今度職場にきたアルバイトの子は、男の子。ブルックスブラザースに勤めていたのだそうです。期間は3月いっぱいで、4月からの転職準備を並行してすすめるのだとか。
歓迎会での自己紹介で、「アパレル」の言葉がちらっと出て、思わず質問してしまいました。ちなみに席上、「ブルブラ」知っていたのは私だけ。(…こういう職場なんです^^;)
で、今までの歩みなど出して見ようかと。お付き合いくださいませ。
お勤めするまで
お勤めするまで、服は自分で買ったことありません。基本、元祖オタク女子です(キッパリ)。
小学校~中学校くらいまでは服は2つ3つ年上の女の子のイトコのお下がりが多かったような。母が裁縫、機械編み、祖母が手編みをする人で、よく作ってもらった。お店で買った服が何パーセントくらいだったのか、…覚えていません♪
母も働き出し、時代も変わり、高校くらいからはさすがにお下がりは回ってこない。しかし、制服がありますから♪
当時、スカート丈は長めがトレンド。ジャンパースカートの高校は、服装検査の時必死になって肩を上げ、その場を逃れる。…この原体験!?をいまだ引きずっており、変わらずスカートは長いのが好き。
お勤めしてから
お勤めし、制服ではないから、服は買わねばなりません。
前カレが、お洒落な方でして。
TEIJIN MEN’S SHOPとPaul Stuartがお気に入り。(バリバリのトラッド路線)
なので何買ったらいいのかわからなかったクロージング道に道筋ができ、
- J.PRESS (ジェイプレス)
- Brooks Brothers (ブルックスブラザーズ)
- Paul Stuart(ポールスチュアート)
- Ralph Lauren(ラルフローレン)
で頑張りましたぁ^^
折しも時はトラッド全盛、浅野ゆう子さんあたりがファッションリーダーで、雑誌の特集なんか一生懸命読んだっけ。
彼とは別れてしまいましたが、服の買い方、お店の入り方、お店の人とある程度仲良くなって言いなりになれば(プロの意見は聞くべきです♪)良くしてもらえるし。時間・手間・お金、一番効率的に使える。
そして私はこの店にはそぐわないわ~、買えないわ~と内心怯えていてもそれを表に出す必要はなく「見てるだけ~」の度胸が養われたことは大きい。
そして街角ウオッチや雑誌Webのトレンドチェックも楽しみにしちゃう^^トラッド、間違いはありません。
しかし、女性は飽きるんですよね。バリエーション少ないから。次に手を伸ばしたのは
- MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)
- Donna Karan(ダナ・キャラン)
- DKNY(ダナキャランニューヨーク)
このあたりでしょうか。
その後ドメスティックブランドでは
- BOSCH(ボッシュ)
の店員さんとウマが合い、けっこう通いました。
- PINKY&DIANNE (ピンキー&ダイアン)
でパタパタとえもんかけを動かし、服を見ていたところ、店員さんの虫の居所が悪かったのでしょうか。
「あなたには、ここの(この、だったかここの、だったかでニュアンス随分変わってくるんですがどっちだったかまでは記憶が曖昧です)服は似合わないと思う…」
と言われてしまい、文字通り一生忘れられないほどのショックを受け、いまだトラウマです♪(何か失礼があったのでしょうか)(ええ、どーせあか抜けないタマです(涙))
- Jun Ashida's (芦田淳)(タエアシダも含む)
- Max Mara(マックスマーラ)
- Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)
- EMPORIO ARMANI(エンポリオアルマーニ)
- YOSHIE INABA(ヨシエ イナバ)
このあたり、雑誌とか見て憧れまして、ショップの門をくぐるのですが、前述のピン&ダイに同じく、見ていてもいま一つ自分にどれが向くのかがわからない。
そして店員さんも、いま一つ腰が引けている。(買う人間にも服を着てほしい人間にもみえなかったのでしょうか。それとも一歩引いた接客がブランドカラーなのでしょうか)
- L'EQUIPE YOSHIE INABA(レキップ ヨシエイナバ)
なんかも、欲しいのですが。どうも店員さんに声をかけていただけず。そして会話が続きにくいのです。で、
- FOXEY(フォクシー)
1点ばり時代に突入です。
お受験用スーツを1着購入したところ、DMがどんどん届き、お店の人が優しくしてくれる。そして素材シルエット着心地完璧で、痩せて見えます。お値段(でも最近、少し値段下がったような)と、カタログ掲載品はいつ行っても完売・完売なのが玉にキズですけど^^;
フォクシーではカバーしきれないジャンルは
- オンワード樫山の自由区
ここも店員さんがいつも何を買ったらいいのか教えてくださいました~。
頑として スカートは長いのが好きなので
- PINK HOUSE(ピンクハウス)
- INGEBORG(インゲボルグ)
のとにかくシンプルラインのボトムを狙う。
- NARACAMICIE(ナラカミーチェ)
もずーっとずーっと通い続けているショップです。
フォクシーは震災後は下火にしまして、今はお店があるとつい覗いてしまい、買ってしまうのは
- MADEMOISELLE NONNON(マドモアゼルノンノン)
- LoisCRAYON(ロイスクレヨン)
なお、室内着及び近所のスーパー程度でしたら上から下まで
- ユニクロ
です。
ZOZOTOWN と ヤフオク は、ブログ始めてからさっぱりです。
(いちおう納得するまで見比べないとポチれない。これが時間食い過ぎ~。)
通販は1着でも買うとカタログが降るように届く…。買う買わないは別にして、届けばいちおう真面目に見ます。ピンと来れば、買います。
昔憧れ、今は亡きブランド
