オフィスカジュアルって何着てけばいいの?NGラインがわからない。無難なラインがわからない。
春夏秋冬悩んでしまう。
オフィス事情はさまざま。私の職場の服装事情をお話しましょう。
我が職場のスペック(フェイク入ってます)
- 総勢100名前後。
- 来客者は同業者・発注元・発注先・一般市民。つまり士農工商!? が入り交じっている。
- 顧客・お出かけ先・出張先・も半官半民。
- ほどほどホワイト(福利厚生万全)ほどほどブラック(体を壊さない程度のサービス残業常態化)
- 年齢構成は20~60代とりまぜてほぼ均等。
- 男女比は男性7:女性3。
オフィスの服装についてのきまり
新卒の人は当世風のカラスみたいな真っ黒スーツ着て着任します。来所者のお偉いさんなども普通にスーツ着用。
オフィスのスタンダードフォーマルは背広・スーツ。
ただしエコの観点から、夏場の冷房温度は28度と決められており、
クール・ビズとして
5月:当日の気候温度に応じて軽装可
6月~9月:原則として上着・ネクタイを着用としない軽装
10月:当日の気候温度に応じて軽装可
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またウォーム・ビズとして
(暖房は12月~3月。温度はお達しとしては記載なし)
11月から3月までは『暖かい服装』が許されている。
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最近、「ウォーク・ビズ」なるポスターも貼ってある。
スニーカーもOKになった。(お客さんにご理解くださいとの啓蒙目的)
時折回ってくるチェックシートには
「清潔で来所者に不快感を与えない身だしなみを心がけ、実行しているか」との項が設けられています。
来客にサンダルばきで応対しないように、との注意書きが回ってきたこともある。女性の地味でプレーンなミュールなら、バタバタ音さえさせなければ、不快感はないとわたし的には推察するのですが、ダメでしょうか。
とにかく全部とても抽象的で、わかりにくい。 マル・バツの基準があいまいである。
「軽装可」のボーダーラインは。
「不快感を与えない」の定義は。
「暖かい服装」って具体的になぁに?
示されていないのです。
ブランド事情
ハイファッションブランド(シャネル・エルメス・グッチ・ディオール等々)は、着てくるのは当人の自由ですが、
オフィスの雰囲気にははなはだそぐわず、高価すぎるしクリーニング代がもったいない。皆無です。
それでも服装は自分への投資、ことに女性にとっては自分のテンションとモチベーションをアゲる大事なツール。
私、バーバリーのコートなんか買っちゃいましたし、着ていきます。
男性の背広のことは、私はよくわからないのですが、デパートのドメスティックブランド、青山や青木で購入できるスーツあたりでしょうか。シャツもネクタイも無難路線。
女性も、とんがった自己主張の強い服装の人はいない。
小物だったらブランドもの、アリです。バッグならヴィトン・コーチ・キタムラ・ケイトスペード・サマンサタバサ・クロエ・ロエベ、使えます。レスポで通勤してくる人もいる。
カードケース、スマホケース、ポーチもこだわってしまいます。
ルブタンの靴はないな。
私の勝負パンプスはジミーチュウの定番中の定番の黒のハイヒール。誰も気づく人などいませんけど。
フェラガモ・マノロブラニク・ミュウミュウ…いないと思う。
全盛・定番はリーガル。またはリーガル風・リーガルテイスト。
マドラス。またはマドラス風・マドラステイスト。
今の日本で、最大公約数、浮かず目立たず失礼のない靴が男女とも圧倒数。
現場に行くときはスニーカーや長靴に履きかえる。更衣室に置いてあります。
一言でいえば、
「服装で、ブランド着て・持って自己主張」する人はいないですね。
ジャケット・スーツ
- 普段の内勤の仕事ではジャケット着用はなし。
- 男性は、クール・ビズの期間を除いては原則背広着用で出勤してくる。
- 女性は、外向きの予定の入っている日はスーツ・ジャケット系のコーデで出勤。予定のない日はブルゾンを羽織ったりストール巻いたり薄手のコートなど。
- ただしロッカーには黒・紺系統のジャケットを常備しておいて、不時のお出かけに備える。
黒・紺・グレー系統以外、パステルカラーとか、花柄とか、デコラティブな飾りの入ったジャケットとかを着てくる人はいませんね。たまぁに、ベージュのジャケットなんかも見かけるけど。
あくまでもどこまでもプレーン・ベーシック。
基本、淡い色や赤やピンクのスーツなどをお召しになるのは
・女性実業家
・センセイ商売(議員さんとか)
・最先端オフィス街(丸の内とか)で働く女性
・水商売の女性
だけではないかと思っとります。
ウチの職場の界隈では見かけたことない。
トップス
スーツ・ジャケット系統のコーデは全出勤日の1~2割くらい。
残りは内勤なので、自然トップス選びがオフィスカジュアル・オフィスコーデのメインになる。力入ります。
