みな難易度低いです。ふらっと行ってすぐにいただけるものばかり。北海道で食の楽しみは外せませんからね～。おいしく完食してきました。
新千歳空港
広い北海道を東西南北駆け回らなくても、北海道の食の楽しみは空港のショッピングモールとフードコートでほぼ完結できてしまう。
現地で買う・食べるよりは割高になってしまう。贅沢を言えばキリがない（何もかもがそろっているわけではないのでピンポイントで「コレだけは絶対外せない」との欲望！？ 大望！？ を満たす・叶えるのは無理というもの。）。けど、日持ちのしないものはクール便で送るより、保冷剤つめてもらって持ち帰ればお手軽だしコンディションは良好。お土産もその場でお披露目できれば気分も盛り上がるし。
真冬の北海道、去年も来た。
緊急事態宣言下の新千歳はとにかくガラガラで、人気が少なすぎ、気持ち悪いくらいだった。今年はまん延防止等重点措置下。
人、増えてましたねえ。去年が１５％なら、今年は３０％。
「去年は待合のイスに私たち以外誰もいなかったが今年は座っている人が割といる。満席や順番待ちの行列はなし。」のレベルです。
まずはラーメン食べたい。
フードコート内のラーメン街に直行し、
味噌ラーメンが食べたかったので「白樺山荘」に入り
メニューの中から選んだのは
辛口味噌ラーメン。濃厚スープとやや縮れ麺のからみ具合が誠によろしい。大きいきくらげが入っているじゃあありませんか。さすが北海道。
おなかはいっぱいなのですけど、バス出発まで時間があった。
「きのとや」のソフトクリームなんていただいてしまった。
４１０円。空港価格＝高い、は想定内ですが、…ソフトクリーム、７回転している…。コスパが良すぎると訂正させていただきます。
が…。。。 多い！ 絶対多い！ ので食べながらひたすら舌でクリームをコーンの中に押し込み、時間をかけて意地で食べきった！
時間待ちの間、ショップとモールをじっくり下見してまわった。
帰りにこれが活きた。帰りの日が札幌観測史上最大積雪日にあたってしまい、
空港着は飛行機離陸の１時間前。
テイクアウトメニューの
ｌａｖｉのスープカレー
（ゴハンは食べかけなのではなく飛行機離着陸の衝撃で偏っている）
松尾ジンギスカンのマトン丼
を夕食にいただくことができました。
デザートは北菓楼のシュークリームで、写真は撮っていない。
オットが大絶賛！
カスタードクリームと生クリームがマリトッツォ状にぎっしり入ったシュークリームで、１コがどっしり重い。１コ１８０円！ また北海道に行く機会があったら、絶対リピ確定！
ニセコ
ホテルは新千歳からバスで３時間あまり。まん防ゆえ、食事のできる場所が１カ所しかない。
夕食も昼食も（朝食券を昼食時に使える）同じレストランで。
お昼は豚丼。夜はブッフェスタイルで、
旅人にとってはキーポイントとなる地元の食材を使ったメニューとしては
そば・ラーメン・海鮮・野菜・乳製品とバリエーションもたっぷりでもちろんお味もよろしいようで。長期滞在のスキーヤーも目先を変えて毎日通えるラインナップでしたよ。
上富良野
サウナ愛好家には「北の聖地」と称せられる上富良野町（旭川から２～３時間）の「白銀荘」に行った。
食事は出ない。自分で持ち込む。カップラーメンの自販機はある。
ソフトクリームをいただきました。券売機で券を買ってフロントの人に渡す。
サウナでほっこり疲れたあとなのでよけい美味しく感じる。ソフトクリームそのものは特別な材料やこだわりはないみたい。コーンの箱も、内地と同じの、ごく普通のもの。
旭川
今回の北海道旅行のイチオシ、激推し。
旭川の宿泊先は「繁華街に一番近い」のがウリのビジネスホテル。
フロントで
「旭川ラーメンは新千歳で食べてきました。 旭川ならではのご当地料理や、地元の方しか知らないようなお店を教えてください。」と投げかけ、
「旭川ならでは、とは少し違うかもしれませんけど、地元の人が通う居酒屋で、 海産物なんかも地元のものを使っています。」と教えてもらって行ったお店。
