SONY DSC-RX100M3(高級コンデジ)は使って1年くらい。iPhoneXは4ヶ月くらい。
出来た写真を比べてみると、違いははっきりわかる。クセと得意・不得意があるみたい。
iPhoneXとSONY DSC-RX100M3
SONY DSC-RX100M3は2014年発売。最新機種ではないけれどブログアップが目的で写真を撮るのなら充分、との口コミを信じて購入。(当時の購入価格は5万円台)
iPhoneXは、写真の綺麗なスマホが欲しかった。常に携帯し、ここぞ、のシャッターチャンスにカメラのショボさでがっくりこない機種。と頑張って購入。(当時の購入価格は8万円台)
SONY DSC-RX100M3もiPhoneXも、発売当時は性能の良さでトップを走った。
撮影者(私)のスペック
カメラのことなどほとんどわかりません。
SONY DSC-RX100M3はWi-Fiで繋げるとの触れ込みでしたが、何回やってもうまく設定できません。
販売店に聞けばいいのでしょうが、
あいにく、ヤフオクで「ノークレーム・ノーリターン」で購入したので、もう諦めてしまいました。
撮った写真の主な使用目的はブログアップ用。
撮影対象は風景、建物内、食べ物など。
視力があまり良くなく、コンタクトレンズとかも入れていないので、ファインダーの細かいところが良く見えません。
なので撮影時気をつけるのは以下の2点のみ。
順光・逆光お構いなし。すべてカメラのオート機能でほぼ調整しない。
良く見えない&現地での時間が惜しい。
帰ってからPCの大画面で確認しなければ写真がマトモに撮れているか撮れていないかすらわかりません。
SONY DSC-RX100M3
使ってみての感想
多少は重いけど、首からぶら下げても負担にならない範囲内。
立ち上がってからシャッターを切るまでの時間がとても短く、
同じところをうつした写真を3枚ずつ撮影しても
「パシャ」「パシャ」「パシャ」とスムーズにほぼ間をおかず写真が撮れます。
前の1万円台のコンデジを使っていたころは、手ブレ写真がとにかく多く、参っていましたが
SONY DSC-RX100M3に変えた途端、手ブレ写真は激減。
これだけでもう、カメラを新しくした甲斐があったというものです。
出来上がった写真は、一言で言えば「隅々までクリアに、キレイな色の写真が撮れる。」
難癖をつけるのであれば
画像を調整するとトーンが似通ってくる
ブログアップするときは原則明るさを若干足すため、
みんなやや白っぽい仕上がりになっていることに、iPhoneXを使うようになってから初めて気がつきました。
明るさを足し、色味を加えても、やっぱり、ちょっと。白っぽい。
近くの写真を撮ると歪みが出る。
私は、手作り石けんのブログもやっています。
30~40㎝離れて写真を撮ると、石けんの長方形が、台形になる。
カメラを斜めから向けるな、真上から撮影しろ、とのアドバイスを受け、実行してきた。
夜の室内の写真が弱い。
撮影前に調整し、撮影後元に戻せば済む話なのはわかっているのですが。
調整・撮影後、調整したのをすっかり忘れ、次の日に設定を変えずにパシャパシャ撮影した写真が全部残念になってしまった苦い経験がある。
できた写真のトーンは、お店の照明に大きく左右される。
でも手ブレはない。
色味調節で黄色味や青味を調整してお店での料理の見た目に近づけるよう工夫する。
iPhoneX
使ってみての感想
撮影時の調整が直感的でわかりやすい
SONY DSC-RX100M3の設定は、説明書を見ながらでないと私にはとても無理ですが、
iPhoneXは、カメラにしたりビデオにしたり、撮影する写真のサイズを決めたりするのがアイコンで直感的に選べるので、SONY DSC-RX100M3にも登載されていたのかもしれず、使っていなかったのかもしれない機能も、試すことができました。
ケーブルなしで撮影した画像がiCloudに転送されている
SONY DSC-RX100M3では設定に失敗した画像の転送は、iPhoneXでは成功。
撮影した写真はほぼハズレなし
1万円コンデジからのクセで、出かけた先では写真は3枚ずつ撮影するのですが
ほぼハズレがない。1枚ずつ撮影に切り替えても良いのではないか。
と本気で検討中です。
iPhoneXの写真は生々しい
噂通り、口コミどおり、iPhoneX撮影の自分の撮った写真を見て、
今までのカメラは何だったんだ、と衝撃を受けました。
対象物がくっきりとクリアに、かつ色鮮やかに映っている。テリと臨場感。
特に室内の写真と近づいて撮る写真がすごい。
SONY DSC-RX100M3のオート撮影とは比べものにならないくらい、明るく写る。
(無論iPhoneXはオート撮影)
そして室内の静物撮影で、SONY DSC-RX100M3より数段上の、微妙なパステルカラーの陰影(自分の作った石けんの模様)がくっきりと浮かび上がっているのに、心底驚きました。
夜のレストランの食事の食レポ写真も色目調整やトーン修正いらず!
