偉いエステの先生(修行後独立して個人サロンをやっている))(時たま東京行った時に施術してもらう)のLINEに友達登録したところ、美容と健康とアンチエイジングの情報が日々流れてきます。
source:Dean Hochman
怖くてダイエットコースに申し込めない
美と健康とダイエットのために、先生が力説されるのは
- 白砂糖がいかに体がよくないか(加齢により落ちた代謝がなお落ちる)
- 添加物がいかに体によくないか(同上)
- 無理に食事制限や運動せずとも、私の指導を受ければ痩せられる。
です。 (ちなみに他に代謝を下げる食べ物は肉(動物性たんぱく質)、アルコール、白米、白いパン、うどん)
しかし本格的に指導をお願いした暁には!? おそらくは
- 3食+おやつまで口にするものすべて及びボディラインの写メを送らねばならず
- 定期的に体重を測り
- スリミングマッサージやエクササイズを実行し
- さらに特製サプリとかを飲み
- 「自分に厳しい人は結果を出す」との言葉を頂戴し
- 目の前のケーキやラーメンの誘惑に勝たねばならず
- 料金あんまり安いのではモトを取らなければいけないの気持ちになれない。食べたい、サボって楽してやせたいの気持ちを押さえつけるだけの高額の出費でなければならない。
となると気安くダイエットコースには申し込めない。
一方、毎日流れてくるタイムラインを眺めているとだんだん洗脳されてくる。なんとかしなきゃとの意識が冷めるころにメッセージが投下!?され、情熱が再び目覚める、の繰り返し。
現在は加齢とともに落ちる代謝になんとか渇!?を入れるために
- スポーツジムに入って筋トレ+有酸素運動
- 主食を白米から玄米に
- スムージーを飲んで野菜不足を補う(朝・昼食は基本スムージーのみ)
を実行しているのですが、 さっぱり痩せません。どころか、去年の服、今年はきつい。 (特に胸回りや袖周り。スカートは息をふーっと吸ってお腹を引っ込めればなんとか入る。が1日着ているときつくて苦しい)
正しい食生活は手間とお金がかかる
新たな一手として正しい食生活で代謝を上げたい。
幸い基本外食しない派。
そしてアルコール依存、ニコチン依存の言葉があるなら、私は炭水化物依存、白砂糖依存です。甘いものを食べずに生きて行くのは辛い。辛すぎる。それに本来、炭水化物だって、白砂糖だって、アルコールとかニコチンみたいに依存性があって体に悪いなら、なぜ普通にお店で売っているのでしょう。小さい子どもが食べても誰も何も言わないんだ。
長い人類の歴史の中、なぜ、今さら!ごはんやパンやお菓子をびくびくしながら、しかも禁断症状に苦しめられながら減らしたり抜いたり、リバウンドきてムチャ食べ・やけ食いし、ああ、私という人間はやぱりダメな人間なのだ、と自己嫌悪の谷底に突き落とされなければいけないのだろう。
やせたいけれど甘いものは食べたい。では何を食べればいいのか。 我慢できれば苦労はしません。我慢できないからかわりのものを探している。
しかし、添加物はダメなのですから、手軽に購入できるローカロリーの人口の甘味料はおそらくはNG。 天然由来のものでなければならない。
白砂糖を使わずに生きていくには
- てんさい糖ならいいのだそうです。
- メープルシロップならいいのだそうです。
- アガペーシロップなら。
- 生のはちみつならいいのだそうです。
しかし。高いんですよね。 白砂糖なら、スーパーでは1キロ200円くらいで買える。 なのにてんさい糖は半分くらいの量なのに倍くらいの値段がする。
メープルシロップだって小瓶で1000円くらいする。
まあ、お料理に砂糖を大量に使うといえば
- 自分でケーキやクッキーなど、スイーツを作る。
- 小豆を豆からゆでて自家製餡を作る。
- 自家製きんとんを作る。
この3つあたりがない限り、1キログラムで買った砂糖があっという間になくなる事態はそうそうない。
味付けや気分転換の飲み物ににせいぜいスプーン2~3杯程度使うだけなのだから外食したと思えば、高い、高いとさわぐほどのことはないのかもしれない。
果物も、良い。しかし
- 価格が高いことと
