野菜をたくさん摂りたい。スムージー、せっせと飲んでいます。野菜や果物をミキサー・ブレンダーでガーっとやるだけ。いつも感動してしまうのは自作スムージーの繊維の多さ。市販の野菜ジュース、果物ジュースはサラサラしている。搾りかす、捨てちゃってる。自分で作るのは、確かに面倒です。コップ洗ったり台所片づけたり。が。この!野菜のセンイはお金で買えない!売ってない!大腸がんの予防に、炭水化物や脂質の吸収をでき得れば控えめに。便秘解消に。ビタミンとミネラルをサプリを使わずに補強したい。と頑張っちゃってる自分に酔いしれております。一方、今まで壊れるまで使いまくったミキサー・ブレンダーは3台。
- バイタミックス購入前のミキサー・ブレンダーの使用スタイル
- なぜ3台もミキサー・ブレンダーを壊したのか。
- ミキサー・ブレンダー遍歴
- ミキサー・ブレンダー機種比較
- 結局憧れのバイタミックス vitamix TNC5200 を(震える手で)ポチった
- vitamixバイタミックス TNC5200 のレビュー・口コミ・感想
- 現在の我が家のグリーンスムージーの材料
- まとめ
- 【機能・比較】どのバイタミックスを選ぶべきか
- 【追記】バイタミックスを1年使っての感想・レビュー
バイタミックス購入前のミキサー・ブレンダーの使用スタイル
- 週1~2回、野菜を袋いっぱい買ってくる。
- 野菜をざく切りし、水洗いして水切りする。 (キレイに見えても根っこのすき間に細かい泥がついていたりする。風味が落ちる)
- 必要最小限の水を加え、ミキサー・ブレンダーで大雑把に攪拌。 (買ってきた野菜の包装フィルムを破くのって、数が増えると案外手間。数種類買ってきた野菜はできれば偏りなく少しずつ摂りたい。ほうれん草1株、小松菜1株、チンゲン菜1/4株なんて毎回やってはいられない。さらに冷蔵庫の野菜室に大量の葉野菜を入れすぎると見通しと冷蔵効率が落ち、日によっては冷蔵庫に入りきらない。ピッチャーに入る程度にしてしまえばカサは1/3に減る、さらに飲むたび1から始める手間を省く)
- 冷蔵庫に保管。
そして
- 毎朝1,000ml前後のスムージーの素!?に200ccほど水を足し、オプションを足し、(今のマイブームはえごま油、イヌリン粉末、黒酢。プラスレモンの切れ端、ショウガ、その他残った野菜の皮とか野菜くず、果物などをその日の気分と冷蔵庫の在庫状況を見ながら)なめらかになるまで再攪拌。
- 2本の水筒と1,000ml入りのプラスチックのコップに均等に出来上がったスムージーを移す。
- ミキサー・ブレンダーの容器をすすぎ、すすぎの水は水筒とコップに足し、1本500ml見当とする。
- コップのスムージーはそのまま飲み干し、朝食。残った水筒の2本は職場に持参。小腹が空いたらちびちび飲む。
なぜ3台もミキサー・ブレンダーを壊したのか。
ひとえに使い方。自分でもじゅうじゅう承知しています。
- 自家製スムージーは、やたらと濃い。 たまに自然派スーパーのスムージーバーなどで買って飲んでみるスムージーは薄い、自家製のドロドロ感がない。水分多い。さらに果物・野菜も味を追求し、考え抜かれたブレンドだから、美味しい。お金取るだけのことはあります。私はコスパ一本やり。野菜コーナーで安い順から葉野菜をポンポンかごに放り込むだけ)
- 1度に大量に作りすぎる。 下ごしらえにしろ、毎朝の本攪拌にしろ、ミキサー・ブレンダーの説明書きによれは、せいぜい野菜+果物+水はコンテナの6~7分くらいにしておきましょう。と言われているのに。そして強弱のタイミングを計りながら、使用時間は○分○秒までにしておきましょう。と書いてあるというのに。なのについつい、少しくらいならいいだろう、と多めに作る。まとめて作り置きするため、立て続けに何回も何回も規定量プラスアルファでミキサー・ブレンダーを回す。
簡単に1回分のスムージーが作れます。その都度作り立てが飲めますなどというカワイイ機種では到底間に合わない。
Vitantonio マイボトルブレンダー
