ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

上司の指示に不服従、職務規律違反を犯している。隠し通せるだろうか。

まわってきた職場の周知必要事項の紙に「個人の暖房器具にかかる電源使用は固く禁じます」との一節が! 私の冬の必需品、「電気毛布ひざかけ」が使えない! 困る! 生きていけない!

violation

 

 

個人での電源使用禁止

電源は限られており、それでなくてもPCまわりで人数分、事務機器もフル稼働。加えて全員が電気ストーブなどを持ち込んでいてはコンセントがいくつあっても足りない。言いたいことはじゅうじゅうわかる。

暖房はいちおう入ってはいる。そして御多分に漏れず温まり具合は万全とはいかず、高いところはまあまああったかいとしても、足元の冷えは、こたえます。

お客さんに寒い思いをさせるのはよろしくない。職場公認の公共スペース的なエリアに関しては電気ストーブ(ウチの職場は暖房に関してはオール電化)のON・OFFは次長の許しを得て行う。

また、乾燥対策のため、特大の加湿器も執務時間中は、水蒸気を吹き上げている。原始時代の連なる丘陵ののろしのような景色です。(そんなに湿気が必要なのであれば、びしょぬれのバスタオルを部屋じゅうに吊るせばいいのでは。電気代かからないじゃないですか。これぞ環境に配慮した取組みでは。との私の意見はなぜか却下されてしまった)

この上電源を使ってはいけない。まことにごもっともです。

 

 

一方で運用は玉虫色

特大加湿器導入前は、個人でペットボトル大の加湿器を机上に置いている人もちらほらいた。早速次長が目をつけ、お説教されたらしく、いつの間にか姿を消す。そして冬の「水蒸気のろし」時代が切って落とされたのです。

ところが。配置換えで次長が新しくなった。続く次長は、自分からすすんで卓上ポータブル・パーソナル加湿器を持ち込んでいる。留任のわれわれ下の者は目をむくものの、いさめる人はいなかった。

今年度また次長が変わり、改めて禁止令が出た。と歴史は常に動いていく。

さらにわからないのは、夏のポータブル・パーソナル扇風機・送風機使用禁止のお触れは出たことがない。個人で組織の電源を使う忌まわしい行いであることは、同じだと思うんだけど…。

 

と煩悶はある。どうでもいいのですが。

自分さえ、冬期間、電気毛布のひざかけが使えればいいんですが。

(扇風機は書類が風で飛ぶのが欠点です。私は保冷剤をタオルで巻き、胸に抱えたり脚の間に挟むのが好き)

パーソナル加湿器と同じ轍を踏みたくない。

呼び出され、「使わないでください」と直々に言い渡されたら一巻の終わり。

電気毛布はガサが大きい。

面従腹背、ハイと答えてその場をしのぎ、素知らぬ素振りで元の木阿弥…、無理だ…。

 

初代次長の時代、向いの同僚も隣の同僚も、卓上加湿器は撤去させられた。当時から電気毛布ひざかけはご愛用。イマイチ人望のない次長だったので「冗談じゃない! ケガと病気は自分持ち! 私は電気毛布、使わせてもらいます! 」と課長に宣言!? し、課長からは声をひそめて「次長にみつからないように気をつけてください。」との消極的承認をいただいた。

分厚いガバットファイルを足元に置き、目くらましする。足元の延長コードは現所属に配属された時から設置済み。電気毛布のスイッチの部分、電源を入れるとオレンジ色に光る部分は失敗したコピー用紙をぐるぐる巻きにして輪ゴムでとめ、発光色が漏れないようにする。朝、バッグを足元にしまう&電気毛布スイッチオンの動作はワンセット。

 

2代目次長の時代は半公認・黙認だった。

 

3代目次長は細かいらしい。加えて、今年の逆風の要素としては課長も細かい。文書だって、「、(句読点)」まで丁寧に添削。付けされられる添付資料の数もめっきり増え、うっとうしいことこの上ない毎日。「個人暖房器具は持ち込まないでください。」見つかったら言われる! 絶対言われる!