- ALPHA CUBIC(アルファキュービック)(正確に申せばあることはありますがブランドバリューは見る影もない。。。)
- HALF MOON(ハーフムーン)(カリスマデザイナー横森美奈子さんがてがけたブランドの一つ)
- 君島一郎ブランド(十和子さまの辣腕ぶりには脱帽。。。)
ブランドって、永遠に続くものではないんだな。。。。と感無量。
今はワニ印のラコステも、タグを自分でニッパー使ってほどくんですってね。
エルメスのバーキンも持ってはいる
エルメスのバーキン(ケリーバッグとともにエルメスの不動の定番のバッグ。女優のジェーン・バーキンのためにデザインされたことが「バーキン」の名前の由来)、持ってます。バブル時代を知ってる人間の言いそうなことでしょう(笑)
なにしろ、「バーキンは女の貨幣である。」かの林真理子先生のお言葉です。
エルメスは全てにおいて飛び抜けている。はっきり言えば、革製品は使いづらい。すなわち厚手・ゴワゴワゆえの開閉着脱面倒。お札のサイズ合わないetc。が超絶最上級の革の良さ、縫製の堅牢さはまさに伝説と言って差し支えない。カルチャーショックとはまさにこのこと。そして「ついにエルメスを持つ自分になれたのだわ」と酔いしれ、高揚感を味わうのです。
それは、高いけど。
ほしいな~。
本物のセレブリティか、「自分へのご褒美」とか言って投資がわりにロイヤルブルーのケリーとか即買いし、
外国行くから、とあっさり売っちゃうような人じゃないと。と、うじうじ悩む。
でもほしいな~、とブティックに行き、いろいろ教えてもらう。
「これこれこの仕様で」とお伺いを立てると(何とか売っていただきたいと低姿勢)「5年待ちです。(……)」と言われてしまいましたが、負けてはいけない!
「お願いします。」と頭を下げました。(注:ずいぶん昔です。今はどうなんだろ。)
で、毎月銀行に1万円の積立貯金をはじめました。
3年目くらいに、銀行から「瞳さんは積立貯金もなさっていらっしゃいますが、投資信託に興味はおありですか?」と電話勧誘を受けましたが、上記の事情を説明し、お断りしました。
で、5年めか6年めに、Get(*^▽^*)
感想ですか?素晴らしく、重いです。しかし、エルメスですから、我慢します。
勿体ないけど、せっかく買ったのです。使わなくては。
とはいうものの、エルメスだけど重い、ひたすら重いカバンを持って歩ける機会など、そうそうなく(毎日使うなら軽いカバンが楽に決まっている)素人目にも、まだ状態は良好♪
もし、我が家にお嫁さんが来てくれるなら、真っ先にパーキン見せようかと♪姑への態度変わること、うけあいです。
ルイ・ヴィトンはありがたすぎる
新婚旅行で買ったのはLouis Vuitton (ルイ・ヴィトン)エピライン カスティリアンレッドのキーポール。(機内持込できる一番大きなサイズが欲しかった)
ヴィトンは、背伸びすれば、手が届く価格帯なのがありがたい。清水の舞台を何回も飛び降り!?購入しました。良いですよね~。まず軽い。(前述エピラインは重いので大物にはおすすめしませんが)ほかのカバン買っても、次々壊れていく、みすぼらしくなる。なのにヴィトンだけはビクともせず、使い込んでもしゃんとしており、ヘビロテ感がステータスになる。半永久に使えるんです~。なので知らず知らずのうちに数が増えていきました。
ブランド小物でワクワク
新婚旅行ではもう一つ(一足というべきか)
- Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ フェラガモ)
の何足めかのヴァラ(フェラガモの永遠の定番、グログランリボン付きのローヒールパンプス)も買って帰り。でも、靴は、さすがに消耗品ですね。どんなに良い靴でも。
ファッション雑誌をせっせと読み「上質なものを身につけましょう」とのアドバイスを真に受け(←今だからこそ言えるこのセリフ^^;)
- Hermès(エルメス)
- CHANEL(シャネル)
- Cartier(カルティエ)
- Tiffany & Co.(ティファニー)
このあたりのファッション小物、アクセサリー類はけっこうマメにチェックして、買っていた。エルメスやティファニーのシルバーアクセサリーは磨けばまだ使えるはずです。
(彼から「もう泣かないように(またはずっと一緒にいようね)」とティファニーのティアドロップ(またはオープンハート)のペンダントをプレゼントされた、の時代)
(※念のため。私は自分で買いました♪)
エルメスのスカーフは、新品の艶と輝きを望むのは無理ですが、でもまだ使えます。
他に憧れたブランドには
- BVLGARI(ブルガリ)
- Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)
- CHAUMET(ショーメ)
などがあります。
ショップに何回か足を運んだものですが。肝心のお買い上げになりますと、店頭でのお品物の品揃えと自分の暮らし(使わないもの買ってもしょうがない♪)と自分の好み(平民がこんなこと言っちゃいけないんでしょうけど言う権利くらいはあるということでお許しいただければと<(_ _)>)お財布の中身のタイミングが合わないことが多かったような。
もすこし気軽なアクセサリーブランドでは
- UNOAERRE(ウノアエレ)
- Ponte Vecchio(ポンテヴェキオ)
とかが好きでした~。
でも、こういうのって、平凡な生まれ育ちをわざわざ言いふらしているようなもので少なからず恥ずかしいですね。。。上流階級の方は成金や私などを含む平民を一瞥され、
「あの方は宝石をお店で買うのよ」
とおっしゃられるのだそうで。
つまり、宝石類などは、先祖代々受け継がれた値段など付けられないシロモノを使うのが当たり前の日常であり今更お店に出向くことなどないらしい。
私は、1つ1つ、憧れ、思いつめ、意を決して手に入れました。
☆彡楽しかった☆彡