(400mlのスムージーが作れて別売りのボトルに入れれば持ち運べるコンパクトかつハイパワーのブレンダー)
ミキサー・ブレンダー遍歴
スムージーの飲み始めのころ、大人(過ぎる)世代こそスムージーを飲むべき、と教えてくださったエステサロンのオーナーさまから「ミキサー・ブレンダーは毎日使うし、器械も台所もどうしても汚れる。普通のお店で売っているリーズナブルなミキサーをその都度買いかえれば十分」と教えていただいたため、近くの家電量販店で
テスコム ミキサー
パナソニック ファイバーミキサー
など買ってきて、使っていたのです。
しかし、家電量販店で売っている一般的なミキサー・ブレンダーって、だいたい容量1,000mlクラスがボリュームゾーン。作り置きしたい身には。そして1日3杯分をいっぺんに作りたい身には小さすぎるのです。そして欲張ってコンテナに詰め込みすぎた報い、野菜をひたすら連続投入し続ける使い方により、マイファースト・セカンドミキサー・ブレンダーは半年もせず壊れてしまった。家電量販店なら、壊れてもすぐに買いに行ける。待たなくてもよくて、便利なんですけどね。しかし2台壊したところでさすがに反省し、
次はもう少し大きなサイズを、と購入したのがこちら。
ワンミニッツ ハイパワーミキサー&ジューサー
1,500ml。悪くない。でもね、やっぱり徐々に切れなくなってくるんですよ。
- カッターが徐々にすり減ってくる
- モーターが徐々に弱ってくる。
この2つが重なり、購入したてのころはわりとすぐになめらかなスムージーが作れていたのに、段々と納得のいくスムージーになるまで時間がかかるようになる。細かくなりきれない野菜のかけらが徐々に大きくなる。増えてくる。作り立てはともかく、時間がたつと2層に分かれ、飲むときには水筒を力の限りぶんぶん振らないと混ざらない。
さらに
たまに掃除しようと思い(いつもは水洗い)、茶渋みたいな色がついちゃったカッターやミキサー・ブレンダーの底を丁寧に手を突っ込んで洗うと、カッターの切れ味がさらに落ち、回転音が不気味な響きを帯びてくる。
途中、父がデパートの実演販売に捕まって買わされた(と母は言っている)、たぶん
シロカ ミル付きミキサー
このクラスのを譲ってもらい、まじめに1日1~3杯、スムージーを飲んできた。
しかし、諸行無常、上記3つのプロセスを経て、最近ミキサー・ブレンダーの調子悪いな~が時折脳裏を横切るようになったころ。
とある朝、スムージーを作ろうとしたところ、台所から異臭が。行ってみると導入当初×1.3倍の回転音で回るミキサー・ブレンダーのモーター部分から黒煙があがっている。慌ててスイッチを切る。出来上がったスムージーは限りなく粗みじん切り野菜+水、どこまでももったいない精神が身についている私は、飲んでみましたが、とてもスムージーと呼べたしろものではない。箸またはフォークで食べてちょうどいいくらい。
結局、4台のミキサー・ブレンダー、4台とも1年、持たない。私の使い方では。私のライフスタイルでは。
ミキサー・ブレンダー機種比較
新たな機種を購入しなければ。購入・使用・壊すを繰り返してきた経験を活かさなければ。
購入の条件は
- ハイパワーであること。
- 大容量であること。(最低1,500ml)
- 長持ちすること。耐久性に優れていること。
に加え、
- 価格とのバランス (上の3つの条件を満たすならある程度高価なのは覚悟の上だが予算は青天井ではない。高すぎるスペック、高すぎる価格のミキサー・ブレンダーはいらない)
をハカリにかけたうえで、分相応のミキサー・ブレンダーがほしい。
スムージーといえば。ミキサー・ブレンダーといえば。
バイタミックス
バイタミックス(Vitamix) TNC5200。
価格、69,984円(税込)もするんです。そして、これ、廉価版ですからね。上位機種(proシリーズ、Lシリーズ、Aシリーズ)だと、10万円超える!(値段が上がると自動メニューがあったり消音設計されていたりワイヤレス機能が付いたりする)ミキサー・ブレンダーごときに(失礼)。