 

なんとかして追及の目と手から逃れなくては。

足が冷えると一口にいいましても、私の場合、ことにツライのは

  • 膝から下の、うしろではなく、特に前部分。骨が浮いて見える部分ですね。この下半分が痛いくらいにいつも冷たい。
  • さらにつま先というよりは、足の甲の部分もいくらあっためても冷たい。寒い。

たとえ最高デニールの裏起毛タイツを履こうとも、足の甲と足首から上2~30センチの骨の浮いて見える足の前側、たいしてあったまらない。

暖房器具なしで完全防備しようとするなら、エスキモーが履くみたいな長靴を履かないと間に合わない。オフィスでそんな恰好、できるわけないじゃないですか!

 

さらに電源が足りない、電源が足りないと二言目にはおっしゃるが、バッテリーが落ちたことはついぞない。

費用がかかるとおっしゃいますが、時節柄残業縮減も繰り返し繰り返し申し送りがあり、私なりに業務の効率化には努めてはいるつもりです。誰とは言いませんが、ダラダラ残って仕事する人には、超過勤務手当、払ってますよね!? お金に色はついていないんだし、電気毛布1枚の電気代くらい、私の組織への貢献度!? として上乗せしていただいても支障はないはずだ。

USBの扇風機禁止のお触れを回さず、暖房機だけ禁止なのは理不尽だ!

電気ストーブを足元に置くのであれば、それは危ないでしょう。朝電源を入れ、始終人はついている(私が使っている)。帰りは電源を抜く。安全です。いままで冬期間電気毛布を使い続けて〇〇年、事故の気配などない。安全面は万全です。(←必死)

 

こまい部長と課長の目を逃れなければならない。さらに、一寸先は闇。周囲は全員敵と思え。同僚にチクられて事態が明るみに出ることだけは避けなければ。

さらに、今年度は配置換えはなかったけど、席替えはあった。部長の机は私の席から5~6mの位置にあり、見ようと思えは私のデスク下の配線がかいま見えないとも限らない。

今年の冬の戦いは、孤独です。

 

 

今年の冬の職務規律違反行動

もともと、電気毛布を単体で使っているのではなく、もう1枚普通サイズのひざ掛けを重ねて使っています。目に触れるのは普通のひざ掛けだけのはず。

朝、おはようございます、とあいさつして自分のデスクの前に立つ。

ごみ箱を次長の視線の死角になる位置に置き、足元の物入れにぐるぐる巻きにしておいた電気毛布の電源を入れ、コンセントと電気毛布のスイッチ部分を机下のできるだけ奥に押し込む。無論、余計な音を立ててはいけない。

ごみ箱は当然、電源&電気毛布スイッチを隠せる位置に改めて置く。

バッグを電気毛布のあった位置に置き、何事もなかったかのように立ち上がり、電気毛布とひざ掛けをコードが見えないようにさばいて座る。

用事があって(プリントアウトした文書を取りに行くとか)立ち上がる時は、イスの位置に気をつける。電気毛布のコード部分が見えないように気を使う。当たり前なんですが、この動作は1日に20回・30回と繰り返されるので、あなどれない。

電気毛布にあたって、足元はポッカポカ。業務終了、「希望の出社、感謝の退社」の感慨を胸に(と人の見えるところには書いておかないと)電気毛布のコードを抜き、絶対に電気コード部分が見えないように電気毛布&ひざかけをぐるぐる巻きにして押し込み、イスを机にきちんと入れて、退社。

たとえ上司が「なにかやっているんじゃないか」との雰囲気を感じ取ったとしても、まさかわざわざ私がいないスキを狙ってイスを動かし、足元のひざ掛けを広げて点検…なんてセコい真似はしないだろう。

万が一そんなことされたら、恨みは根深い。言いがかりのネタを集め、パワワラ・モラハラ相談室に持ち込むことも考慮に入れよう(だって寒いんだもの~)。

 

 

まとめ!?

以上の私の職場内行動は職場内規定、就業規則において、明文化されておらず、また断罪されるまで触れてはいないはずだ。

所内会議の回覧に背いたからといって、職業人としてあってはならない、してはいけないまでのことではない。はずだ。

3月いっぱいくらいまで、使わせていただきます!