- 買って帰ると重い
- そして乾物みたいに安いときにドカンと買いだめできないため、野菜同様常に在庫の量と鮮度をチェックしなければならない(この手間さえ重いと感じる私ってダメな女? )
生協の宅配やネットスーパーで届けてもらえばいいのでしょうが、
- 手元にとどく1週間前なり2週間前までに予約しなければならず、臨場感!?が落ちる。
- そしてネットスーパーは、品数が膨大であるため、選ぶのに時間がかかる。1個単位・2個単位では買えなかったりする。
- えり抜きの、選ばれた生産者さんの果物だから、クオリティに不安はない一方、さらに割高である。
- アマゾンフレッシュみたいに、ポチってすぐ、ほしい生鮮食料品が手に入るならいいけど。ウチは残念ながら対象外地域です。
リンゴは砂糖なしでも、コンポートすれば自然の甘みが出る。
デーツも、買ってきて、自分で水に浸し、フードプロフェッサーにかければ、 砂糖がわりになる。
りんごの砂糖なしコンポートなんて、売っていない。 (シロップ漬けならある)
デーツなんて、高級食材店にいかないとお目にかかれない。 容器や鍋を出したり、作ってから移し替えて冷蔵庫にしまったり、後片付けもけっこう時間くいそう。
白砂糖はダメでもみりんは構わないという説がある。
火にかけて煮詰め、半分くらいの量にすれば砂糖がわりに使える。みりんなら、スーパーで「本みりん」を探せばいいだけで、「コレ、使えるかな」と商品ひっくりかえして食品表示の原材料の小さい小さい字を追い、頭を悩ませる必要がない。
しかしそんなに良い商品であるならば、。みりんは日本古来の調味料なんだから、なにもスーパーの調味料コーナーに「みりん」や「みりん風調味料」と一緒に「煮切りみりん」が定番として並んでいてもおかしくないはずだ。
なぜに市場での認知度が低いのだろう。 (煮つめることでアルコールが飛ぶため、冷蔵庫で2~3日しか保たないという話もある)
白砂糖抜きのスイーツは価格が高く店頭に並ばない
砂糖を使いたくないのであれば、白砂糖断ちをしたいなら、料理の味付けに使う砂糖にピリピリ神経を使うより、コンビニやスーパーで手軽に安価で購入できるチョコだのアイスだの菓子パンだの、甘いジュース類などを口にしないのが一番。はわかっている。しかし挫折しまくりなんです~。
砂糖不使用のお菓子も売っている。しかし普通のスーパーではまずお目にかかれず、お取り寄せしなければならない。送料もバカにならず、送料無料になるまでまとめ買いしなければならない。
食べる量を減らし、ライフスタイルを正すべきだとわかってはいるのだが
コンビニスイーツを日常食べている人だって、毎日店屋物取って食べている人だって、白砂糖を目の敵にしなくたって、太らない人は太らない。 つまり高い・手に入りにくい・手間がかかると文句をつけるのではなく、近くにいる自分が目指す体型した人をじーっと観察し、ポイントをおさえ、盗み、自分のこれまでの生き方を変えられれば、無駄な出費をしなくても済み、かつ目指す自分になれるはずなのです。今まで1回も成功したことないけど。
私が多少痩せようが太ろうが、誰にも何にも関係ない。太っても健康でいられるならば受け入れて、新しい、自分に似合うお洋服を新しく毎シーズン買って(店員さんも優しくしてくれるし)、おいしいもの、好きなものを楽しく食べる人生もあるんだよな~。
とにかく
- 自分の意志の弱さが哀しく
- 鏡で自分の姿を見るのが哀しく
- ものを食べる時に「命をいただいてます。ありがとうございます。」の境地にはほど遠く、「これ食べたらまた太るんじゃないだろうか」としか思えず、食事の都度に罪悪感と空腹感がごちゃまぜのネガティブ思考にさいなまれ、ものすごく大げさに言えば辛くて哀しくてたまらない。
自分の強い意志さえあれば、望み通りに生きていける(=痩せる)はずなのに。
…意志さえコントロールできれば痩せられるのではないだろうか。醒めない催眠術をかけていただき、死ぬまでさめないダイエット脳に変えていただけないだろうか。検索したら、出てきた。問い合わせ、してみようかな。(と結局太る自分を受け入れられない煩悩バリバリ人間)