ダントツのお値段、そして食に意識高い系、ローフードを実践していらっしゃる方々に絶大なる支持を受け続ける由緒正しい不動のNo.1ブランド。
アメリカでの歴史は90年。なぜこんなに高いのか。モーターの力がダントツに強い。アボガドの種をも砕くハイパワー。種も皮も芯もあっという間に細かくする。細かくし加減が尋常ではなく、これにより今まで吸収できなかった食べ物の細胞内の栄養素まで摂取し、抗酸化!アンチエイジング!なだけでなく口当たりの滑らかさも段違い。
氷も砕けるので、果物と一緒にガーっとやればアイスクリームも作れちゃう。欲しいなあ。と憧れ、溜め息まじりに見つめる最上位の機種。
高い。高すぎる。
アメリカでのバイタミックスの価格自体は300~500ドル台であり、つまり3万円台から5万円台の機種でも同じかそれ以上のパワーと品質のブレンダー・ミキサーは作れるはずです。売っているはずです。
…別のブランドで、同等の性能で、もっと安いミキサー・ブレンダー、ないかしら。
ブレンドテック
ブレンテック(Blendtec) クラシック570。
細かく使い勝手を比べていけば多々あるのでしょう。しかしハイパワーの、世界が認めた国際ブランドでバイタミックスと双璧をなすのがこれ。出来上がりのスムージーの滑らかさはたいして変わりないと見た。こちら58,000円台。安いじゃないか。同性能で1万円は大きい。
ダネッツ
ダネッツ(Dunnetts) プロフェッショナルブレンダーD103。
こちらもハイパワー。61,000円。…どれもたぶん、使い始めは、大差ないんですよ。1年・2年・3年使えるか。パワーは落ちてこないか。が一番知りたいのですが。でも人によって使い方千差万別だしなあ。週に1回使う人が5年使いましたと週5回使う人が5年使いましたじゃ比較にならないし。
国産だと、お値段、落ちます。
ツインバード
ツインバード パワフルミキサー レッド KC-4859R。
正直、氷入れてアイスクリーム、は作れない。容量も1,200mlと心もとない。しかし1万円台。ですしね。スムージーを作る。に限っての使用であれば。どうせ始めのうちは面白がっていろいろ作ってみるけど、使い道は決まってくるんだし、出来上がりは、時間をかければ海外ブランドものに引けをとらないスムージーができる。コスパ抜群。
旭
旭フィトケミカルブレンダー。
39,800円。このフィトケミカルブレンダーは通販生活さんの独占販売。旭株式会社さんは、外食産業や給食産業の業務用のジューサーとか、介護食用のミキサーとかが本業で、一般向けの製品は本来作っていない。コンテナが1,000mlで小さいんだけど、国内産の信頼できる業務用品質は大きな安心材料。コンテナが1,900mlの上位機種は10万円を超える。
ビタントニオ
ビタントニオ(Vitantonio) スムージーブレンダー グリーンウィズ VBL-700。
グリーンスムージーの考案者であるヴィクトリア・ブーテンコさんの公式サイトで推してるのがこれ。5万円弱。スムージーのためのミキサー・ブレンダー。に的を絞り、その分価格は海外老舗ブランドよりリーズナブルに。デザインもスタイリッシュですっきりしている。1,000ml。
ハミルトンビーチ
ハミルトンビーチ(Hamilton Beach) バーブレンダー HBB908。
もう1回アメリカ発祥、世界初のジューサーミキサーを商品化した草分け。「ブレンダー」ではなくミキサーですが。業務用メーカーにふさわしく、パーツを分解して洗える、パーツ毎に取り換えがきくのはポイントが高い。
結局憧れのバイタミックス vitamix TNC5200 を(震える手で)ポチった
通販サイトを夜な夜な徘徊し結局買ったのは。ポチったのは。
清水の舞台から飛び降りてしまいました。
最安値、どこかな~と探し回りましたが、中古品ならともかく、新品なら正直横並び。
購入で重要視したのは日本仕様の正規品であること。7年保証がつくこと。この価格出すんですから万全のメンテナンス体制でないと許せない~。
