【#熱中症 にご注意ください】
— 厚生労働省 (@MHLWitter) July 13, 2018
熱中症の予防には、暑さを避けて、こまめに水分補給をしましょう。高齢者や子どもは特に注意してください。万が一、めまい、だるさ、頭痛などの症状が出たら、涼しい場所に移動し、衣服をゆるめて体を冷やし、水分・塩分の補給をしましょう。 pic.twitter.com/HMRiEbbdkx
冷房の全く効かない室内で執務するハメに陥ったことがあります。
(巨大な建物のなかで配管に落とし穴があり、他のエリアは底冷えする寒さでありながら我が執務室だけ、いくら設定温度を下げても全然涼しくならない生き地獄を味わった。)
また、家でエアコンを付けると電気代がかさみます。つけっぱなしにしてはいけません。
平日執務室・休日家の中で猛暑の中、お盆過ぎると徐々に徐々に涼しくなってくる。それまでの辛抱だ…。と歯を食いしばり、尽くしてきた工夫のかずかずをどうぞ!
【注意!】
熱中症で死亡、とかは、屋外より室内、それもお年寄りに多い。冷房はつけずに我慢し、水分を摂らずにいると熱中症になってしまう。自分の体力を過信しすぎず、くれぐれも無理のない範囲で! 私、「自称、体力にそこそこ自信あり」です。
日中できるだけ屋外に出ない
もう、これに尽きるではありませんか。 暑くで寝苦しいなら、朝早く目が覚めるはずです。庭の水やり・玄関の掃除などは涼しいうちに。朝8時までにすませてしまいましょう。 スーパーやコンビニにもできるだけ行かず、行くなら開店直後と15~16時、日がかげりはじめるころ。夜涼しくなってから。
水風呂に入る(水浴び・行水)
江戸時代の浮世絵に、行水の絵とかがあります。そして学校とかでプールに入ると、唇は紫色になり、炎天下、体の芯からゾクゾクしながら帰ったではありませんか。川遊び・水遊びは夏の定番。たとえ家の中であろうとも、いや 家の中だからこそ、使わない手はない!
浴槽の昨日のお湯を抜かないでおき、繰り返し湯船に入って冷たい(とはいっても猛暑日ならば水温は30度以上はあるはずだ)水につかれば。 じっくり体全体を冷やせば。けっこう時間が稼げる。
扇風機を独り占めする
窓を開けろと言いたいところですが、場所によりますからね~。都会だとかえって辛いかもしれないし、一人暮らしの女性なんかは、防犯上の問題もある。地域によっては絶賛おすすめの方法ではあるのですが(風の通り道をつくり、2か所以上開けるとなお効果的)。
扇風機はエコな家電です。活用すべきです。 たとえ外は猛暑であろうとも。家の中はカーテンを閉め切ればほの暗い。 窓をあけるまたはゆる~く冷房をつけ(命に関わったのでは元も子もない)、扇風機の風を心地よい涼しさに調整し、四六始終浴び続ける。家に誰もいないのであればさらに好都合。テレビ鑑賞・ネットサーフィン・読書のたぐいであれば、動かないのであればとりあえずしのげる。 …で暑さでぐったりし、ついつい眠ってしまう…。目覚めると服がじっとりと汗で濡れていたりする。
職場に小型の扇風機を持ち込む人も増えた。悪くないのですが、ある程度の風量がないと涼しさが感じられず、風で書類が飛んでしまったりする。首振りの時には気をつけないと。
そして忘れずチェックしなければいけないのは、卓上扇風機の場合、「音」です。音がうるさいと同僚にも気を使うし、第一、気が散る!
特大の保冷剤を抱きしめる
冷房効かない執務室で最も愛用していた方法です。
各家庭に備え付けてあるはずの、急な発熱に備えた「保冷枕」はあんまり冷たくない。私が愛用したのは、おせち料理を頼んだ時についてきた特大の保冷剤。
500グラムサイズでしたが800グラムサイズもあります。
冷凍庫にカチンカチンに凍らせ固めておき、外に出すと水滴が出るからタオルで巻いて、小さい女の子がぬいぐるみを離さないがごとく、片時もタオル巻き保冷バッグを手放さない。
ある時は(人のいない時をみはからって)太ももの間にはさみ、次に脇の下。バッグがだいぶ溶けて軟らかくなってきたあたりで首の頸動脈。この3つのポイントは、体で一番太い血管が通っているところなので、冷えやすい。
座っている時はあるときは腰のあたり、次にお腹にあてたり。特大保冷バックがだんだん冷たくなくなってくるともう1個、冷凍庫から出してきてダブルで使う。 1日5~6個使う。使い終わったらまた冷凍庫に戻して明日使う。
暑いですよ。それは。汗がダラダラ流れ、汗が目に落ちてきてショボショボする。机の上で書類を書いていると汗で腕のあたっているトコロがベタつく、と働きやすさの限りなく低い部屋で、これもお金のためだ、我慢しなくては、とがんばりました。
でも、体の中で、たとえ1カ所だけでも、冷たい部分があると、わりと耐えられるものなのです。
服装はできるだけ木綿でほどほどに体に沿うものを
浴衣って、案外汗をかかないものなのです。帯を締めるでしょう。汗腺を抑えるから。 そして案外暑さを感じない。
暑い国の民族衣装を参考に つまりハワイのムームー、中近東やアフリカの人が着ている、男の人でも裾の長い服。
高温多湿の、背広やスーツやワンピースがオフィシャルな服装との常識の日本にそっくりそのまま持ってくることはできないけれど。
まるっきり裸よりも、1枚、薄地の服を着た方が涼しい。汗を吸ってくれる素材にして、外気と肌との間に膜を作って、少しでも温度の違うベールをまとうってことですよね。腕・脚ならともかく、胴体は。
最近は新素材が次々出てきていて涼しく過ごせる新機能の服もたくさんある。 肌触りは完全に好みの世界で、わたし的にはすべすべしすぎると体にベタっと張り付く感覚が気になるので、綿とかダブルガーゼとかがやっぱり好き。
その他
基本は以上で、残りはバリエーション。 あわせて夏バテしないよう
- 直射日光を避ける(昔も今も、夏に軒先に朝顔なんか植えるのはコレですね)
- 水道水や冷水などで手や足を冷やす
- 冷たいもの、身体を冷やす食べ物をガンガン食べる
- もしくはうなぎとかゆで豚とか、精のつく食べ物を食べて暑さへの耐久力を上げる
- 保冷剤が使えないなら専用の冷却グッズを使う(首用・頭用・腕用・ベスト・手首用・瞬間スプレーなどよりどりみどり
- 風鈴を取り付けて気分だけでも涼しくする
- 気化熱で温度は下がるのだから、カーテンをぬらす、バスタオルをぬらす、氷や水を置くなどしてさらに扇風機の風をあてる(しかしこの方法だと、自分が扇風機にあたれないし、濡れたものや水や氷を置く場所に神経使いそうだ)
まとめ
米どころは今や北海道。青森のりんごなんかも地球温暖化の影響で育てるのが年々難しくなる。一方ミカンの北限は刻々と北上中。日本の夏の酷暑化・熱帯化はもう避けて通れない。私たち、死ぬまで、この夏と付き合っていかねばなりません。知恵と工夫と体力で乗り切るしかない!
何事もほどほど。部屋の冷房は本当に体調を崩してしまう前に、つけましょう。