難癖をつけるのであれば
調整前と調整後の写真が自動的に保存される
調整をかけて写真を撮影すると、元々の画像と、調整済みの画像が、2枚、保存される。1枚、2枚であれば、大変にありがたい機能ではあるものの、10枚、100枚となってくると数が多くなり、チェックするのに時間がかかります。
シャッター音がわりと響く
自撮りのラーメン写真を撮影するくらいなら支障はないのですが、お店の内部などを撮ろうとして、お客さんとかがいると、自分に聞こえるシャッター音がわりと響きます。
スマホなのでカメラより構えにくく、シャッターを押しにくい
コンデジと比べての話です。
横向きの写真を撮影する時の向きに少し注意。
私は左ききなのです。そしてスマホカバーが手帳型なので、カバー部分が下になるようにiPhoneXを構えて撮影していたところ。PCで見る時はパソコン備え付けの画像ソフトだと、270度回転させなければならない。
90度回転で一発で納めるためのスマホの構え方を変えなければならなかった。
画像がハイスペック過ぎて重い時がある。
iPhoneの初期設定は画像は「HEIF」、動画は「HEVC)」。ブログには使いにくいので、やっとのことでjpeg方式に設定を変えた。はいいけれど、画像が、重い…。
SONY DSC-RX100M3と同じ操作(サイズ変更・軽量化など)をしても、iPhoneXで撮影した写真は、処理にかかる時間が長い。
ちょっと気を抜くと無料使用分を超えてしまうリスクがある
iCloudの無料利用分は5GBなので、動画なんか次々撮影して消さないでいると、あっという間に容量がいっぱいになってしまう。
長期の旅行などで大量の写真や動画を撮影する場合(前回のロンドン旅行では1ヶ所3枚ずつ撮影して撮った写真は2,000枚)には特に注意が必要。
現在のiPhoneXとSONY DSC-RX100M3の使い分け
個人的な好みも入りますが、iPhoneXとSONY DSC-RX100M3、どちらの写真がブログ映えするか、使えるか、となると、私の場合はiPhoneXです。
そして、iPhoneXの「臨場感に優れた細部まで生々しい写真」は、明るい屋外での撮影だと、コントラストが強すぎ、どぎつく見えてしまう写真が、時たま混じってしまう。
のを踏まえ、
iCloudの容量も心配なので、
原則はiPhoneX
日帰り程度の旅行であればiPhoneX1台で間に合う。
ただし、まだ購入半年以内なのでバッテリーの持ちも良いけど、使い込んでいくにつれて、持続時間は短くなっていくことには注意が必要。
日常生活での写真撮影もiPhoneXが使える。
旅行の時は2台持ち
そして前回の鎌倉旅行の1泊2日。数打ちゃあたる、と撮影した写真はコンデジとスマホで300枚超え。
画像の整理も大変なのです。
なんだかんだいいながら、コンデジはスイッチオン。シャッタ-カシャ。だけなので、スマホ撮影よりレスポンスが早い。
スマホにストラップをつけて首から下げることもできますが、万が一、スマホを落としたり壊したりしたら地獄です。
リスクを避けるためにも、スマホは手帳型でバッグにきちんとしまい、必要な時だけ取り出して撮影する。
1泊2日鎌倉旅行300枚の撮影枚数の比率は、コンデジ7:スマホ3くらい。
写真の整理に2~3日かかった。
前にイギリス行った時は、毎日200枚ずつSONY DSC-RX100M3で写真を撮り、
毎晩、ホテルで古すぎてネットに接続できないPCにつないで画像を選別していた。
(大きな画面でないと写真がよく見えないのでカメラの液晶画面で取捨選択するのは私の場合無理ゲー)
今度、8泊10日でスペイン旅行に行くんです。
iPhoneXから古すぎるPCに写真、取り込めるかしら。
(帰ってから2,000枚の写真を1から選別なんて、気が遠くなりそう)
試してみないと。
使えないなら、iPadでも購入も検討すべきなのかしら。
早いとこトライ&ググる、はじめなくては。