そしてポイント数。どうせバイタミックスって、どこで買っても値段同じだし、もらえるポイントは10倍より15倍。単価が高いからバカになりません。
そして、私はYahooショッピング愛用者。お買い物ラリーで購入点数が増えるたびに獲得ポイントが2店舗なら2倍、3店舗なら3倍、とネズミ算式に!?ポイントもらえる=実質値引きのスペシャルウィークに、抱き合わせでこの際欲しかったものも次々ポチり、少しでも安くあげなければと。
風のように早く夢にまで見た(←大げさ)ベネディクト・カンバーバッチ並みの高嶺の花だったバイタミックスはやってきました。
vitamixバイタミックス TNC5200 のレビュー・口コミ・感想
届いた宅配便の大きさが尋常ではない。
届いた荷物はバイタミックスの包装箱をそのまま入れ、周りに緩衝材を置き、おまけの本やキッチングッズとともに入っている。140サイズ。玄関から運ぶまでがひと苦労。
作りがしっかりしていて重厚。
2,000mlのコンテナなので今までのミキサー・ブレンダーとは段違いの存在感。コンテナ、結構、重いです。そして重心が下。空でも、片手で軽がるは…もてないなあ。ローフードの「ろ」の字も知らない我が家族はバイタミックスがただものでないことを感じ取り、値段を聞いてきた。白状したところ、絶句していました。今まで半年たらずで次々とミキサー・ブレンダーを壊してきた黒歴史を粛々と説明し、理解していただきました(と信じています)。
音は思ったよりうるさくない。
バイタミックスの口コミでよく見かける「音が大きいです。」覚悟の上で購入しました。率直な感想としては「言われているほど気にならない」。うるさくないとは申しません。音が小さいとは申しませんけど。スムージー歴ざっと2~3年の私。毎日ミキサー・ブレンダー、回してきました。今まで使ってきたミキサー・ブレンダー音と大差ないような。
もちろん、氷を砕いたり、ハイパワーで何分も回し続けていれば、うるさい。しかし超ハイパワーはバイタミックスのウリ。時間、短くてすむのです。超ハイパワーにしなくたって、美味しいスムージーが作れる。どうしても気になるなら、防音カバーも売ってます。
でもやっぱり、連続10分とかで、温かいスープもできるのだそうで、ローフードは非加熱の食べ物を摂る主義だから、は、耳栓買って、家に誰もいない時間帯でないとトライする気にはなれない。
客観的に申せば、息子が台所でジュース作っている時、隣のダイニングのテレビの音は聞こえません。のレベルです。ウチは一軒家だから気にしてませんが、アパートやマンションに住んでる人なら、気兼ねしちゃうんだろうなあ…。
正規品だけど変換プラグ付きだった。
日本正規品って書いてあるから、プラグは日本のプラグなのかと思ってたのですが、変換プラグ付きのタイプでした。でも、仕様書には日本仕様の100Vと書いてあるのですが。…よくわかりません。いいんです。普通に使えます。
水なしでスムージーが作れる!
今までのブレンダー・ミキサーは、必ず「材料が浸るくらいの水を入れてください」との注意書きがついていた。しかし、バイタミックスは水を入れなくてもモーターは回り、刃が回る。野菜の水分だけのスムージーが作れる。ハイパワーの機種でなければできない力技なのです。
スムージーの仕上がりには目をむいた。
まず、2層にならない。今までのミキサー・ブレンダーは置いとくと2層に分かれ、スムージーとは分離するものだとばかり思っていたのに。上にも書きましたが、私は冷蔵庫に入れるための第一次攪拌、飲むための第二次攪拌、を2回ミキサー・ブレンダーをかける。
バイタミックスの場合、第一次攪拌、コンテナに入れた野菜が全体に液状になった時点でスイッチを切る。ここで既に野菜のカットどころかもう、ポタージュスープ状になめらかな形状。ピッチャーに移し、次の日あたりはピッチャーの下1/5くらいは水、上4/5くらいが野菜、と分離していたのに。バイタミックスに変えたら、分離していない!
スムージーの味が変わった!