居酒屋 天金
空腹ゆえ写真撮影にまで気が回らなかったのがつくづく残念。雰囲気もお料理もお会計も最高だった。
まん防期間中で、お店は２０時までしか開けられない。
１８時過ぎにお店に行ってみると、お店は純和風・割烹風の数寄屋造り。
１階は満席！ ２階席に案内される。
本日のおすすめのお品書きから
「生カキ」
「山盛カキ蒸し」
(もちろん表示の原産地は地元北海道のカタカナ地名)
生カキの粒の大きいこと！ 活きがよくてのどごし・風味ともに極上！
カキ蒸しは殻つきのが大皿いっぱいに運ばれてきて、 量多い！
食べても食べてもまだ続きがある。
「塩辛じゃがバター」も旭川のご当地料理。
ふかしたジャガイモ（きたあかり）を、バターと塩辛の塩味でいただくのです。
「ねぎ入り玉子焼き」もおいしかった！ 甘くない玉子焼きで大根おろし添え。
家に帰って早速マネしてしまった。
ネギの青い部分はいつも捨ててしまっていたのですがこれからは使い切れそう。
他にオーダーしたのは
焼き鳥(砂肝)・かつおおにぎり・もつ煮込み・若どり唐揚げ・ホットウーロン茶
どのメニューもオーダーを入れてから程よい間合いでテキパキ出てくる。
そして盛りがいい！ 量多い！ ダイナミック！ みんな新鮮！ と良いことづくめ。
隣のテーブルには５～６人の地元の方のグループが座られ、 打ち上げらしく、 まずはビールで乾杯。ほろ酔いでお口もまろやかになったところで今日の反省がはじまり、お国なまり・慣れた様子でお料理を次々追加。
自分たちのテーブルのオーダーとかぶっているのを盗み聞きして安心し、なおも気取られぬようひたすら耳を傾け、北の旅情に浸っていた。
お酒なしで、極上の居酒屋メニューをお腹いっぱい食べて、 会計５，８００円！
大満足。また行きたい！
帰り、歩行者天国のストリートには日本各地をテーマにした氷の彫像がライトアップされて並んでいた。
四国は松山市 正岡子規の松山城礼賛の俳句が
神戸元町 孫悟空と虎
名古屋 金のシャチホコと東山動物園のチンパンジー「シャバーニ」
…場所がわからない…。
忘れちゃいけないセコマのフーズ
セコマ、とは？ 北海道限定（正確には北海道以外にもお店はあるのだが極小）のコンビニチェーン。大手全国チェーンのコンビニもひたひたと店舗数を増やすなか、北海道の街中で、 ロードサイドでそこかしこに見かける赤のロゴマーク。
店舗内でお弁当もお惣菜も作る。プライベートブランドのパンやスイーツも種類が多い。しかも地域限定ゆえの強みでお値段もリーズナブル。
息子は「お土産にセコマのカツ井が食べたい」とのリクエストを受け、 さすがに止めた。（朝買って夜、ひょっとすると翌日に食べるカツ井が作りたてと同じ味とは思えない。ファンタジー！？ にしておくべきでは）
じゃ代わりに、と店内のＰＢ菓子パンとＰＢカップラーメンを片っ端からかごに入れ始めた。お会計は２，０００円くらいで、安いし軽いのはいいんですが、かさばる。息子の大サイズリュックには入りきらず
「おかーさんのカートはしっかりしているから…。すき間に入る？ 」
仕方がないので３・４個入れてあげました。
果たせなかった札幌シメパフェ
札幌には「締めパフェ」という、夜間～深夜に凝りに凝ったパフェを出すお店がたくさんある。
芸術としか思えないうるわしいビジュアルのパフェの数々を飽かず検索しては眺め、札幌の夜は絶対
パフェ佐藤かパフェ佐々木で
パフェを食べようと心に決めていた。
ところが、新型コロナウィルスのせいでまん防発令。
ニセコ発札幌着のバスの時間は２０時過ぎ。２４時にパフェとともに夜の街で過ごすひとときは夢と散ってしまった。
ならば、と見つけたＪＲ札幌駅直結のデパート内、
パフェ佐藤大丸札幌店でピスタチオスイーツを食べよう、
と張り切っていたのですが、
繰り返しになりますが当日は札幌観則史上最大積雪により、 諦めるしかありませんでした。
次は絶対、極めなければ！
