセールの時に3カ月分の小ボトルを買って使い切る。
ハーブはもともとは薬。その昔、修道院なんかではハーブで病人の治療なんかしていた。
(自然由来はクオリティが安定しない。同じ薬草でも収穫する場所や年ごとにバラツキがあるのでは現代社会では少なくても医療用で流通させ、商売が成り立つことはない)
大手も、デパコスも、良いんですよ。何十種類もの素材を組み合わせるワザや相乗効果なんかは、素人には無理。
使いやすさも考え抜かれている。(例:ヘアトリートメントを自作しようとしたが、最大の難関は入れ込む成分ではなく「垂れずにクリーム状に仕上げる」だった)
生活全体に応用がきき別の視点を持てる
私がアロマにハマったのは石けんづくりがきっかけでした。
手作り石けんのブログ(自作の石けんアップしてます)
自分のスキンケア用に興味を持ち、アロマ検定を受けた。
改めて今、見返してみると、衣食住、家の中でも外でもみんなアロマ、使えるシーンがある。
気分転換の方法は多いに越したことはない。人さまのお世話になったり、センセイを探し、訪ねて行ったり聞いたりする前に自分で自分の外面内面のメンテを楽しみながら、ゆる~くしていけるのがアロマの良さですね。
この本も良かったなあ。アロマオイルの原産地を訪ねる旅です。み~んな、ガイドブックになんか乗っていない、遠い国の奥の奥にある。世界中の香りのルーツはどこも極限なまでにローカル。すぎる。ハーブやアロマオイルのふるさとの歴史や成り立ちや、今暮らしている人たちの生の飾らない姿が豊富な写真とともに紹介されていて、ウットリしてしまう。