今までの4台のミキサー・ブレンダーは、変えたからといってスムージーの味に変化はなかった。しかしバイタミックスは違った!食物の細胞膜を粉砕し、抗酸化食を自宅で、自分で作れる。そして、舌ざわりがソフト!今まで味わってきた葉野菜のイガイガ感が、全然ない。甘味を酸味を上手にプラスすれば、子どもも十分、喜んで飲んでくれそうなマイルドさ。野菜なのにふわふわ。何コレ、スフレ感。衝撃的でしたよ。同じ材料使って、ミキサー・ブレンダー変えただけなのに。ここまで劇的に食べ物の味って、変わるもんなんですね。
出来立てスムージーは空気入り
いつもは朝スムージーを作り、職場に持参し、お昼から午後にかけてタイミング見て飲んでますが、朝水筒いっぱいに詰めたはずのスムージー、昼に水筒のフタがとても開けにくく、苦労してフタを開けるとカサが減っている。(目分量で5~10%)つまりできたてのスムージーには少なからず空気が入っている。…ガスで出るってことですよね。要注意。
レシピ本の分量には注意が必要かも。
早速スープでも作りましょうか。とおまけについてきたレシピ本からよさげなニンジンスープを選び、あら、ニンニクとショウガも入るんだ。と初回だからときっちりはかりで測って入れたのに。初スムージーのニンジンスープは生のニンニクとショウガが効きすぎ、とってもとってもスパイシーな出来になってしまった。…ヨ〇ク〇ニ〇ルで買ったんだけど。特別辛いショウガではないはずなんだけど。
日本人の選ぶ日本向けのレシピ本なのだから、それなりの目は通ってるはずですが。味の感じ方って、個人差ありますから、鵜呑みはアブナイ
付属のスティックタンパーは超絶便利だ!
スティックタンパーとは何か。バイタミックスのフタはシリコン製。真ん中に穴が開いていて、プラスチックのカバーがついている。このフタを取り、スティックタンパーを差し込んでぐりぐり押したり回したりする。
もともとコンテナ一杯に葉野菜を詰め込んだりする私。コンテナの一番下にある刃は下の食べ物にしか当たらず、上の野菜は野菜自身の重みで徐々に下に落ち、粉砕された野菜はコンテナの上部に移動し…、の繰り返しでコンテナ内は循環し、野菜→スムージーとなるのですが、詰め込み過ぎるとこの対流がうまくいかず、カッターはむなしく下で回るだけ。今まではその都度スイッチを切り、全体をかき回し、再びスイッチオン。を繰り返していたのです。ところが。このスティックタンパーさえあれば!野菜を粉砕しながら上部の野菜を押し込むことができる!かかる時間は、まじめに今までの1/10に。
凍った果物なんかをバイタミックスにかけ、アイスクリームなんかも作れる。材料がコンテナ内で偏ってしまった時、スティックタンパーで動かせる!そして刀のツバみたいにストッパー部分があって刃にぶつからないところまでしかタンパーが届かないようになっている。こんな便利なグッズがこの世にあろうとは。
今まで使ってきたミキサー・ブレンダーのフタにも投入口として真ん中が取り外せるタイプはありましたが。タンパーはついていなかった。バイタミックス、持っていなくても、長さとリーチを確認の上、スティックタンパーだけでも買う価値、あります。自信を持ってお勧めできます。
米粉も作れる。バターも作れる。アーモンドミルクも作れる。
レシピ本パラパラめくってる最中ですが、ミキサー・ブレンダーのパワーがダントツだから、今まで無理だと自分で思い込んでいた素材も、細かくできるんですね。
アイスクリームは言わずもがな。(ただし基本のバニラアイスクリームのレシピがなかった。クックパットで検索しよう)ピーナッツ買ってきてピーナッツバター、自分で作れる。生クリームと塩で、バターが作れる。コンテナにくっつくロスが多そうなのは気にかかりますが、完全無添加。
ドレッシングなんかも、人の手で泡だて器で混ぜるより、乳化の度合いが全然違うから、同じ材料使っても口当たり全然違ってきそう。
アーモンドを一晩水に浸してバイタミックスにかければ、アーモンドミルクが作れる!