男性のワイシャツに対応する白シャツ・白ブラウスにしておけば間違いはないものの、
あまりに毎日では飽きてしまう。
Tシャツ
素材と色・柄次第。あまりにカジュアルすぎるもの。極彩色のレパード模様とか、あまりにガブガブ・ルーズフィットすぎるもの、濃い・目立つ・大きすぎるロゴが前や後ろに入っているものを着てくる人はいない。
逆にいえば、コーデ次第ってこと。
ユニクロの小花模様のTシャツでも、
メイクとヘアをこざっぱりとまとめ、派手過ぎないアクセサリーやスカーフ遣いを心がければ、全然セーフです。
ポロシャツ
かしこまった席には使えないが、襟がついているからTシャツよりはきちんと感が出るので、ヘルメットや長靴装備で現場周り、なんて時にはおおいに使える。
ただし色はオフィス仕様ですね。白または淡ぁ~い色。ブランドロゴもワンポイントまでならOK。
タンクトップ
NGですね。肩や胸のあきがあまりにもあからさまなのは良くない。
暑いのであれば、限りなく薄物のカーディを重ねる。
ニット・カットソー
布地があまりにも安手でペナペナなもの、くたびれてヨレヨレなもの、色・柄・デザインが目立つものは割ける。Tシャツにまったく同じ。
バリエーションが豊かだし、アイロンがいらないから、使いやすい。
透ける素材
見たくない、見せたくないものが見えなければニュアンスもソフトになるし、使えます。
羽織りもの
冬場、ユニクロのフリース…。
- あまりモコモコになりすぎず
- ヘビロテでフリースの毛足が毛玉寸前で荒れていなければ。
- ベーシックな色であれば。
- 薄手であれば。
見た目カーディと同じだし、軽くて暖かいし。
ニットのカーディガンが無難です。ベストでももちろん可。
ボトムズ
スカート
スカートは短すぎなければNGにはならない。音楽会で歌を歌う時みたいなロングスカートや、マリー・アントワネットみたいなフリルやリボンのついたスカートを履いてくる人はいない。
ふわふわフリフリの花柄フレアーギャザースカートなんかも、トップスがベーシックで派手過ぎないのであれば、内勤の日であれは着ていける。
婚活中の女の子のアフターファイブも安心です。
パンツ
ジーンズを履いてくる人はいない。ワークマンあたりの作業ズボンなら、屋外での予定が入っている時にはアリですね。
スキニーは、着てくる若い女の子はいるんですが、正直私は良くないと思う。どうしても着たいのであれば、
- お尻の形と太もものラインは見せない!
- チュニックタイプで、ルーズフィットになりすぎす、すっきりまとめる
- 脚の見えるのが膝~膝上少々までであれば、
「…いいのかな」路線でついつい目が行ってしまう…路線にはならないと思う。
NGラインは
ジョガーパンツ
(足首すぼまりのギャザーがはっきりわかるのはオフィスには向かない)
サルエルパンツ
(ヨガ教室じゃないんだから)
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OKラインは
スラックス・テーパードパンツ
(女性のオフィスフォーマルパンツの王道)
ガウチョパンツ・スカンツ・パラッツォパンツ・クロップドパンツ・バギーパンツ
(一見ロングスカートにも見えるデザイン・素材も多いし、落ち着いた印象)
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境界線が難しいのは
チノ・パンツ(営業の時とかは使えない)
カーゴパンツ、ベイカーパンツ
(純粋カーゴ・ベーカーはNG。素材を一ひねりしてカジュアルコーデで決めたい日ならぎりぎりセーフ)
カプリパンツ(スキニーに同じ)
足元
正式・フォーマルはストッキング、冬場ならタイツ。
生足の色が見えなければいいのだろう、と膝上着圧黒ソックスもあり。
夏場、予定のない日なら、暑くて耐えられない…。靴下のみの日もあります。
素足はNG。
スカートはかずにパンツスタイルにすればストッキングを履かなくても済む。との選択肢もある。
冬場は暖房はあるとはいえ、足元から寒さは忍び寄る。女性陣はひざ掛け必須。
厚手の靴下もレッグウォーマーも、内勤の日であれば、差し支えない。
靴
つっかけサンダルは来客時はNG。とは言え持ち込んでいる人は多い。
スニーカーはスポーツ色の強すぎないもの。蛍光色のラインが入っていたり、ハイカットすぎたりは良くない。
男性で布製のスリッポンなんか履いている人はいません。デッキシューズは素材次第。おしゃれな人のいい素材の靴ならアリですね。
女性なら、予定のない日であればかなり遊んでしまっても、大丈夫。
サポ、ミュール、ブーツ、ブーティー、サイドゴア、エスパドリーユ、スリッポン、モカシン、ローファー、フラットシューズ、バレエシューズ、みな使える。
トングやグラディエーターは、履いてきてる人、見たことナイ。
アクセサリー
ワンポイント。ネックレス程度。指輪、ブレスレット、ブローチ、アンクレット、イアリング・ピアス、派手すぎないなら。上品にまとめているなら。
ピアス穴をあけているのは私だけかも。
ネイルは20代の女の子で1人か2人。