カシューナッツなんか、スープに入れちゃうんだそうで。クリーミーさが増すんだそうで。言われてみれば目からウロコです。脂ですものね。しかも、植物性。
ただし粘る料理は注意が必要
バイタミックスで作ったアイスクリーム。おいしいです。基本はフローズンフルーツ+牛乳か豆乳+糖分(白砂糖に抵抗あるならあがぺーシロップとかはちみつとか。フローズンフルーツにバナナを入れれば砂糖いらないし)なんですが、分量どおりにつくると、ゆるいんですね。ジェラートよりもまだゆるい。
フローズンの材料の割合を増やすと、今度はコンテナの底に作ったアイスクリームが残り、2,000mlのコンテナなもんですから、コンテナの底に手が届きにくい!ゴムベラですくおうにもカッターが邪魔!ああ、底にまだついてるアイスクリーム、食べたいのに食べられない!もったいない!
マッシュポテトなんかも簡単に作れそうです。ジャガイモ電子レンジでチンしてコンテナに入れ、スパンパー使えばいいんだもの。…しかしコンテナの奥底に残り、結局洗って捨ててしまうロスが脳裏をよぎり、またしてももったいないとマッシャーを使ってしまう私。
ただし、大人数のパーティー料理作る時なんかは、力を発揮しそうですね。
おすすめメニューはスープ
上記のことから、我が家ではバイタミックスは水分多めの料理に使うべきだとの(私の)判断から、スープ系が無難のセンに落ち着きました。
さつまいものスープ、おいしかったです。さつまいも1本、キャベツ、たまねぎ、コーン、ベーコン、コンソメ、牛乳200cc。とレシピを見てスープを作り、野菜に火が通ったところで鍋ごとバイタミックスに入れて2分ほど。レストランの前菜並みのスープができました。野菜が意識せずともたっぷり摂れるのがウレシイ。オットに「いつ介護食になっても安心だわ」と言ったら、イヤな顔された♪
うまみのあるおかずが残ってしまったとき、水分、牛乳か豆乳、コンソメまたは味噌等使えば、和洋中エスニックのスープは自由自在。スープだけはホテル並みだわと自画自賛。外で食べるスープは、勿体つけてせいぜいカップ1杯。しかし家庭料理だと、そしてバイタミックスの底につくロスのダメージを少しでも減らすためにはある程度の量が必要であり、結果シチュー皿いっぱいのスープになってしまい、ありがたみが減ってしまうのが残念といえば残念。
現在の我が家のグリーンスムージーの材料
使う定番野菜は、水菜・小松菜・ほうれん草・青梗菜・春菊・かぶれ菜。たまにパプリカ。
アクセントにパセリや大葉などの香味野菜。ショウガもおすすめです。
さらに、私の場合、出費を抑えるため、スムージーに果物はあまり入れない。つまり、はっきり言います。要は青汁。
美味しくありません。激マズです。
春菊とかぶれ菜にはかすかに甘みがある。ほうれん草が入ると渋みが出る。夏場だとモロヘイヤとつるむらさきが定番に加わるのですが、この2つ、ヌルヌル・ネバネバ素材なんですね。パワーの弱いミキサーでは、御昇天まっしぐらですが、バイタミックスなら。ただし水分を足さないと不安。ほかの青菜と一緒に入れて、青菜の水分を利用する。
美味しく飲む工夫としては当たり前ですが果物を足す。果物2/3、葉野菜1/3くらいだと人にもすすめられる甘さになり、売る立場の人が公にしているレシピはたいがいこの比率。
りんご・みかん・グレープフルーツ・キウイ・いちごなど。
しかし毎回果物を入れていたのでは出費もかさむ。
お手軽なのは酢。私は黒酢。酸っぱみが加わると青汁のえぐみがだいぶマシになります。
レモンを入れると一発で味のグレードが上がります!
野菜と果物の恵みをそのままいただくのがグリーンスムージーの強みです。
加熱しないこと。そして種ごと・皮ごと使っちゃう。どうせ粉砕しちゃうんです。
足す水分は材料の重さの3倍くらい入れると、サラサラで飲みやすくなります。
まとめ
ミキサー・ブレンダー、ジュース作りたい。スイーツ作りたい。介護食作りたい。用途に合わせてご自分の1台、探してみてください。
バイタミックスのデモ店舗にでも行って体験してみたかったな。近くにお店ある人がうらやましい。巷にあふれる「欲しかった。ずっと買えなかった。思い切って買った!買ってよかった!」の口コミとレビューの洪水に背中を押された形。これで私もローフード実践者のはしくれに仲間入りだわ。
野菜も果物も、洗ってそのまま、丸ごとバイタミックスに入れちゃっていいんです。しかしモーターを傷めてはイカンと、ザク切りにしてコンテナに入れる習慣が染みついてしまっている貧乏性の私。ざく切りは続けて、バイタミックス、長く使えるように、大事にしよう。
バイタミックス、高価だった!でも楽しい!
【機能・比較】どのバイタミックスを選ぶべきか
バイタミックスvitamix S30
一人暮らしの人、少容量でいい人。予算は抑えたいがバイタミックスがほしい!のであれば シリーズ中最小サイズ、コンパクトタイプのS30がおすすめ。
- コンテナは1.2リットルなので、少量とはいえど、2~3人前であれば充分使える。
- パーツは食洗機で洗えるし、刃もとりはずせる。
- 0.6リットルのカップは「TO GOカップ」と名前がついていて、コンテナ兼タンブラー。二重構造になっていて、保温効果あり。 1人分、1回分のスムージーが簡単に作れて、そのままカップからスムージーが飲める。フタをしてカップごと冷蔵庫に入れて冷やしておける。移し替えるロスと手間がいらない。
付属のキャップを使えば持ち運びできる。
人数分、違うレシピのスムージーを作ることもできる。 - 注意点としては、バイタミックスシリーズ中、最もコンパクトであり、場所をくわないとはうたっているものの、やっぱり日本のジューサーよりは重厚だし、無言の存在感は大きい。デザインはオシャレですけどね。
- S30でも、日本のミキサーと比べてできあがりのスムージーの滑らかさはダントツなのですが、TNC5200他の機種と比べると、パワーが若干、弱い。
- 同じ材料を使ってTNC5200とS30でスムージーを作ると、舌ざわり・滑らかさはTNC5200に軍配があがる。
- そして、気になる音は、パワーが小さい分、小さい。
- しかし、使う時には早朝深夜を避け、近所迷惑にならないように窓を閉めてから、はお約束。
でも、「(音は)うるさい」「(音は)大きい」との評判はすっかり定着しているので「思ってたより音は大きくなかった。」「別にうるさいと思わない」ともはや気にしていない様子。
バイタミックスvitamix TNC5200
コンテナが2リットルであり、余計な機能が付いていないため、その分価格が安い。少量~大容量まで幅広く使える、王道・スタンダードの1台。
- 毎分37,000回転(2馬力)の驚異的パワーと特殊ステンレス4枚刃。 私が持っているのはコレ。
- 上位機種になるとプログラム機能、オートストップ機能が付きますが、私の場合、どちらもいらないなあ。自分でスイッチ入れて、自分でスイッチを切ればいいのです。
- 一部TNC5200について「コンセントを入れると勝手にモーターが入って危ない」との口コミ情報がありましたが、TNC5200、「ON/OFF」スイッチ、ついてます。
- パルスイッチの代わりに「ハイパワー/ノーマル」スイッチがついている。
「電源ON➝ダイヤルを回して10段階の最高パワー➝ハイパワースイッチ」で最速となり、逆の操作で電源を切ります。
バイタミックスvitamix Pro500
10万円を超えてきた。値段も別格。性能も別格じゃないと困る!の期待を裏切らない1台。
基本的にパワーやサイズや耐久性はTNC5200と同じ。 変更・バージョンアップの中身としては
- 「パルススイッチ」という、本体左のスイッチ、一瞬だけ、スピードダイヤルで設定されたスピードでミキサーが回る。
食材のみじん切りや、「んー、もうちょっと回したい」の時に使えるスイッチ。 - そして運転モードがTNC5200は10段階のスピードダイヤルががついていた。
Pro500は上記に加え、スムージー(約45秒の自動プログラム運転)、フローズンデザート(約55秒の自動プログラム運転)ホットスープ(約6分30秒の自動プログラム運転) 、
以上3つのプログラムモードが追加され、選ぶと攪拌・粉砕がはじまり、終わると自動的にカッターが止まる。
騒音対策・振動対策に専用マットを敷く、純正品の遮音カバーは効果なのでアクリル板をつかって手作りした。 と皆さん、涙ぐましい努力を!? されている。
バイタミックスvitamix Pro750
とにかく有名なバイタミックスの音!を静かにしたい!の方の待望の新モデル!
- ただし期待させすぎてもいけませんから最初に言っときますが、低速ならともかく、高速運転中!? の音は…大きいことに変わりはありません…。
程度の問題です。TNC5200のやかましさ!?と比べればかなり静かになったということです。。 - 馬力はTNC5200、Pro500の2馬力から2.2馬力にアップ。そして刃の形が変わったことにより、回転・攪拌もTNC5200よりパワーアップし、TNC5200よりもっと滑らかなスムージーが作れて、かつ静音設計に。
- そして音も、鳴り響くTNC5200、低くくぐもるPro750と、音質!?が多少変わった。
- Pro500のパルススイッチ、3種類のプログラムモードは当然装備、新たに加わった2つのプログラムは
「ピューレ」「 セルフクリーニング」掃除がオート・お任せ。ありがたや!! - コンテナの形がかわった。TNC5200、Pro500よりも高さが低くなり、容量は2リットルで変わらないため、底辺の容積が大きくなった。
ということは、大量ならたいして変わらないものの、少量で使う時に神経使うってことですね。
ブラック、シルバー、レッド、コッパーの4色。
- とにかく安いバイタミックスが欲しいならS30
- キッチンで場所を喰わないタイプがいいならS30
- バイタミックスは使いたいが音が大きいのだけは困るならPro750+防音マット+遮音カバー
- 音は許し、機能を重視してコスパも満足したいならTNC5200
- トータルバランスで選べばPro500
ミキサー界のロールスロイス!
みんながみんな、100人中100人、迷って迷って悩んだ末に、購入するのです^^
【追記】バイタミックスを1年使っての感想・レビュー
お買い物履歴を見てみたところ、発注したのは2017年11月10日でした。購入後1年たっての近況報告と気づいたこと、気になること。
- 清水の舞台を飛び降りたつもりで購入した甲斐がありました。購入後、1年たちましたが、バイタミックス、壊れません! 毎日使えます! 1年以上もったブレンダー、初めて! 買ってよかった!
- 使い方としては購入当初と同じ。週末にスムージーのペーストをまとめて作り、ウィークデー、毎朝2~3杯分のスムージーをつくって飲む。お料理では、スープを作ったりアイスクリームを作ったりが月に1~2回、あるかないか。
- 1年使い続け、スフレ状のスムージーをいただけることには変わりはないのですが、モーターのパワーが多少落ちてきたかもしれません。購入したてのころはスムージーを作っても分離はなかった。今は分離します。よく混ぜるかシェイクして飲めば食感・舌触りは変わらないので、気にしていません。
- 本体のモーターとコンテナの接続部分(本体の上、コンテナの下)のコンテナのスクリューとプラスチックコンテナのつなぎ目部分にサビが見えます。
- 音は、なにしろもともとうるさいので(笑)。購入当初と比べて明らかにうるさくなった、音が変わった、などの変化は特になし。
- 洗うのがけっこう大変です。もともとの大きさが半端なく、ウチはビルトインの食洗機なのですが「100均で買った白い『ちりれんげ』を溶かしてしまい、修理を呼んだ」「スティックブレンダーの付属の厚手の付属の1,000mmのカップが溶けかかった」等々、黒歴史に事欠かないため、怖くて入れられません。シリコンのフタなら入れてもいいんですけど。
コンテナが大きいので、つけ置きできる大きい入れものもなく、その都度洗いますが、正直特大のナベを洗うより大変です。次第にプラスチックコンテナには油膜のような濁り・曇りがつき、コンテナの底とか、洗いにくい場所には茶色い硬い汚れが定着してくる。
洗い上がったら「酢」を入れてバイタミックスを回せば汚れ・曇りが取れると聞いたこともある。毎日となるとめんどうくさく、続かない。
時々、濃い「石けん液」をコンテナ一杯、注ぎ口までひたひたに入れて日がな1日放置し、「激おち君」系列の、消しゴム式のスポンジを使って磨くと、まあまあ落ちる。でも、やっぱりコンテナの底の回転刃とか、回転刃の回り、底の中と底の汚れは、積み重なっていく。
本体もこまめに拭いているつもりでも、毎日のこととなるとついつい手元が狂ってスムージーを本体にこぼしたりする。スイッチやダイヤル回りだと、細かいすき間まではきれいにしきれない。